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第一章〜異世界転移と雑貨屋開店〜
異世界巻き込まれ系魔法使い
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いつの間にか眠っていたらしい…
異世界のベッドで目が覚める。隣にはスウェット姿の女性。
……まじか!?連れてきちゃったよ!
「おい!起きろ!げっ!?枕に涎がついてるじゃねぇか!」
泉は爆発した髪と全然開いてない目を擦りながら上半身を起こす。
「あ、センパイ。おはよーございます。いいあさですねー」
全然良くないんだが…
とりあえず落ち着こう。何で泉までも異世界にきている?普段身につけている物が一緒に転移している事を考えると、寝落ちした時体の一部が触れていた可能性があるな。
「あの~センパイ…ここはどこでしょうか?」
お前が行きたがってた異世界だよ泉くん…
「…えっ?それ本気で言ってます?わっわっほんとだ!昨日いたセンパイの家と全然違う!センパイ!私が寝てる間に変なことしませんでしたよね?」
何だよ変なことって…俺は無実だぞ。
しかし2人して異世界にスウェットとは場違いすぎるな。
泉が寝室の扉を開けるとそこには瓶底眼鏡のうちの従業員が立っていた。
「…イチさん。職場に女を連れ込むとはいい度胸ですね。昨晩はお楽しみですか?」
俺には見える。彼女の背後にある燃えるような真っ赤オーラが。大変怒ってらっしゃるようですが勘違いですよマギさんや。
「わ!すご~い!もしかしてホンモノの魔法使い!?あ!あのあ!サイン下さい!ちなみに得意な魔法は何ですか?発動は魔法陣?詠唱?それとも触媒を利用した物?もしかして印を結ぶとか?」
なんかマギが圧倒されているぞ。いいぞ泉!もっとやれ!
「あ!ちょっとイチさん!何こっそり窓から逃げようとしてるんですか!ちゃんと納得できる説明をして下さい!」
くっバレたか。まぁいい説明がめんどくさいが別に非難されるようなことはしてないからな。
とりあえず朝食を食べながら話そう。
今日の朝食はふわふわパンケーキだ。別に従業員の機嫌を取ろうと選んだんじゃないぞ!とりあえず精神的疲労が大きいので甘い物で回復するためだ。
店内には香ばしいバターと甘い蜂蜜の香りが充満する。お供は苦味とコクが強めの豆を使ったブラックコーヒーだ。
いつの間にやらエオルが着席していた。全く気配を感じなかったぞ?コイツ忍びの者か?
とりあえず手を合わせて下さい!いただきます!
うちではいただきますとご馳走様は絶対のルールだぞ!
「はぁ~。美味しい。あさからこんなに美味しいものを食べてもいいのかしら?」
とりあえず2人には俺がこことは違う世界から行き来していること。理由はわからないが向こうの世界での仕事仲間である泉が転移に巻き込まれたことを説明する。
いつの間にか3人は中よくなっておしゃべりが盛り上がっている。
これが偉大なる甘味の力だ。
「マギさんって魔法使いなんですよね?お願いします!私に魔法の使い方を教えて下さい!」
「いいですよ。まずは適性があるかを見てからにはなりますが、少なくとも店長よりは見込みはあると思います。ちなみに店長は全然ダメです。才能ゼロです」
おい!初耳だぞ!まじか?
食休みを終えて中庭に出るとマギの魔法講座が始まった。
「まずは魔力について学びましょう。一般的には魔力という呼び方をされますが私たち魔道を探求するものたちはこの超自然的、神秘的な力の事をマナと呼びます。マナは生物、非生物問わず万物に宿る力であり、この力を特定の現象として行使する人達を魔法使いや精霊術師と呼んでます。
魔法使いは自身の体内や物に宿るマナを使用し、精霊術師は自然界の中にあるマナを使って術を行使します。はっきり言って自然界の中にあるマナを使えるのはそれらを感知し干渉することが出来るエルフなどの特定の種族だけです。」
マギは目を閉じて集中する泉に自分のマナを流し込むことで泉の中に眠っているマナを呼び覚ます。
「今泉さんの体の中に発生したマナの感覚は分かりますか?それを指先に集中させて目の前に立っているカップに向かって放つイメージをして下さい。」
コップは目に見えない何かによって弾き飛ばされる。
「これが何の属性もないただに魔力の塊を放つ初歩の魔法です。ちなみにマナ自体は誰にでもあります。店長のように集めたマナを魔法として発動させる才能が無くても、一部の素材にマナを流すことによってその素材が持つ機能を発動させることは出来るんですよ」
なるほど!つまり俺もマナの扱い方を学べばもっと色んな戦い方が出来るってことか!かっこいいギミックを搭載した浪漫武器が誕生するかもしれないな!テンション上がってきた!
その後昼食の時間までマナの扱い方学ぶ授業は続いた。
エオルも一緒に参加しているが、エオルは自然界のマナを取り込み自身の周りに光の浮遊物を発生させていた。
あれが精霊だろうか?
