絶望

みい

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僕の固有スキル

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「やったー!今日やっとスキルがわかるんだね!僕のスキル!」

この国では満10歳になると自分の固有スキルを知ることができ、それで今後の人生が決まると言ってもいい。そして今日は僕、ヨミの10歳の誕生日だ。

「そうだけど、別に悪いスキルでも、落ち込まないようにね!努力すればおじいちゃんみたいに伝説に残るような人になれるから」

と母に言われ、僕は

「うん!分かった」

と言った。
うちの祖父は最弱の固有スキル、無属性を引いてしまったが、魔王との戦いで、それを使い倒したすごい人物だ。

「早く着かないかな~♪」

僕は胸を踊らせ、歩いていると

「見えてきたよ~ヨミ!」

と言われ、目を凝らすと、目の前に教会があった

教会は魔王討伐の為に作られたものなのだが、今は平和なので、固有スキルを知る為にしか使われなくなっている。そして教会についた僕らは手続きを済ませ、自分の番を待っている

「君は剣術のスキル、次………君は建築のスキル、次」

そして僕は神父に呼ばれ固有スキルを調べてもらっているのだが…

「…君の…スキルは“元魔王”のスキル…いや、その一段階うえの…」


                        「絶望、です」
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