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第四章:Let There Be Carnage
スカーレット・モンク(3)
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『視覚に問題は無い?』
台南工房のコードネーム「ミカエル」が質問。
「問題なしです」
『周囲の音は聞こえる』
「同じく問題なしです」
『じゃあ、ちょっと動いてみて』
あたしは水城を着装たまま、棒術の「型」を行なう。
横では輝が、同じく護国軍鬼を着装たまま、徒手戦闘術の「型」。
『水城、各種センサチェック完了。まだ、「先読み」の成功率は……七〇%台前半だけどね』
『護国軍鬼4号鬼・改も同じく』
水城・護国軍鬼ともに、筋電位や予備動作から着装者の次の動きを予測し、着装者の動きと人工筋肉の動きのタイムラグを0に近付ける機能が有る。
だが、あたしの水城にも、輝の護国軍鬼にも着装者の「癖」のデータがまだ十分に蓄積されていないので、この「先読み」機能は……無いよりはマシ程度だ。
一般的な動きなら、そつなくやってくれるだろうけど……近接戦闘系の必殺技に関しては、まだ、人工筋肉の動きが最適化されてるとは言えない……らしい。
そして、輝が出したアイデアに基いた護国軍鬼の新しい部品は……何とか間に合ったようだが……。
「いや、絶対にそれ瀾師匠が言ってたのと違うと思うぞ」
「くどいぞ」
輝が装着している護国軍鬼4号鬼・改の頭部の装甲には、納品された時には無いモノが有った。
口と歯と4つの大きな牙……。のっぺりとした「顔」に凶悪そうな「口」。
肘と膝と手首の近接戦闘用の棘を除いては、いかにもな「工業製品」的な外見だった護国軍鬼は文字通りの「鬼」に見え……そして、「耳」から延びるアンテナも「鬼の角」を思わせるモノに変えられていた。
「盛り過ぎだ。どう考えても盛り過ぎだ」
「だから、くどい」
「『護国軍鬼』は知らね~奴が見たら民生用の作業用強化服にしか見えないモノに、無茶苦茶な戦闘力が有ったから、怖がられたんだよ。パッと見で怖い外見にしたら、逆に怖さが減るようにしか思えん」
「黙れ」
「関西風のキツネうどんに、濃口醤油と味の素と砂糖を大量にブチ込んだより酷い」
「うるさい」
『まぁいい。今回のお前たちの任務は、あくまで陽動だ。暴れるだけ暴れた後は、自分の身の安全を優先しろ』
瀾師匠から無線通信で指示。
「了解」
「了解」
台南工房のコードネーム「ミカエル」が質問。
「問題なしです」
『周囲の音は聞こえる』
「同じく問題なしです」
『じゃあ、ちょっと動いてみて』
あたしは水城を着装たまま、棒術の「型」を行なう。
横では輝が、同じく護国軍鬼を着装たまま、徒手戦闘術の「型」。
『水城、各種センサチェック完了。まだ、「先読み」の成功率は……七〇%台前半だけどね』
『護国軍鬼4号鬼・改も同じく』
水城・護国軍鬼ともに、筋電位や予備動作から着装者の次の動きを予測し、着装者の動きと人工筋肉の動きのタイムラグを0に近付ける機能が有る。
だが、あたしの水城にも、輝の護国軍鬼にも着装者の「癖」のデータがまだ十分に蓄積されていないので、この「先読み」機能は……無いよりはマシ程度だ。
一般的な動きなら、そつなくやってくれるだろうけど……近接戦闘系の必殺技に関しては、まだ、人工筋肉の動きが最適化されてるとは言えない……らしい。
そして、輝が出したアイデアに基いた護国軍鬼の新しい部品は……何とか間に合ったようだが……。
「いや、絶対にそれ瀾師匠が言ってたのと違うと思うぞ」
「くどいぞ」
輝が装着している護国軍鬼4号鬼・改の頭部の装甲には、納品された時には無いモノが有った。
口と歯と4つの大きな牙……。のっぺりとした「顔」に凶悪そうな「口」。
肘と膝と手首の近接戦闘用の棘を除いては、いかにもな「工業製品」的な外見だった護国軍鬼は文字通りの「鬼」に見え……そして、「耳」から延びるアンテナも「鬼の角」を思わせるモノに変えられていた。
「盛り過ぎだ。どう考えても盛り過ぎだ」
「だから、くどい」
「『護国軍鬼』は知らね~奴が見たら民生用の作業用強化服にしか見えないモノに、無茶苦茶な戦闘力が有ったから、怖がられたんだよ。パッと見で怖い外見にしたら、逆に怖さが減るようにしか思えん」
「黙れ」
「関西風のキツネうどんに、濃口醤油と味の素と砂糖を大量にブチ込んだより酷い」
「うるさい」
『まぁいい。今回のお前たちの任務は、あくまで陽動だ。暴れるだけ暴れた後は、自分の身の安全を優先しろ』
瀾師匠から無線通信で指示。
「了解」
「了解」
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