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第二十話:来世 ―サヨナラの代わりに―
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別れの前日。二十九日の日曜日。
カーテンから差し込む光は、あの日と同じように眩しかった。けれど、その光の中に浮かぶ埃の一粒さえも、終わりを告げる砂時計の破片のように見えた。
二人は、どちらからともなく、いつもより少しだけ長く、強く、抱きしめ合った。
言葉にすれば、すべてが崩れ去ってしまう。
だからただ、互いの心臓の鼓動だけを確かめ合う。
それが、僕たちがこの一週間で築き上げた、最初で最後の、完璧な「家族」の形だった。
最後の日曜日の朝は、皮肉なほどに穏やかな光を連れてやってきた。
カーテンの隙間からこぼれる冬の陽射しは、埃の一つ一つを金色の粒子に変え、部屋の中を神聖な静寂で満たしている。二人はどちらからともなく目覚め、どちらからともなく「おはよう」と声を交わした。いつも通りの朝食、いつも通りの散歩道。レイコの横顔には、この一週間で何度も見た柔らかな微笑みが浮かんでいた。
けれど、不意に視線が合った瞬間の、肺の奥が凍りつくような緊張感までは隠しきれなかった。二人の間には、目に見えない砂時計が置かれている。最後の一粒が落ちるその時を、細胞の一つ一つがカウントダウンしているような、静かな、けれど逃れられない焦燥。それでも二人は、その緊張感に触れないように、壊れ物を扱うような手つきで「普通」を演じ続けていた。
昼過ぎ、散歩から戻った僕たちは、吸い込まれるように掃除を始めた。
六畳一間の、どこにでもあるワンルームアパート。けれど、今の僕たちにとっては、どんな宮殿よりも尊い「マイホーム」だった。
「ここ、カレーをこぼしちゃった時の跡、もうほとんど分からなくなったね」
レイコがキッチンの床を拭きながら、ぽつりと呟いた。
二人で肩を寄せ合って、未来の子供たちの話をしながら作ったカレー。あの時のスパイシーな香りと、弾けるような笑い声が、まだこの狭い台所に染み付いている気がした。
狭いユニットバスのタイルを磨きながら、僕はあのお湯の温もりを思い出していた。お互いの背中を流し合い、剥き出しの魂を温め合った場所。
「このお風呂、僕を知らないレイコが使うんだよね……」
「……そうだね。でも、私たちの温もりは、きっとこの壁が覚えていてくれるよ」
二人の生活の大半を過ごした六畳の居室。布団を並べて、溶け合うように眠った夜。窓から差し込む月光を浴びながら、一生分を使い果たすかのように愛を囁き合った時間。掃除機をかけ、床を磨き上げるたびに、そこにあった幸せの断片を自分たちの手で丁寧に削り取っていくような、ひどく美しく、残酷な作業だった。
旅立つ者が残していく、最後で最大の感謝。
掃除を終えた時、部屋は最初に出会った時よりもずっと、凛として、清らかな空気に包まれていた。
十四時。
僕たちは、一番大切な荷物を持って部屋を出た。
電車に揺られる間、会話らしい会話はなかった。レイコは青とピンクの肌着が入ったカバンを、まるで壊れやすい宝物のように胸に抱きしめている。窓の外を流れる二〇〇六年の冬景色を、二人はただ、同じ痛みを持って見つめていた。僕たちの身体はこの風景の中を移動しているけれど、心はすでに、時間の果てにある「あの場所」へと向かっていた。
坂道を上った先、夕闇に包まれ始めたあの教会が見えてきた。
昼間の賑わいは嘘のように去り、礼拝堂は深い静寂に満たされていた。高い天井、磨き抜かれた木のベンチ。ステンドグラスから差し込む夕陽が、床の上に鮮やかな万華鏡のような模様を描き出している。その光の中で舞う埃さえも、天使の羽ばたきのように見えた。
二人は足音を忍ばせ、祭壇の脇にある、幼子イエスを抱くマリア像の前に立った。
マリアの慈悲深い眼差しが、彷徨える二人の魂を優しく包み込む。
「……ここで、いいよね」
僕の声は、自分でも驚くほど低く、震えていた。それは自分の命の一部を、神聖な聖域に預けるための、静かな、けれど逃れられない「儀式」の始まりだった。
レイコは、震える手でカバンから二着の肌着を取り出した。
澄んだ空のような青と、柔らかな蕾のようなピンク。
この時代で、僕たちの間に宿るはずだった命の抜け殻。
袖を通すはずだった温かな重みは、ここにはない。けれど、この小さな綿の布のなかには、この一週間、僕たちが本物の「家族」として刻んできた、かけがえのない記憶と祈りが、確かに脈打っていた。
