25 / 90
北へ向かう9日目 アリナ視点
しおりを挟む
「バルティ、ちょっとお前に頼みたいことがあるんだけどよ」
「え……俺にですか……」
馬車を降りる時に、ゼロスがバルティにそう話しかけた。
「昨日、泊まった宿に大事な物が入った袋を忘れてきてな、悪いがそれを取ってきてくれるか」
「は……はあ……しかし、俺はアリナ様に付き添うように言われてまして……」
「頼むわ、大事な物なんだよ、お前は急いで後から追いかけてくればいいだろ」
「わ……わかりました……それでは行ってきます……」
バルティは別の馬車を手配して、昨日泊まった宿のある町へと戻っていった……ゼロス……本当に勝手な奴ね……
その日の夜……バルティがいない事でフリージアが寂しい思いをしていないか心配になり、彼女の部屋を訪ねた……
「ああっ……ああん! ああああはあん! はああうっ!」
彼女の部屋の前に来ると、部屋の中から物凄い声が響いてきた……
ちょっと……また自分で慰めてるの……
「あっあっ! ああああん! はあああああ!」
激しいわねフリージア……これなら心配ないかしら……私はそう思って立ち去ろうとした……
「ちょっと……アリナさん……」
フリージアの隣の部屋からドアを開けて、小さな声で話しかけてきたのはセシルだった。
「どうしたのセシル……」
「今……隣で……」
あ……そうか……フリージアの声で困っているって言いたいのかな……
「言うより見てもらった方がいいので、ちょっとこっちに来てください……」
「え……見る?」
仕方なくセシルの部屋に入った──セシルはフリージアの部屋の壁を指差して……
「ここから覗けますので見てください……」
「もう……仕方ないわね……」
そう言って壁の穴を覗いた……そこには、自慰をするフリージアではなく、激しい巨根に突かれて喜び叫ぶ彼女の姿があった……もちろん相手はあのゼロスである……
「ああああっ!! ゼロス様!! 私こんなの初めて!! すごい……これがセックスなんですね! あああああっ!!」
「ヘヘヘッ……お前が俺を誘ってくるなんて意外だったけど……こんな淫乱だったとはな!」
「あん! 言わないで……はああん! 言わないで……私……あああん!」
「まさか違う男に抱かれる為に、自分の婚約者を別の場所に行かせるなんて……お前も悪い事考えたな!」
「だって……だってバルティがいると私……こんな気持ちよくなれなかったよ……あああああはん! 今日は彼はいらないの! この大きなちんこがあればいいの!」
衝撃的だった……あのフリージアがゼロスに自ら抱かれるなんて……しかもバルティに無理な事を言って遠ざけたのも彼女だったなんて……
「え……俺にですか……」
馬車を降りる時に、ゼロスがバルティにそう話しかけた。
「昨日、泊まった宿に大事な物が入った袋を忘れてきてな、悪いがそれを取ってきてくれるか」
「は……はあ……しかし、俺はアリナ様に付き添うように言われてまして……」
「頼むわ、大事な物なんだよ、お前は急いで後から追いかけてくればいいだろ」
「わ……わかりました……それでは行ってきます……」
バルティは別の馬車を手配して、昨日泊まった宿のある町へと戻っていった……ゼロス……本当に勝手な奴ね……
その日の夜……バルティがいない事でフリージアが寂しい思いをしていないか心配になり、彼女の部屋を訪ねた……
「ああっ……ああん! ああああはあん! はああうっ!」
彼女の部屋の前に来ると、部屋の中から物凄い声が響いてきた……
ちょっと……また自分で慰めてるの……
「あっあっ! ああああん! はあああああ!」
激しいわねフリージア……これなら心配ないかしら……私はそう思って立ち去ろうとした……
「ちょっと……アリナさん……」
フリージアの隣の部屋からドアを開けて、小さな声で話しかけてきたのはセシルだった。
「どうしたのセシル……」
「今……隣で……」
あ……そうか……フリージアの声で困っているって言いたいのかな……
「言うより見てもらった方がいいので、ちょっとこっちに来てください……」
「え……見る?」
仕方なくセシルの部屋に入った──セシルはフリージアの部屋の壁を指差して……
「ここから覗けますので見てください……」
「もう……仕方ないわね……」
そう言って壁の穴を覗いた……そこには、自慰をするフリージアではなく、激しい巨根に突かれて喜び叫ぶ彼女の姿があった……もちろん相手はあのゼロスである……
「ああああっ!! ゼロス様!! 私こんなの初めて!! すごい……これがセックスなんですね! あああああっ!!」
「ヘヘヘッ……お前が俺を誘ってくるなんて意外だったけど……こんな淫乱だったとはな!」
「あん! 言わないで……はああん! 言わないで……私……あああん!」
「まさか違う男に抱かれる為に、自分の婚約者を別の場所に行かせるなんて……お前も悪い事考えたな!」
「だって……だってバルティがいると私……こんな気持ちよくなれなかったよ……あああああはん! 今日は彼はいらないの! この大きなちんこがあればいいの!」
衝撃的だった……あのフリージアがゼロスに自ら抱かれるなんて……しかもバルティに無理な事を言って遠ざけたのも彼女だったなんて……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる