異世界で気づけば世界最強になっていた

みなと劉

文字の大きさ
126 / 153

126 ルミナスと育児と手合わせ

しおりを挟む
アキトがルミナスを産んで1週間が経とうとしている。
アキトがソファでルミナスにおっぱい(元が男なのでほぼ小さい胸)をあげていた。
「ごくごく」
「よしよし……いいこだね」
そしてさらに1週間が過ぎるころ
ルミナスが声というか言葉のような声を出し始めはいはいをしだす。
やはり神の子は人間よりも成長が早いのは確かのようだ。
2週間で首がすわる。
今日で
ルミナスを産んで1ヶ月経つ。
だいぶはいはいも出来るようになり
毎日きゃっきゃ言ってるルミナスが可愛くて仕方ないアキト。
ユウキも1階のソファでアキトとルミナスの様子を見て
アキトが少しでも休めるように
アプサラスと連携して遊んであげたりしていた。
1ヶ月をこえたあたりから
言葉を発するようになる。
最初は
『あー』から始まり
現在は『まんまぁ』と言っている。
ユウキにも『まんまぁ』ということがあるようで
「俺はお前のママじゃねーよ」
とかいいつつ笑顔で頭を撫でている。

2ヶ月目
アキトが
「ルミナスが」
アプサラスが
「『ルミナス様が』」
ユウキが
「ルミナスが」
と3人が『ルミナスが』というのをグラウディウスとルシフェルが
『ルミナスがどうした?』
と聞く
すると
3人が1斉に
「「「『ルミナスがたって歩いた!』」」」
というのだ。
「「おお!」」
とグラウディウスとルシフェルが言う。
そして3ヶ月目には
「ママァ……遊ぼ」
「んー?ルミナス……何して遊ぶ」
「ママにぎゅうして遊ぶ」
「ふふふ……面白いね」
ほぼ2歳くらいの男の子くらいに成長していたのだ。
リュートも
「ルミナスくん……お兄ちゃんと遊んでもらってるの?」
「うん!ママにぎゅうしてもらってるの」
「僕もお兄ちゃんにぎゅうしていい?」
「いいよ……リュートくんもおいで」
「やったー」
リュートは人間でいう
15歳くらいの男の子に成長した。
あと半年で神の信託を受け
彼は他の世界の神様として登録を受けるのだ。
でも、帰ってこられない訳では無い。
世界の行く末を見守りながらこの世界で生きる神も居るのだ。
だが登録を受けた最初の10年はその世界に必ず居る必要(休み期間はある)があるので
戻ってこれるのは1年に数日だけである。
年末年始は帰って来れる。
ユウキが500年帰ってこなかったの(帰ってこられなかったが正しい)は
魔界が、壮絶な状態になっており(今から700年前にアダマスが行った実験のせい)
今の魔界で人や魔族が平和に暮らせるようになるまで開拓、毒素消滅などをずっとしていたからである。
リュートはルミナスの面倒を良くみてあげるのですっかり
『お兄ちゃん』
と慕われていた。
3ヶ月後(ルミナスは人間いう6歳くらいの男の子に成長した)
リュートは人間でいうところの18歳くらいの男性になった。
身長は
183cmとアキトやユウキよりも高くなった。
アキトは176cm
ユウキは172cmである。
ユウキ曰く
「俺より高くなった」
「まだまだ父さんには色々な面では劣っていますから」
と謙遜する。
ユウキは
「よせよ。謙遜しなくていい」
と言う。
「お兄ちゃんにもまだまだ劣ってるし」
「いやコイツは別格だから気にするな」
「そんな事ないですよユウキさん」
「お前は自分の実力に気づいてないのかよ?」
ピコン
『神格が1つ上昇します』
ルミナスは6つ星の神。
(あれ?神としての能力は僕の方が上なんだ)←あたりめーだろ!アキト!!

ユウキとアプサラスの第2子は
娘で
名前は『メルティム』という名前である。
『メルティム・ペルセポネ=ルヴァン』である。
人間の3歳くらいの女の子に成長した。
『メルティム』とは
この世界の神話上の統率神である『ルシフェル・ペルセポネ』の妹が ルヴァンの国王と結婚して産まれた『メルティム』を女神として この世界で祭事や祭りで神に奉げたり、崇めたりするときの女神様である。
また、月の神ともいわれてもいる。

(ユウキさんたちも第2子誕生でうきうきしてるみたいだな)
アキトはルミナスの成長をうきうきしながら見守っている。
グラウディウスもわが子ルミナスがあと数年で
他の世界の神様になるのを楽しみにしているようだ。

そんなある日
アキトはグラウディウスに
「久しぶりに手合わせしないか?グラウディウス」
「何を言ってるのですか!?アキト様……いくら……出産して……いま妊娠してないからと言って俺と手合わせなんて」
「身体が鈍るの!!だから相手しろよ!」
「だってアキト様手加減しないんですから!」
ユウキは
(それが本音か)
と思った。
「だったら俺が手合わせしてやろうか?アキト」
とユウキが言う。
グラウディウスが慌てて
「だめです!ユウキ様……アキト様は本当にお強いのですから!!」
「大丈夫だろ?」
「あー、……うん……大丈夫ですね……きっと」
「じゃあ!決まりですね!ユウキさん宜しくお願いしますね
場所は広場でいいですか?」
「お、おう」
広場で
ユウキとアキトの手合わせが行われる。
「手加減無しでいいですよユウキさん」
と言って
レッグバスターと『闘格士』←新規取得したスキルをスキルセットする。
「僕は『闘格士』で行きますね」
「は?闘格士ってなんだ??」
と聞こうとしたが
アキトが消え
「は?…………おわ!?」
間一髪というところでなんとかアキトの攻撃を避けることが出来た。
(なんだ!?いまの動き!?)
「やりますね……ユウキさん……いまの避けれるの……なら!これならどうだ!」
今度は身体を下向きに手を地面に着けたと思ったら瞬時に移動し
ユウキの、背後にアキトが現れ
ユウキの、背中を
『背後襲撃』と『発勁』で攻撃する。
「ぐお!?」
ユウキが前のめりの状態からすぐに体勢を戻す
「はぁ……はぁ……アキトやべーな!それ!?」
「まぁ……このくらいは」
(まだ手加減してたのかよ!?)
「なら……俺も本気出していいんだよな……」
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

なほ
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模るな子。新入社員として入った会社でるなを待ち受ける運命とは....。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

異世界でただ美しく! 男女比1対5の世界で美形になる事を望んだ俺は戦力外で追い出されましたので自由に生きます!

石のやっさん
ファンタジー
主人公、理人は異世界召喚で異世界ルミナスにクラスごと召喚された。 クラスの人間が、優秀なジョブやスキルを持つなか、理人は『侍』という他に比べてかなり落ちるジョブだった為、魔族討伐メンバーから外され…追い出される事に! だが、これは仕方が無い事だった…彼は戦う事よりも「美しくなる事」を望んでしまったからだ。 だが、ルミナスは男女比1対5の世界なので…まぁ色々起きます。 ※私の書く男女比物が読みたい…そのリクエストに応えてみましたが、中編で終わる可能性は高いです。

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

処理中です...