放課後ダンジョンクラブ 俺の彼女がVRの世界で堕とされていく……

どらごんまじっく

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遅れたログイン

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結局、先生の用事で俺は20分も遅れてクラブへとやってきた……やはり、俺が最後のようで、みんなすでにSVRの中であった……

すぐにログインしてアーヴェルワールドの地へと降り立った……俺はまずはワールド内の時刻を確認する……16時か……ダンジョンにいるか戻ってきてるか微妙だな……

「さて……みんなどこにいるのかな……」

家を確認すると、遊馬さんと兵司さんの家のプレートが光っている…
…どうやら二人は家にいるようだ……他のメンバーはどこにいるのか……とりあえずミーティングルームにいってみるかな……

ミーティングルームには誰もいなかった……どうやら他のメンバーはダンジョンにいるようだ……どうするかな……まだ時間もあるしダンジョンに行ってみるかな……俺はちょっとだけダンジョンに入ることにした……


時間的にあまり奥にはいけないのでダンジョンに入ってすぐの場所で雑魚を狩ることにした……小一時間ほどしたころ、ダンジョンの奥から誰かが戻ってきた……見ると瑠花と咲良、それに優奈であった……
「あっ、太陽、やっとログインできたの」
「おう、優奈、なんとかな……先生にはまいったよ……」

「太陽くん、他の人達はもう戻ってるの?」
咲良がそう聞いてくる。

「あっ、さっき見た時は遊馬さんと兵司さんは戻ってたみたいだけど……」
「そうか、じゃあ、アリナと真琴はまだダンジョンかな……」

もう時間もあれなので、俺は優奈たちと村へ戻ることにした……

「そうか、もう48時間くらい経過してるんだ……」
「そうだよ、全然こないから心配したよ~」
「それで昨日は何をしたんだ」
「えと……昨日はね、ソロで狩りしたんだ」
「ヒーラーなのに大丈夫なのか?」
「最初大変だったけど、途中で遊馬さんが合流してくれたから」
「そ……そうか……」

なんだろ……ちょっと違和感を感じたけど……気のせいかな……

村に戻ると、遊馬さんと兵司さんの家の表示が消えていた……ミーティングルームに移動したかな……

ミーティングルームに行くと、そこには残りのメンバーの四人が勢揃いしていた……アリナと真琴……いつも間に戻ってたんだ……

「あれ、みんないるじゃない」
「おかえり、遅くまで頑張ったね」
遊馬さんがみんなを労う……

「太陽、やっとこれたんだ……」
真琴がそう声をかけてくる……いつもの明るい感じじゃないのが気になった……
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