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世界滅亡への恐怖を煽り信者を増やしてる邪悪なカルト宗教を爆弾テロで壊滅させました!!
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「だって、やつらはカルトでしょ? 仕方なかったんです。あのカルトが広まるのを防ぐには、こうするしか無かったんです」
かつてはニセ科学批判者として有名だった、その爆弾テロ事件の容疑者は、面会に来た弁護士に対してそう言った。
「い……いや……ですが……」
「でも、SNS上でカルトの教祖扱いされてる、あのメスガキだって言ってるでしょ。『あの人達の言ってる事に少しは耳を傾けろ』って」
「は……はぁ、じゃあ、弁護方針は『貴方がSNSで言われた事を鵜呑みにして事件を起した』って事にしますか?」
「いえ、あいつらにはカルト宗教特有の特徴が有りました」
「ど……どこがですか?」
「先生、カルト宗教の特徴の1つに『世界滅亡の恐怖を煽って信者や支持者を増やす』ってのが有りますよね?」
「ちょ……ちょっと待って……」
「奴らがやってた事、そのまんまじゃないですか? 奴らはやっぱりカルトで、この事件の責任は、そのカルトを取締らなかった世界各国の政府にこそ有るんですよ」
地球温暖化および環境汚染に関する国際学会の為に世界中から集った著名な科学者を爆殺した犯人は、無知な者を教え諭すような淡々とした口調でそう言った。
かつてはニセ科学批判者として有名だった、その爆弾テロ事件の容疑者は、面会に来た弁護士に対してそう言った。
「い……いや……ですが……」
「でも、SNS上でカルトの教祖扱いされてる、あのメスガキだって言ってるでしょ。『あの人達の言ってる事に少しは耳を傾けろ』って」
「は……はぁ、じゃあ、弁護方針は『貴方がSNSで言われた事を鵜呑みにして事件を起した』って事にしますか?」
「いえ、あいつらにはカルト宗教特有の特徴が有りました」
「ど……どこがですか?」
「先生、カルト宗教の特徴の1つに『世界滅亡の恐怖を煽って信者や支持者を増やす』ってのが有りますよね?」
「ちょ……ちょっと待って……」
「奴らがやってた事、そのまんまじゃないですか? 奴らはやっぱりカルトで、この事件の責任は、そのカルトを取締らなかった世界各国の政府にこそ有るんですよ」
地球温暖化および環境汚染に関する国際学会の為に世界中から集った著名な科学者を爆殺した犯人は、無知な者を教え諭すような淡々とした口調でそう言った。
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