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25話:凛さんと図書室で
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僕は今日図書委員会の当番の日なので放課後の廊下を一人歩きながら図書室に向かって歩いている。
僕は小学生の頃から委員会はずっと図書委員会に所属しているんだよね。
あの落ち着いた雰囲気が結構好きなんだぁ…
それに図書室ってなんか匂いもいいよね。
と、そんなことを考えていると図書室に着いたので扉を開け静かに中に入った。
受付カウンターに座りながら本をまとめている女の子が居たので僕はカウンターまで少し速く歩きながら向かう。
「凛さん、先に本をまとめていたんだね。僕も手伝うよ!」
「あ、るい君。そうですね、一緒にやりましょうか!」
この子の名前は鈴音凛。
漆黒に染まったなめらかで艶がある髪に、目が合うと吸い込まれそうになるほど透明感ある水晶のような瞳、小さくとても整った鼻に、みずみずしく苺のように赤い唇。
その整った顔はThe・清楚美少女と言えるだろう。それに身長は僕と同じくらいで胸も大きく張りがあり、スタイルもとても良い。
だから凛さんは学校でモテモテなのだ。確か学校の男子の三分の一以上は告白して玉砕したんじゃないかな。
そんな美少女と僕は結構仲が良い。
もちろん同じ図書委員会というのもあるが、凛さんとは趣味が一緒なのだ。
Vtuber好きという趣味がね。凛さんは皆にVtuber好きというのを隠していたみたいだけど、この前凛さんが図書室で一人エターナルの白犬ちゃんの配信を観ていたのを見てしまったのだ。
そこからお互いVtuber好きということを知って仲良くなった。学校で同じVtuber好きの友達が出来てとても嬉しい!!
凛さんと同じ曜日の当番でよかった…
「…で、あそこで黒猫ちゃんがパズルが下手すぎてやめて脱出ゲーム始めたところが凄い面白かったんだよね!……ってるい君聞いてる?」
「…あっ、うん聞いてたよ」
「え~…その反応は絶対聞いてなかったでしょ!…あ、そういえば私この前エターナル2期生のアザーちゃん観たんだけどさ」
「……っ!?…あ、アザーちゃんね…どうだったの?」
「めちゃくちゃ可愛かったよ!!やっぱり声がいいよね。透明感があって綺麗で可愛くてさぁ…それにホラーゲーム配信の時の反応とかも可愛くてね。アザーちゃんは私の推し決定だなぁ!るい君も今度観てみてよ!…いや、エターナルファンのるい君ならもうすでに観てるか!」
「た、確かに…可愛いよね、うん。…本をまとめるの終わったから棚を整理してくるね!!」
このままアザーの話題を話していたら僕が耐えられそうにないので棚の整理を理由に逃げてしまった。…いや…やっぱりこれは逃げたんじゃない、戦略的撤退だ。
「ふぅ…ここで棚の整理は終わったかな…?」
図書室委員の仕事って意外と疲れるんだよね。
一番上の棚を整理するときなんて脚立を使っても届かないから、下に台を置いてから登るんだ。
ちゃんと上まで届く脚立を買ってほしいな…
棚の整理も終わったので凛ちゃんがいる受付カウンターまで帰る。
「凛さん終わったよ~」
「私ももう終わったから二人で話そっか!」
今はテスト2週間前だから図書室で勉強している人は居るけど本を借りる人はなかなか居ない。
だから図書委員の仕事が終わったらここで二人でゆったりと話しながら過ごすのだ。この時間が一番楽しい。仕事しながらだとどうしてもゆったりとは出来ないからね。
「るい君は最近なんのVtuber観てるの?やっぱりエターナル2期生とか?」
「もちろん観てるけど、最近は菜乃葉ちゃんを観てるね!」
「……っ!?!?あぁ…な、菜乃葉ちゃんを観てるんですね。へぇ~…どこがいいんですか?」
「どこがいいか?それは全部だよ!声も可愛いし見た目もいいし性格もいいし、何から何まで癒やされるよね。あとあの子のバイオリン配信が凄くいいんだ!僕バイオリンに関してはあまり詳しくないんだけど菜乃葉ちゃんのバイオリンは凄く上手って分かるんだよね。音色が綺麗で聴いてて自分が浄化するかと思ったよ!」
「そ、そこまで褒めなくてもいいですっ!!」
「え…?これでも褒め足りないんだけど…というか凛さんはなんで頬が赤くなってるの?」
「そ、それは…るい君が恥ずかしげもなく褒めまくるから聞いてるこっちが照れてしまっただけです!」
「そんなにかなぁ…」
「そんなにです!!これからは菜乃葉ちゃんの事を褒めまくるのはやめてください!」
