男だけど女性Vtuberを演じていたら現実で、メス堕ちしてしまったお話

ボッチなお地蔵さん

文字の大きさ
42 / 90

24話:海と勉強会

しおりを挟む
「今日から1週間後に定期テストをするのは分かっているよな?まぁもちろん全員勉強していると思うが…勉強せずに遊んでいた奴は居ないよな?」

そう言って担任の山本先生は2-3の僕達の目を合わせながら全体を見ている…僕はもちろん毎日勉強しているが…

「先生僕が勉強しているように思えますか?」

「勉強すると体に悪いです!」

2-3のお調子者の二人は相変わらずだなぁ…
面白いから見てて楽しいんだけど、少し心配だ…
二人とも1年生の時も同じクラスだったんだけど、その時の定期テストは二人とも赤点を取って補習を受けてたし…大丈夫なのかな…


「お前ら二人とも去年は赤点で補習を受けてたよな?補習を受けたくなければ勉強をするんだな。たったの1週間頑張るだけだぞ?」

「その1週間がきついんじゃないですか!」

「その1週間より補習の方がきついってお前たち分かってるだろ…」

「分かってますけど勉強する気が起きないんです!」

「はぁ…そうか…まぁならいいが、せめて赤点だけは取らないように頑張れよ」

山本先生は呆れたような目で二人のことを見ていた。今回の定期テストで赤点取ると夏休みの間補習をずっと受けに来なきゃいけないからね…
絶対勉強したほうがいいんだけど…二人はどうせしないんだろうなぁ


山本先生の話も終わり、放課後になった。
僕が帰る準備をしていると海が僕の席まで歩いてくる。

「るい、今日帰る時間早いからいつもの勉強会やろうぜ」

「いいよ!僕の家で大丈夫だよね?」

「おう、じゃあ家に帰ったらすぐにるいの家行くから」

「分かったよ」

そう言って僕達は校門まで一緒に歩く。
海と僕の家は少し方角が違うので帰るのは別々だ。なので校門で海と別れ、僕は一人で家に帰っているんだ。

ちなみに僕は定期テストは毎回学年5番以内に入っている。だから勉強会を開くほど困ってはないのだが、海の学年順位は中の下で正直少し危ういんだよね…
だから僕が海に勉強を教えるために勉強会を開いているんだ。


考えていると家に着いたみたいだ。
玄関の扉を開けて靴を脱ぎ、重い鞄を降ろす…

「ただいま~!」

お母さんの返事がない…今は家に居ないのかな。
まぁ海を家に上げてるのはいつものことだから別に言わなくても大丈夫か…
それじゃあ海が家に来るまで部屋の片付けをしておこう…



――――――――――

「もうその格好で居るのが普通なんだな…」

海が家に着いたので部屋に上げた早々言われた。僕は今海に最初に見られた服を着て女装をしている。

「海にはもうすでに女装は見られたからね。だから女装を知っている海に見てもらえば欲求が解消出来るかなぁと思ってるから」

「そうか………その格好でいられるとあまり落ち着かないんだけどな…」

「…?海なんか言った?」

「いや、なんも言ってないぜ!それより早く勉強やろう」

「そうだね、今日は早く帰ってきたと言っても数時間程度だし…今回は範囲が広いからやろっか」




「それで…ここがこうだよ…」

「あ~!こうやって解くのか。こっちは?」

「こっちはこうだよ」

勉強を始めて3時間くらい経った。
順調に勉強が進んで今はもう課題の三分の一は終わったかな。

「はぁ~…少し疲れたから休もうぜ」

「うん、もう結構終わったからそうしよっか。集中力も切れてきたし…」

「んじゃ、ホラーゲームでもやるか?w」

「やらないよ!!海もしかして僕の配信全部観てる??」

「まぁそりゃあ観るだろ」

「なんか…なんか恥ずかしい!!自分の配信が知り合いに観られてると思うとなんか恥ずかしいよ…」

「確かに、俺ももし配信活動しててそれを知り合いに観られてるって分かったら恥ずかしいからなぁ」

「そういえば海ってVtuberの勉強するって言ってたけど…僕以外のVtuberとか観てるの…?」

「う~ん…るい以外だと黒猫ちゃんと白犬ちゃんを観てるな。あの二人の絡みが面白いんだよ」

「海もエターナル一期生の面白さに気付いたんだ!そうだよね、黒猫ちゃんと白犬ちゃんの絡みはずっと面白いし可愛いしてぇてぇだもんね。他の一期生の事も教えてあげようか??」

「おいおい、急に早口になったな。一期生の事がこんなに好きなオタクなのによく隠せてるなぁ」

「黒猫ちゃんと配信した時は緊張しすぎて逆に冷静になったからね。それに他の一期生とはまだ配信してないし…でも二人以上揃ったらやばいかも…」

「絶対やばいだろそれ、あ~…俺あとヒョウヒョウちゃんが好きだな」

「ヒョウヒョウちゃん…?それって他の事務所の?」

「おう、あの冷たい声で偶に見せる可愛さのギャップがいいんだよなぁ…一番の推しかなぁ…」

「一番の…!?」

海は僕じゃなくてヒョウヒョウちゃんが一番の推しなの…?

「てか時間もう遅いな。俺帰って面倒見なきゃいけないし帰るわ。じゃ、また明日な!」

「え…あ、うん…」

海は部屋の扉を開けて出ていった…

海はヒョウヒョウちゃんが一番の推し…
僕じゃなくてヒョウヒョウが…


僕はモヤモヤした気持ちで海を見送った…
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

天使から美形へと成長した幼馴染から、放課後の美術室に呼ばれたら

たけむら
BL
美形で天才肌の幼馴染✕ちょっと鈍感な高校生 海野想は、保育園の頃からの幼馴染である、朝川唯斗と同じ高校に進学した。かつて天使のような可愛さを持っていた唯斗は、立派な美形へと変貌し、今は絵の勉強を進めている。 そんなある日、数学の補習を終えた想が唯斗を美術室へと迎えに行くと、唯斗はひどく驚いた顔をしていて…? ※1話から4話までは別タイトルでpixivに掲載しております。続きも書きたくなったので、ゆっくりではありますが更新していきますね。 ※第4話の冒頭が消えておりましたので直しました。

ビッチです!誤解しないでください!

モカ
BL
男好きのビッチと噂される主人公 西宮晃 「ほら、あいつだろ?あの例のやつ」 「あれな、頼めば誰とでも寝るってやつだろ?あんな平凡なやつによく勃つよな笑」 「大丈夫か?あんな噂気にするな」 「晃ほど清純な男はいないというのに」 「お前に嫉妬してあんな下らない噂を流すなんてな」 噂じゃなくて事実ですけど!!!?? 俺がくそビッチという噂(真実)に怒るイケメン達、なぜか噂を流して俺を貶めてると勘違いされてる転校生…… 魔性の男で申し訳ない笑 めちゃくちゃスロー更新になりますが、完結させたいと思っているので、気長にお待ちいただけると嬉しいです!

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】

彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』 高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。 その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。 そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?

クラスのボッチくんな僕が風邪をひいたら急激なモテ期が到来した件について。

とうふ
BL
題名そのままです。 クラスでボッチ陰キャな僕が風邪をひいた。友達もいないから、誰も心配してくれない。静かな部屋で落ち込んでいたが...モテ期の到来!?いつも無視してたクラスの人が、先生が、先輩が、部屋に押しかけてきた!あの、僕風邪なんですけど。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?

名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。 そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________ ※ ・非王道気味 ・固定カプ予定は未定 ・悲しい過去🐜のたまにシリアス ・話の流れが遅い ・本格的に嫌われ始めるのは2章から

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

先輩たちの心の声に翻弄されています!

七瀬
BL
人と関わるのが少し苦手な高校1年生・綾瀬遙真(あやせとうま)。 ある日、食堂へ向かう人混みの中で先輩にぶつかった瞬間──彼は「触れた相手の心の声」が聞こえるようになった。 最初に声を拾ってしまったのは、対照的な二人の先輩。 乱暴そうな俺様ヤンキー・不破春樹(ふわはるき)と、爽やかで優しい王子様・橘司(たちばなつかさ)。 見せる顔と心の声の落差に戸惑う遙真。けれど、彼らはなぜか遙真に強い関心を示しはじめる。 **** 三作目の投稿になります。三角関係の学園BLですが、なるべくみんなを幸せにして終わりますのでご安心ください。 ご感想・ご指摘など気軽にコメントいただけると嬉しいです‼️

処理中です...