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第5話 夜中の雷雨
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食事も終え、谷崎と卑弥呼は談笑していた。話が一通り終わった所で、
「…もうそろそろ寝る時間じゃな」
卑弥呼に言われ、谷崎はスマホの時計を見ると10時になっていた。
「もう、こんな時間か…」
卑弥呼を見てみると部屋にあった道具の目の前で目を閉じ、手を合わせていた。
「何をしているんですか?」
「…今、明日の天気を占っているのじゃ」
その後、数分が経ち、卑弥呼は谷崎を呼んだ。
「明日は晴れじゃ、村を見に回ろうか!」
「え、いいんですか!」
「もっとも占いは外れることもあるから、絶対とは言えないんじゃがな」
卑弥呼は寝る準備をする。
「明日が晴れじゃったら、朝早くから出かける、だから晴人も寝る準備を…晴人の寝床はなかったな…どうしようか…少女らはもう寝ているし…」
「僕は寝床が無くても大丈夫ですよ。床で寝るので」
「風邪を引かないか?…それか一緒に…寝るか?」
卑弥呼がからかってきた。
「っ!?からかわないでください!」
「あはは!すまぬ!…でも本当に大丈夫か?風邪は引かぬか?」
「大丈夫ですよ、現代人は強いんで」
卑弥呼は髪飾りなどの身に付けていたものを外し、囲炉裏の火に灰をかけたあと寝床に入る。
「夜中寒かったら、難なくわらはを呼んで一緒に寝てもいいからの!」
「っ、やめてください!」
卑弥呼はまた笑う。
「ではお休みな、晴人」
「お休みなさい」
二人とも眠りについた。谷崎は明日の事が楽しみで寝れないと思っていたが今日一日いろんな事があって疲れてしまったんだろう。案外早く寝てしまった。
そして数時間が経ち、谷崎は熟睡していたが、
「晴人…晴人…」
そう言いながら服の袖を誰かが引っ張ってきた。目を覚まし、横を見ると…卑弥呼だった。顔を見ると、夜中だったから分かりにくかったが泣きそうな顔をしていた。
(どうして泣きそうな顔をしているんだ?)
「どうしたんです…」
谷崎は何故、起こしたのか聞こうとしたとき、
ゴロゴロ…ゴーーン…
「ひゃあう!!…」
卑弥呼は急に谷崎に抱き着いてきた。
「!?どうしたんです…」
ゴロゴロ、ドカーーン!!
「うう…」
「うわ…今のは強かったな……」
卑弥呼を見ると、その体は震えていた。
「……もしかして…卑弥呼さん、雷苦手なんですか?」
卑弥呼はコクッと小さく頭を振った。そして谷崎に、
「……すまないが、一緒に、寝てくれないかのう……」
「え、でも……」
ゴロゴロ…ゴーーン…
「うう…お願いじゃ……夜の事は謝るからの……」
卑弥呼は涙を浮かべていた。
「!?えーと…手を握るのは駄目ですか?」
そう言ったら、卑弥呼が物凄い速さで手を握ってきた。
「明日は村を見て回るんですよね、早く寝ましょう」
「……そうじゃな、有難うな、こんな事までしてくれて、お休みな、晴人」
「お休みなさい、卑弥呼さん」
こうして、谷崎と卑弥呼は手を繋いで一夜を過ごした。
朝は夜中の雷雨が嘘のように思える快晴だった。
「起きろ!朝じゃぞ!」
「んんー…あ、卑弥呼さん、おはようございます」
「おはよう、ほら、もう食事が届いているぞ。外に顔を洗う所があるから洗ったら早く食べよう」
卑弥呼は夜中の事を気にしていない様子だった。
(ん?昨日の事は覚えていなかったのかな)
そう思っていると、卑弥呼は顔を少し赤くして、
「晴人!その…夜中の事は、有難うな、安心して寝られたわ」
「いえ、困ったらお互い様なので」
「…そうだな、有難うな!晴人!ほら早く顔を洗って一緒に食べるぞ」
「はい!」
谷崎は外に出て顔を洗っていると、女性がやって来た。
「…もしかして、卑弥呼様と昨日一緒に寝たんですか?」
「…はい、そうですけど」
女性の顔が赤くなり、
「まさか、卑弥呼様とそんな関係を…」
「そんな関係ってどういうことですか!?」
女性の勘違いをどう説明しようか困っていると、
「晴人、いつまで顔を洗っているんじゃ…おお、どうしたのじゃ?」
卑弥呼は女性に気づき尋ねる。
「…卑弥呼様、昨日この男と、一緒に過ごしたと…これは一大事!早くみんなに知らせないと!」
こう言い、女性は駆け出した。
「おい!何か勘違いしてるぞ!止まれ!」
卑弥呼は急いで女性を追いかけ、それに続く様に谷崎も追いかけた。
