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俺の会社には、超有能だと評判の課長がいる。
名前は椿原 清雪
年齢は31歳。
社内では異例のスピード出世。
椿原課長に任されたプロジェクトは必ず成功をおさめ、そのメンバーは軒並み出世コースを歩んでいるため、彼のプロジェクトメンバーに選ばれるということは有能だと認められるのと同時に出世が約束され、勝ち組人生を確約された証なのだとまことしやかに噂されている。
そして。
めでたく地方のいち支社からこのプロジェクトメンバーとして召集されたのは、元気とタフさと粘り強さだけが取り柄といわれてきた俺。
押鴨 高晴。
入社三年目の25歳。
栄転だと先輩や同期に羨ましがられながら本社勤務になり早三ヶ月。
──その課長と俺の間には約一ヶ月程前から誰にも言えないあるあり得ない秘密があるのだ。
週に一回行われるプロジェクトミーティング。
それが始まる一時間前に、俺はいつも課長に呼び出される。
場所は決まってその後ミーティングに使用する予定の会議室。
表向きは本社勤務になってまだ日が浅い俺へのOJT(業務を通して行う教育訓練)ということになっているのだが……。
「いつもどおり頼む」
椿原課長が俺に向かってそう一言声を掛けると、俺は課長から少し離れた位置に向かい合わせに座り、ただ黙って課長のすることを見つめるのみ。
一方課長は、おもむろにズボンのベルトを外し下半身に身に付けていたものを総て取り去ると、普段隠されている場所が全て見えるように脚を広げて椅子に浅く腰掛ける。
そして。
既に準備が済んでいるらしい後ろの穴に手を這わせ、慎重に一本ずつ指先を侵入させていく。
ある程度すんなり指が埋まったところで、課長は自分のいいとこだけを探るようにして中をかき混ぜると、ゆっくりとした抽挿を何度か繰り返した後、段々とその動きを激しいものへと変えながら絶頂を迎えるのだ。
「ん…っ…、は…ぁッ…、最高……」
そう言いながら、射精することなく達する課長の恥態を黙って見ているのが、今の俺に課せられたあり得ない使命となっている。
名前は椿原 清雪
年齢は31歳。
社内では異例のスピード出世。
椿原課長に任されたプロジェクトは必ず成功をおさめ、そのメンバーは軒並み出世コースを歩んでいるため、彼のプロジェクトメンバーに選ばれるということは有能だと認められるのと同時に出世が約束され、勝ち組人生を確約された証なのだとまことしやかに噂されている。
そして。
めでたく地方のいち支社からこのプロジェクトメンバーとして召集されたのは、元気とタフさと粘り強さだけが取り柄といわれてきた俺。
押鴨 高晴。
入社三年目の25歳。
栄転だと先輩や同期に羨ましがられながら本社勤務になり早三ヶ月。
──その課長と俺の間には約一ヶ月程前から誰にも言えないあるあり得ない秘密があるのだ。
週に一回行われるプロジェクトミーティング。
それが始まる一時間前に、俺はいつも課長に呼び出される。
場所は決まってその後ミーティングに使用する予定の会議室。
表向きは本社勤務になってまだ日が浅い俺へのOJT(業務を通して行う教育訓練)ということになっているのだが……。
「いつもどおり頼む」
椿原課長が俺に向かってそう一言声を掛けると、俺は課長から少し離れた位置に向かい合わせに座り、ただ黙って課長のすることを見つめるのみ。
一方課長は、おもむろにズボンのベルトを外し下半身に身に付けていたものを総て取り去ると、普段隠されている場所が全て見えるように脚を広げて椅子に浅く腰掛ける。
そして。
既に準備が済んでいるらしい後ろの穴に手を這わせ、慎重に一本ずつ指先を侵入させていく。
ある程度すんなり指が埋まったところで、課長は自分のいいとこだけを探るようにして中をかき混ぜると、ゆっくりとした抽挿を何度か繰り返した後、段々とその動きを激しいものへと変えながら絶頂を迎えるのだ。
「ん…っ…、は…ぁッ…、最高……」
そう言いながら、射精することなく達する課長の恥態を黙って見ているのが、今の俺に課せられたあり得ない使命となっている。
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