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50 朝食とスキル強化訓練
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「すいません、アキト様」
「反省してる?」
「はい!もちろん!」
「ならよし!」
アキトは朝食を食べに行く。
食堂へ行くとアキゾメトルと、ルディアはもう席に着いていた。
僕たちも席に着く。
『パンとスープと肉料理』だった。
「今日は広場でのスキル強化訓練が基本だよ。それの後に大市場へ行こう」
「「スキル強化訓練?」」
アキゾメトルとルディアが聞く
「うん、やはり僕はまだまだ弱いと思うんだよ」
((何言ってるんだ?この世界最強暗殺者(アサシン))←無自覚野郎だから仕方ないよ。
「弱くはないと思いますけどやはり訓練は何時でもやっておかないといざと言う時に動けないですよね」
「うん!分かってるね……グラウディウスは」
「俺も同じ意見です」
「ルディアは?」
「我も同意だ」
「そうか……それじゃあ、今日の予定は、広場での訓練と、そのあとに大市場で買い物と、昼食は屋台で買って外で食べよう」
「分かりました」
「了解した」
食事も終わりアキト達は広場へ向かう。
「さて、早速だけど……スキル強化訓練を始めます」
アキト達の前に木でできた剣や槍、斧などの武器が置いてある。
「まずは、剣術からだな。これを使ってくれ」
「はい」
「分かりました」
2人は木刀を取る。
「では、始めるぞ。構えて」
アキトは木刀を構える。
スキル『剣格士』を、一応セットする。
「始め!」
合図と同時に2人は走り出す。
アキトは右上段からの振り下ろし。
グラウディウスは左下段の切り返し。
お互いの木刀がぶつかり合う。
そのまま鍔迫り合いになる。
「力比べでは負けないか」
「はい!」
グラウディウスの蹴りが入る。
アキトは後ろに下がる。
「やるな」
「ありがとうございます」
アキトは再び、前に出る。
今度は突きを放つ。
グラウディウスはそれをかわす。
「次はこっちの番ですね」
グラウディウスが仕掛けてくる。
連続の斬撃が飛んでくる。
それをなんとか受け流す。
「ほほう……なかなかやりますねぇ」
「そちらこそ」
剣術をある程度訓練したので
槍術を訓練することに。
『槍術士』をセットし
『分銅回し』『8の字の型』『旋風槍』を使いこなす。
「すごい!こんなに早く覚えるとは」
「いえ!まだまだです」
「十分だよ」
「ありがとうございます」
「よし!次いくか」
弓術の訓練をする。
矢は10本ほど用意してある。
『弓矢使い』をセットし
『瞬迅弓』『精鋭弓』『風神弓』を使いこなす。
「素晴らしい!これは、かなりのレベルまで上がりそうだ」
「ありがとうございます」
「うむ、見事である」
「ありがたき幸せ」
「次の訓練行くか」
魔法訓練を始める。
「とりあえず、初級魔法の詠唱破棄を覚えてみてくれ。」
『詠唱破棄』とは、詠唱を破棄し魔法名だけで発動する事。
『ファイヤーボール』
「炎の精霊よ、我が命に従い敵を焼き尽くせ、『ファイアーボール』」
「こらこら!詠唱破棄だと言ったろ?
