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75話

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「ちげーよ。こいつは張遼と言う奴だ」
「張遼だよろしく頼む」
「張遼?聞いた事あるような……あ!」
「思い出してくれた?」
「確か……曹操軍の?」
「はい、そうですよ」
「そうだったのか」
「それにしても貴方は本当に綺麗ですね」
「は?何を言っているんだ?俺は男だぞ」
「知っていますよ」
「ならなんで……」
「いえ、美しいと思いましてね」
「……そ、そうか?」
「はい、とても」
「そんなに言われるとは思わなかったよ」
夏侯惇が帰った数日後
劉備が帰ってきてなんか慌てていた
「おい!大変だ!」
「どうしたんだ?」
「張角が捕まった」
「え!?助けないと」
曹操くんに依頼をかけた。
「曹操殿、頼みたいことがあるのだが」
「はい、何でしょうか?」
「実は、張角が捕まってしまってね」
「そうなんですか」
「そこで、救出を頼めないだろうか?」
「いいでしょう。報酬次第ですが」
「ああ、そうだな金須100でどう?」
「良いでしょう。引き受けましょう」
「ありがとう」
「いえ、こちらこそ」
「それで、いつ頃やるのですか?」
「明日で」
「分かりました。では明日の朝に行きます」
「了解」
翌日 張角を奪還するため、曹操くんたちは連合同盟を作ってくれた。
「いま助けに行くぞ張角」
曹操軍は兵3000人を連れて徐州城に攻め込む。
「待っていろよ張角!」
呂布達は劉備と一緒に留守番をする事になった。
呂布は暇だったので、城内の掃除をしていた。
「さてと、終わったし次は庭でもするか」
と、そこへ張遼が来て
「呂布将軍!敵襲です!」
「何!?」
呂布は急いで劉備の元へ急ぐ。
「劉備!大丈夫か!」
「あ、ああ、大丈夫だよ」
「そうか、良かった」
「それよりも呂布将軍!曹操軍が攻めてきた」
「何!?数はどれくらいだ」
「およそ、2万」
「くっ、少ないな。よし!俺が行く!」
「無茶だよ!」
「大丈夫だよ」
「そうか、わかったよ」
「では、行ってくる」
呂布は出陣する。それを見た張遼は
(あの方は、なぜあんなにも強いのだろう?)
と考える。そして、戦場に着く。
「皆のもの聞け!」
「はっ!」
「我が名は呂布奉先である。張角を助けるために来た。命をかけて守れ!」
「はっ!!」
と、そこに曹操軍が現れる。
「見つけたぞ!」
「ふん、貴様ら如きが俺を倒すなど片腹痛いわ」
「何を!?」
「雑魚は引っ込んでろ」
「何!?」
呂布は曹操軍を蹴散らす。
「ばかな!!」
と、曹操は驚く。
「ははは、こんなものか」
「クソッ!!」
と、悔しそうにしながら撤退する。
呂布は劉備の元へ戻る。
「劉備!戻ったぞ」
「お疲れ様。すごいね」
「それほどでもない」
「それよりこれからどうしよう?」
「曹操軍と戦うしかないな」
「曹操軍ってどのくらいいるの?」
「ざっと3万人ほどだな」
「そんなに!?勝てるの?」
「やってみないとわからない」
「無理しないでね」
「わかっている」
曹操軍と呂布軍は激突する。
その頃、曹操は呂布のことを報告していた。
「なに?呂布が現れただと?」
「はい、おそらくあれは偽物かと思われます」
「なるほど、分かった。ご苦労だったな」
「はい、では失礼します」
「フッ、馬鹿め。あれが本物だと知らずに」
その日の夜、曹操は呂布が寝ているところを暗殺する。
