異世界お料理探訪譚~魔獣引き連れて失礼します~

みなと劉

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33 合金で剣を作る

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少なくとも2日はゆっくりと休んだ
「よし、体も良くなってきた」
当初の目的であった
合金の剣を作るために
今日は
鍛冶屋協会に来ていた
「すみません」
「おう、どうした?」
「武器を作って欲しいのですが」
ドルガさんにお願いして
この間の合金を持っていく
「この合金を使って作ってほしいんです」
「おう!持ってきてくれたか!
形は決まってるのか?」
俺は、いままでの全武器は
長剣、大剣、刀はあるが細身の剣は無かった
だから
「細身の剣を作ってほしくて」
「なるほどな。わかった任せろ!すくなとも1ヶ月は見てくれ!」
「はい!よろしくお願いします!」
「おうよ!」
こうして、俺専用の武器を作り始めた

1ヶ月先なので
その間は
ギルドで依頼をこなす生活を送ることに
決して
お金が無いと言うわけではないぞ?
俺の財布の全財産確認
「えっと、銅貨50枚と銀貨30枚と金貨150枚か」
半年はゆうに暮らせる金額だ
ギルドは明日から依頼をこなすことにした

今日は酒場ではなく先日嫌な思いをしたので行きたく無いのだ
そこで
今日は
宿り木のカフェというお店で食べることにした

メニューを見てみる オムライスやハンバーグなどあるようだ
「うーん、どれがいいかな?」
悩んでいると店員がやってきて
「ご注文決まりました?」
「はい、じゃあこれとこれをください!」
チーズINハンバーグ、鳥むね肉のベーリャック、スープ、サラダを注文
チーズINハンバーグは分かるけど
鳥むね肉のベーリャックってなんだろう?
ベーリャックを図鑑
で調べると鶏胸肉をソワレというお酒を使いソテーしたものらしい
楽しみだな 待っている間は本を読んでいた
すると 声をかけられた 顔を上げると見覚えのある女性がいた あの時の受付嬢だ 名前は確かミーナだったはず そして 一緒にいる男性は誰だろう?
ソワレ図鑑を調べたら出てきた
アルコール度数40~60度の蒸留酒である ワインから作られることが多く
香りが良くフルーティーだが強い苦味があり 料理用というよりは水やジュースで割ったカクテルとして飲まれていることが多い
うん、完全にお酒ですね
実は前に、お酒で大変な迷惑を掛けていたから
どうしよう、逃げたいけど逃げたらダメだ
複雑な顔をしてると
ミーナと側にいた男が
「どうした?」
と声をかける
「いえ、なんでもありませんよ」
と答えるが
「おい、お前ら!」
知らないやつの声が聞こえる誰?このおっさん?
「あ?」
「なんだ?おっさん」
「こいつ俺の連れだから」
は?何言ってんだよ!?
「は?ふざけんなよ」
と俺がいう
「俺は、一人でここに来てるんだからあんたなんて知らないぞ?」
耳打ちで「言うことをきけ」という
俺は男に肩を組まれてる状態だ
俺は振り払おうとするが
力が強すぎて離せないマジで痛い
骨がミシミシと言ってる気がする
すると男は俺の首筋にナイフを突きつける
首に痛みが走る
「く、、わかった」
血が出てる
「わかればいいんだよ」
「はい」
「行くぞ」
そのまま連れて行かれる
「さて、ここでいいか」
人通りが少ない場所に連れてこられた
「こんな場所に俺を連れてきて何をするつもりだ?」
「決まってんだろう?」
まさか
また俺ってばエッチな行為されるとか!?
勘弁しろよとか思っていたら
おっさんはナイフで攻撃をしてきた
早くないので避ける
おっさんは驚く
「俺の瞬発についてこれるって一体!?」
え?あれで早いの?
「俺は、冒険者ランクBのドグだ」
「俺はユウキです」
自己紹介をする
「なんだと!?ユウキ!!」
しまったという顔をするおっさんは
土下座を決める

「頼む!殺さないでくれ」
いきなりこんなこと言われるとは思わなかった
「は?」
「俺は、ある奴らに脅されて仕方なくやったんだ」
どゆこと??
「はぁ?」
「信じてくれ!金ならいくらでも払う!」
「いや、そういう問題じゃなくて」
訳を聞こうとしたが
「頼む!命だけは助けてくれ」
全然話にならんぞこれ
「わかった。話は聞くから頭を上げてくれないか?」
「本当か?」
「あぁ、だからとりあえず話を聞かせてくれないか?」
「わかった」
「まず、なぜ俺を殺そうとしたか教えてくれ」
「それは、ギルドにいるお前を見た時に思った」
「何をだ?」
これで変な返答したら締め上げる
「その強さだ!」
うん、まともで良かったわ
「それで?」
「お前は、俺たちを雇ってるボスに目をつけられてしまった」
「そいつは誰だ?今どこにいる」
「わからない。ただ、いつもフードを被っていて素顔は見たことがない」
ん?フード??
ゾクリと悪寒が走る
ま、まさかあいつら!?
前に俺は
フードを被ったやつらに強姦された事がある
「顔も名前も分からないのか?」
「すまない、知らないんだ」
「そうか、もういいぞ、帰れ」
「ありがとう!本当に助かった!」
「次は無いからな」
「あ、あぁ」
おっさんは帰って行った 
急いで宿に戻り部屋に入る

入ったら
膝から崩れ落ちる
カタカタと体は震えあの時の事を思い出してしまう
「うぅ、気持ち悪い」
吐き気を催すが我慢してベッドまで這うように進む
洗面台で吐き気はMAXになり
「はぁはぁ、うっ、おぇー」
胃液しか出てこない しばらくすると落ち着いてきた
「よし、少し寝よう」
布団に入り眠りにつく


フードを被った男が俺の側にいた
「ふふ、、いい姿だ」
俺は腕を縛られている
「、、っく!?」
足を開かれ
ローションを指にたらし俺のアナルに挿入する
「ん、、ぐぅ!?」
ズブっと音を立てながら入ってくる
「ん、、、ん、、んん、、ん、、ん、、ん、、、、」
「ほら、ここが感じるだろう?」
前立腺を押してくる
「、、、んんぅ!、、あぅ、、あ!」
喘ぎが響き俺は、その自分の喘ぎ声でぞくぞくする
「あ、、あ、、あ、、あ、、あ、あ!」
そして俺のモノから白い液体が飛び散る
「ふふ、、今日もいい声だったよ」
「あ、、ああ、、ん」
「また明日ね」
目が覚める
がばっと起きる
「はあ!はあ!、、っく!?」
びっしょりと汗をかいていた
ここは宿屋の俺に宛がわれた部屋だった
「『夢』か、、はあ、、夢見悪」
汗が酷かったので
着替えをもって
温泉へ
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