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第一章:一年生第一学期 魔法の深淵と神髄に触れる資格は
第64話 本当に、慣れない事ばかりだ
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【前回】生徒達から体育祭の見学に来るよう強請られた
第64話 本当に、慣れない事ばかりだ
――如何せん初めてが多過ぎる。
❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖
「悪いな、ディアル。」
「いやいや、此方こそありがとう。来てくれるとは思わなかったから嬉しいよ。」
「……仮にも謹慎処分でかつお前の預かってた教師を1人罪人にした殺人鬼にそんな態度取ってんじゃねぇよ。十分問題発言だぞ、それ。」
「何言ってるのよ。前から問題行動が多くて困ってたのを貴方が遠慮なく断捨離してくれたからすっごく助かってるのに。」
「それはそれでどうなんだ……。」
「じゃ、とりあえずそこに熱中症、熱射病、脱水症状対策でお菓子とか飲み物用意したから好きに飲み食いしてね?」
仮にも校長室をこんな休憩室みたいにして良いのやら。
多少駄目元ではあったが、こっそり校長室へやってきてはディアル達にこの学校で最も見晴らしの良いこの場所で体育祭を見学しようと交渉してみたが……まぁやっぱりこいつらもこいつらだ。
俺の話を聞くなりあれよあれよと物が溢れ返った校長室。でっかいペットボトルが幾つも並べられ、棒の就いた双眼鏡や何処から持ってきたのか市販の菓子やシャルが作ったらしいお手製お菓子の類までびっしりと近くのテーブルに並べられ。最も運動場が見える窓の傍にはこの校長室の随分と高そうな椅子が移動されと致せり尽くせりで最早呆れ過ぎて言葉も出てこない。
「……たかがお菓子でそれらの対策になるとは思えないんだけどな。……そもそも、この量の飲み物も食べ物も絶対俺1人じゃ消費しきれんし。」
「一応丁度良い温度に空調調整しておいたけど気に入らなかったそこの机にリモコン置いとくから好きに使ってくれ。後、校長室の扉に入室禁止の札掛けとくし、開会式の注意事項でも言うからそこは安心してくれ。」
「話を聞け。……ま、それはそれでありがとう。」
「仮眠取りたい時の為に毛布置いておくわね。」
「遠回しに仮眠しろって言ってるな?」
「じゃあゆっくりしてろよ。」
「じゃあね~。」
ほんと、嵐みたいな夫婦だなあいつらは。
あいつらに限らず、俺の周りには色んな嵐が多い。そのどれもが俺に対して酷く過保護で、自由奔放で本当に困る。
でもまぁあいつらが戻ってきたら一言言っておかなければならないだろう。
「……仮にも学徒の通う学校に酒を持ってくるなってな。」
分かってる。これはあいつらがわざと置いていった物。ちらりとこの室内にある食器棚を見れば丁度ワイングラスも1つだけ用意されており、今回の為にわざわざそれも揃えたんだろう。何ともまぁ分かり易い物だ。
あいつらがこの階層から離れたのを確認してから徐につい先程まで腰掛けていたソファから立ち上がり、すたすたと近寄ってはそのワイングラスを回収し、そのままテーブルの上に放置されたワイン瓶を手に取って窓辺へと移動する。これを前提としていたのか、組み立て式の丁度良い高さのテーブルの上へとグラスとワイン瓶を置き、わざわざ動かしてくれた椅子に深く腰掛ける。
……こんなのどうやって手に入れたんだ、あいつ。
用意されたワインのラベルに書かれた数字は明らかに3桁に近いぐらい昔の物。この手の物はかなり高価で、ただ学校を運営しているだけのあいつらにとってはかなり高かったはずだ。
もし仮にこの世界が人間だけで構成されていれば信じられない話かもしれないが、この国。この世界において数百年、数千年寝かした酒の数その物は少なくないが、それでもそれだけの時間を掛けたと言うのもあってどの種族でも高価なこれはそう簡単に手を出せる物ではない。
正直言って、扱いに非常に困る。
仮にもこれが友好国から贈られた物であれば遠慮なく飲むが、彼らから貰った物となるとどうにも扱いに困る。いやまぁ彼らは受け取ってほしくてわざわざこんなこの場に似つかわしくない物を用意したのだろうが、俺にとってのこれの価値とあいつらにとってのこれの価値はかなり異なる。