『ファイアーボール』」
詠唱無しに火球が飛ぶ。
「うえ!?」
グラウディウス達が驚く。
「これが、詠唱破棄の効果だ」
「す、凄いです」
「まあ、魔力コントロールと集中力がかなり必要だがな」
「はい!頑張ります」
「うむ、頑張ってくれ」
アキト達は訓練を続ける。
昼になり
「よし!ここまでにして昼ごはんにする!大市場で買い物と屋台で食べ物買って食べるぞ」
「「「おー!」」」
僕達は、大市場に移動する。
「アキト様?大市場では何を買うのですか?」
「うん?味噌と塩、胡椒に」
「アキト様?胡椒とは?」
(あ、そういえば前の時には胡椒とかは買ってなかったな)
「『胡椒は、香辛料の一種だよ。結構高いから気をつけてね』」
「そうなんですね!わかりました」
「うむ、わかった」
大市場に着くと、アキト達は調味料などを買いに行った。
「うーん……どれにしようかなぁ……」
「アキト様!この中のどれが胡椒ですか?」
「我も知りたい」
「我もだ」
(全員知りたいのか)
「それでしたら私が説明致しましょう。」
大市場の香辛料屋さんが説明してくれるらしい。
「そもそも『胡椒とは、トウガラシ科の一種で、コショウ属の常緑高木の総称』であり、その中でも特に黒色の粒状になったものを『黒胡椒』と言います。そして『黒胡椒は、その種子が成熟すると、鱗片に包まれた黒い結晶となり、この状態のものが粉末状に砕かれ香辛料として利用されます。』」
「なるほど」
「分かりやすいです」
「感謝する」
「そして、何故『胡椒』が『高い』のは言いますと、栽培が難しいためでございます。その栽培方法ですが、まず苗作りの段階で約2ヶ月かかりまして、その後、植え替え作業が3~5回程あります。さらに収穫には6年ほどかかると言われています。」
(あ、それなら普通に育てても間に合わないね)
「ありがとうございます。胡椒を1kgほどお願いします」
「ふむ、それでしたら金貨3枚は必要ですが」
「はい。金貨3枚です」
「はいはい。確かに」
胡椒は手に入った。
「次は、塩と、味噌と米、米麹」
移動中にグラウディウスが
「米と米麹は違うのですか?」
と、聞かれ
「『米麹は、稲の果実である籾を脱穀して玄米にし、蒸したあと乾燥させた後、麹菌を植え付けて発酵させて作る。一方、米は、イネ科の穀物』だよ」
「おお、そうだったのですね!」
「流石だなアキトよ」
「アキト殿は素晴らしい」
「反省してる?」
「はい!もちろん!」
「ならよし!」
アキトは朝食を食べに行く。
食堂へ行くとアキゾメトルと、ルディアはもう席に着いていた。
僕たちも席に着く。
『パンとスープと肉料理』だった。
「今日は広場でのスキル強化訓練が基本だよ。それの後に大市場へ行こう」
「「スキル強化訓練?」」
アキゾメトルとルディアが聞く
「うん、やはり僕はまだまだ弱いと思うんだよ」
((何言ってるんだ?この世界最強暗殺者(アサシン))←無自覚野郎だから仕方ないよ。
「弱くはないと思いますけどやはり訓練は何時でもやっておかないといざと言う時に動けないですよね」
「うん!分かってるね……グラウディウスは」
「俺も同じ意見です」
「ルディアは?」
「我も同意だ」
「そうか……それじゃあ、今日の予定は、広場での訓練と、そのあとに大市場で買い物と、昼食は屋台で買って外で食べよう」
「分かりました」
「了解した」
食事も終わりアキト達は広場へ向かう。
「さて、早速だけど……スキル強化訓練を始めます」
アキト達の前に木でできた剣や槍、斧などの武器が置いてある。
「まずは、剣術からだな。これを使ってくれ」
「はい」
「分かりました」
2人は木刀を取る。
「では、始めるぞ。構えて」
アキトは木刀を構える。
スキル『剣格士』を、一応セットする。
「始め!」
合図と同時に2人は走り出す。
アキトは右上段からの振り下ろし。
グラウディウスは左下段の切り返し。
お互いの木刀がぶつかり合う。