谷崎と卑弥呼は朝から女性を追いかけるために、谷崎の事を説明するために労力を使う羽目になった。
「…もうそろそろ寝る時間じゃな」
卑弥呼に言われ、谷崎はスマホの時計を見ると10時になっていた。
「もう、こんな時間か…」
卑弥呼を見てみると部屋にあった道具の目の前で目を閉じ、手を合わせていた。
「何をしているんですか?」
「…今、明日の天気を占っているのじゃ」
その後、数分が経ち、卑弥呼は谷崎を呼んだ。
「明日は晴れじゃ、村を見に回ろうか!」
「え、いいんですか!」
「もっとも占いは外れることもあるから、絶対とは言えないんじゃがな」
卑弥呼は寝る準備をする。
「明日が晴れじゃったら、朝早くから出かける、だから晴人も寝る準備を…晴人の寝床はなかったな…どうしようか…少女らはもう寝ているし…」
「僕は寝床が無くても大丈夫ですよ。床で寝るので」
「風邪を引かないか?…それか一緒に…寝るか?」
卑弥呼がからかってきた。
「っ!?からかわないでください!」
「あはは!すまぬ!…でも本当に大丈夫か?風邪は引かぬか?」
「大丈夫ですよ、現代人は強いんで」
卑弥呼は髪飾りなどの身に付けていたものを外し、囲炉裏の火に灰をかけたあと寝床に入る。
「夜中寒かったら、難なくわらはを呼んで一緒に寝てもいいからの!」
「っ、やめてください!」
卑弥呼はまた笑う。
「ではお休みな、晴人」
「お休みなさい」
二人とも眠りについた。谷崎は明日の事が楽しみで寝れないと思っていたが今日一日いろんな事があって疲れてしまったんだろう。案外早く寝てしまった。
そして数時間が経ち、谷崎は熟睡していたが、
「晴人…晴人…」
そう言いながら服の袖を誰かが引っ張ってきた。目を覚まし、横を見ると…卑弥呼だった。顔を見ると、夜中だったから分かりにくかったが泣きそうな顔をしていた。
(どうして泣きそうな顔をしているんだ?)
「どうしたんです…」
谷崎は何故、起こしたのか聞こうとしたとき、
ゴロゴロ…ゴーーン…
「ひゃあう!!…」
卑弥呼は急に谷崎に抱き着いてきた。
「!?どうしたんです…」
ゴロゴロ、ドカーーン!!
「うう…」
「うわ…今のは強かったな……」
卑弥呼を見ると、その体は震えていた。
「……もしかして…卑弥呼さん、雷苦手なんですか?」
卑弥呼はコクッと小さく頭を振った。そして谷崎に、
「……すまないが、一緒に、寝てくれないかのう……」
「え、でも……」
ゴロゴロ…ゴーーン…
「うう…お願いじゃ……夜の事は謝るからの……」
卑弥呼は涙を浮かべていた。
「!?えーと…手を握るのは駄目ですか?」
そう言ったら、卑弥呼が物凄い速さで手を握ってきた。
「明日は村を見て回るんですよね、早く寝ましょう」
「……そうじゃな、有難うな、こんな事までしてくれて、お休みな、晴人」
「お休みなさい、卑弥呼さん」
こうして、谷崎と卑弥呼は手を繋いで一夜を過ごした。
朝は夜中の雷雨が嘘のように思える快晴だった。
「起きろ!朝じゃぞ!」
「んんー…あ、卑弥呼さん、おはようございます」
「おはよう、ほら、もう食事が届いているぞ。外に顔を洗う所があるから洗ったら早く食べよう」
卑弥呼は夜中の事を気にしていない様子だった。
(ん?昨日の事は覚えていなかったのかな)
そう思っていると、卑弥呼は顔を少し赤くして、
「晴人!その…夜中の事は、有難うな、安心して寝られたわ」
「いえ、困ったらお互い様なので」
「…そうだな、有難うな!晴人!ほら早く顔を洗って一緒に食べるぞ」
「はい!」
谷崎は外に出て顔を洗っていると、女性がやって来た。
「…もしかして、卑弥呼様と昨日一緒に寝たんですか?」
「…はい、そうですけど」
女性の顔が赤くなり、
「まさか、卑弥呼様とそんな関係を…」
「そんな関係ってどういうことですか!?」
女性の勘違いをどう説明しようか困っていると、
「晴人、いつまで顔を洗っているんじゃ…おお、どうしたのじゃ?」
卑弥呼は女性に気づき尋ねる。
「…卑弥呼様、昨日この男と、一緒に過ごしたと…これは一大事!早くみんなに知らせないと!」
こう言い、女性は駆け出した。
「おい!何か勘違いしてるぞ!止まれ!」
卑弥呼は急いで女性を追いかけ、それに続く様に谷崎も追いかけた。
谷崎と卑弥呼は朝から女性を追いかけるために、谷崎の事を説明するために労力を使う羽目になった。
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