僕は、その肌着を聖母の足元に、そっと捧げた。
「パパとママは、戻るよ。あの子たちのところへ」
そしてマリア像の顔を見上げ、僕は魂の底から絞り出すように続けた。
「だから……この子たちのことは、お願いします。僕たちが抱きしめてあげられなかった分まで、ここで、光の中にいさせてあげてください」
レイコが、肌着の柔らかな生地に最後の手を触れた。名残惜しそうに、指先を滑らせる。
「……ごめんね。ママは、君たちのことが本当に、大好きだよ」
レイコは、自分の左手の薬指にそっと指先を添えた。そこには、この一週間、家事をして、食事を作り、僕と手を繋いで歩いた時間のすべてが宿っている。
「……これも、置いていきましょう」
レイコの声は、震えを通り越して、魂を削り出すような重みを持っていた。彼女は、一ミリずつ惜しむように、ゆっくりと指輪を抜いた。その瞬間、今まで押し殺していたその感情があふれる
「本当なら、この手で抱きしめたかった、熱が出たなら看病して、わがままを聞いてあげたかった……。タカシと一緒に愛情を、この子たちに注ぎたかった」
「タカシと私の子供たち……」
言葉が嗚咽で続かなかった。
僕は震える肩を抱き寄せ、レイコの震えを包み込む。
そして彼女は、指輪を肌着の小さな胸元に置いた。まるで、心臓をそこに預けるかのような所作だった。
僕も、自分の指輪を外した。
指に残った圧迫感は、僕がこの一週間、「夫」であり「父親」として生きた、目に見えない絆の重さだった。僕はそれを、レイコの指輪の隣に重ねた。僕は祈るような言葉で、
「僕たちは魂の半分をここに置いていきます。身体はあの子たちの元へ帰るけれど、魂は、ずっとこの指輪と一緒にここで君たちと一緒にいるから……僕たちは、いつまでも君たちのパパとママだからね」
マリア像の足元で、二つの指輪がカチリと寄り添う。その音は、僕たちの心臓が一度止まったかのような錯覚を覚えさせるほど、残酷に響いた。
主(あるじ)のいない肌着と、一対の結婚指輪。
そこには、自分たちの人生を犠牲にしてでも、今生きている我が子の命を選び取った「親」としての、あまりにも深くて痛い愛が結晶となっていた。
僕たちは顔を見合わせると最後にもう一度だけ、天に向かって声を上げた。
「……最後のお願いがあります」
タカシの声が、震えながらも、絞り出すような力強さを帯びて礼拝堂に響いた。
「僕たちは、この一週間の、一生分の幸せをすべて、未来へ繋ぐための代償として捧げます。……だから、どうか一度だけ、僕たちのわがままを聞いてください」
タカシは、隣で震えるレイコの冷たい手を、力強く握りしめた。
「もし……もし、魂が生まれ変わることができるというのなら……その時は、どうか、僕たちをこの場所からやり直させてください。一組の男と女として、祝福される場所で出会わせてください……」
レイコがタカシの肩に顔を埋めた。彼女の祈りは、嗚咽となって、祭壇を揺らした。
「お願いします……。今度は、誰の妻でもなく、誰の母でもない、一人の女として、タカシの隣にいさせてください……。朝起きて、ご飯を作って、見送って……。そんな当たり前の日常を、今、私たちは私たちのすべてを捨てます。だから……来世の私たちには、ほんの少しだけの幸せを……!」
二人の悲痛な声は、ステンドグラスを透過する夕闇の紫に溶け、高い天井の隅々にまで染み渡っていった。
それは愛を貫くために自らを犠牲にした者たちが放つ、魂の祈りだった。
二人はお互いを抱きしめあいながら、誓った。
「今度は、絶対に離さない。どんなに世界が広くても、僕が君を見つけ出すから」
「私も……何百年経っても、あなたを待ってる。だから、約束して……次は、サヨナラなんて言わないでいい場所で……」
二人は、重なり合う指輪に向かって、そして自分たちの魂を預けた肌着に向かって、最後の一瞥を投げかけた。
そこには、自分たちが手放した「幸福」のすべてが、光り輝く遺物のように残されていた。
やがて、礼拝堂に夜の気配が満ちてくる。
祈りは聞き届けられたのか。それとも、この虚空に消えたのか。それは誰にもわからない。
けれど、来世での約束を胸に刻んだ二人の瞳には、悲しみの果てに辿り着いた、透明なまでの覚悟が宿っていた。
「……行こう」
僕たちは、涙で歪んだ視線の先に、自分たちが守り抜いた「未来」を見据え、一歩ずつ、聖域を後にした。
その後、僕らは最後の夕食を早めに済ませた。
