異世界でラブコメしたりギルド登録したり別の人になったり!?

みなと劉

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129話

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「お前達は負けたんだ。私達にな」
すると真司は笑い始める。
「さて、どうするか……。このまま解放してもお前は俺達を殺そうとするだろうな……」
「そんなことは……」
「お前には無理だ。それに……」
男は言葉を詰まらせる。
「ここでお前を殺しても、また違う人間がお前と同じことをするかもしれない」
男は黙っている。
真一は言葉を続ける。
「お前が今まで何をしていたのかは知らんが、この世界で生きていきたいのであれば、二度と悪さをしないことだな」
「……分かった」
それを聞いて男は項垂れる。
真司はそれを見ると、男の手錠を外す。
男は立ち上がると店を出て行った。するとミユキが真司に声をかける。
「お疲れさん」
「お前こそおつかれさま。あと助かったよ」
「いいってことよ」
ミユキは笑顔で返事をした。すると優斗も礼を言う。
「ありがとうございました」
真一は笑って返す。
「大丈夫だって。それより君たちも早く逃げた方がいいぞ」
「でも、お金払ってないし……」
「それは後でいいよ」
「じゃあお言葉に甘えて」
優斗は頭を下げると他の仲間と一緒に外に出た。
外に出ると同時に真一が口を開く。
「そういえばまだ名前聞いてなかったよな」
それを聞いた真司は笑って答える。
「そうだったな。俺は神崎真一だ」
それに続いて真二とミユキが話す。
「私は橘ミユキ」
「僕は……天野ユ……」
そこまで言ったところでメグが止める。
「ちょっと待って!まさか……ユウト?」
その名前を聞いた全員が驚きの声を上げる。しかし、そんな様子を見ながら優斗は考えていた。
(どうやら、この世界に来てから苗字で呼ばれることは少ないみたいだな)
真一が全員の顔を見ながら話し出す。
「みんな知ってるようだし……自己紹介は必要ないな」
優斗はその発言を聞くと慌てて反論した。
「いやいや!僕の名前知らないですよね!」
すると、全員からジッと見つめられる。
(あれ?どうしたんだろうか?)
優斗が不思議に思っていると、真一郎が話し始めた。
「あ~。そういや、あの時はお互い名前知らなかったもんな」
「はい。そうですね」
それに続いてダイキが話す。
「そうだよな!俺もすっかり忘れていたぜ」
優斗は少しだけ怒りを覚える。
「ダイキはともかくとして、皆さん酷いです!それに……僕の本当の名前は優斗です!」
すると、優斗の視界の端に映っていた女性二人が同時に喋る。
「「えっ!?そうなの!?」」
二人は驚くが、それを見たミユキが優斗の頭を小突く。
「いやいや、普通わかるだろ……」
「そっか……。そうよね……」
それを見て優斗は心の中で呟いた
(そうだよな。分かるよな)
すると、今度は真一郎が優斗の腰に手を回し優斗の顎に手を添えてあげる。
「ちょ!?……んんぅ」
そのまま強引に唇を奪われた。
突然の出来事に優斗は何も抵抗できずされるがままになっていた。
しばらくすると満足気に笑みを浮かべた男が離れて行った。
それを見て真二は呆れた様子で言う。
「やっぱり、こういうところだよな……」
その言葉を聞いた優斗は顔に熱が集まるのを感じた。
すると突然、真司が大声で叫ぶ。
「あっ!!もうこんな時間か優斗……宿屋帰るぞ」
(こいつわざとやってやがるな……)
そう思いながら優斗は心の中で呟いた。
「……分かりました」
「……はぁ、はぁ。疲れた……」
そう言いベッドに横たわる。
優斗は宿に戻るとすぐに夕食を済ませ、部屋へと戻って来たのだ。
(本当に色々あったな。それにしても……この世界はどういう仕組みになっているんだろう。ステータスとかレベルなんてものがあって。しかもそれが能力値にも関係している)
そうしていると
真一がやって来て
優斗をベッドに押し倒す。
「ちょ!?……ぁ……ゃん!……あ!……あ……んぁ」
服のボタンを外して乳首に吸い付く。
「んく……あ!……ああ」
それが終わるとズボンのチャックを開ける。
「ちょ!何するんですか!?」
「え?ナニするけど?」
優斗の言葉を無視し、そのまま下着の中に手を入れる。そして既に大きくなっていたモノに触れる。
優しく撫でていると段々と大きくなる。そしてそれを口の中へ入れた。
ジュボ
「ひゃあん!」
(うわ!いきなり……口に含まないで)
「ダメ!イッちゃう!!」
だが真一はそのままフェラを続ける。
「んぁぁ!」
そして優斗は果てた。
