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第三章 二人と一匹ののほほん生活
第46話: 朝のビュッフェ
しおりを挟む清々しい朝の空気の中、フィオとイマーシュは着替えを済ませ、昨夜使った荷物を整えてから旅館を出る準備を進めていた。ポポはすでに肩に乗って元気いっぱい。フィオが「よし、準備完了!」と声をあげると、イマーシュが笑顔で「それじゃあ朝ごはんだな」と応じた。
二人と一匹は旅館のロビーを通り抜け、その隣にあるビュッフェコーナーへと向かった。広々としたビュッフェ会場は、和洋折衷の料理がずらりと並び、どれもが美味しそうに見える。食欲をそそる香りが漂い、心地よい音楽が流れる中、三人はトレイを手に取った。
イマーシュは料理をじっくりと見定めながら、肉や野菜をバランスよく取り分けていく。ローストビーフに焼き野菜、スクランブルエッグなど、栄養満点の一皿が完成した。
「旅の朝はこれくらいがちょうどいいんだよ。」
一方、フィオは新鮮な野菜や果物を中心に、さっぱりとしたメニューを選んでいた。カラフルなサラダやフルーツヨーグルトが美しく盛られたトレイを眺めながら満足そうに微笑む。
「野菜が美味しそうだし、ちょっとヘルシーにしようかな。」
そしてポポのためには、小さく切ったパンやフルーツ、サラダから食べやすい部分を選んで別のお皿に盛り付けた。ポポも期待するようにフィオの肩から料理を覗き込んでいる。
「ポポ、これなら食べやすいでしょ?」
三人は窓際の席を選び、ゆったりとした朝食タイムを楽しむ。ポポもフィオが用意した料理を夢中で頬張り、時折小さな喜びの声をあげる。
「うん、美味しい!」「これもいいな。」と会話が弾む中、旅の朝の幸せなひとときが流れていった。
最後にコーヒーを手に、イマーシュが一息つきながら言った。
「さあ、次は何をするかだな。」
フィオも微笑んで「楽しい旅にしようね」と応じ、三人は気持ちの良い朝の余韻を味わいながら、次の予定に胸を膨らませた。
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