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14話:アガットちゃんとお出かけ 後編
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「じゃあ、電気屋まで行きましょうか」
「う…うん…」
服屋から電気屋まで移動している道中、たくさんの人から視線を感じる…
「凄い見られてるわね」
「そうだね…なんでこんなに見られているんだろう…やっぱり僕の女装ってどこかおかしいのかな…」
「どこもおかしくないわよ!見られているのは貴方が可愛いからよ!こんなに可愛い子が歩いてるんだから皆が見たくなるのも仕方ないわ」
「うぅ…」
女装することに恥ずかしさは今は感じていないが、周りから見られるとなると別だ。とても恥ずかしい。
「なぁ…あの子可愛くね…?」
「うん、ちょうやべぇわ」
「あの子お洒落で可愛い~」
「私もあんな顔に生まれたかったなぁ…そしたら今頃はモテモテなのに…」
周りの声が耳に入ってくる…
恥ずかしすぎてスカートを手で抑えて、赤くなった顔を下に向けた。そして美咲ちゃんの後ろに隠れるように歩く。
「(るい…それじゃあかえって目立つんだけどね…まぁ可愛いから言わないでおこう)」
「もうすぐ電気屋に着くわよ」
「わ、分かった!」
電気屋に到着したので、早速ヘッドホンを見に行く。
「や、やっぱりヘッドホンて何がいいのかよく分からないなぁ…前のヘッドホンも適当に選んだのだし…」
「うーん…このヘッドホンとかどう?音がとてもクリアに聴こえるし、付け心地もいいわよ。値段もそこそこ高いけど買えないってわけじゃないしね」
「あとは…こっちのもいいわよ。音質がとてもいいの…こっちもいいわね」
「美咲ちゃんってヘッドホンとか詳しいんですね」
「私は使うものは全部こだわりたいからね、だからヘッドホンとかもどういうのが私に合うか調べてから買うようにしてるの」
「そうなんだ…うーん…じゃあこの美咲ちゃんが最初に選んだやつにしようかな。付け心地がいいやつがいいしね。それに音がよく聴こえるならいいかも」
「なら私はゲームソフトを見に行くから。各々好きなものを見ましょ」
「うん」
――――――――――
「美咲ちゃん何のゲームソフトを見てるの?」
私はパソコンや他の機械類などを見てたが、よく分からなかったので、美咲ちゃんがいるゲームソフトが売っている場所まで来た。
「ん…?あぁ幽霊が出るゲームを見てたの。たまたまネットで見かけたときに面白そうだなぁって思ったから買いたかったのよね。」
「ゆ…幽霊の… というかネットで見かけたときに買わなかったんだね」
「私はゲームソフトとかお店で買いたいのよね。家で待つより、お店で買ったほうがワクワクするのよ」
「そうなんだ、あ~…もしかして配信のときに私も買いたいものがあるって言ってたのってこのゲームの事だったんですか?」
「そうよ。面白そうだから、早くやりたいわね。るいも一緒にやる?」
「遠慮しとくよ…」
「絶対面白いのに… あら、もうお昼の時間ね。どっかお店に入って昼食にしましょ」
「うん!」
イタリアンのお店に入り、二人ともミートパスタを頼んだ。
「はむっ…ん~♪美味しい~!!」
「うん…美味しいわね。それにしても本当に美味しそうに食べるわね」
「はむはむっ…そんなにですか?」
「ちょっと…口にソースが付いてるわよ…まったく…」
美咲ちゃんはそう言って僕の口を紙で拭った。
「ほら、拭けたわよ…」
「ありがとうございます…!」
「るいは子供みたいで可愛いわね…」
「むぅ…僕ってそんなに子供っぽいですか…?それ前に遊園地に行ったときに幼馴染にも言われたんですけど、」
「そう言われて気にしているのが子供っぽいのよ。それに私は悪い意味で言ったわけじゃないしね、るいはその子供っぽさが良いところでかまってあげたくなるのよ」
「そうなんですか…美咲ちゃんは残念なところが可愛いですよね!」
「わ、私は残念じゃないわよ!?」
「そうやってムキになるのが残念なのです!