真一は口を離すと自分の下半身を脱ぎ始めた。そして優斗に跨る。すると、先程出したばかりのモノがみるみると大きくなった。
そして、ゆっくりと挿れる。
「うわ、スゲエ……」
真一が声をあげる。
「痛かったですか?」
「いいや全然」
真一のピストンが激しくなる。それに伴って優斗も声を大きくしていく。
「ふぁぁ……!んぅ……!」
やがて限界が近づくと、真一は一気に速度を上げた。
パンッパンッパチュ 肌がぶつかり合う音が部屋に響く。
「イクッ!!」
真一の動きが止まると同時に優斗も果てる。
その後、真一と優斗は再び風呂に入った。体を洗い終わり湯船に浸かると、真一が話し出した。
「ところで、優斗はこの世界の人間じゃないんだよな?」
優斗は答えた。
「はい。多分そうだと思うんですが、気づいたらここに居ました」
「気がついたらって……なんというか凄いな」
「まあそうですね」
「ちなみに元の世界に帰りたいとか思ってるのか?」
「そうですね……。正直わからないです。元の世界では僕は死んだ扱いになってると思いますし、家族とも離ればなれになったので」
「そっか……」
それを聞いて真一は黙ってしまった。
それを見た優斗は話を続けた。
「でも!この世界での生活はとても充実しています。今は仲間もいますから」
それを聞いた真一は微笑むと言った。
「これからよろしくな!仲間として」
それに続いて優斗も答える。
「こちらこそお願いします。…………あと、恋人としても」
「お、おう……」
優斗が恥ずかしそうに言うと真一は驚いた表情をした。
真一と別れて部屋に戻った後、ベッドの上で仰向けになり天井を見つめながら優斗は考え事をしていた。
(結局、この世界は何なのか?どうすれば帰ることができるのか?そもそもここは日本ではないよな……。でも日本語通じるみたいだし。あの女は言っていた。『勇者』と『魔王』の存在と、『聖剣』と、それに……)
真一が話していたことを思い出していた。
この世界には、三つの勢力があるということと、「女神」についてだ。
(確か……一つ目が、俺たちがいた国の人間族。二つ目に獣人やエルフなどの魔族。三つ目が一番大きな勢力を誇っていて、その中心にいるのが「女神」と呼ばれている人らしい。
あの男達を倒した後に、僕たちにこの世界の説明をしてくれた女性がそう言ってた。それに、僕のことを見た時に「ユウト」と言っていた。僕の本名を知っているということは……)
優斗は自分の予想を確かめたいと思った。
(よし。行ってみよう)
優斗は決心すると、そのまま眠った。
真一との情事を終えた次の日。
「今日は何をしようかな……」
真一がベッドで寝転がりながら呟く。すると突然扉が開くと一人の男が入って来た。それは、昨夜宿にやって来た男だった。男は部屋の中に入るなり真一郎を見て言った。
「なんだ。まだヤっていないのか」
「そういうことは言わないでくれ……」
「お前が早くしろっていうからだろ?」
「わかった。俺の負けだよ」
それを聞くと満足したのかニヤリと笑う。すると今度は真一に向かって話す。
「そうだ。いいものを見せてやるよ」
そう言うと立ち上がり窓を開ける。すると、そこからは綺麗な街並みが見えているはずだったのだが……
「な!?あれは!」
街の外にある平原に多くの兵士達と、見たこともないモンスターの姿があった。
真一は起き上がると急いで服を着る。
「あいつらはいったい何者なんだ?」
すると男はそれに答える。
「この国に攻めて来た奴らだよ」
「えっ?どうしてこの国に……」
「理由は分からないが……とにかく、今街に居る兵士だけじゃ足りないからな。応援を頼みに来たんだろう」
「そんな!このままだとこの街は!?」
「ああ、間違いなく襲われるだろうな」
「クソ!どうにかならないのか!?……なあ!あんたなら何とかできるんじゃ無いのか!?」
真一が男の肩を掴むが、男はそれを気にせずに言葉を続ける。
「確かに、オレの力は強い。だからと言っても流石に限度はある」
「頼む!なんとかしてくれ!」
すると、真一の顔に拳を叩きつける。
真一は床に倒れると痛みで顔を歪める。
「調子に乗るなよ!俺は貴様らの願いを聞いてわざわざここまで来てやったんだぞ!……それなのに、たかが少しばかり強そうな力を貰っただけで良い気になるな!」
そして真二が倒れている真一の横腹を蹴る。
ドガッ
「うぐぅ!……う……うぁぁ!」
真一の悲鳴が上がるが二人は構わず続ける。
真一が動かなくなると真司は話を続ける。
「だが、オレ一人だけでは対処しきれないかもしれない……。それで、どうだ?」
「ど、どうだって?」
真一が尋ねると真司は笑みを浮かべる。
「簡単な話だ。貴様にも手伝わせるんだよ。こいつらをな!」
それを聞いた瞬間、真一の中で何かが切れた。
