妻は六英雄だが俺はしがない道具屋です

どらごんまじっく

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東へ向かう二人7日目(夜) アリナ視点

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食事を終えると、私とゼロスは部屋へと戻ってきた……
「ちょっとお風呂に入ってくるわね」
「ああ……俺もひとっ風呂浴びるかな」
ゼロスも男湯に向かった。

そこの宿のお風呂は温泉で、露天風呂が有名だそうだ……私は洗い場で体を洗うと、露天温泉でその泉質を肌に楽しんだ。
「お~い、アリナ、そっちにいるのか」
隣の男湯の方からゼロスの声が聞こえてくる。
「いるわよ、いいお湯ね……」
「ちょっとこっち来てみろよ」
「え? こっちってどこよ……」
「大きな木がある方だよ」
ゼロスの声の方を見ると、確かに大きな木が見える……私は言われた通りそっちへ近づいた。
「何、どうしたの?」
「ヘヘヘッ見ろよ、ここからお互いの風呂が見えるぞ」
見ると確かに男女の風呂を仕切る壁に、小窓のような四角い穴が空いていて、そこから、お互いの風呂が覗けるようになっていた……どうしてそんなの設置してるのだろうか……
「ちょっと、覗かないでよね……」
「何言ってんだ、下着も脱いで、俺に乳を見せてくれたのはお前だろ」
「だってあれは……ちょっと、待って! ゼロス、あなた前に覗きなんてセコい真似絶対にしないとか言ってなかった?」
「馬鹿野郎! 女風呂を覗くのは男のロマンだ! セコくなんて全然ないじゃねえか!」
「どんな理屈よ……」
「ヘヘヘッ…それより、アリナ……ちょっとだけ、そのタオルで隠してるものを拝ませてくれよ」
「ええ! 嫌よ……」
「いいじゃねえか、もう見てるし、一回も二回も一緒だろ」
「……だけど…………」
「お願いだ、アリナ……愛してるよ」
「……それを便利に使わないでよ……もう……ちょっとだけだからね……」
そう言うと、少しだけタオルをずらして、乳房をゼロスに見せてあげた……
「おぉ~! やっぱいいよな……綺麗だよな……アリナ……やっぱりお前は最高の女だよ……」
その言葉のせいか、湯の保温効果なのか、私の体は真っ赤に変色する……

「ちょっとだけ近づいて、もっとよく見せてくれねえか……」
私は気を良くしてるからか、そのゼロスの要望に何も反論せず応えてあげた……
「これでどう? よく見えるかな……」
もう小窓のすぐ前まで来ている……手を伸ばせばゼロスは私の乳房に触れることもできる距離だ……
「すげえよ……乳首はピンク色だな……大きさも形も俺の好みそのままだ……」
ゼロスの好み……その言葉がなぜかすごく心地よく耳に残る……

「ほら、見てみろよ、アリナの乳房を見てこんなになっちまった」
そう言って、大きく膨張したおちんちんを私に見せてくれる……やだ……本当だ……さっき抜いたばっかりなのに……
「…………また……手でしてあげようか……」
「おっ、本当か、それは願ってもねえ」
「ここじゃさすがにあれだから、部屋に戻ってからね……」
「おう、それじゃすぐに上がろうぜ」
「……うん…………」
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