一週間過ごしたアパートの電気を消し、鍵をかける。カチャリ、という乾いた金属音は、僕たちの短い夢が閉じ込められた音だった。
カーテンから差し込む光は、あの日と同じように眩しかった。けれど、その光の中に浮かぶ埃の一粒さえも、終わりを告げる砂時計の破片のように見えた。
二人は、どちらからともなく、いつもより少しだけ長く、強く、抱きしめ合った。
言葉にすれば、すべてが崩れ去ってしまう。
だからただ、互いの心臓の鼓動だけを確かめ合う。
それが、僕たちがこの一週間で築き上げた、最初で最後の、完璧な「家族」の形だった。
最後の日曜日の朝は、皮肉なほどに穏やかな光を連れてやってきた。
カーテンの隙間からこぼれる冬の陽射しは、埃の一つ一つを金色の粒子に変え、部屋の中を神聖な静寂で満たしている。二人はどちらからともなく目覚め、どちらからともなく「おはよう」と声を交わした。いつも通りの朝食、いつも通りの散歩道。レイコの横顔には、この一週間で何度も見た柔らかな微笑みが浮かんでいた。
けれど、不意に視線が合った瞬間の、肺の奥が凍りつくような緊張感までは隠しきれなかった。二人の間には、目に見えない砂時計が置かれている。最後の一粒が落ちるその時を、細胞の一つ一つがカウントダウンしているような、静かな、けれど逃れられない焦燥。それでも二人は、その緊張感に触れないように、壊れ物を扱うような手つきで「普通」を演じ続けていた。
昼過ぎ、散歩から戻った僕たちは、吸い込まれるように掃除を始めた。
六畳一間の、どこにでもあるワンルームアパート。けれど、今の僕たちにとっては、どんな宮殿よりも尊い「マイホーム」だった。
「ここ、カレーをこぼしちゃった時の跡、もうほとんど分からなくなったね」
レイコがキッチンの床を拭きながら、ぽつりと呟いた。
二人で肩を寄せ合って、未来の子供たちの話をしながら作ったカレー。あの時のスパイシーな香りと、弾けるような笑い声が、まだこの狭い台所に染み付いている気がした。
狭いユニットバスのタイルを磨きながら、僕はあのお湯の温もりを思い出していた。お互いの背中を流し合い、剥き出しの魂を温め合った場所。
「このお風呂、僕を知らないレイコが使うんだよね……」
「……そうだね。でも、私たちの温もりは、きっとこの壁が覚えていてくれるよ」
二人の生活の大半を過ごした六畳の居室。布団を並べて、溶け合うように眠った夜。窓から差し込む月光を浴びながら、一生分を使い果たすかのように愛を囁き合った時間。掃除機をかけ、床を磨き上げるたびに、そこにあった幸せの断片を自分たちの手で丁寧に削り取っていくような、ひどく美しく、残酷な作業だった。
旅立つ者が残していく、最後で最大の感謝。
掃除を終えた時、部屋は最初に出会った時よりもずっと、凛として、清らかな空気に包まれていた。
十四時。
僕たちは、一番大切な荷物を持って部屋を出た。
電車に揺られる間、会話らしい会話はなかった。レイコは青とピンクの肌着が入ったカバンを、まるで壊れやすい宝物のように胸に抱きしめている。窓の外を流れる二〇〇六年の冬景色を、二人はただ、同じ痛みを持って見つめていた。僕たちの身体はこの風景の中を移動しているけれど、心はすでに、時間の果てにある「あの場所」へと向かっていた。
坂道を上った先、夕闇に包まれ始めたあの教会が見えてきた。
昼間の賑わいは嘘のように去り、礼拝堂は深い静寂に満たされていた。高い天井、磨き抜かれた木のベンチ。ステンドグラスから差し込む夕陽が、床の上に鮮やかな万華鏡のような模様を描き出している。その光の中で舞う埃さえも、天使の羽ばたきのように見えた。
二人は足音を忍ばせ、祭壇の脇にある、幼子イエスを抱くマリア像の前に立った。
マリアの慈悲深い眼差しが、彷徨える二人の魂を優しく包み込む。
「……ここで、いいよね」
僕の声は、自分でも驚くほど低く、震えていた。それは自分の命の一部を、神聖な聖域に預けるための、静かな、けれど逃れられない「儀式」の始まりだった。
レイコは、震える手でカバンから二着の肌着を取り出した。
澄んだ空のような青と、柔らかな蕾のようなピンク。
この時代で、僕たちの間に宿るはずだった命の抜け殻。
袖を通すはずだった温かな重みは、ここにはない。けれど、この小さな綿の布のなかには、この一週間、僕たちが本物の「家族」として刻んできた、かけがえのない記憶と祈りが、確かに脈打っていた。
僕は、その肌着を聖母の足元に、そっと捧げた。
「パパとママは、戻るよ。あの子たちのところへ」
そしてマリア像の顔を見上げ、僕は魂の底から絞り出すように続けた。