「ふざけんな!!俺の仲間に手を出そうとしてんじゃねえ!!」
真一は叫ぶと同時に飛びかかる。そして、その一撃を真司の顔面に喰らわすことに成功した。しかし、すぐに反撃を食らうと蹴り飛ばされる。
だがそれでも怯まずに再び真一は突っ込む。
真一が攻撃しようとした時だった。真司の背後に居た兵士が剣を振り下ろしたのだ。それを察知できなかった真一は剣で斬りつけられると吹き飛んだ。壁に叩きつけられた衝撃により意識を失いかけたがギリギリで耐えた。
真一はすぐに体勢を立て直すと、兵士に向けて魔法を放った。しかしそれは、簡単に防がれてしまう。その様子を見ていて真司が笑い出す。
「おい!コイツのステータスを見てみろよ」
そう言って、優斗のステータスが書かれた紙を投げた。そこにはレベル10の文字が書かれている。真一はその紙を見ると目を丸くする。
「どういうことだ!?こんなやつがここにいるわけがない!」
そう言いながら真一を指差す。真一は、自分が勇者であることを隠すために偽のステータスを書いた紙を真司に見せていたのだ。
真一が驚きの声を上げると、兵士の一人が答えてくれた。
「隊長。それはおそらく、我々が昨日捕まえておいた女から聞き出した情報です」
それを聞いて納得したように言う。
「なるほどな。つまりは……そういうことか……」
真一は優斗の方を見ると言った。
「ユウト……。悪いが、お前にはここで死んでもらう……」
それを聞いた優斗は動揺するがすぐに落ち着きを取り戻す。
(まあ……そうくるよね。とりあえず、戦うしか無さそうだな)
すると、優斗が戦闘態勢に入ろうとしたその時だった。
真一が突然膝をつくと頭を抱えて苦しみ始めた。
「ぐ……グゥ……ア……アァ……」
真一が苦悶の表情を浮かべる中、他の者達が近づいてきた。すると一人の男が真一に話しかけてきた。
「ほう……これが『勇者』の力なのか?素晴らしい力じゃないか。これで私の地位も……」
するともう一人の男がその男に向かって怒鳴る。
「うるさい!黙って見ていろ!」
「フッ。わかった」
すると今度は優斗の身体を男が触る。
「いやぁ……真一さん……助けて」
優斗は真一に助けを求めるが、それが聞こえていないのか苦しんでいる様子の真一を見ていた。
すると突然、真一の周りから赤いオーラのようなものが現れた。それと同時に、真一の顔付きが変わった。まるで別人のような雰囲気を漂わせている。
そして真一は立ち上がった。すると次の瞬間、目にも止まらぬ速さで動き出し兵士を次々と気絶させていった。
「うぅ!……ぐあ!……優斗に手を……出すな!」
最後の一人が倒れた後、その場には真一と真一を見つめながらニヤリと笑う真一だけが残っていた。すると真一がこちらを向くと一瞬のうちに優斗との距離を埋めてくる。
そしてそのまま真一の右手が優斗の胸を貫いた。
ズブッ
「ゴホッ!」
口から血を吐きながら自分の胸元を見ると真っ赤なっていた。
「……真一……さん……どうして」
すると真司が答える。
「俺の中にいる奴の命令だよ。こいつはもうお前のことを必要としていないんだとよ」
「……そんな……」
そして、優斗はそのまま息を引き取った。
真一は自分の手をじっと見た後で話し出す。
「俺は間違っていない……絶対に……」
そう呟くと真司達を連れて街を出て行った。
ガバッと起きる
「……はぁ……はぁ……はぁ……凄い嫌な夢見た……真一さんは」
真一さんは隣で寝ていた。それを見た僕は安堵のため息を漏らすと、再び横になる。真一さんの方に体を向けているので顔がよく見える。綺麗な顔立ちだな……と思いながら真一さんの頭を撫でると微笑む。僕も思わず笑顔になる。……真一さん。
僕は真一さんと一緒に旅をすることを決めたけど本当は不安だらけだ……。
真司さん達の話を盗み聞きした限りだと、どうもあの人達は信用できない。だからといって真一さんは僕のことを守ってくれようとするだろう。
そう考えると申し訳ない気持ちになってしまう。
でも、だからこそ真一さんのために強くなりたいと思った。真一さんの隣にいても大丈夫なくらいに。
真一さんが起きるまでの間、もう少しだけ眠ろうかな。
「優斗君……」
そう言いながら、優斗の頬を優しくなでる。優斗君はいつも僕を救ってくれる。この世界に召喚された時もそうだった。そして今回も。
最初はただのクラスメイトだと思っていたが、今はかけがえのない大切な存在だと思っている。そして……優斗君のことが好きなのだと思う……。だが……今のままでは優斗君の側に居られないかもしれない……。もっと強くならなくては……。
「……優斗……君……」
僕はそっとキスをした。
朝、目を覚ますと隣のベッドに真一の姿が無かった。
(……あれ?真一さんはどこにいったんだろう?)
