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第二章:IN THE HERO
高木 瀾(らん) (6)
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両方の「自警団」の者達が次々と試合場に乱入し、呪文を唱え始めた。
しかし……私には魔法的・霊的なモノは……気配ぐらいは感じられるが見えないので、何が起きてるか判らない。
「あの……変なモノが……」
撮影スタッフの1人が手を上げる。
「何?」
「勝手に試合の様子を撮影して、ネットで生配信してるヤツが……」
「今、そんな事言ってる場合じゃ……」
「それが……その……」
私は、そのスタッフの席まで行くと……。
「これ……合成ですか?」
「いや……判んない……」
何者かがネットで生中継している動画には……目の前の広場の様子が映されていた。……私には見えない「式姫」と「護法童子」らしい「何か」と……その暴走を止めようとして放たれているらしい「霊力」「気」と思われるモノも含めて……。
「カメラの有る場所は判ります?」
「多分……あの辺り……」
そのスタッフは客席の一点を指差す。
だが……私は、ある事に気付いた。
「何ですか、この変な光……?」
映像の中に、時折、「式姫」や「護法童子」とは関係ないらしい妙な「光」が映る。
どうやら、その「光」の発生源は……試合場とカメラの間。
「わかんない……。レンズフレアともハレーションとも違う……」
「あと……この光の光源……どこですか?」
「えっ?」
「だって……『式姫』だが『護法童子』だからしいモノは……この光の光源の手前に居るように見えるんですけど……それ以外の、例えば選手なんかは、この光の向こう側に居るように見えるんですが……」
「あっ……確かに」
それに……。
「久留間さん……ちょっと、これ見てもらっていいですか?」
「な……何?」
「この映像……何か……素人っぽく思えるんですか……何故、素人っぽく見えるかは……巧く説明出来なくて……」
「ちょっと待って……」
久留間さんは、映像を眺めながら、しばらく考え……。
「無い……ほとんど無い……」
「無いって、何がですか?」
「カメラワークだよ」
「えっ?」
「カメラの向きは多少は変る事が有るけど……カメラそのものは……多分、位置が固定されてる」
「じゃあデカいカメラとか?」
「いや……多分だけど……映り方からして小型カメラの望遠モード。携帯電話のカメラだとしてもおかしくない」
「なら……客席ですか?」
「違う……撮影場所は……結構高い……あ……っ」
謎は、次の瞬間、簡単に解けた。
画面に映ったのは……。
しかし……私には魔法的・霊的なモノは……気配ぐらいは感じられるが見えないので、何が起きてるか判らない。
「あの……変なモノが……」
撮影スタッフの1人が手を上げる。
「何?」
「勝手に試合の様子を撮影して、ネットで生配信してるヤツが……」
「今、そんな事言ってる場合じゃ……」
「それが……その……」
私は、そのスタッフの席まで行くと……。
「これ……合成ですか?」
「いや……判んない……」
何者かがネットで生中継している動画には……目の前の広場の様子が映されていた。……私には見えない「式姫」と「護法童子」らしい「何か」と……その暴走を止めようとして放たれているらしい「霊力」「気」と思われるモノも含めて……。
「カメラの有る場所は判ります?」
「多分……あの辺り……」
そのスタッフは客席の一点を指差す。
だが……私は、ある事に気付いた。
「何ですか、この変な光……?」
映像の中に、時折、「式姫」や「護法童子」とは関係ないらしい妙な「光」が映る。
どうやら、その「光」の発生源は……試合場とカメラの間。
「わかんない……。レンズフレアともハレーションとも違う……」
「あと……この光の光源……どこですか?」
「えっ?」
「だって……『式姫』だが『護法童子』だからしいモノは……この光の光源の手前に居るように見えるんですけど……それ以外の、例えば選手なんかは、この光の向こう側に居るように見えるんですが……」
「あっ……確かに」
それに……。
「久留間さん……ちょっと、これ見てもらっていいですか?」
「な……何?」
「この映像……何か……素人っぽく思えるんですか……何故、素人っぽく見えるかは……巧く説明出来なくて……」
「ちょっと待って……」
久留間さんは、映像を眺めながら、しばらく考え……。
「無い……ほとんど無い……」
「無いって、何がですか?」
「カメラワークだよ」
「えっ?」
「カメラの向きは多少は変る事が有るけど……カメラそのものは……多分、位置が固定されてる」
「じゃあデカいカメラとか?」
「いや……多分だけど……映り方からして小型カメラの望遠モード。携帯電話のカメラだとしてもおかしくない」
「なら……客席ですか?」
「違う……撮影場所は……結構高い……あ……っ」
謎は、次の瞬間、簡単に解けた。
画面に映ったのは……。
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