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122 結婚報告と初夜

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「へえそうなんだね」
「アキト様……もうすぐです」
「また言い寄られるのかな」
ユウキは憂鬱だったがルシフェルが
「大丈夫……お前は我の嫁だから我が言ってやるから」
「ありがとうルシフェル様」
フィガロ城に着く。
城の衛兵が
「グラウディウス様お帰りなさいませ!あ!ユウキ様いらっしゃいませ。
ルシフェル殿!ご無沙汰しております
あのそちらの可愛い方は?」
アキトの事を言っているようだ。
「このお方は我が主で我が嫁……アキト様だ」
「アキト様というとアドクリフの第15代目の主神様でございますか!?」
(僕って15代目なの?)
「『(はい、貴方様はアドクリフ第15代目主神様ですよ。第14代目主神はユウキ様で第13代目はオーディン様です)』」
(そうなんだ)
奥の謁見の間へ行き
ユウキ、ルシフェル、グラウディウス、アキトは王座に座るグラウディウスの父親
『エルボルグ』と会う。
「グラウディウスよ……帰っきたか」
「はい!父上グラウディウス帰還いたしました」
「うむ、久しいな……聞くところによると其方結婚をしたそうだな。
そこの可愛らしい者がそうか?名をなんと申す」
「はい、グラウディウス殿のお父上様とお見受けいたします。わたくしアドクリフ第15代目主神アキト・オミンクレイと申します。この度はグラウディウス殿と神界にて婚儀の儀式を行ってまいりました。お見知り置きを」
礼をしっかりとするアキト。
「うむ……礼儀正しい者よ。かなりの実力者とお見受けする……もしかしたら我よりも強いのではないかな?」
「いえ……そのようなことは……無いかと」
ピコン
『謙遜』のレベルが上がりました。
『魔王を越える実力者』を取得しました。
『隠れた実力者』を取得しました。
「謙遜せずとも良い……其方の魔力を感じればかなりの手練だということはすぐに分かる。グラウディウスよよき伴侶を手に入れたな……これからは神の子をこの者と育み産むがよい……女子」
「あの!……僕は男であり……その女でもあるのです」
「分かっておる……我が不詳の息子をよろしく頼むぞ……アキトよ」
「はい!」
「そして!ユウキ様!!我の求婚何時になったらお受けするのですか!?」
いきなり豹変するエルボルグに呆れるユウキ。
「だから奥まで行くの嫌だった」
「エルボルグ殿」
「おおこれはルシフェル様」
「ユウキは我が嫁です。」
「分かってるってば!それは!!でも好きなんだもん」
(なんだこの駄々こねは)
(こんな親父初めて見た)
「挨拶終えたことだから帰りますかね」
「「「そうだな」」」
「ユウキ様ー!またきてね!」
「はいはい!またね……エルボルグ」
「はい!ユウキ様!」
エルボルグと別れ
アドクリフに戻ってきた。
アキト達は
自宅に戻る。
「アキトお兄ちゃん……おかえり」
リュートが迎えてくれる。
魔界で約2週間過ごしていたのでリュートはさらに成長し
身長が2週間前よりも10cmも伸びている。
魔界に行く前140cmでいまは152cmである。
年齢的には13歳くらいの男の子になっていた。
(やはり神の子は成長がはやい!僕も子供産んだらこんな感じなのかな)
リュートはアキトに抱きついて顔を胸に埋めてくりくりする。
(可愛いなリュートくん)
頭を撫でるアキト。
家で時間を過ごす
夕飯は
『鳥の唐揚げ』
『ムカサ(地球でいう鯛)のお刺身』
『豆腐のお味噌汁』
『お野菜のサラダ(ごまドレッシング)』
『ご飯』
である。
食後のデザートを食べ終えゆっくりしていると
リュートが
「アキトお兄ちゃん……お風呂入ろ」
と言ってくる。
「うん!いいよ……身体とか髪の毛とか洗ってあげるね」
「うん!」
するとユウキに
「おい……アキト……あの子も男の子だから……あまりお前の身体とか触らせるなよ?」
お前は一応女でもあるんだからと注意を受ける
(大丈夫だと思うけどなぁ)
そして風呂で
「アキトお兄ちゃん、洗って?」
と言ってくる
(まあ、まだ甘えたい年頃だもんなしょうがない)
洗いっこして一緒にお風呂に入り身体を浸かると
「お兄ちゃん……お風呂気持ちいいね」
「そうだね」
お風呂から上がると髪の毛を優しくバスタオルで拭いてあげる。
「よし!綺麗綺麗」と髪の毛をくしゃくしゃにしてあげる。
(本当に可愛い)
と思うアキトはリュートが可愛くてしょうがなかったのだった……その後就寝の時間になる……。
寝室のベッドで寛いでいるとグラウディウスが部屋に入ってくる。
「アキト様……お待たせしました」
「グラウディウス……待ってたよ」
ベッドまで来ると
アキトに抱きつきキスをする。
結婚式から今日は初夜となる。
「ん……あむう……ちゅる」
アキトはグラウディウスにされるがままでただ抱きつきながら濃厚なキスを受けていたのだった。
「はぁはあはああ……」
2人の息遣いと唾液が交わる音が部屋の中を支配していた。
グラウディウスはアキトをベッドにゆっくりと押し倒すと
アキトの服の中に手を入れると乳首を指で転がす。
「あん……グラウディウス……そこ気持ち……」
「ああ♡可愛らしいアキト様」
更に乳首だけではなく今度は舌で舐めて甘噛みもする。そして手はズボンに伸びチャックを開けて下着の中に手を入れる そしてアキトのぺニスを優しく撫で回す……それだけで
「イッちゃう……」
射精する。
そのままアキトのおまんこに指を入れるグラウディウス。
「あ……あん……はぁ……気持ちい」
「アキト様……挿れたいです」
グラウディウスから言われ
アキトは自ら指でまんこを広げ
「きて……グラウディウス……僕の……おまんこにグラウディウスのおちんちんちょうだい」
「はい、わかりました」
そして一気に入れる。
「あ!!ああ!!」
(入ってる……グラウディウスのおちんちんが入って僕の膣の中に!)
パンパンパン!!と激しく腰を叩きつけるグラウディウス。
そして子宮口に先っぽをぐりっと押し付ける。
その感覚でアキトは再び射精をする。
「あ!またイク」
しかしそれでも腰の動きを止めずに再び動かすとピストンは速くなっていく。
「は……ぁ……アキト……さま……イきそうです……」
「僕……も……またイく……中に出して……僕のおまんこにグラウディウの精子いっぱいだして!」
「出します!受け止めてください…………!!……く」
「グ、グラウディウスの精子……中で……てりゅ!?……あぁ!」
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