どう?さっきのお返し!」
「私は残念じゃない!」
言い合いながらも楽しく昼食を食べ終わった。
その後は小物店に行ってマグカップを買ったり、筆記用具店に行き、お揃いのシャープペンシルを買った。
そんなこんなで日が暮れてもう帰る時間になったのだが…
「えぇ…!?僕の家に泊まってオフコラボがしたい!?」
「そ、そうなの…だめかしら?」
美咲ちゃんは僕に上目遣いでそう問いかける…
うぅ…そんな目で言われたら断れない…
別に今日泊めても大丈夫だったよね…
そういえばお母さんはお父さんと一緒に夫婦旅行に言ってるから家に一人だけだったんだ。
なら泊めてもいいかな
「だ…大丈夫ですけど…でもいいんです?僕一応男ですよ?」
「大丈夫、大丈夫!るいがそういうことしない人って分かってるし!それにるいになら負ける気がしないから!」
「た、確かにしないし、美咲ちゃんの方が背が高くて僕じゃ勝てなそうだけど…正面からそう言われると結構傷つくよ…」
「ご、ごめんねるい…でも背が低いところもるいの可愛いところだから」
「なんか何でもかんでも可愛い可愛い言っとけば大丈夫って思ってないよね!?」
「思ってないわ!可愛いのは事実だし!」
「もう… というか、泊まりたいって言ってたけどどうするの?僕の家美咲ちゃんが着れるような服ないし、オフコラボもパソコン一つしかないから出来ないよ?」
「大丈夫よ、私実は今日車で来てたから。その車の中に服とか配信に必要なものは全部あるから!」
「最初から泊まる気満々だったんだね…」
その後美咲ちゃんの車に乗って僕の家に帰るのであった…
美咲ちゃんとお泊まりとか大丈夫かな…
「う…うん…」
服屋から電気屋まで移動している道中、たくさんの人から視線を感じる…
「凄い見られてるわね」
「そうだね…なんでこんなに見られているんだろう…やっぱり僕の女装ってどこかおかしいのかな…」
「どこもおかしくないわよ!見られているのは貴方が可愛いからよ!こんなに可愛い子が歩いてるんだから皆が見たくなるのも仕方ないわ」
「うぅ…」
女装することに恥ずかしさは今は感じていないが、周りから見られるとなると別だ。とても恥ずかしい。
「なぁ…あの子可愛くね…?」
「うん、ちょうやべぇわ」
「あの子お洒落で可愛い~」
「私もあんな顔に生まれたかったなぁ…そしたら今頃はモテモテなのに…」
周りの声が耳に入ってくる…
恥ずかしすぎてスカートを手で抑えて、赤くなった顔を下に向けた。そして美咲ちゃんの後ろに隠れるように歩く。
「(るい…それじゃあかえって目立つんだけどね…まぁ可愛いから言わないでおこう)」
「もうすぐ電気屋に着くわよ」
「わ、分かった!」
電気屋に到着したので、早速ヘッドホンを見に行く。
「や、やっぱりヘッドホンて何がいいのかよく分からないなぁ…前のヘッドホンも適当に選んだのだし…」
「うーん…このヘッドホンとかどう?音がとてもクリアに聴こえるし、付け心地もいいわよ。値段もそこそこ高いけど買えないってわけじゃないしね」
「あとは…こっちのもいいわよ。音質がとてもいいの…こっちもいいわね」
「美咲ちゃんってヘッドホンとか詳しいんですね」
「私は使うものは全部こだわりたいからね、だからヘッドホンとかもどういうのが私に合うか調べてから買うようにしてるの」
「そうなんだ…うーん…じゃあこの美咲ちゃんが最初に選んだやつにしようかな。付け心地がいいやつがいいしね。それに音がよく聴こえるならいいかも」
「なら私はゲームソフトを見に行くから。各々好きなものを見ましょ」
「うん」
――――――――――
