7 / 10
1章
街で買い物を
しおりを挟む「さて、自己紹介も住みましたのでシスリーリアのこれからのことを話しましょうかね。あいにくここは男ばかりなので丁度の服がありませんから、街へ出て購入しなくてはいけません」
ずっとこのままの服じゃ嫌だし、かといってサイズが合わな過ぎる服を着るのもちょっとね…街へも行ってみたかったしちょうど良かったかも。
「なので、シスリーリアと…誰にしましょうか…」
「じゃあ俺がいくよ~」
ユリスが手を挙げるが、シャロイはものすごく不安そうな顔をする。不安そうなというか嫌そうな顔だ。
「ユリスは却下です。街へ出たら誰彼構わず口説こうとするでしょう。」
シャロイにばっさり却下されてたユリスは口を尖らせ文句を言っていた
「文句があるようならいいですよ?馬小屋の清掃も任せてもいいんですから。」
それでもいいなら、いいですよ?とさっきの笑顔で言うシャロイは本当に怖い
「分かりましたぁ~」
ひらひらと手を振り降参!みたいにしてるユリスをちらっと見る。かっこいいんだけどちょっと残念だ。
「…俺が行ってもいいんだが、まだやることが残ってるから、シャロイとルゼでいいんじゃないか」
「…そうですね。フェルが行こうとしていたのは驚きですが…では、私とルゼで行くとこにしましょう。ルゼもそれでいいですか?」
「はいっ!!」
街へ一緒に行くメンバーに指名されたルゼはぱぁぁっと笑顔を咲かせ返事をした。
「では、これから行きましょうか。」
「リーリン行こ?」
ルゼは私に手を差し伸べて手を繋いでくれと言っている。拒否する筈がないので差し伸べられた手を握る。それを確認したシャロイは立ち上がり、行きますよ。と声をかける
「では行ってくるのであとは頼みますよ。」
シャロイが食堂をで行ったため私とルゼもその後をついて行き食堂を後にした
「いってらっしゃい~」
「またな」
ユリスはぶんぶんと手を振り、フェルはひらひらと手を振る。
▷▶︎◀︎◁
私とシャロイ、ルゼはオートマンドの街へと出てきていた。
色んな人々が街を行き交い、会話や笑顔が飛び交っている。活気に溢れているとても暖かい街だ。
「…すごい…」
「すごいでしょう?オートマンドの民だけではなく、色々な方面からここへ来る者もいます。たくさんの物がここにはありますからね。」
私の独り言を聞いていたのかシャロイは説明をしてくれた。
「シャロイさん!服を見終わったら、リーリアにこの街を案内しませんか?」
「そうですね。1人でこの街を歩くことはないでしょうけど、案内はした方がいいかもしれませんね。では、服を見終わったらこの街を案内します。シスリーリアそれでもいいですか?」
「あっ、はい!」
キョロキョロと街を見ていた為反応に遅れてしまった。横からはクスッと笑い声が聞こえ、ルゼが笑ったのがわかった
「ふふっ、さて、服を見に行きますよ」
シャロイもそんな私を笑っていて、少し恥ずかしくなってしまった。
そんなことをしているうちに目的の場所にたどり着いた。そのお店は、男の人には似合わないようなかわいいメルヘンチックなお店だった。そんなことを気にしていないのか否か、シャロイとルゼはその中に入っていく。私もその後をついて行った
お店の中へ入ると可愛い服が並べられていて、心を込められて作ってるのが分かった。
「いらっしゃ~い」
奥の方から人の声か聞こえたと思ったらバタバタと足音を鳴らせて出てきた
「あらかわいい子。ゆっくり見ていってね」
その人はふふっとニッコリと笑った。笑顔が可愛い素敵な人だ
「すいません。シスリーリアに似合う服をいくつか見繕ってくれませんか?」
シャロイに肩を押されてその人の前へと出された
「いいわよ。この子のオッドアイ綺麗ね、よし。その瞳とプラチナブロンドに似合う服を見繕うわね。小悪魔ちゃんか天使ちゃん…どちらも似合いそうね…」
その人…お姉さんはぶつぶつと何かを言いながらお店の中をさまよっている。
「リーリアもお店の中を見て回るといいよ?好きなものがあったら持ってきて?」
ルゼが声をかけてくれた為私は頷いてお店の中を見て回ることにした。
このお店にある服は所謂ゴスロリとかそんな服が置かれているお店で、私が着てみたいなって思う服が沢山あった
「……あっ」
棚に気になるものがあったものの、私の身長では届かない場所にあったのでどうしようかと悩む
「届かないならよんでください。」
ひょいっと私を持ち上げて欲しかったものが取りやすいようにしてくれたシャロイ
「ありがとう…」
「どういたしまして。それが欲しいんですか?」
シャロイは私の腕の中にある黒猫のぬいぐるみを見ていた。
そのぬいぐるみは私の一目惚れだ。可愛くてもふもふしてて、可愛い。
コクリと頷くと、そうですか、と言い私の頭を撫でた。ここに来てから私は撫でられることが多くなった気がする
「いたいた!はい。これね。この子に似合う服をいくつか見繕ったから。」
お姉さんに声をかけられ紙袋を渡された。
「ありがとうございます。…あと、これもお願いします。」
私の持ってる黒猫のぬいぐるみを指さす
「ぬいぐるみの代金はいらないわよ。沢山服を見繕ったからね」
「…ありがとうございます。また、ここに来させていただきますね?ルゼ、いきますよ」
シャロイはお姉さんに代金を渡し、ルゼに声をかけお店を後にした
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
女性が少ない世界に転移しちゃったぁ!?
4036(シクミロ)
恋愛
男女比40:1の世界に転移した主人公
人のようで人ではなかった主人公が様々な人と触れ合い交流し、人になる話
温かい目で読んでいただけたら嬉しいですm(__)m
※わかりにくい話かもです
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
双子の姉がなりすまして婚約者の寝てる部屋に忍び込んだ
海林檎
恋愛
昔から人のものを欲しがる癖のある双子姉が私の婚約者が寝泊まりしている部屋に忍びこんだらしい。
あぁ、大丈夫よ。
だって彼私の部屋にいるもん。
部屋からしばらくすると妹の叫び声が聞こえてきた。
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
冷たかった夫が別人のように豹変した
京佳
恋愛
常に無表情で表情を崩さない事で有名な公爵子息ジョゼフと政略結婚で結ばれた妻ケイティ。義務的に初夜を終わらせたジョゼフはその後ケイティに触れる事は無くなった。自分に無関心なジョゼフとの結婚生活に寂しさと不満を感じながらも簡単に離縁出来ないしがらみにケイティは全てを諦めていた。そんなある時、公爵家の裏庭に弱った雄猫が迷い込みケイティはその猫を保護して飼うことにした。
ざまぁ。ゆるゆる設定
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる