悪夢!! AI絵師排除から始まる人間絵師排除!!

蓮實長治

文字の大きさ
1 / 1

悪夢!! AI絵師排除から始まる人間絵師排除!!

しおりを挟む
「おい、確かに少々の誤識別は許容すると言ってたが……一体全体、これは何の嫌がらせだ?」
 日本最大のイラスト投稿サイト「牡蠣渋」の運営会社の社長は、AI部門の技術者を、そう詰問した。
 いわゆる「AI絵師」が人間が描いたモノと判別不能な絵を描けるようになって数年。
 イラスト投稿サイト「牡蠣渋」ではAI絵師のアカウント凍結を決定したが……「このアカウントはAI絵師か?」を判定するAIは、少なからぬ人間の絵師……特に「萌え系」の絵師を「AI絵師」と誤認してしまったのだ。
「そう言われましても、あの期間では完璧なモノは無理と何度も言った筈です。それに何で……」
 社長室には、もう1人の人物が居た。
「誤識別が有ったのは仕方ない。誤識別率が予想より大きかったのも大目に見よう。しかし……何で『表現の自由』庁長官が漫画家だった頃のアシスタントが……」
「おい、私は、まだ漫画家だぞ」
「おっと、『表現の自由』庁長官の元アシスタントの9割以上が、何で『AI絵師』と誤識別されたんだ?」
「そ……それは……」
「大体、その『AI絵師』を判別するAIってのは、どう云う仕組みなんだ?」
 そう訊いたのは「表現の自由」長官。
「はい……『AI絵師』に使われている、いわゆる『サブAI』の1つの技術を応用したモノです」
「はぁ? どう云う事だ?」
「ええっと『AI絵師』の多くは、『絵を描くAI』と『それを評価するAI』の2つ1組で構成さえています。その2つが互いに影響を与え合いながら、『AI絵師』は成長していく訳です」
「わ……わからん……何の事だ?」
「ですので、まず、わざと『AI絵師』を何体か生成し成長させます。そして、『AI絵師』を構成する2つのAIの内、評価用のAIに『牡蠣渋』に投稿された絵を評価させました」
「そ……それで……どうなる?」
「つまり、
「な……なんとなく理屈は判ったが……その評価方法で、何で、人間の絵師の絵がAIが生成したと判断されたんだ? 彼らはんだぞ、その努力を踏み躙るような判定方法には問題が……」
「今……何とおっしゃいました?」
「おい……どうした?」
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

リボーン&リライフ

廣瀬純七
SF
性別を変えて過去に戻って人生をやり直す男の話

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

処理中です...