異世界でラブコメしたりギルド登録したり別の人になったり!?

みなと劉

文字の大きさ
94 / 161

94話

しおりを挟む
零がそう言い終えた直後、魔王軍が一斉に襲いかかってきた。
だが零達は一切ひるまず、シルフィードは魔法を放ちまくり零とシルエルティのコンビネーションによりどんどん敵を薙ぎ払っていった。しかし敵の数は一向に減らないどころか増える一方だった。
「もう無理かも……これ以上戦ってたら死んじゃう……」
シルフィードは弱音を吐いていたが零とシルエルティは気にせず戦い続けた。だがそんな時、1人の少女が声をかけてきた。
「ちょっと待った~!私も混ぜてくださいよ!」
その少女を見た零達は驚きを隠せなかった。その少女は魔王の娘、シルフレイアだったのだ。
「なんでここに!?」
「だって面白そうだな~って思ってさ!」
「君、名前は?」
「私?私は『シルフレイア』っていいます!よろしくね!」
「よろしく。それで……どうして君は戦っているんだい?」
「暇つぶしってとこかな~!あと私のお母さんが魔王軍に殺されちゃってね。仇をとりたいんだ~!」
「そうなんだ……君は強いのかい?」
「もちろん!まあ見ててよ!」そう言うとシルフレイアの周りに竜巻が現れた。
「風魔法か……」
「うん!そうだけど?」
「すごいな……僕のは風魔法だけじゃなくて他の属性の魔法を使えるけど、君には敵わないかもしれない……」
「それはやってみないとわからないよ。それよりあの2人は?」
「あの二人はシルフィールっていう勇者とシルフィっていう女の子の勇者でこの世界を救う為に僕達はここに来たんだ」
そう話していた時、背後に突然気配を感じた零とシルエルティは後ろを振り向くとそこにはなんと魔族の中でもトップクラスの強さを誇る男、『ギルス』が立っていた。
「よぉ久しぶりだな零」
「ギルス……やっぱり生きていたのか……」
「ああ。でもお前のせいでこの世界で死んだがな。その借り、ここで返させてもらうぜぇ!!」
「来るよ零くん!シルフさん!君は他の人達を助けに行って!ここは僕に任せてくれ」
「分かった!ありがとう!頑張ってね!」
シルエルティはそう言って戦場へと向かった。シルフィードは零達の事を心配そうに見つめていた。
「大丈夫!僕を信じて!君は自分の家族の事を考えるんだ!」
「……わかった!気をつけてね!」
シルフィードがシルエルティの後を追うように去って行くのを確認すると、ギルスは笑みを浮かべた。
「ククク……やはりお前は甘い奴だ。俺との約束なんて忘れちまったみたいだなぁ。」
「……悪いけど僕は君のことなんか覚えていないよ。」
「あぁ?じゃあ思い出させてやるよ……お前がここでくたばるという現実でなァ!」
そう叫びながら襲い掛かってきた。シルエルティは拳を握りしめ思い切り地面へと叩きつけた。するとそこから大きな衝撃波が発生して辺りにいた魔物達が一瞬で消し飛んだ。だがそれとほぼ同時に零はシルエルティの腕を掴んだ。
「今だよ!」
そう叫ぶとシルエルティは走り出した。シルエルティ達は無事に逃げることに成功した。しかしそれを黙って見ているほど敵は甘くなかった。
「逃すわけねぇだろ?テメェはオレがぶっ殺す!」
「やれるものならやって見せなよ!返り討ちにしてあげるからさ!」
シルエルティとギルスが激しい戦闘を繰り広げている中、零とシルフィードはなんとか逃げ続けていた。だが零は体力の限界に達しようとしていた。だが零はそれでも必死に逃げていた。その時、突如上空から魔力弾が降ってきてシルフィードの足に当たった。その衝撃でシルフィードは転んでしまった。
「痛っ……」
「シルフィード!逃げよう!今は君だけでも助けたいんだ!」
「で、でもクシャラドが……」
「彼はきっと生きている!信じていればきっと……」
「う、うん……」
零は魔力弾の発射地点に向かって魔法を連射した。すると煙幕のような物が現れそこに人影があった。するとその中からクシャラドが現れた。
「無事だったかクシャラド!」
「おう!俺の体は粒子に変えられてしまったんだ。だがクシャドラドには俺の魂の一部が残っていた。だからこうやってまた実体化できたんだよ。だが俺には戦う力が残っていない……すまないが俺の代わりに戦ってくれ……」
「わかった。君のおかげでシルフィードを死なせずに済んだ。後は任せてくれ」