お返し……。……考えないとな。
「……うま。」
見る物が何であれ、酒を片手に高みの見物と言うのは素晴らしい。しかも昼間からこんなに良い酒を見られるなんて。
ま、大方あいつの事だ。ど~せ今度はイベント事方面の改善も願ってんだろうなぁ……。
魔法学校と言う事もあり、それらしい体育祭かと思われたが普通の非魔法学校と変わらない、魔法を利用しない競技が多いらしい。玉入れをしたり、大玉を転がしたり、リレーをしたりとかなりの旧時代さ加減。
何気なく見ていればあの悪ガキ3人組が自分で言っていたナルシスト発言は確かなようで、歩きにくくて仕方がないくらいに周りは女生徒に囲まれて。それらを軽くいなしたり、宥めたり、困ったようにあしらってきょろきょろと何かを探しているらしい。
まぁ、分かり切っている事だが。
「これがなくなるまで見つけないでほしいんだがな。」
でも、嫌な物ほど的中する物。何が要因でバレたのか、ばっちりと視線が合ったトルニアがぴしりと固まったかと思うと、慌てて此方を目指すかのように駆け出して。それに伴ってルシウスとセディルズまで走ってくる始末だ。
しかし、折角の美味い酒を途中で放棄する気にはなれない。あ~ぁ、面倒な事になったなんて思いながらもちびちびと
「見つけたぞ、先生!」
「せめてノックしろ。」
「先生~!」
「抱き着くな、暑苦しい……。」
「せんせ、ちゃんと見てくれた……?」
「あ~見た見た。運動神経も良いらしいな、お前らは。」
「ふふん、全競技でトップ3を総なめしてやったぞ!」
「あ、そうや。先生、シャルロット先生から人数分の弁当貰ったから一緒に食べよ?」
もしルシウス達が弁当を持ってきていたらどうするつもりだったんだあいつは。と言うか、それならここに置いとけば良かったのに。
「同級生との交流も大事だと思うが。」
「……あんな、上っ面にしか興味ない奴なんてまっぴらごめんだ。」
「ど~せ変な事しか考えてへんもん、あいつら。……感情的な目的がある奴なんて、近付かれても迷惑なだけだから。」
「あ、せんせ。せんせ、お酒飲んでるの?」
「お前ら未成年にはまだ早いからな。」
「そもそも学生の居る場所で酒飲んでる方が悪いと思うが?」
「貰い物だから知らん。」
「いや、飲んでたら一緒だろ……。」
「先生、酒飲んでても良いけどご飯もちゃんと食べよーや。シャルロット先生も言うてたで、先生が夏バテであんまり食べないやろうから、俺達が美味しそうに食べて食欲誘発してほしいから一緒に食べてあげてって。」
「ほう、あいつは俺が単純だと言いたいらしいな?」
どうにも俺の本職を忘れているのか、それとも本気で恐れていないのか分からないがあいつもこいつらもディアルもどいつもこいつも非常に面倒が過ぎる。
正直、好かれるよりも嫌われる方が楽だも思う事がよくある。その方が気楽だし、何より余計な事を考えなくて良いので後で後悔する事がない。
大切な物程、呆れる程簡単に壊れるんだから。
だからこそ、俺は自分の身を自分で守れる仲間しか。陛下達さえ居れば後はどうでも良いと思っていたのに。それすらも今、こいつらの所為で変わりつつある。
折角作ってくれた弁当を無下にする訳にもいかず、少しずつ。かなり遅いペースで胃の中へと放り込んでいく。場合によっては同じく用意されていた水の類で押し流し、少しずつ腹を圧迫感が満たしていく。
どうやらこの体は前の体よりも食事と言う物が負担になるらしい。限界が来る前に何かしらの対策を取らなければならない。
大切……か。
護る側になるのは初めてだ。
これまでは陛下達に背を預けたり、支えられたり、護られたり。それ以外には関わらないか、ねじ伏せる以外に経験のない俺にはあまりにも分からなくて難しい事が多過ぎる。
それでも、護りたいと思った。だからこうして傍に居る。
他にも、何だかんだ言って大問題ばかり起こすこの馬鹿共を放置出来ない。たったそれだけの話。
……おし。
「さぁ飲むか。」
「先生~!」
「先生、まだ飲むん?」
「まだ数杯しか飲んでない。」
「数杯も飲んでるやん!?」
「せんせ、せんせは今日ずっとここに?」
「あぁここに居る。だからまぁ何かあったらここに来れば良いんじゃないか?」
ない事を願うがな。
❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖
――次回「第65話 俺だけで、独り占め」
