儚き恋の標

マコちゃん

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第一章 恋の予感 チャンスを掴め

恥をかかないための練習

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ボーリング場に着くとお客はほとんどいなく閑散としていた

えーと家を出たのが10時過ぎ、遅めの朝食を取って、床屋を出たのが11時半くらいで今が11時48分ちょうど昼時だから空いてるんだな

昼食にするにはあまりお腹減ってないしな、先に投げるか

「っと受付は~」

「あれ?ちひろじゃねぇか?おーいちひろ~ち~ ひ~ろ~ん」

「ん?この呼び方は‥竹ちゃん?やっぱ竹ちゃんだ」

「ひさしぶりだなちひろん」


そこにいたのは中学の友達竹 衣鶴たけ いずる通称竹ちゃん。彼女が親の転勤で引っ越すことになった時に一緒に引っ越した来たらしい。ただしその彼女の話は禁句だ。中学の時よくボーリングに行ってたんだが、当時初めてボーリングをやったらしく腕前は上手いとは言えなかった。
今でもたまにボーリングをしてるらしく時々スコアの写真が送られてくる。

「竹ちゃんその格好は?」

「あ、俺ここでバイトしてんだわ で、休憩とか仕事終わりに投げさせてもらってんの」

「へぇ~じゃあ腕は落ちてないんだね」

「当たり前よ 逆にどんどんスコアが伸びてるっての。もうちひろんに30点差で負けたりしねぇ~よ」

「はは 逆に俺は腕落ちてるからなぁー今は200行くかどうか」

「くっ俺はまだ200行けばいい方だってのによ!」

「バイト何時まで?一緒に投げない?」

「今日は12時半で終わりだからその後一緒に投げようぜ」

「了解、じゃあ先に投げて肩あっためておくよ!とりあえず5ゲームよろしく」

「かしこまり~」

とふざけた返事をしながら受付の中に入っていく竹ちゃん
レンタル靴代と合わせて支払いをして先の書かれてる伝票を受け取る

「んじゃあ35番の角な。後で俺も行くからよ」


軽く挨拶をして措定された席に荷物を置いてレンタルのシューズを取りに行く

「えーと27センチっと」

ポチッ

ガチャコン

靴の貸出機のボタンを押して靴を取る、その場で履けるか確認してボールを選ぶ

昔は10ポンドで投げてたけど、仕事で筋肉もついてるし12ポンドにするかな
そう思い12ポンドの球(緑色)を持って席に戻り準備完了

「とりあえず軽く1ゲームは流すとして、ホームとかの確認もしときたいな」

「よっと  ほいっ  あらよっ」

パコーン strike

パコーン double

パコーン  turkey

「ふぅまだまだ腕は鈍ってないみたいだな」

「よっと あ!」

ゴロゴロ  gutter
「うっこりゃちょっと調子に乗らない方がいいかもな」

その後も何度かストライクを取るもガターや2本3本などを取ってしまいスコアは思ったより伸びず

「スコア162、176かぁーだいぶ鈍ってるな」

「お、やってるね~次のゲームから混ぜてくれよちひろん」

昔に比べるとだいぶ低いスコアに肩を落としてると仕事を終えた竹ちゃんが合流して来た

こりゃもしかしたら竹ちゃんに負けるかもなと不安を抱いて‥‥

「竹ちゃんお疲れ 前みたいに負けても泣くなよ?」

「おいおい昔の俺と一緒にするなよ」


そんな軽口を叩きながら3ゲーム目を始めるのであった
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