「ふぅ、これで任務完了だ」
呂布は目が覚める。
「ん?なんだ?体が動かないぞ?」
「起きたか?呂布」
「誰だ?お前は」
「私は曹操孟徳だ」
曹操孟徳となのる男により俺は拘束されていた。
「……い……や」
俺は怯えながら言う。すると、
「安心しろ殺しはしない」
と、言われたので少しだけホッとした。
「お前には聞きたいことがある」
「……何?」
「お前は女なのか?」
「……違う」
「なら何故男装をしている?ん?よく見らた男に女のあれがある!?これは」
「……俺は産まれながらの特異体質なんだよ……もう……いいだろ……解いてくれこれ」
「いやだめだこの、こんな可愛いやつを犯さずどうする!?」
「……そこ!?」
「そうだ。だが、お前は私のものだ」
と、言って服を脱がしてくる
「い、いやだぁ!いやだぁ!いやだぁ!」
と言って抵抗するが無駄だった。
曹操は俺の男のあれをまず触る。
「うわー、大きいなお前のは」
「い、いやだ……」
「まあ、いいか。さて、次は女のあれを指で刺激してやらんとな」
「い、いやだ……」
「いくぞ」
曹操は俺のを弄り始める。
「い、痛い……」
「我慢してくれ」
しばらく続けるとだんだん気持ち良くなってきた。
「あっ、ああん、あ、ああ」
「……ほら!イけ」
激しくする。
「あ、あああ!!?」
呂布は絶頂を迎える。
「あ、ああ、あ、ああ」
と、喘ぎ声を上げる。
「さてと、本番を始めるか」
「い、いやだ、ああ、ああ、ああ、」
まんこにちんこを入れる。
「ああああああ!!!!」
と、呂布は叫ぶ。
「うるさい!」
と、ビンタされる。
「ひゃっ!」
「さてと、動くぞ」
と、腰を動かす。
「ああ!!あう!ああ!あ、ああ!」
と、喘ぐ。
「くっ、そろそろ出るぞ!」
と、言い出す。
「い、いやだ!」
と、拒否するも意味はなく中に出される。
「あああ!!」
と、呂布は叫び気絶した。
「くっ、出し過ぎたか。だが、こいつは良いものを手に入れた」
こうして、呂布は曹操に奪われたのであった。
その後すぐに解放された
自分の部屋に戻る。
2日後長州へ向かう。道中、曹操軍と出会う。
「呂布将軍!」
「おお、夏侯惇殿ではないか!」
「はい、お久しぶりです」
「元気そうで良かったよ」
「呂布将軍もお変わりないようで」
「ところで曹操殿は今どこに?」
「今は徐州城に向かっている途中ですよ」
「そうか、ならば共に行こうか?」
「そうですね。一緒に行きましょう」
劉備達とも合流し徐州城に向かう。
~~~曹操軍side~~~
「曹操様!」
「ん?どうした?」
「張角が捕まったという情報が入りました」
「何!?張角が?どこの情報だ?」
「劉備玄徳から入ったようです」
「劉備だと!?なぜあいつが張角の情報を?」
「分かりません」
「そうか、とりあえず張角を助けに行くぞ」
「はい」
曹操軍は張角がいる場所へ急いだ。
一方その頃劉備達はと言うと
「どうしよう。張角が捕まるなんて」
「どうしようと言われてもな」
「どうしようもないな」
「どうしようもありませんね」
「どうしようもねえな」
「どうしようも無いわね」
「どうしようもないのです」
「どうしようもないのだ」
「どうしようもありませんね」
「おい!みんなで言わないでくれよ」
と、呂布は言う。
「呂布将軍、ごめんなさい」
「謝らなくていいよ」
と、呂布は言う。
「それより曹操軍がここに来るかもしれない。気をつけていこう」
「うん」
曹操軍と呂布軍の連合同盟が出来ていた。曹操軍と呂布軍との決戦が始まる。