そのまま鍔迫り合いになる。
「力比べでは負けないか」
「はい!」
グラウディウスの蹴りが入る。
アキトは後ろに下がる。
「やるな」
「ありがとうございます」
アキトは再び、前に出る。
今度は突きを放つ。
グラウディウスはそれをかわす。
「次はこっちの番ですね」
グラウディウスが仕掛けてくる。
連続の斬撃が飛んでくる。
それをなんとか受け流す。
「ほほう……なかなかやりますねぇ」
「そちらこそ」
剣術をある程度訓練したので
槍術を訓練することに。
『槍術士』をセットし
『分銅回し』『8の字の型』『旋風槍』を使いこなす。
「すごい!こんなに早く覚えるとは」
「いえ!まだまだです」
「十分だよ」
「ありがとうございます」
「よし!次いくか」
弓術の訓練をする。
矢は10本ほど用意してある。
『弓矢使い』をセットし
『瞬迅弓』『精鋭弓』『風神弓』を使いこなす。
「素晴らしい!これは、かなりのレベルまで上がりそうだ」
「ありがとうございます」
「うむ、見事である」
「ありがたき幸せ」
「次の訓練行くか」
魔法訓練を始める。
「とりあえず、初級魔法の詠唱破棄を覚えてみてくれ。」
『詠唱破棄』とは、詠唱を破棄し魔法名だけで発動する事。
『ファイヤーボール』
「炎の精霊よ、我が命に従い敵を焼き尽くせ、『ファイアーボール』」
「こらこら!詠唱破棄だと言ったろ?
『ファイアーボール』」
詠唱無しに火球が飛ぶ。
「うえ!?」
グラウディウス達が驚く。
「これが、詠唱破棄の効果だ」
「す、凄いです」
「まあ、魔力コントロールと集中力がかなり必要だがな」
「はい!頑張ります」
「うむ、頑張ってくれ」
アキト達は訓練を続ける。
昼になり
「よし!ここまでにして昼ごはんにする!大市場で買い物と屋台で食べ物買って食べるぞ」
「「「おー!」」」
僕達は、大市場に移動する。
「アキト様?大市場では何を買うのですか?」
「うん?味噌と塩、胡椒に」
「アキト様?胡椒とは?」
(あ、そういえば前の時には胡椒とかは買ってなかったな)
「『胡椒は、香辛料の一種だよ。結構高いから気をつけてね』」
「そうなんですね!わかりました」
「うむ、わかった」
大市場に着くと、アキト達は調味料などを買いに行った。
「うーん……どれにしようかなぁ……」
「アキト様!この中のどれが胡椒ですか?」
「我も知りたい」
「我もだ」
(全員知りたいのか)
「それでしたら私が説明致しましょう。」
大市場の香辛料屋さんが説明してくれるらしい。
「そもそも『胡椒とは、トウガラシ科の一種で、コショウ属の常緑高木の総称』であり、その中でも特に黒色の粒状になったものを『黒胡椒』と言います。そして『黒胡椒は、その種子が成熟すると、鱗片に包まれた黒い結晶となり、この状態のものが粉末状に砕かれ香辛料として利用されます。』」
「なるほど」
「分かりやすいです」
「感謝する」
「そして、何故『胡椒』が『高い』のは言いますと、栽培が難しいためでございます。その栽培方法ですが、まず苗作りの段階で約2ヶ月かかりまして、その後、植え替え作業が3~5回程あります。さらに収穫には6年ほどかかると言われています。」
(あ、それなら普通に育てても間に合わないね)
「ありがとうございます。胡椒を1kgほどお願いします」
「ふむ、それでしたら金貨3枚は必要ですが」
「はい。金貨3枚です」
「はいはい。確かに」
胡椒は手に入った。
「次は、塩と、味噌と米、米麹」
移動中にグラウディウスが
「米と米麹は違うのですか?」
と、聞かれ
「『米麹は、稲の果実である籾を脱穀して玄米にし、蒸したあと乾燥させた後、麹菌を植え付けて発酵させて作る。一方、米は、イネ科の穀物』だよ」
「おお、そうだったのですね!」
「流石だなアキトよ」
「アキト殿は素晴らしい」
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