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
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今後とも『夜に煌めく炉は蒼銀で』をよろしくお願いいたします。
第64話 本当に、慣れない事ばかりだ
――如何せん初めてが多過ぎる。
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「悪いな、ディアル。」
「いやいや、此方こそありがとう。来てくれるとは思わなかったから嬉しいよ。」
「……仮にも謹慎処分でかつお前の預かってた教師を1人罪人にした殺人鬼にそんな態度取ってんじゃねぇよ。十分問題発言だぞ、それ。」
「何言ってるのよ。前から問題行動が多くて困ってたのを貴方が遠慮なく断捨離してくれたからすっごく助かってるのに。」
「それはそれでどうなんだ……。」
「じゃ、とりあえずそこに熱中症、熱射病、脱水症状対策でお菓子とか飲み物用意したから好きに飲み食いしてね?」
仮にも校長室をこんな休憩室みたいにして良いのやら。
多少駄目元ではあったが、こっそり校長室へやってきてはディアル達にこの学校で最も見晴らしの良いこの場所で体育祭を見学しようと交渉してみたが……まぁやっぱりこいつらもこいつらだ。
俺の話を聞くなりあれよあれよと物が溢れ返った校長室。でっかいペットボトルが幾つも並べられ、棒の就いた双眼鏡や何処から持ってきたのか市販の菓子やシャルが作ったらしいお手製お菓子の類までびっしりと近くのテーブルに並べられ。最も運動場が見える窓の傍にはこの校長室の随分と高そうな椅子が移動されと致せり尽くせりで最早呆れ過ぎて言葉も出てこない。
「……たかがお菓子でそれらの対策になるとは思えないんだけどな。……そもそも、この量の飲み物も食べ物も絶対俺1人じゃ消費しきれんし。」
「一応丁度良い温度に空調調整しておいたけど気に入らなかったそこの机にリモコン置いとくから好きに使ってくれ。後、校長室の扉に入室禁止の札掛けとくし、開会式の注意事項でも言うからそこは安心してくれ。」
「話を聞け。……ま、それはそれでありがとう。」
「仮眠取りたい時の為に毛布置いておくわね。」
「遠回しに仮眠しろって言ってるな?」
「じゃあゆっくりしてろよ。」
「じゃあね~。」
ほんと、嵐みたいな夫婦だなあいつらは。
あいつらに限らず、俺の周りには色んな嵐が多い。そのどれもが俺に対して酷く過保護で、自由奔放で本当に困る。
でもまぁあいつらが戻ってきたら一言言っておかなければならないだろう。
「……仮にも学徒の通う学校に酒を持ってくるなってな。」
分かってる。これはあいつらがわざと置いていった物。ちらりとこの室内にある食器棚を見れば丁度ワイングラスも1つだけ用意されており、今回の為にわざわざそれも揃えたんだろう。何ともまぁ分かり易い物だ。
あいつらがこの階層から離れたのを確認してから徐につい先程まで腰掛けていたソファから立ち上がり、すたすたと近寄ってはそのワイングラスを回収し、そのままテーブルの上に放置されたワイン瓶を手に取って窓辺へと移動する。これを前提としていたのか、組み立て式の丁度良い高さのテーブルの上へとグラスとワイン瓶を置き、わざわざ動かしてくれた椅子に深く腰掛ける。
……こんなのどうやって手に入れたんだ、あいつ。
用意されたワインのラベルに書かれた数字は明らかに3桁に近いぐらい昔の物。この手の物はかなり高価で、ただ学校を運営しているだけのあいつらにとってはかなり高かったはずだ。
もし仮にこの世界が人間だけで構成されていれば信じられない話かもしれないが、この国。この世界において数百年、数千年寝かした酒の数その物は少なくないが、それでもそれだけの時間を掛けたと言うのもあってどの種族でも高価なこれはそう簡単に手を出せる物ではない。
正直言って、扱いに非常に困る。
仮にもこれが友好国から贈られた物であれば遠慮なく飲むが、彼らから貰った物となるとどうにも扱いに困る。いやまぁ彼らは受け取ってほしくてわざわざこんなこの場に似つかわしくない物を用意したのだろうが、俺にとってのこれの価値とあいつらにとってのこれの価値はかなり異なる。
お返し……。……考えないとな。
「……うま。」