「頼んだぞ……シルフィード……俺の事は気にせず生きるんだ……」
そう言い残してクシャラドは再び粒子となって消えていった。すると魔王軍の大群が一気に攻めてきた。
「くそ!邪魔だ!」
「零くん!ここは私に任せて!」
シルフィードは魔法を放ったが、あまり効果はなかった。だがそこでシルフィードはとっておきの魔法を唱えた。
「聖魔法、ホーリーフィールド!」
シルフィードを中心にして白い光の結界が張られた。そしてその中にいる者は全員回復することができた。しかし敵はその光の中でどんどんダメージを受けていき死んでいった。
「よし!これでなんとか……」
「よくやったシルフィード……ここから先は俺たちだけで大丈夫だ……」
「え!?でも!」
「いいんだ。それにシルフィードに何かあったら元も子もないだろ?」
「そうだね。じゃあお言葉に甘えて行ってくるよ!」
シルフィードは魔王軍の大軍がいる方へ走って行った。その隙を狙って零達はその場を立ち去った。零は疲れ果てながらもひたすら逃げた。シルフィードもその後を追いかけていたが途中で限界がきて倒れ込んでしまった。
「ハァ……ハァ……ここまで来たらもう大丈夫だろう……大丈夫?シルフィード?」
「私は大丈夫だけど……ちょっと動けないかな」
「わかった……少し休もう」
「うん……」
シルフィードはそのまま眠ってしまった。だがその直後、零とシルフィードの前に1人の男が降り立った。
「やあ……お久しぶりだね……」
「あ……貴方は……」
「そういえば自己紹介がまだだったね。僕は『アビス』この世界の管理者をしている者だ」
「な、なぜここに?」
「君に会いに来た……とだけ言っておくよ」
零がそう言った直後、アビスの周りに紫色のオーラが発生した。
「この力は一体……」
「これは僕が持つ能力、神威の力の一部なんだ。これを君に見せたのは他でもない。この世界を救う為だ。この世界が崩壊するまで残り10分程しかない。だからこの僕の手で君達を殺してあげようという訳さ」
「そうですか……なら僕たちも負けるわけにはいきませんね……」
零は拳を構えた。するとアビスは笑みを浮かべながら剣を取り出した。
「面白い……君に僕を倒す事ができるかい?僕の能力は『創造』。つまりなんでも創り出すことができる。例えばこの武器や鎧だって」
そう言うとアビスは剣や防具を創り出した。その光景を見た零は驚きつつもすぐに気持ちを切り替えてアビスと戦い始めた。
「オラァ!!」
「遅いね!そんなんじゃ当たらないよ!」
2人は互角の戦いを繰り広げていた。だが徐々に零の方が押され始めていた。
「どうだい?このまま僕と一緒にこの世界を救おうじゃないか!」
「嫌です!!あなたとは戦いたくない!だからやめてください!」
「それはできないね!僕は君を殺すつもりで戦うから君もそれくらいの覚悟を持って戦わないか!」
アビスはそう言い放つとさらに攻撃のスピードを上げた。零はギリギリ避けていたが全ての攻撃を防ぐことができず少しずつ傷が増えて行き遂に致命傷を負ってしまった。
(まずい!早く逃げないと……)
「逃げても無駄だよ。ほら!」
「うぐっ!か、体が動かない!」
零の体は地面に吸い寄せられるように倒れた。零は諦めて目を瞑った。だがその時、シルフィの事が頭に浮かんできた。すると零は無意識に声に出していた。
「まだ死にたく無い……こんなところで……」
零がそう呟いた瞬間、体の周りから青い光が発せられた。その光が消えるとシルフィードが目の前に現れた。シルフィードは困惑している零に微笑んだ。
「零くん、君はここで死なせないよ。絶対に守ってみせるから!」
シルフィードの体はさっきの零と同じように地面へと引っ張られていた。しかしそれに対抗してシルフィードは叫んだ。
「私は勇者だ!みんなを守る為に生まれてきたんだ!なのにこんな所で死ぬわけにはいかないんだ!私の思いに応えろ!ホーリーウェポン!」
するとシルフィードの手に純白の弓が現れた。シルフィードはそれを空に向けて矢を射た。その矢は真っ直ぐ飛び雲を貫き、やがて大きな光の塊となった。シルフィードはその光の塊に向かって手をかざした。するとその光の塊は零の体に入って行った。その瞬間、零は全身に痛みを感じながらも立ち上がった。
「な、何が起こってるんだ……」
