27 / 74
~ファンタジー異世界旅館探訪~
【第1章】第16話「広瀬の里と広瀬館」(4)
しおりを挟む
榛名ちゃんを無事送り出し、優希は改めてゲンさんにこっそりと声をかけた。
「ゲンさん、急なお客様ですが大丈夫ですか?」
「正直、今の状況じゃ難しいと言いたい所だが、お一人様なら何とかなる。幸い、坊ちゃんの歓迎会を兼ねて料理は多めに用意してあるんだ。――最初のあちら側のお客様には本格的な和食をご用意したかったのが本音だが」
僅かに料理人として妥協を許さない『鬼のゲンジ』が顔を覗かせたが、すぐに鳴りを潜めると、
「まあ、今日は仕方ない。一人だと何をするにしても時間がかかる。……持ってきて貰った切り身の状態を見てみるか」
「えっ!? ゲンさん、今一人で料理してるの?」
「ん、まあ、今は開店休業状態で賄い位しか作らないから問題はないが……今後はどうなるのか」
どうやら、優希の想像以上に拙い状態らしい。詳しい話をゲンさんに聞こうとした時、室内履き用のサンダルに履き替えたアルヴァーが声をかけてきた。
「色々と話し合わなければならない事も多いが、まずはこれを見て欲しい」
そう言うとマントの胸の辺りの裏地を探り一枚のコインを取り出した。それを恵子を含め全員に見せこう尋ねた。
「この通貨が使えるか、または見覚えはあるだろうか」
アルヴァーが摘んでいるコイン、通貨は五百円玉程度の大きさで、くすんではいるものの金特有の輝きがあった。多少歪んでいるのは、純度が高いせいだろうか?
「うーん、金貨だろうという事は分かるんですけど、それ以上の事は……」
異世界の物らしいコインへの優希の反応に対して、二人の反応は違ったものになった。
「図柄からして交易通貨のようですが、外の――そちら側の世界の一般的な硬貨という事が分かる位で、どれ程の価値がその一枚にあるのかまではちょっと……」
「そちらでお支払いになるのでしたら、少々お時間を頂く事になると思います。正直な所、こちら側が提供するサービスに対して、どの程度の価値を付けるべきか決めかねている所ですので」
この答えに対して優希は二人の言葉に驚くだけだったが、アルヴァーはまた違った反応を見せた。
「という事は既に、こちら側との接触はあるという事で間違いなのですね。具体的にはどのような交流があるのか教えて頂きたい」
これには、恵子が答えた。
「交流といっても少し前までは、ほぼ一方通行のようなものでした。というのは、そちら側の住人が時たま迷い込んでくるのです。私たちは迷い人と呼んでいましたが、あちら側の情報は主に迷い人の方々からという事になります」
アルヴァーは小さく頷き続きを促した。
「今と違い、当時はまだ、この土地と私達の世界との繋がりは強固でした。迷い人は広瀬の住人に匿われて過ごし、やがてあちらの世界に戻っていった者。逆に、こちらに留まり続けた者もいたようです。そのどちらにしろ訪れた迷い人は多くありません。この村があちらの世界では、深い森の中にあるのも関係あるのでしょう。古い記録では迷いの森とも呼ばれていたようです」
その話を聞くとアルヴァーは満足げな表情になり、あちら側の情報を幾つか語った。
「なるほど。紛争中は名のない森として長い間、天然の防壁の役割を果たしてきた。だがもしかすると、かつての迷い人が隠蔽した可能性もある訳か。だが、同時にこの村の記録が私の知る限り残っていないのもおかしい。人数が少ないとはいえこちら側に帰還出来たのだろう?」
「それは恐らく、ここの記憶を一部、忘却しているんだと思います。ここを離れた時、魔力の影響を受けやすい人ほど、それは顕著になるようですから。ただ、基本的にはどういう理屈か、秘密を不用意に話さないのであればその限りではないようです」
そういって恵子は優希を見た。アルヴァーも優希を見て納得の表情を浮かべた。
「ふむ。――優希の魔力が結合している影響か。しかし記憶操作とはな」
