異世界お料理探訪譚~魔獣引き連れて失礼します~

みなと劉

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44 機神バトル

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ルシフェル様はどうすれば
すると
ルシフェル様の左指につけられている誓いの指輪が光輝く
「ふむ、誓いの指輪よ我に力を与えたまえ」
ルシフェル様の目の色が金から青へ変わる
「『いでよ!エクスマキナアイオーン』!」
エクスマキナアイオーン
ルシフェル様が呼び出したのは天使の羽を生やした騎士型の機神
その力は未来予知
魔法攻撃が得意なようだ
俺はライデンで
ルドガーはクロノフェイズで
ルシフェル様はアイオーンで
それぞれ戦う
しかし
俺の乗るライデンが押されている
ルドガーのクロノフェイズも
互角といったところだ
ゼンダリムが言うには
俺のライデンは俺の知っている
俺の世界のゴードウィン
正確にはエデンが禁忌で呼び出したゴードウィンと同じで性能差はそこまでないらしい
ただ一つ違うのは俺の機体の方が俺とのシンクロ率が高いため強いということだ 
俺のライデンは俺自身の魂のようなものなので俺との相性がいいのだ
それにしても 
このままでは 
まずい 
何か打開策を考えないと 
俺がそう思っているとゼンダリムから通信が入った 
ゼンダリムによると 
俺の前に使っていたルキフェルスは今の俺の機体よりもシンクロ率が高かったので強かったのだという
今は俺の機体のシンクロ率は100%になっているが
前の機体ほどの強さはない
そこで、俺と同調するパートナーがいれば
もっと強くなれるという
ゼンダリムからの通信を聞いて 俺は考えた 俺が俺自身が認めるやつといえばあいつしかいない
「『デュランダル!』」
「おう!」
俺の機体に入り
俺のそばへデュランダルは来てくれた
そして
俺はデュランダルとキスを交わす
次の瞬間
機体の構造が変わり
デウスエクスマキナライデンから
デウスエクスマキナヴァルナスへと変わる
デウスエクスマキナヴァルナス
あらゆる神話に登場する神々の武器を宿すことができる機神ライデンの上位互換に属する機神
ヴァルナスの能力はあらゆるものへの絶対切断
ヴァルナスブレード
ヴァルナスシールド
ヴァルナスビームを使うことができる
俺の機体はヴァルナスへと変化した
ゼンダリムから通信が来た
「あなたにわたしの力を授けます」
ゼンダリムの力を受け取った
「いくぞ!デウスエクスマキナヴァルナス!ゴードウィンを倒すぞ」
精神を集中し
「ヴァルナスブレード!」
白く輝く霊剣ヴァルナスブレードはゴードウィンに斬攻撃をする
先ほどまで押されていたのが嘘のようにゴードウィンの腕が飛び
剥き出しの機械の配線がばちばちと言っている
ルドガーの乗るクロノフェイズが
クロノスミサイルを発射する
ゴードウィンに命中するとゴードウィンの動きが鈍くなった
クロノスミサイル
時間を操るミサイル
ゴードウィンの時間を停止させたようだ ゴードウィンは動きを止められている
さらに
ゴードウィンの足に
エクスマキナアイオーンが エクスマキナカノンを連射している
エクスマキナカノン図鑑
あらゆるものを消し去る砲撃を撃つエクスマキナアイオーンの必殺光線
アイオーンの放つ光線は ゴードウィンを包み込み
ゴードウィンの身体は跡形もなく消えた 俺はゴードウィンを倒せたことにほっとした
その時だった
倒したはずのゴードウィンがまた現れたのだ
「ふふふ楽しそうだね僕もまぜてよ」
この声は!?エデン!!?
そうだエデンはずっと現れて来なかったので忘れていたのだ
「さあ、ユウキくん!バトルといこうか!」
楽しいバトルを!と言ってる
ゼンダリムから通信が入り
この宙域に新たな機体が進行してきたという
「おい!?エデン!いまこの宇宙というか世界の危機なんだぞ!?
俺とバトルをしていないで手伝えよ!」
「は?何言ってるんだ?それこそ
世界を支配しようとしてる僕には好都合だ」
なんてやつだ