「だから……この子たちのことは、お願いします。僕たちが抱きしめてあげられなかった分まで、ここで、光の中にいさせてあげてください」
レイコが、肌着の柔らかな生地に最後の手を触れた。名残惜しそうに、指先を滑らせる。
「……ごめんね。ママは、君たちのことが本当に、大好きだよ」
レイコは、自分の左手の薬指にそっと指先を添えた。そこには、この一週間、家事をして、食事を作り、僕と手を繋いで歩いた時間のすべてが宿っている。
「……これも、置いていきましょう」
レイコの声は、震えを通り越して、魂を削り出すような重みを持っていた。彼女は、一ミリずつ惜しむように、ゆっくりと指輪を抜いた。その瞬間、今まで押し殺していたその感情があふれる
「本当なら、この手で抱きしめたかった、熱が出たなら看病して、わがままを聞いてあげたかった……。タカシと一緒に愛情を、この子たちに注ぎたかった」
「タカシと私の子供たち……」
言葉が嗚咽で続かなかった。
僕は震える肩を抱き寄せ、レイコの震えを包み込む。
そして彼女は、指輪を肌着の小さな胸元に置いた。まるで、心臓をそこに預けるかのような所作だった。
僕も、自分の指輪を外した。
指に残った圧迫感は、僕がこの一週間、「夫」であり「父親」として生きた、目に見えない絆の重さだった。僕はそれを、レイコの指輪の隣に重ねた。僕は祈るような言葉で、
「僕たちは魂の半分をここに置いていきます。身体はあの子たちの元へ帰るけれど、魂は、ずっとこの指輪と一緒にここで君たちと一緒にいるから……僕たちは、いつまでも君たちのパパとママだからね」
マリア像の足元で、二つの指輪がカチリと寄り添う。その音は、僕たちの心臓が一度止まったかのような錯覚を覚えさせるほど、残酷に響いた。
主(あるじ)のいない肌着と、一対の結婚指輪。
そこには、自分たちの人生を犠牲にしてでも、今生きている我が子の命を選び取った「親」としての、あまりにも深くて痛い愛が結晶となっていた。
僕たちは顔を見合わせると最後にもう一度だけ、天に向かって声を上げた。
「……最後のお願いがあります」
タカシの声が、震えながらも、絞り出すような力強さを帯びて礼拝堂に響いた。
「僕たちは、この一週間の、一生分の幸せをすべて、未来へ繋ぐための代償として捧げます。……だから、どうか一度だけ、僕たちのわがままを聞いてください」
タカシは、隣で震えるレイコの冷たい手を、力強く握りしめた。
「もし……もし、魂が生まれ変わることができるというのなら……その時は、どうか、僕たちをこの場所からやり直させてください。一組の男と女として、祝福される場所で出会わせてください……」
レイコがタカシの肩に顔を埋めた。彼女の祈りは、嗚咽となって、祭壇を揺らした。
「お願いします……。今度は、誰の妻でもなく、誰の母でもない、一人の女として、タカシの隣にいさせてください……。朝起きて、ご飯を作って、見送って……。そんな当たり前の日常を、今、私たちは私たちのすべてを捨てます。だから……来世の私たちには、ほんの少しだけの幸せを……!」
二人の悲痛な声は、ステンドグラスを透過する夕闇の紫に溶け、高い天井の隅々にまで染み渡っていった。
それは愛を貫くために自らを犠牲にした者たちが放つ、魂の祈りだった。
二人はお互いを抱きしめあいながら、誓った。
「今度は、絶対に離さない。どんなに世界が広くても、僕が君を見つけ出すから」
「私も……何百年経っても、あなたを待ってる。だから、約束して……次は、サヨナラなんて言わないでいい場所で……」
二人は、重なり合う指輪に向かって、そして自分たちの魂を預けた肌着に向かって、最後の一瞥を投げかけた。
そこには、自分たちが手放した「幸福」のすべてが、光り輝く遺物のように残されていた。
やがて、礼拝堂に夜の気配が満ちてくる。
祈りは聞き届けられたのか。それとも、この虚空に消えたのか。それは誰にもわからない。
けれど、来世での約束を胸に刻んだ二人の瞳には、悲しみの果てに辿り着いた、透明なまでの覚悟が宿っていた。
「……行こう」
僕たちは、涙で歪んだ視線の先に、自分たちが守り抜いた「未来」を見据え、一歩ずつ、聖域を後にした。
その後、僕らは最後の夕食を早めに済ませた。
一週間過ごしたアパートの電気を消し、鍵をかける。カチャリ、という乾いた金属音は、僕たちの短い夢が閉じ込められた音だった。
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