見る物が何であれ、酒を片手に高みの見物と言うのは素晴らしい。しかも昼間からこんなに良い酒を見られるなんて。
ま、大方あいつの事だ。ど~せ今度はイベント事方面の改善も願ってんだろうなぁ……。
魔法学校と言う事もあり、それらしい体育祭かと思われたが普通の非魔法学校と変わらない、魔法を利用しない競技が多いらしい。玉入れをしたり、大玉を転がしたり、リレーをしたりとかなりの旧時代さ加減。
何気なく見ていればあの悪ガキ3人組が自分で言っていたナルシスト発言は確かなようで、歩きにくくて仕方がないくらいに周りは女生徒に囲まれて。それらを軽くいなしたり、宥めたり、困ったようにあしらってきょろきょろと何かを探しているらしい。
まぁ、分かり切っている事だが。
「これがなくなるまで見つけないでほしいんだがな。」
でも、嫌な物ほど的中する物。何が要因でバレたのか、ばっちりと視線が合ったトルニアがぴしりと固まったかと思うと、慌てて此方を目指すかのように駆け出して。それに伴ってルシウスとセディルズまで走ってくる始末だ。
しかし、折角の美味い酒を途中で放棄する気にはなれない。あ~ぁ、面倒な事になったなんて思いながらもちびちびと
「見つけたぞ、先生!」
「せめてノックしろ。」
「先生~!」
「抱き着くな、暑苦しい……。」
「せんせ、ちゃんと見てくれた……?」
「あ~見た見た。運動神経も良いらしいな、お前らは。」
「ふふん、全競技でトップ3を総なめしてやったぞ!」
「あ、そうや。先生、シャルロット先生から人数分の弁当貰ったから一緒に食べよ?」
もしルシウス達が弁当を持ってきていたらどうするつもりだったんだあいつは。と言うか、それならここに置いとけば良かったのに。
「同級生との交流も大事だと思うが。」
「……あんな、上っ面にしか興味ない奴なんてまっぴらごめんだ。」
「ど~せ変な事しか考えてへんもん、あいつら。……感情的な目的がある奴なんて、近付かれても迷惑なだけだから。」
「あ、せんせ。せんせ、お酒飲んでるの?」
「お前ら未成年にはまだ早いからな。」
「そもそも学生の居る場所で酒飲んでる方が悪いと思うが?」
「貰い物だから知らん。」
「いや、飲んでたら一緒だろ……。」
「先生、酒飲んでても良いけどご飯もちゃんと食べよーや。シャルロット先生も言うてたで、先生が夏バテであんまり食べないやろうから、俺達が美味しそうに食べて食欲誘発してほしいから一緒に食べてあげてって。」
「ほう、あいつは俺が単純だと言いたいらしいな?」
どうにも俺の本職を忘れているのか、それとも本気で恐れていないのか分からないがあいつもこいつらもディアルもどいつもこいつも非常に面倒が過ぎる。
正直、好かれるよりも嫌われる方が楽だも思う事がよくある。その方が気楽だし、何より余計な事を考えなくて良いので後で後悔する事がない。
大切な物程、呆れる程簡単に壊れるんだから。
だからこそ、俺は自分の身を自分で守れる仲間しか。陛下達さえ居れば後はどうでも良いと思っていたのに。それすらも今、こいつらの所為で変わりつつある。
折角作ってくれた弁当を無下にする訳にもいかず、少しずつ。かなり遅いペースで胃の中へと放り込んでいく。場合によっては同じく用意されていた水の類で押し流し、少しずつ腹を圧迫感が満たしていく。
どうやらこの体は前の体よりも食事と言う物が負担になるらしい。限界が来る前に何かしらの対策を取らなければならない。
大切……か。
護る側になるのは初めてだ。
これまでは陛下達に背を預けたり、支えられたり、護られたり。それ以外には関わらないか、ねじ伏せる以外に経験のない俺にはあまりにも分からなくて難しい事が多過ぎる。
それでも、護りたいと思った。だからこうして傍に居る。
他にも、何だかんだ言って大問題ばかり起こすこの馬鹿共を放置出来ない。たったそれだけの話。
……おし。
「さぁ飲むか。」
「先生~!」
「先生、まだ飲むん?」
「まだ数杯しか飲んでない。」
「数杯も飲んでるやん!?」
「せんせ、せんせは今日ずっとここに?」
「あぁここに居る。だからまぁ何かあったらここに来れば良いんじゃないか?」
ない事を願うがな。
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――次回「第65話 俺だけで、独り占め」
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