マギも結構楽しそうに授業をしている。マギは本当に魔法が好きなんだな。
「センパイ!次はは私専用武器の作成ですよ!鍛冶屋さんはどこですか?行きましょう!もちろんお昼ご飯を食べてからですよ!」
もしかしてそのスウェット姿で行くつもりなのか?
異世界のベッドで目が覚める。隣にはスウェット姿の女性。
……まじか!?連れてきちゃったよ!
「おい!起きろ!げっ!?枕に涎がついてるじゃねぇか!」
泉は爆発した髪と全然開いてない目を擦りながら上半身を起こす。
「あ、センパイ。おはよーございます。いいあさですねー」
全然良くないんだが…
とりあえず落ち着こう。何で泉までも異世界にきている?普段身につけている物が一緒に転移している事を考えると、寝落ちした時体の一部が触れていた可能性があるな。
「あの~センパイ…ここはどこでしょうか?」
お前が行きたがってた異世界だよ泉くん…
「…えっ?それ本気で言ってます?わっわっほんとだ!昨日いたセンパイの家と全然違う!センパイ!私が寝てる間に変なことしませんでしたよね?」
何だよ変なことって…俺は無実だぞ。
しかし2人して異世界にスウェットとは場違いすぎるな。
泉が寝室の扉を開けるとそこには瓶底眼鏡のうちの従業員が立っていた。
「…イチさん。職場に女を連れ込むとはいい度胸ですね。昨晩はお楽しみですか?」
俺には見える。彼女の背後にある燃えるような真っ赤オーラが。大変怒ってらっしゃるようですが勘違いですよマギさんや。
「わ!すご~い!もしかしてホンモノの魔法使い!?あ!あのあ!サイン下さい!ちなみに得意な魔法は何ですか?発動は魔法陣?詠唱?それとも触媒を利用した物?もしかして印を結ぶとか?」
なんかマギが圧倒されているぞ。いいぞ泉!もっとやれ!
「あ!ちょっとイチさん!何こっそり窓から逃げようとしてるんですか!ちゃんと納得できる説明をして下さい!」
くっバレたか。まぁいい説明がめんどくさいが別に非難されるようなことはしてないからな。
とりあえず朝食を食べながら話そう。
今日の朝食はふわふわパンケーキだ。別に従業員の機嫌を取ろうと選んだんじゃないぞ!とりあえず精神的疲労が大きいので甘い物で回復するためだ。
店内には香ばしいバターと甘い蜂蜜の香りが充満する。お供は苦味とコクが強めの豆を使ったブラックコーヒーだ。
いつの間にやらエオルが着席していた。全く気配を感じなかったぞ?コイツ忍びの者か?
とりあえず手を合わせて下さい!いただきます!
うちではいただきますとご馳走様は絶対のルールだぞ!
「はぁ~。美味しい。あさからこんなに美味しいものを食べてもいいのかしら?」
とりあえず2人には俺がこことは違う世界から行き来していること。理由はわからないが向こうの世界での仕事仲間である泉が転移に巻き込まれたことを説明する。
いつの間にか3人は中よくなっておしゃべりが盛り上がっている。
これが偉大なる甘味の力だ。
「マギさんって魔法使いなんですよね?お願いします!私に魔法の使い方を教えて下さい!」
「いいですよ。まずは適性があるかを見てからにはなりますが、少なくとも店長よりは見込みはあると思います。ちなみに店長は全然ダメです。才能ゼロです」
おい!初耳だぞ!まじか?
食休みを終えて中庭に出るとマギの魔法講座が始まった。
「まずは魔力について学びましょう。一般的には魔力という呼び方をされますが私たち魔道を探求するものたちはこの超自然的、神秘的な力の事をマナと呼びます。マナは生物、非生物問わず万物に宿る力であり、この力を特定の現象として行使する人達を魔法使いや精霊術師と呼んでます。
魔法使いは自身の体内や物に宿るマナを使用し、精霊術師は自然界の中にあるマナを使って術を行使します。はっきり言って自然界の中にあるマナを使えるのはそれらを感知し干渉することが出来るエルフなどの特定の種族だけです。」
マギは目を閉じて集中する泉に自分のマナを流し込むことで泉の中に眠っているマナを呼び覚ます。
「今泉さんの体の中に発生したマナの感覚は分かりますか?それを指先に集中させて目の前に立っているカップに向かって放つイメージをして下さい。」
コップは目に見えない何かによって弾き飛ばされる。
「これが何の属性もないただに魔力の塊を放つ初歩の魔法です。ちなみにマナ自体は誰にでもあります。店長のように集めたマナを魔法として発動させる才能が無くても、一部の素材にマナを流すことによってその素材が持つ機能を発動させることは出来るんですよ」
なるほど!つまり俺もマナの扱い方を学べばもっと色んな戦い方が出来るってことか!かっこいいギミックを搭載した浪漫武器が誕生するかもしれないな!テンション上がってきた!
その後昼食の時間までマナの扱い方学ぶ授業は続いた。
エオルも一緒に参加しているが、エオルは自然界のマナを取り込み自身の周りに光の浮遊物を発生させていた。
あれが精霊だろうか?
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