曹操軍と呂布軍との戦が始まった。
曹操軍と呂布軍とでは兵力が圧倒的に違いすぎる。
曹操軍と呂布軍とでは兵数の差があり過ぎるため曹操軍と呂布軍とでは戦う前から勝敗が見えているようなものである。
しかし、曹操軍と呂布軍とでは戦力差が大きいとはいえど、曹操軍と呂布軍とでは武将の数がかなり違う。そのため曹操軍にはまだ余裕がある。
その隙をついて曹操軍は奇襲を仕掛ける。そして、混乱しているところにさらに攻撃を仕掛ける。
呂布軍は完全に押されている状態だ。このままだと負けてしまうだろう。そこで、呂布は
「皆のもの聞け!」
と、叫ぶ。
「はっ!」
「これより、撤退を開始する」
「え?でも、それじゃあ、曹操軍を倒せないじゃないか」
「大丈夫だ。作戦がある」
呂布は策を説明する。
「なるほど、わかった」
「よし、行くぞ」
呂布と関羽と張飛は撤退する。
「逃がすな!」
と、曹操は叫ぶが時すでに遅し。
「曹操様!大変です!」
「なんだ?」
「呂布が逃げていきます!」
「なに!?くそっ!追うぞ」
曹操は追いかけようとする。
「待ってください!」
「なにを言っているんだ?早く行かないと呂布に逃げられるぞ!」
「いいんですか?」
「いいから行け!」
「わかりました」
曹操は部下を連れて呂布を追いかける。
~~~呂布軍side~~~ 呂布は曹操軍の目を欺きながら逃げる。
「さて、この辺でいいかな」
と、言い始める。
「そうだな」
と、関羽と張飛は答える。
「劉備殿、曹操軍を引きつけてください」
「分かった」
と、答えた瞬間、劉備は曹操軍に向かって突撃する。
「さてと、俺たちも行くか」
と、呂布は言い始める。
「ああ」
と、張飛は返事をする。
「さて、曹操軍よ覚悟しろ!」
と、叫び始める。
「フッ、雑魚どもが」
と、曹操は言う。すると、曹操の前に立ち塞がった男がいた。
「ほう、貴様が曹操か?」
「誰だ?お前は」
「我が名は関雲長!」
「ふっ、面白い!相手になってやる!」
「いざ参らん!」
と、二人は戦いを始める。
~~~曹操side~~~
「呂布め!どこに消えた?」
と、曹操は呟く。
「曹操様!敵です!敵の数は100人です」
「何!?どこから来た?」
「不明です!」
「くそっ!こんな時に!」
「曹操様!ここは私が!」
「任せた!」
「了解しました!」
と、男は言った後すぐに呂布軍に向かって行った。
~~~呂布軍side~~~
「ここらへんでいいか」
と、呂布は言う。
『機神』プログラム起動。
『エンゲージ』
『アルケルススの門起動』
を俺が言うと異次元の扉から三体の機械巨人が現れる。
名前は
アルバースト
ロースター
アルバトロス
これらは機神といい異世界ランダマイズで作られた物。
俺はこれを自由に出せる
アルバーストを劉備玄徳に乗らせる
ロースターを馬超孟起に
そして
アルバトロスを俺が乗る。
「いくぞ」
「おう!」
「はい」
「はい」
と、三人は言う。
「行くぞ」
と、言って走り出す。
「なんだあれは?」
「あんなもの見たことないぞ?」
と、曹操軍が騒いでいる。
マイクスピーカーモードにして
「……あー、あー曹操軍の皆さま!この巨大物の餌食になりたく無かったら降参してください!
あ、降参したら俺の軍にとっとと入ってくださいね」
それを言うと曹操軍1部の方が降参するが曹操孟徳はこれをせず
「……よい」
「え?」
「なんと格好よいフォルムなのだ!最高ではないか」
褒められたぞなんか
「俺もお主とそれで共闘したいものだ!