すると、部屋の扉が開かれて中に真一が入ってきた。
「おはようございます」
「ああ、起きたのか」
「はい。真一さん……よく眠れましたか?」
「ああ、案外ぐっすり眠れた……優斗君は?」
「僕もよく眠れました」
「そう、それは良かった」
そう言うと、優斗が着ている服が変わっていることに気づく。
優斗は昨日真一から貰った服を着ていた。すると真一は、優斗が持っている袋に気づき尋ねる。
「優斗君、その袋はなんだい?」
「あ、これですか?実は昨日の夜、宿の外に出た時に魔物に襲われまして。それで返り討ちにしたらドロップアイテムが落ちていたんですよ」
「そうか……それは良かったね」
優斗が話している間にも優斗が手に持っていた袋が少し膨らんでいた。
「……ところで優斗君は何を倒したんだい?」
「えーと……確か……ビッグボアって名前でしたよ。猪みたいな見た目で結構強かったですよ」
「へぇ……そうなんだ……」
真一は、優斗から視線を逸らすと、あることを考えていた。
(まずいな……。おそらく……優斗が倒したというビッグボアがあの時の魔族に間違いないだろう。となると昨日の話は本当だったのか……)
そう思いながら真一は優斗の方をチラッと見る。優斗の顔には傷ひとつついていない。真一はその事にほっとする。
(とりあえず、しばらくは様子を見るか……)
真一がそんな事を考えているとは知らずに優斗は朝食を食べに行こうと考えていた。すると突然、ドアを叩く音が聞こえてきた。
(誰だろう?こんな朝早くに)
不思議に思ったが、とりあえず返事をすることにした。
「はい、どなたでしょうか?」
すると、ドア越しに女性の声が聞こえてきた。
「失礼します。私は王国兵士の隊長をしております、ラリアと言います。ユウト様、突然ですまないのですが、お話を伺いたいことがあるので一緒に来てくれませんか?もちろん、ご主人も一緒で構いません」
そう言って、女性が真一の方を見る。
「わかった。今から行く」
そう言うと真一は部屋から出ていった。
その後を追うように優斗も外に出ていく。
宿屋の前には大きな馬車があった。そして、兵士と思われる男が馬に乗っていた。
そしてその隣に一人の兵士が立っている。年齢は40歳くらいだろうか、とても真面目な表情をしていた。そして、もう一人の男は身長が高く、180cmはありそうだ。筋肉も程よいバランスである。顔も整っており髪は短く切り揃えられている。
(ん?あの人どこかで見たことあるような……。あ!そういえば……昨日、酒場で真一さんと話していた兵士の人だ!ということは、この人が真一さんと同じ『勇者』なのかな?)
そう思うと優斗が緊張してきた。しかし、そんな優斗とは対照的に真一とラリアと名乗る女はとても冷静だった。真一は相変わらず眠たそうな顔をしているがラリアは鋭い目つきでこちらを見ている。
(なんでこの人は僕を睨んでいるのかな?やっぱり僕の事を知らないみたいだし、怪しい人物だと思われているのかもしれない。まぁ、仕方ないけどね。でも……真一さんはどうして平然としてられるんだろう?慣れてるとかかな……)
真一達の態度を見た優斗は疑問を抱いていた。
(この人たちに何を言われるのか不安だなぁ……。真一さんと一緒に行動してる時点で怪しまれてるのは分かってたけどさ。はぁ……嫌だなぁ。……とりあえず大人しくしよう。何かあれば逃げればいいだけだし。……それしかないよね。よし、なんとかなるはず。いざとなったら転移すればいいしね)
優斗はそう考えて気持ちを整える。
すると、先ほどまで立っていた馬がいつの間にか地面に降りており、馬車も動き始めていた。
それを見た優斗達は馬車に乗ることにした。優斗達が乗り込むとすぐに馬車が走り出す。
「あの、すいません。どこに向かっているんですか?」
するとラリアが答えてくれた。
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