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第八章:鉄拳掃毒
アータヴァカ/関口 陽(ひなた) (1)
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「連れて来るなら、魔法使い系をもう1人か2人の方がマシだったな……」
相棒が、そうボヤく。
「おい、あたしらじゃ役に立たねえって……」
「魔法絡みの事件なのに、何で、魔法使い系が1人しか居ない? こいつに何か有ったら詰みだぞ」
レンジャー隊の副隊長兼パワー型に対して、相棒は、あたしを指差しながら、そう反論。
「ところでさ、何か変だぞ」
相棒のいつものズケズケのせいで、雰囲気が悪くなってるが……あたしも、そんな事は気にせずに、相棒を見習って、まずは、言いたい事を言う事にした。
「何が?」
「ここで作られてる麻薬ってさ、魔法系の才能が有るけど、それに気付かずに修行とかやってなかった奴とか、修行の途中でドロップアウトした魔法使い崩れとかがさ、キメちまうと霊視能力が暴走してエラい事になるだけで、材料そのものはフツ~なんだよ。まぁ、軽い麻薬として使えるモノも有るけど、魔法系の植物とかじゃねえ」
「それは知って……おい……まさか」
「山の方から、すげ~剣呑い邪気を感じんだけど……」
「私の予想通りなら安易な手だが……これを使われたら気分が悪くなる奴が居るのも判る」
「おい、こっちが強化装甲服着装してたり、物理攻撃しか効かないのが居るからって……ゾンビ軍団の数の暴力で対抗って事か?」
副店長が、そう訊いた。
「ああ……」
「まぁ、安易っちゃあ安易だけど、面倒だな。念の為、弾薬はありったけ、強化装甲服の蓄電池はフル充電で……」
「違う」
「何が?」
「それだけ大量のゾンビの材料が問題だ」
「材料?」
「ここの農場では……誘拐された関東難民が奴隷労働をさせられてたよな……」
あたしは……天を仰いだ。
「おめぇの予想が当たってねえ事を祈りたくなってきた」
相棒が、そうボヤく。
「おい、あたしらじゃ役に立たねえって……」
「魔法絡みの事件なのに、何で、魔法使い系が1人しか居ない? こいつに何か有ったら詰みだぞ」
レンジャー隊の副隊長兼パワー型に対して、相棒は、あたしを指差しながら、そう反論。
「ところでさ、何か変だぞ」
相棒のいつものズケズケのせいで、雰囲気が悪くなってるが……あたしも、そんな事は気にせずに、相棒を見習って、まずは、言いたい事を言う事にした。
「何が?」
「ここで作られてる麻薬ってさ、魔法系の才能が有るけど、それに気付かずに修行とかやってなかった奴とか、修行の途中でドロップアウトした魔法使い崩れとかがさ、キメちまうと霊視能力が暴走してエラい事になるだけで、材料そのものはフツ~なんだよ。まぁ、軽い麻薬として使えるモノも有るけど、魔法系の植物とかじゃねえ」
「それは知って……おい……まさか」
「山の方から、すげ~剣呑い邪気を感じんだけど……」
「私の予想通りなら安易な手だが……これを使われたら気分が悪くなる奴が居るのも判る」
「おい、こっちが強化装甲服着装してたり、物理攻撃しか効かないのが居るからって……ゾンビ軍団の数の暴力で対抗って事か?」
副店長が、そう訊いた。
「ああ……」
「まぁ、安易っちゃあ安易だけど、面倒だな。念の為、弾薬はありったけ、強化装甲服の蓄電池はフル充電で……」
「違う」
「何が?」
「それだけ大量のゾンビの材料が問題だ」
「材料?」
「ここの農場では……誘拐された関東難民が奴隷労働をさせられてたよな……」
あたしは……天を仰いだ。
「おめぇの予想が当たってねえ事を祈りたくなってきた」
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