そして、新しい機体が複数体降りてくる
ヴァルナスを通してこの機体が
エクスマキナジルバであることが判明した
エクスマキナジルバ
ガルバトレスという世界で生産された機体
ガルバトレスは科学文明が発達した世界
機神と呼ばれる兵器を作り出した
ガルバトレスの機神は通常の人間に扱えるものではなく
その機神を使うための専用の人間が造られた
強化人間というらしい
ガルバトレスのエクスマキナシリーズは全部で6機いる 
エクスマキナバルキリー
エクスマキナシルエルタ
エクスマキナクレイドル
エクスマキナパンデミック
エクスマキナソールレイ
そしていまこちらに敵対している
エクスマキナジルバの六機
ジルバは全部で10機ほどいた
それ以外は来ていないようだ
ジルバはその中でも最弱なのかもしれない
偵察機なのかもしれないな

近くにいた冒険者たちに逃げるように伝える
「わかった!」
といって俺たち以外の冒険者はいない状態になったので
俺たち三人は再度の機神バトルを行うことに
「エデン!お前はこれでもまだやりあうつもりか!?」
すると
エデンは笑いながら言う
エデンは言う
「君たちの乗っているその機体には僕のデータが入っているんだよ
その機体はいわば僕そのものだからつまり君たちはもう負けているようなものだよ」

そして良くみたらエデンの乗っている機体がゴードウィンではないことに気づいた
「エデンお前!?ゴードウィンはどうした?」
ヴァルナスの力でエデンの機体が
エクスマキナザウルスであると判明した
エクスマキナザウスル図鑑によると
ゴードウィンの上位互換にあたる機体だという
普段は恐竜の姿で戦闘になると人形の侵攻タイプに変形するようだ

「ははは!何を言ってるこれはゴードウィンを僕の魔力と禁忌の魔術で進化させたのさ!」
なんてやつなんだ!
「さあ、バトル開始だよ!」
ザウルスは土属性のようだ
「くっ!」
俺はヴァルナスソードを構え斬りかかる
しかし
ヴァルナスソードは弾き返された
「ふふ」
やはりザウルスは強い 俺が苦戦をしていると
「ユウキくん!大丈夫?」
ルドガーが援護してくれた
「ありがとう助かった」
俺は、ヴァルナスミサイルを撃ち込む
ヴァルナスミサイルは命中したが
ヴァルナスミサイルは効かなかった
「嘘,だろ」
ヴァルナスシールドを起動させる
「これなら!」
ヴァルナスシールドからビームを放ち攻撃するがビームも弾かれる
「くそ!?」
ヴァルナスシールドは万能の盾のようであらゆる攻撃を無効化できるようだ
だが、弱点がないわけではない
シールドのエネルギーが無くなれば無効化も出来なくなるのだ
「ははは!全然効かないよユウキくん?さて、今度はこちらからいかせて貰うよ!
『ザウルスカノン』!」
直撃を食らう
ヴァルナスシールドで防ぐが
すぐにエネルギーが切れる
俺の機体はかなりのダメージを受けていた
「降りろ!ユウキ」
デュランダルから機体から降りろというので
俺は、ヴァルナスから降りる
すると
エデンも機体から降りてきた
そして俺に近づいてきて
抱きつきそしてキスをしてくる
「んーー!!」
突然のことで俺は動けなかった
すると
「貴様ぁああ!!!」
ルドガーは怒りに任せてエクスマキナクロノフェイズで生身のエデンを攻撃しようとする
「ふふふ邪魔しないでくれるかなルドガー」
「黙れぇえ!!エデン、、な!?」
クロノフェイズの、動きがとまる
いや止められたのだ
エデンが何かをしたようだ
動きが止まった隙をみて
エデンはまた俺に口づけをしてきた
しかも舌まで入れてきて
俺はその巧みなまでの舌使いによろめいてしまう
「んーー!」
さらに俺の身体を触ってくる
「おい!?エデン!?」
俺はエデンを押し退ける
「ふふユウキくん僕のものになってよ」
「なるわけないだろ!ふざけるな」
しかも状況を考えろよこいつ!!
いまは侵攻してきてる異世界のやつらが送ってきた
機体と戦っていた最中だろ
ルシフェル様がジルバと応戦している
「アイオーンよ、、我に力を」
意識を集中する
アイオーンがそれに呼応するように光輝く
「『進化せよ!アイオーン!』」
光が強くなる
エクスマキナアイオーンは進化を果たし
エクスマキナカイゼルアークナイトにパワーアップした
エクスマキナカイゼルアークナイト
エクスマキナアイオーンの上位互換で
ルシフェル様の強い思いがアイオーンに伝わり呼応して進化果たし姿
全魔法
カイゼルブレード
チェンバーガン
ファンネル
が主要武器である