なおも議論を続けようとしたアルヴァーだったが、自分の事が話題になっているらしいものの、話題には入れない優希が痺れを切らせた事でそれは中断した。
「謎の究明も大事ですけど、とりあえず夕食にしましょう。よろしければ、アルヴァーさんも一緒にどうですか? 今日はご馳走らしいですよ」
そういってお腹をさするのだった。
「ゲンさん、急なお客様ですが大丈夫ですか?」
「正直、今の状況じゃ難しいと言いたい所だが、お一人様なら何とかなる。幸い、坊ちゃんの歓迎会を兼ねて料理は多めに用意してあるんだ。――最初のあちら側のお客様には本格的な和食をご用意したかったのが本音だが」
僅かに料理人として妥協を許さない『鬼のゲンジ』が顔を覗かせたが、すぐに鳴りを潜めると、
「まあ、今日は仕方ない。一人だと何をするにしても時間がかかる。……持ってきて貰った切り身の状態を見てみるか」
「えっ!? ゲンさん、今一人で料理してるの?」
「ん、まあ、今は開店休業状態で賄い位しか作らないから問題はないが……今後はどうなるのか」
どうやら、優希の想像以上に拙い状態らしい。詳しい話をゲンさんに聞こうとした時、室内履き用のサンダルに履き替えたアルヴァーが声をかけてきた。
「色々と話し合わなければならない事も多いが、まずはこれを見て欲しい」
そう言うとマントの胸の辺りの裏地を探り一枚のコインを取り出した。それを恵子を含め全員に見せこう尋ねた。
「この通貨が使えるか、または見覚えはあるだろうか」
アルヴァーが摘んでいるコイン、通貨は五百円玉程度の大きさで、くすんではいるものの金特有の輝きがあった。多少歪んでいるのは、純度が高いせいだろうか?
「うーん、金貨だろうという事は分かるんですけど、それ以上の事は……」
異世界の物らしいコインへの優希の反応に対して、二人の反応は違ったものになった。
「図柄からして交易通貨のようですが、外の――そちら側の世界の一般的な硬貨という事が分かる位で、どれ程の価値がその一枚にあるのかまではちょっと……」
「そちらでお支払いになるのでしたら、少々お時間を頂く事になると思います。正直な所、こちら側が提供するサービスに対して、どの程度の価値を付けるべきか決めかねている所ですので」
この答えに対して優希は二人の言葉に驚くだけだったが、アルヴァーはまた違った反応を見せた。
「という事は既に、こちら側との接触はあるという事で間違いなのですね。具体的にはどのような交流があるのか教えて頂きたい」
これには、恵子が答えた。
「交流といっても少し前までは、ほぼ一方通行のようなものでした。というのは、そちら側の住人が時たま迷い込んでくるのです。私たちは迷い人と呼んでいましたが、あちら側の情報は主に迷い人の方々からという事になります」
アルヴァーは小さく頷き続きを促した。
「今と違い、当時はまだ、この土地と私達の世界との繋がりは強固でした。迷い人は広瀬の住人に匿われて過ごし、やがてあちらの世界に戻っていった者。逆に、こちらに留まり続けた者もいたようです。そのどちらにしろ訪れた迷い人は多くありません。この村があちらの世界では、深い森の中にあるのも関係あるのでしょう。古い記録では迷いの森とも呼ばれていたようです」
その話を聞くとアルヴァーは満足げな表情になり、あちら側の情報を幾つか語った。
「なるほど。紛争中は名のない森として長い間、天然の防壁の役割を果たしてきた。だがもしかすると、かつての迷い人が隠蔽した可能性もある訳か。だが、同時にこの村の記録が私の知る限り残っていないのもおかしい。人数が少ないとはいえこちら側に帰還出来たのだろう?」
「それは恐らく、ここの記憶を一部、忘却しているんだと思います。ここを離れた時、魔力の影響を受けやすい人ほど、それは顕著になるようですから。ただ、基本的にはどういう理屈か、秘密を不用意に話さないのであればその限りではないようです」
そういって恵子は優希を見た。アルヴァーも優希を見て納得の表情を浮かべた。