「美咲ちゃん何のゲームソフトを見てるの?」
私はパソコンや他の機械類などを見てたが、よく分からなかったので、美咲ちゃんがいるゲームソフトが売っている場所まで来た。
「ん…?あぁ幽霊が出るゲームを見てたの。たまたまネットで見かけたときに面白そうだなぁって思ったから買いたかったのよね。」
「ゆ…幽霊の… というかネットで見かけたときに買わなかったんだね」
「私はゲームソフトとかお店で買いたいのよね。家で待つより、お店で買ったほうがワクワクするのよ」
「そうなんだ、あ~…もしかして配信のときに私も買いたいものがあるって言ってたのってこのゲームの事だったんですか?」
「そうよ。面白そうだから、早くやりたいわね。るいも一緒にやる?」
「遠慮しとくよ…」
「絶対面白いのに… あら、もうお昼の時間ね。どっかお店に入って昼食にしましょ」
「うん!」
イタリアンのお店に入り、二人ともミートパスタを頼んだ。
「はむっ…ん~♪美味しい~!!」
「うん…美味しいわね。それにしても本当に美味しそうに食べるわね」
「はむはむっ…そんなにですか?」
「ちょっと…口にソースが付いてるわよ…まったく…」
美咲ちゃんはそう言って僕の口を紙で拭った。
「ほら、拭けたわよ…」
「ありがとうございます…!」
「るいは子供みたいで可愛いわね…」
「むぅ…僕ってそんなに子供っぽいですか…?それ前に遊園地に行ったときに幼馴染にも言われたんですけど、」
「そう言われて気にしているのが子供っぽいのよ。それに私は悪い意味で言ったわけじゃないしね、るいはその子供っぽさが良いところでかまってあげたくなるのよ」
「そうなんですか…美咲ちゃんは残念なところが可愛いですよね!」
「わ、私は残念じゃないわよ!?」
「そうやってムキになるのが残念なのです!
どう?さっきのお返し!」
「私は残念じゃない!」
言い合いながらも楽しく昼食を食べ終わった。
その後は小物店に行ってマグカップを買ったり、筆記用具店に行き、お揃いのシャープペンシルを買った。
そんなこんなで日が暮れてもう帰る時間になったのだが…
「えぇ…!?僕の家に泊まってオフコラボがしたい!?」
「そ、そうなの…だめかしら?」
美咲ちゃんは僕に上目遣いでそう問いかける…
うぅ…そんな目で言われたら断れない…
別に今日泊めても大丈夫だったよね…
そういえばお母さんはお父さんと一緒に夫婦旅行に言ってるから家に一人だけだったんだ。
なら泊めてもいいかな
「だ…大丈夫ですけど…でもいいんです?僕一応男ですよ?」
「大丈夫、大丈夫!るいがそういうことしない人って分かってるし!それにるいになら負ける気がしないから!」
「た、確かにしないし、美咲ちゃんの方が背が高くて僕じゃ勝てなそうだけど…正面からそう言われると結構傷つくよ…」
「ご、ごめんねるい…でも背が低いところもるいの可愛いところだから」
「なんか何でもかんでも可愛い可愛い言っとけば大丈夫って思ってないよね!?」
「思ってないわ!可愛いのは事実だし!」
「もう… というか、泊まりたいって言ってたけどどうするの?僕の家美咲ちゃんが着れるような服ないし、オフコラボもパソコン一つしかないから出来ないよ?」
「大丈夫よ、私実は今日車で来てたから。その車の中に服とか配信に必要なものは全部あるから!」
「最初から泊まる気満々だったんだね…」
その後美咲ちゃんの車に乗って僕の家に帰るのであった…
美咲ちゃんとお泊まりとか大丈夫かな…
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