零は自分の体を見て驚いた。なぜなら背中に白い翼が生えていたからだ。
「なんで羽が……」
「それは私が君に与えた加護だよ。君の力の根源となるもの……だから使いこなしてね」
「うん。ありがとうシルフィード。じゃあ行こうか」
零はアビスに向かって走り出した。アビスは焦らずに構えたが突然背後から魔法弾が飛んできたためそれを防御した。すると今度はシルフィードが剣を構えて斬りかかった。
「零くん!今の私ならあの技が使えるはず!2人で協力してあいつを倒そう!」
「わかった!」
零はシルフィードの後ろについて走った。そしてアビスの前でジャンプして剣を振り下ろした。だがアビスも黙って見ている訳もなく零に向かって攻撃をしたがそれは簡単に防がれてしまった。
「今だ!」
「わかった!」
アビスが一瞬怯んだ隙にシルフィードが剣を振って魔法を放った。
「これで決める!聖なる裁き!」
2つの魔法が合わさってアビスを飲み込んだがそれでもアビスは立っていた。
「くそ……なんてパワーだ……まさかこれほどまでに成長していたとは……」
「もう終わりですよ。さようならアビスさん」
零は剣先を向けた。だが次の瞬間、零は吹き飛ばされて地面に倒れていた。
「ガハッ……」
「零くん!」
「フッ……流石に油断しすぎじゃないのか?僕は神なんだぞ?」
アビスは余裕そうな顔をしながら言った。するとアビスの顔つきが変わった。その理由はとても簡単だった。零が起き上がってアビスの腹にパンチをしたからだ。アビスは口から血を流してそのまま倒れてしまった。
それから少し時間が経ち、アビスがようやく起き上がった。
「おやおや……これは予想外だね……」
「あなたの負けです。大人しく降参してください」
「ふむ……いいだろう……僕の目的は達成できたしね」
アビスはそう言うとどこかへ消えてしまった。それを確認した零は地面に座っているシルフィードに駆け寄った。
「シルフィード!」
「大丈夫だよ。それよりごめんね。勝手なことをして……」
「そんなことないよ。君がいなかったら俺は死んでいたかもしれない。本当にありがとう」
「良かった~。でもまだ終わっていないみたいだよ」
「え?どういう事?シルフィードは無事だよね?魔王軍は全滅させたはずだよ?」
「違うの。多分この世界のどこかに魔王軍の幹部がいるんだよ」
「なるほど……じゃあ探しに行かないと」
「そうだね」
2人は立ち上がろうとした時、シルフィードのお尻の下が急に輝きだした。
「な、なにこれ!?」
「こ、これは召喚魔法陣……ということは……」
シルフィードは咄嵯に零の体に飛びついて回避しようとしたが全く間に合わず魔法陣の光の中に入ってしまった。零も急いで飛び込もうとするがその前に転移されてしまった。そして零達は城の中庭らしき場所に飛ばされていた。
「ここって確か……僕が勇者として呼ばれた場所……」
「懐かしいね~」
「確かに……という事はやっぱりこの世界は僕がいた世界に繋がっているんだな。よし!それじゃあさっさと魔王の幹部を倒してこの世界を救おう!」
「了解!」
こうして零とシルフィードは新たな敵を倒す為、再び旅立った。
零達が城内を探索していると前から1人の男が現れた。
「久しぶりですね……勇者様……それと……聖女……様?」
「あなたは……」
零は言葉を失った。何故なら目の前にいる男は紛れもない、自分が元いた世界で殺した張本人、神崎優馬なのだから。
「どうして貴方がここにいるんですか……」
「ああ……俺の事を覚えているんだね。それは嬉しいことだ」
「質問には答えてくれないのですか……」
「そうか……まあいい。それじゃあ改めて自己紹介をしよう。私はアビス……アビス・コーリング。この世界を創造した者、神である」
アビスは堂々と言い放った。すると零の隣にいたシルフィードは震えながら一歩前に出た。
「あ、あなたが神様だって?冗談も大概にしてください!あなたが創り出した存在のせいでどれだけ多くの人が死んだと思っているの!絶対に許さない!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。 12/23 HOT男性向け1位

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

処理中です...