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第三章 糞蠅/Breathless
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俺は全てを理解した。
なんて事だ……判れば単純な話だが……しかし……。
久留米を中心に活動していた暴力団「安徳グループ」は、少し前に「正義の味方」どもの手により潰された。
一般には、そう信じられている。
しかし、事実は逆だ。
「正義の味方」どもと暴力団「安徳グループ」は裏で繋っていたのだ。
そして、「正義の味方」どもの邪魔になる俺と初代クリムゾン・サンシャインを倒し貶める為に、暴力団「安徳グループ」を潰したフリをしてヤクザどもを地下に潜らせ、ゲリラ活動を行なわせていたのだ。
何と言う狡猾な連中だ……。
このままでは、俺は……ミニコミ誌の編集者を殺し、俺の妹夫婦を拉致監禁して、妹の腹の中に居た子供を流産させ、義理の弟を廃人にして、副市長の娘を誘拐した挙句、違法薬物を飲ませて、古川のおっちゃんにレ○プさせた、と云う濡れ衣を着せられてしまう。
俺は……どうなってもいい。
だが……「正義の味方」を名乗る暴徒どもとは違う「真のヒーロー」であるクリムゾン・サンシャインが貶められるのだけは許せない。
このままでは、クリムゾン・サンシャインは「サイコパスのクセに異様に頭と手際が悪い連続殺人鬼」に仕立て上げられてしまう……。
どうする? どうする? どうする?
「正義の味方」を名乗るテロリストに反撃する方法が何か有る筈だ……。
そもそも……「正義の味方」とは、どこの何者だ……。
しまった……。
クソ……。
この前、「正義の味方」の一味らしい親子に極めて穏当な尋問を行なった時……そうだ、あいつらは「正義の味方」どもから洗脳か脳改造をされていて……何も情報を吐かなかった。
そこで手掛かりは途切れ……あっ‼
もう1人、「正義の味方」の手先となっている奴が居た。
副市長の古賀だ……。
「おっちゃん、車貸してっ‼」
「嫌です。どうせ、また、ロクデモない事を思い付いたんでしょ。何をやる気か知りませんが、自分の車使って下さい」
猿渡のおっちゃんは即答。
「いや、俺の車、ブッ壊れた」
「あのね。貴方がやった犯罪に俺の車が使われたら、俺にまで類が及びます」
「俺がやろうとしてるのは、犯罪じゃない。『正義の味方』を名乗る暴徒どもの『正義の暴走』を止めようとしてるだけだ」
「何が『正義の暴走』だっ‼ ネットで覚えた阿呆なフレーズを意味も判んないまま使いやがってッ‼ あのなぁ、あんたが一番、暴走してるだ……ぐえっ‼」
何て事だ……猿渡のおっちゃんまで「正義の味方」どもに洗脳されていたとは……。
しかし……助かった。
猿渡のおっちゃんは……警察を辞める直前に大怪我をして……それ以降、外を歩く時にはステッキが欠かせなくなっていた。
俺は、猿渡のおっちゃんが座ってる椅子に立て掛けてたステッキを奪い、猿渡のおちゃんを撲殺葬。
「な……なにしやがる……」
くそ……流石は元警官……体だけは丈夫だ。
撲った……。
撲った……。
撲った……。
撲った……。撲った……。撲った……。撲った……。更に撲って撲って撲って撲って撲りまくった。
すまない。
許してくれ、おっちゃん。
おっちゃんにかけられた洗脳を解いて、おっちゃんを正気に戻す為なんだ。
その為には……おっちゃんを殺すしか無いんだ。
わかってくれ……。
わかってくれ……。
仕方がないんだ……。
やがて……。
多分……俺の気のせいなのだろう……。
けど……それでも、おっちゃんの死に顔は……俺に「殺してくれて、ありがとう」と言っているように思えた。
なんて事だ……判れば単純な話だが……しかし……。
久留米を中心に活動していた暴力団「安徳グループ」は、少し前に「正義の味方」どもの手により潰された。
一般には、そう信じられている。
しかし、事実は逆だ。
「正義の味方」どもと暴力団「安徳グループ」は裏で繋っていたのだ。
そして、「正義の味方」どもの邪魔になる俺と初代クリムゾン・サンシャインを倒し貶める為に、暴力団「安徳グループ」を潰したフリをしてヤクザどもを地下に潜らせ、ゲリラ活動を行なわせていたのだ。
何と言う狡猾な連中だ……。
このままでは、俺は……ミニコミ誌の編集者を殺し、俺の妹夫婦を拉致監禁して、妹の腹の中に居た子供を流産させ、義理の弟を廃人にして、副市長の娘を誘拐した挙句、違法薬物を飲ませて、古川のおっちゃんにレ○プさせた、と云う濡れ衣を着せられてしまう。
俺は……どうなってもいい。
だが……「正義の味方」を名乗る暴徒どもとは違う「真のヒーロー」であるクリムゾン・サンシャインが貶められるのだけは許せない。
このままでは、クリムゾン・サンシャインは「サイコパスのクセに異様に頭と手際が悪い連続殺人鬼」に仕立て上げられてしまう……。
どうする? どうする? どうする?
「正義の味方」を名乗るテロリストに反撃する方法が何か有る筈だ……。
そもそも……「正義の味方」とは、どこの何者だ……。
しまった……。
クソ……。
この前、「正義の味方」の一味らしい親子に極めて穏当な尋問を行なった時……そうだ、あいつらは「正義の味方」どもから洗脳か脳改造をされていて……何も情報を吐かなかった。
そこで手掛かりは途切れ……あっ‼
もう1人、「正義の味方」の手先となっている奴が居た。
副市長の古賀だ……。
「おっちゃん、車貸してっ‼」
「嫌です。どうせ、また、ロクデモない事を思い付いたんでしょ。何をやる気か知りませんが、自分の車使って下さい」
猿渡のおっちゃんは即答。
「いや、俺の車、ブッ壊れた」
「あのね。貴方がやった犯罪に俺の車が使われたら、俺にまで類が及びます」
「俺がやろうとしてるのは、犯罪じゃない。『正義の味方』を名乗る暴徒どもの『正義の暴走』を止めようとしてるだけだ」
「何が『正義の暴走』だっ‼ ネットで覚えた阿呆なフレーズを意味も判んないまま使いやがってッ‼ あのなぁ、あんたが一番、暴走してるだ……ぐえっ‼」
何て事だ……猿渡のおっちゃんまで「正義の味方」どもに洗脳されていたとは……。
しかし……助かった。
猿渡のおっちゃんは……警察を辞める直前に大怪我をして……それ以降、外を歩く時にはステッキが欠かせなくなっていた。
俺は、猿渡のおっちゃんが座ってる椅子に立て掛けてたステッキを奪い、猿渡のおちゃんを撲殺葬。
「な……なにしやがる……」
くそ……流石は元警官……体だけは丈夫だ。
撲った……。
撲った……。
撲った……。
撲った……。撲った……。撲った……。撲った……。更に撲って撲って撲って撲って撲りまくった。
すまない。
許してくれ、おっちゃん。
おっちゃんにかけられた洗脳を解いて、おっちゃんを正気に戻す為なんだ。
その為には……おっちゃんを殺すしか無いんだ。
わかってくれ……。
わかってくれ……。
仕方がないんだ……。
やがて……。
多分……俺の気のせいなのだろう……。
けど……それでも、おっちゃんの死に顔は……俺に「殺してくれて、ありがとう」と言っているように思えた。
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