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いきなりの告白
しおりを挟むそして、ひたすら内藤さんの目を覗き込む。
『会~い~た~か~っ~た~ッ!!』
そう訴えていたであろう私に対して、内藤さんの目も雄弁にこう物語っている。
『お~れ~も~だ~よおおおッ!!』
なんだかもう、全てがどうでも良くなってしまった。だって、大介さんは合コンに行っているんだよ?そんな人が、どうして私を責められるというのか。
それから私達は、裏通りにあったカラオケBOXへと飛び込んだ。イッパイイッパイな私とは違ってまだ冷静な判断を下せた内藤さんが、人目を気にせず話せる場所を探してくれたのである。
入店後も怒涛の勢いで話し続けてしまったが、そんな私を内藤さんは優しく受け入れてくれて。暫くはそのままの状態だったが、その10分後くらいに息継ぎしない私を心配した内藤さんによって中断され。しかし、ようやく訪れた沈黙はすぐに破られてしまう。
「…俺、香奈ちゃんと会わないようにしてから元通りの生活に戻ろうと思ったんだけどさあ、何しても味気なくて。とにかく楽しくないんだ。なんだかすごくすごく…寂しかった」
く、くくくくくうっ。
これは…胸にくる。
いや、もう、私を殺す気か。
おちゃらけて突っ込もうとしたのに、内藤さんの真剣な眼差しがそれを許さない。では、こちらも正直な気持ちを伝えねば。
「私も…すごくすごく寂しくて、会いたかった。わ、私ね、大介さんよりも内藤さんと一緒にいる方が楽しいんです。ずっと自分を誤魔化して『そうじゃない』って言い聞かせてきたけど、でももう限界ッ。だってッ!こうして会ったら無理だもんッ!そうでしょ?!目の前にいるんだからッ!!
内藤さんが…好き。
うわあ、もう、いい、言っちゃう!!どうやら私、内藤さんのことを恋愛対象として好きになっちゃったんですッ。あのね、内藤さんってば自分で自分のこと分かってますか?!スーパーウルトラかっこいいですからねッ。優しくて思いやりが有って、私なんかのバカ話をウンウンって聞いてくれて。
内藤さんの言葉はいちいち染みるんです。上辺だけじゃなくて真心を感じるんです。私なんか相手にするワケ無いって分かってて、だから大介さんと付き合ったけどやっぱり無理。大丈夫、フラれると分かってて言ってます!これでスッキリして前に進めるから。
最後にもう一度言いますよ、内藤さんが好き!」
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