放課後ダンジョンクラブ 俺の彼女がVRの世界で堕とされていく……

どらごんまじっく

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狩の後

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昨日のミーティングで決めたように、俺たちは2パーティーに別れてダンジョンへと入った……狩場がかぶると、効率が悪いので、東と西で進む方向も分けた。

「それじゃ、戻りの時間とかは各々に任せるから、程よいところで戻ってきて」
「はい、わかりました」


四人でも、一階層の敵は楽勝であった……東に進む俺たちは、どんどん奥へと進んでいく……

「太陽、この辺、きたことないよね……」
優奈が少し不安そうに言ってくる……

「だな、だけどその方が面白いだろ」
「私もそう思う、同じとこグルグルしてても楽しくない」
アリナは俺と同意見のようだ。

「それに一階層の敵なんてもう相手になんないしね」
真琴もワクワクしながら未知のエリアの探索を楽しんでるようだ。

そんな俺たちだが、一つだけ遊馬さんに注意されてたのだが、それを完全に忘れていた……

「太陽! 何あのデカイの……」
大きなフロアーに入ってすぐに現れたのは今まで出会ったことがないくらいの巨大な敵だった……
「やばい……階層ボスだ……」

そう、遊馬さんに注意されたのは階層ボスの存在である……コイツを倒すには俺たちにはまだ早いと言われていたのを今思い出す……

すぐに逃げようとしたけど、階層ボスは想像以上に素早く、逃走経路を塞がれた……
「仕方ない、やるしかないな……」

逃げることもできないと判断して、俺たちは階層ボスに挑むことにした……

だけど……やはりというか……コテンパンにやられて全滅という結果となってしまった……

全滅して、俺たちは村の広場へと戻された……
「くそー! もう少しだったのに……」
真琴が悔しそうにそう言う……

「だね、もう少し火力があったら……」
アリナも負けず嫌いなのか悔しそうだ……

「俺が抑えきれなかったのが原因だよ、もう少し耐久力と防御力を上げないとな……」
広場でそうんな感じで反省会をしていてふと気がついたんだけど……どうやら遊馬さんたちも戻ってきてるみたいだ、家に在宅を知らせるライトが点灯している……俺たちの家には不在かどうかすぐにわかるように玄関にプレートがあって、それを見るとすぐに家にいるかわかるようになっていた……

でも……おかしいな……点灯してるのは遊馬さんと兵司さんの家の二軒だけだ……瑠花と咲良はどうしたんだろ……そうか、ミーティングルームにいるんだな……そう思ってミーティングルームに行くがそこには誰もいなかった……
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