同盟を結ぼうぞ!」
「(あれー?この流れはいいながれやん)」
と、思いながら
「いいでしょう」
と、言う。
こうして曹操軍との同盟が成立したのであった。
曹操軍と同盟を結んだあと呂布達は徐州城に向かっていた。
道中曹操軍の兵に出会ったので一緒に行こうとしたのだが
「呂布将軍、あれはどうやって出すのだ?あの巨体は」
と、聞かれたので
「ああ、これは機神と言って異世界から召喚した者だ。これに乗って戦うのだ」
と、説明しておいた。
「なるほど、わかった」
と、言われたので呂布達一行はそのまま進んだ。
今呼べるのは三体までなので乗れる人は限られる。呂布は劉備、関羽、張飛に一台ずつ乗せて残りは歩いていた。
「着いたよ~」
と、呂布は言う。
「おお、久々だ」
「懐かしいな」
「そうですね」
「早く入ろうぜ」
と、言い始める。
呂布達が城内に入るとそこには見知った顔があった。
「おや、呂布さんじゃないですか?」
「ん?その声は」
「はい、張遼文遠ですよ」
「張遼!元気だったか?」
「はい、呂布さんも相変わらずですねぇ」
「張遼こそ」
「私はずっとここにいましたが?」
「え?そうなのか?」
「ええ、まぁ」
「それより早く行きましょう」
「そうだな」
呂布達は玉座の間に向かった。~~~曹操side~~~
「曹操様!大変です!」
「今度はなんだ?」
「呂布です!呂布がやって来ました」
「なんだと!?なぜこのタイミングで?」
「分かりません」
「とりあえず迎撃の準備をしろ」
「はっ!」
曹操軍は準備を始めた。
その頃呂布はと言うと
「さて、機神を用意してと」
と、言い始める。
すると、異次元の扉が現れてそこから機神が出てくる。
「よし、行くか」
と、呂布は言い始める。
呂布は機神に乗り込んだ。
~~~躁狂side~~~
「躁狂さま!」「どうした?」
「呂布がやってきました!」
「何!?それは本当か?」
「はい」
「くそっ、やっと来たか」
「どうしますか?」
「もちろん倒す」
「了解しました」
「なんだあれ!?」
「化け物だ!」
と、躁狂軍では騒ぎになっていた。
呂布は呂布は躁狂軍を蹂躙していく。
「フハハハハハ!これが機神の力だ!お前たちなど敵ではない!」
と、呂布は叫ぶ。
「なあ?劉備玄徳よ?」
曹操はいう。
「なんでしょう?」
「呂布はいつもああか?」
「機神乗ってる時はああいう感じです」
「フッ、面白い奴め」
~~~呂布軍side~~~
呂布は無双している。
「うわー!」
「助けてくれー!」
「ぎゃー!」
と、叫び声が聞こえる。
「楽勝じゃねえか!」
夏侯惇がいう。
「当たり前だよ!僕が育てたんだから!」
と、曹操が言う。
「曹操様!敵が撤退していきます!」
「分かった」
「追いますか?」
「ああ、追おう」
曹操は呂布を追いかけた。
「おーい呂布!もういいぞ」
「あ、曹操くん終わったのか」
「ああ、そっちは?」
「こっちは終わりました」
「それなら徐州城に戻ろう」
「そうだね」
こうして徐州城に戻っていった。
徐州城に戻ると一華氏と箭馬が待っていた。
「おかえりなさいませ」
「ただいま戻りました」
「おかえり」
「それで、そちらの方は?」
と、曹操は聞く。
「紹介しよう!我が妻である一華と娘だ」
と、紹介する。
「よろしくお願いいたします」
「よろしく」
「こちらこそ」
と、挨拶をする。
「これからどうするの?」
と、曹操は言う。
「まだ決めていない」
と、一華は答える。
「なら、俺達と一緒に行かないか?」
「いいのか?」
「構わないよ」
「ありがとう」
「いいのいいの」
こうして曹操軍と呂布軍は共に行動する事になった。
呂布達は徐州城を出て曹操と共に漢の都、洛陽に向かっている途中だった。「ところで、呂布よ」
と、曹操は言う。
「ん?なんでしょう?」
「お主はどうしてそんなに強いのだ?」
と、聞いてきたので
「俺の強さの秘密ですか?それはですね」
と、言い始めた。俺は異世界ランダマイズから来た転生者であること。そして、俺の力はチート級であることを話した。
「なるほど、だから強いのだな」
「そういう事だ」
「これからも頼むぞ」
「任せろ」
と、呂布達は話し合った。
~~~曹操side~~~ 曹操は考えていた。呂布の強さについてだ。呂布は異世界人という特殊な存在だ。
呂布の力は規格外だ。
呂布の『機神』は異世界からの召喚された機械巨人だ。呂布の力は異常だ。
呂布は異世界の住人だ。
呂布は異世界の人間だ。
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