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1章
騎士達との出会い
しおりを挟む「ねぇ、ギル…これからどうすればいいかな」
立っているのも疲れるからギルにもたれながら座る
《街に行けば人も沢山いるだろう》
「街に行っても知ってる人いないよ?ギルしか知らない」
《それもそうだったな》
フンというようにギルは返事をした。実際のことろ本当にギルしか知らないしな…知り合いでもいたらなにか変わった気がするけど…と思いながらギルを触る。やっぱりもふもふ…
ピクっとギルの耳が動き立ち上がる
《誰か来た》
ギルは私を守るかのように立ち、足音が聞こえた、という方向を見ている。
だんだんと私も足音が聞き取れるまで近くになった所で、ギルは警戒を解いていた
《…なんだ騎士団達か》
騎士団…ここを守ってくれる人達だろうか…騎士団達の方を見ると、かっこいい人達が沢山だった。
「お前か。どうしてこんな所にいるんだ?……子供か?」
大勢の中でギルに声を掛けてきた人は、着ている服も少し違って、豪華な作りになっている
《あぁ。シスリーリアと言ってな、この国へ転生してきたらしいのだ》
ギルが"転生"と言うとザワザワっとした
「転生か…ここでは珍しくはないが…何故ここに?」
《気づいたらここにいたそうだ。帰る家もないらしいからな》
ギルと騎士団の人は会話を続ける。私は、子供になってるからなのかウトウトしてしまう。
《シスリーリアが眠そうだ。お前達が保護してくれないか?》
「だんちょーばかりずるいですよ~。俺だって可愛い子と喋らせてくださいって」
ギルと騎士団の偉い人と喋っている間に入ってきた男の人。喋り方を見るとなんか、チャラいなって思ったのは内緒だ。
「ユリス、出てくるんじゃない」
チャラい人…はユリスと言うらしい。黒髪で綺麗な漆黒の色をしている
「いいじゃないですか~。ね?あ~思った通り可愛い子じゃないですか!」
ユリスは私に近づいてくると、高い高いをするように持ち上げる。眠いためあまり抵抗が出来ないのが悔しいけど。眠さには負ける
「この子可愛いから保護しましょ。帰る場所も無いのは可哀想ですよ~」
《俺からも頼む》
「…はぁ。わかった。保護してやる」
ギルとユリスの頼みに負けたのか、その人は私を保護してくれるらしい。私はもうその頃ユリスの腕の中で寝てしまったけど…
私が寝たあとも、ギル達は色々喋っていて私のこれからのこととか注意点とかよく分からないとこを話していた
その間も、ユリスは私を抱っこしていてくれて、その腕は安心できるものだった
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