ジルバがおどおどしだしたが
ルシフェル様が
「『カイゼルブレード霞み切り!』」を炸裂させた
ジルバが一体大破した
これであと9体
エデンからキスを受け
舌まで入れてこられて
さらにお尻まで揉んできた
「ふふ、ユウキくん気持ちいいかい?」
本当はぞくぞくしてるけど
「なわけ、ないだろ!?」
未だにクロノフェイズは動けずにいる
「くそ!?動かない!しかも出れないまできてる」

俺はなんとかエデンから抜け出し
デュランダルを呼んだ
すぐに来てくれたので
デュランダルを手に持ち
「『こい!デウスエクスマキナルキフェルス』」
ユウキの目の色が黒から赤へ変わる
ルキフェルスに乗り込む俺をみて
「どんだけ僕を拒めば気が済むんだよ!?」
エデンはザウルスに乗り込み
俺の近くまできた
「またさっきみたいに機体をズタズタにしてあげるよ!」
とザウルスカノンを構えてくる
俺はザウルスカノンの砲撃を避けながら 
ルキフェルスハルバードを取り出し
そして
ザンッ! 
とザウルスの左腕を切り落とした
「なんだと!?なんで切り落とされるんだ!!」
俺の機体が現在ルキフェルスであることに気づいていないらしい
そして
そのまま
俺はザウルスを切り裂く
剥き出しの機械の配線がばちばちと音を立てる
「そんな、ばかな!」
クロノフェイズが動けるようになった
「ユウキくん!」
「ルドガー!君は、ルシフェル様と一緒にジルバたちを大破させてくれ!」
OKの合図で
ルドガーはクロノフェイズでルシフェル様のところへ向かう

「ルシフェル様!助太刀に来ました」
「了解した!我は右側を」
「では、僕は左側を!クロノスミサイル!」
ジルバにクロノスミサイルを浴びせる
そして
クロノドライブ展開
クロノスブレードで攻撃
「カイゼルアークナイトよ行くぞ!カイゼルブレード!
カイゼルファンネル!」
カイゼルファンネルでジルバを攻撃していく
一方
ユウキはザウルスを倒していた
「なんで!?なんで!!」
エデンは叫んだ
ザウルスカノンも壊れている
ザウルスはザウルスキャノンで対抗してくる
「まだだ!まだやれる!」
だがザウルスキャノンの砲弾も避けられる
そしてザウルスの右腕も切られてしまう もう、ザウルスには何も残っていなかった
「エデン!もうやめにしよう!こんなこと
俺たちと一緒に侵攻してくるやつらを倒そう!いまならまだ!?」
だがエデンは
「黙れぇええ!!僕が負けることなんてあるわけがないんだぁあああ!!!」
エデンの魔力が高まっていき
エデンの髪が白くなり目が赤くなっていく
そしてエデンは叫ぶ
エデンは暴走していた
エデンは叫び続け
その度に辺りに雷が落ちていく
その光景を見て俺は思った
エデンは狂っていると
俺の知ってる昔馴染みはもういないのだと
エデンは襲いかかってきた
エデンの右手には黒い剣があった
「お前その剣を一体何処で!?」
「いまさら気づいたのか!ばかめ!!
もう遅いわ!!
さあ、暗黒剣マールズブレイドよ我に更なる力を」
すると
エデンは
「!!?、、うぐ!?」
「エデン!どうした!?」
暗黒剣マールズブレイドにエデンは飲み込まれ
一体の機神が現れる
「『ふむ』」
「エデン!」
「『エデン?あー、さっきの生け贄のことか
もう、そいつはこの世にいない』」
とんでもないことをこの機神は言った
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