「さっき凛さん、アザーちゃんの事を褒めまくってたのに…」
う~ん…怒っている凛さんの顔が若干嬉しそうに見えたのは気の所為だろうか…
僕は小学生の頃から委員会はずっと図書委員会に所属しているんだよね。
あの落ち着いた雰囲気が結構好きなんだぁ…
それに図書室ってなんか匂いもいいよね。
と、そんなことを考えていると図書室に着いたので扉を開け静かに中に入った。
受付カウンターに座りながら本をまとめている女の子が居たので僕はカウンターまで少し速く歩きながら向かう。
「凛さん、先に本をまとめていたんだね。僕も手伝うよ!」
「あ、るい君。そうですね、一緒にやりましょうか!」
この子の名前は鈴音凛。
漆黒に染まったなめらかで艶がある髪に、目が合うと吸い込まれそうになるほど透明感ある水晶のような瞳、小さくとても整った鼻に、みずみずしく苺のように赤い唇。
その整った顔はThe・清楚美少女と言えるだろう。それに身長は僕と同じくらいで胸も大きく張りがあり、スタイルもとても良い。
だから凛さんは学校でモテモテなのだ。確か学校の男子の三分の一以上は告白して玉砕したんじゃないかな。
そんな美少女と僕は結構仲が良い。
もちろん同じ図書委員会というのもあるが、凛さんとは趣味が一緒なのだ。
Vtuber好きという趣味がね。凛さんは皆にVtuber好きというのを隠していたみたいだけど、この前凛さんが図書室で一人エターナルの白犬ちゃんの配信を観ていたのを見てしまったのだ。
そこからお互いVtuber好きということを知って仲良くなった。学校で同じVtuber好きの友達が出来てとても嬉しい!!
凛さんと同じ曜日の当番でよかった…
「…で、あそこで黒猫ちゃんがパズルが下手すぎてやめて脱出ゲーム始めたところが凄い面白かったんだよね!……ってるい君聞いてる?」
「…あっ、うん聞いてたよ」
「え~…その反応は絶対聞いてなかったでしょ!…あ、そういえば私この前エターナル2期生のアザーちゃん観たんだけどさ」
「……っ!?…あ、アザーちゃんね…どうだったの?」
「めちゃくちゃ可愛かったよ!!やっぱり声がいいよね。透明感があって綺麗で可愛くてさぁ…それにホラーゲーム配信の時の反応とかも可愛くてね。アザーちゃんは私の推し決定だなぁ!るい君も今度観てみてよ!…いや、エターナルファンのるい君ならもうすでに観てるか!」
「た、確かに…可愛いよね、うん。…本をまとめるの終わったから棚を整理してくるね!!」
このままアザーの話題を話していたら僕が耐えられそうにないので棚の整理を理由に逃げてしまった。…いや…やっぱりこれは逃げたんじゃない、戦略的撤退だ。
「ふぅ…ここで棚の整理は終わったかな…?」
図書室委員の仕事って意外と疲れるんだよね。
一番上の棚を整理するときなんて脚立を使っても届かないから、下に台を置いてから登るんだ。
ちゃんと上まで届く脚立を買ってほしいな…
棚の整理も終わったので凛ちゃんがいる受付カウンターまで帰る。
「凛さん終わったよ~」
「私ももう終わったから二人で話そっか!」
今はテスト2週間前だから図書室で勉強している人は居るけど本を借りる人はなかなか居ない。
だから図書委員の仕事が終わったらここで二人でゆったりと話しながら過ごすのだ。この時間が一番楽しい。仕事しながらだとどうしてもゆったりとは出来ないからね。
「るい君は最近なんのVtuber観てるの?やっぱりエターナル2期生とか?」
「もちろん観てるけど、最近は菜乃葉ちゃんを観てるね!」
「……っ!?!?あぁ…な、菜乃葉ちゃんを観てるんですね。へぇ~…どこがいいんですか?」
「どこがいいか?それは全部だよ!声も可愛いし見た目もいいし性格もいいし、何から何まで癒やされるよね。あとあの子のバイオリン配信が凄くいいんだ!僕バイオリンに関してはあまり詳しくないんだけど菜乃葉ちゃんのバイオリンは凄く上手って分かるんだよね。音色が綺麗で聴いてて自分が浄化するかと思ったよ!」
「そ、そこまで褒めなくてもいいですっ!!」
「え…?これでも褒め足りないんだけど…というか凛さんはなんで頬が赤くなってるの?」
「そ、それは…るい君が恥ずかしげもなく褒めまくるから聞いてるこっちが照れてしまっただけです!」
「そんなにかなぁ…」
「そんなにです!!これからは菜乃葉ちゃんの事を褒めまくるのはやめてください!」
「さっき凛さん、アザーちゃんの事を褒めまくってたのに…」
う~ん…怒っている凛さんの顔が若干嬉しそうに見えたのは気の所為だろうか…
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