「ふむ。――優希の魔力が結合している影響か。しかし記憶操作とはな」
なおも議論を続けようとしたアルヴァーだったが、自分の事が話題になっているらしいものの、話題には入れない優希が痺れを切らせた事でそれは中断した。
「謎の究明も大事ですけど、とりあえず夕食にしましょう。よろしければ、アルヴァーさんも一緒にどうですか? 今日はご馳走らしいですよ」
そういってお腹をさするのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
悪役令嬢の騎士
コムラサキ
ファンタジー
帝都の貧しい家庭に育った少年は、ある日を境に前世の記憶を取り戻す。
異世界に転生したが、戦争に巻き込まれて悲惨な最期を迎えてしまうようだ。
少年は前世の知識と、あたえられた特殊能力を使って生き延びようとする。
そのためには、まず〈悪役令嬢〉を救う必要がある。
少年は彼女の騎士になるため、この世界で生きていくことを決意する。
元・神獣の世話係 ~神獣さえいればいいと解雇されたけど、心優しいもふもふ神獣は私についてくるようです!~
草乃葉オウル ◆ 書籍発売中
ファンタジー
黒き狼の神獣ガルーと契約を交わし、魔人との戦争を勝利に導いた勇者が天寿をまっとうした。
勇者の養女セフィラは悲しみに暮れつつも、婚約者である王国の王子と幸せに生きていくことを誓う。
だが、王子にとってセフィラは勇者に取り入るための道具でしかなかった。
勇者亡き今、王子はセフィラとの婚約を破棄し、新たな神獣の契約者となって力による国民の支配を目論む。
しかし、ガルーと契約を交わしていたのは最初から勇者ではなくセフィラだったのだ!
真実を知って今さら媚びてくる王子に別れを告げ、セフィラはガルーの背に乗ってお城を飛び出す。
これは少女と世話焼き神獣の癒しとグルメに満ちた気ままな旅の物語!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜
リョウ
ファンタジー
僕は十年程闘病の末、あの世に。
そこで出会った神様に手違いで寿命が縮められたという説明をされ、地球で幸せな転生をする事になった…が何故か異世界転生してしまう。なんでだ?
幸い優しい両親と、兄と姉に囲まれ事なきを得たのだが、兄達が優秀で僕はいずれ家を出てかなきゃいけないみたい。そんな空気を読んだ僕は将来の為努力をしはじめるのだが……。
※画像はAI作成しました。
※現在毎日2話投稿。11時と19時にしております。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
出来損ないと追放された俺、神様から貰った『絶対農域』スキルで農業始めたら、奇跡の作物が育ちすぎて聖女様や女騎士、王族まで押しかけてきた
黒崎隼人
ファンタジー
★☆★完結保証★☆☆
毎日朝7時更新!
「お前のような魔力無しの出来損ないは、もはや我が家の者ではない!」
過労死した俺が転生したのは、魔力が全ての貴族社会で『出来損ない』と蔑まれる三男、カイ。実家から追放され、与えられたのは魔物も寄り付かない不毛の荒れ地だった。
絶望の淵で手にしたのは、神様からの贈り物『絶対農域(ゴッド・フィールド)』というチートスキル! どんな作物も一瞬で育ち、その実は奇跡の効果を発揮する!?
伝説のもふもふ聖獣を相棒に、気ままな農業スローライフを始めようとしただけなのに…「このトマト、聖水以上の治癒効果が!?」「彼の作る小麦を食べたらレベルが上がった!」なんて噂が広まって、聖女様や女騎士、果ては王族までが俺の畑に押しかけてきて――!?
追放した実家が手のひらを返してきても、もう遅い! 最強農業スキルで辺境から世界を救う!? 爽快成り上がりファンタジー、ここに開幕!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる