金沢あまやどり茶房 雨降る街で、会いたい人と不思議なひと時

編乃肌

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1巻

1-2

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「ああ、久方ぶりのお客様だ――いらっしゃい、『あまやどり茶房』へようこそ」

 ゆったりと顔を出したのは、和服姿のこれまた美しい青年だった。
 すっと通った鼻梁びりょうに、高い身長。晴哉も百七十五センチと背はある方だが、それよりも高くて百八十センチはありそうだ。
 だがそれより特筆すべきは髪と瞳。腰まである長い髪は見事なほど白く、パッと見は二十代後半くらいなのに、全体的な落ち着きもあってもっと年上にも見える。涼やかな瞳は空色で、『雨』に関連する店の名に反して、まるで晴天を映し込んだようだ。まさかカラコンではなく自前だろうか。
 晴哉はその非現実的な美しさを感じるたたずまいに、同性相手だというのについ見惚みとれてしまった。

「私はこの店の店主で、名はアマヤ。気軽に呼んで」
「は、はあ……アマヤ、さん?」
「うん」

 頷きと同時に着物のすそが揺れた。この店のイメージカラーなのか、アマヤが纏う着物も羽織はおりも、双子たちと同じ深い藍色だ。
 格好も相俟あいまって、存在自体が現実味に欠けている。

「よかったらどうぞ、そちらの席に座って」
「あっ、はい」

 初対面の客相手にはフランクすぎる態度だが、嫌な感じはしない。
 晴哉はおずおずと、勧められた席に座った。椅子を引いてくれたのはウイだ。アマヤにまとわりついているエンと違って、仕事のできる子である。
 それにしても、名字なのか下の名前かは不明だが、もしや『アマヤ』だから、店の名前も『アマヤドリ』なのだろうか。

「この茶房についての説明はまだ聞いてなさそうだね。うちは雨の日にだけ営業していて、メニューは日替りのお茶セットのみ。代金なんかは取らないよ。タダで味わって帰ってもらえればいい」
「え……タ、タダでいいんですか?」
「うん。その代わり、君の会いたい人を教えて。ここに来たってことは、誰かいるんでしょう? 必ず会わせてあげるから」

 噂の大半は真実だったようだ。
 しかし、お茶セットは無料な上に、会いたい人にも会わせてもらえるなんて、あまりに虫のよすぎる話ではなかろうか。
 なにか裏があるのでは……と警戒する晴哉に、ウイが慣れた調子で「大丈夫ですよ」と微笑む。

「私たちにとっては、お客様の『願い』を叶えることこそが重要なんです」
「そうそう、そうやって『徳』を稼ぎたいわけ」

 エンもウイに同意するように頷く。
 晴哉には正直意味がまったくわからなかったが、下手な追及は止めておいた。
 ここにたどり着くまでがすでに理解の範疇はんちゅうを超えているのだ。深く考えるだけきっと無駄である。

「ん? これは?」

 ふと、そこでアマヤが、椅子の背に引っ掛けた晴哉のスクールバッグに目を留める。
 正確には、バッグについた『お守り』に、だ。

「あ……これはその、小さい頃に祖母にもらったものです」

 巾着型きんちゃくがたのお守りは、一見すれば無地の青色だが、よく見ればうっすら水玉模様が入っている。目つきの悪い高校生男子が持ち歩くには、ミスマッチな代物だということは本人も自覚済みである。
 だがこれは、晴哉にとってはとても大切なものだ。

「二年前に亡くなった祖母が、家にある古い服の布で手作りしてくれたもので。小学校に上がるときに、俺の身を助けるお守りだって……あ、あの、アマヤさん?」

 アマヤは食い入るようにお守りを見つめている。あまりに真剣なので、なんだなんだ⁉ と内心で焦る晴哉に、アマヤはボソッと「名前は?」と呟いた。

「えっ?」
「名前。君の名前だよ」
「陽元……晴哉ですけど」

 気迫に押されて素直に答えれば、先に反応したのはエンの方だ。「うちの店には一番似合わねえ名前だな」などとからかう彼を、またもやウイが「お客様に失礼だよ!」と慌てて注意している。
 アマヤはいまだお守りを見つめたままだ。

「あの……」
「……そうか、君が」

 なにかをひとりで納得したアマヤが、やっと視線を上げて晴哉に目を合わせる。
 すべてを見透かすような空色の瞳にドキリとした。

「すまないね、話が逸れた……本題に入ろうか。君は誰に会いたいんだい?」
「え、ええっと、住んでいる場所も、本名さえも知らない相手なんですが……」
「問題ないよ。言ってみて」

 晴哉は緊張で喉を鳴らす。
 本当に。
 本当にまた、『あの子』に会えるのだろうか?

「俺が会いたいのは、幼い頃に友達だった女の子です。もう一度……『オトメちゃん』に会わせてください」


         *


 それはまだ、晴哉が小学校三年生のときの話である。
 会社勤めの父は単身赴任中。母もパートで家を空けることが多く、共に遊ぶ友達などいなかった晴哉は、学校帰りや休日はよく、少し離れたところに独りで住む祖母の元へ通っていた。
 父方の祖母である陽元かさねは、夫に早く先立たれたこともあり、孫である晴哉をたいそう可愛がっていた。
 彼女は歳などものともしないしっかり者で、若いときは美人だったことが容易に想像できる、品のいい老婦人だった。礼儀にうるさいところはあれど、面倒見がよく優しいかさねに、晴哉も懐いていた。
 また当時、かさねの家の裏山で、図鑑を片手に植物を見て回ることが、晴哉のささやかなブームでもあった。『山奥には入らない』というかさねのいましめをきちんと守り、図鑑と同じ花や木を見つけては楽しんでいたのだ。
 そんなある日のことだ。

「う、うう、ううう」

 大きな木の根元で、女の子がうずくまって泣いていた。
 歳は晴哉と同じくらいだろうか。襟元にリボンのついた臙脂えんじのワンピースを着て、やけにオシャレなスクールバッグを抱えている。
 バッグにわれた校章は名門私立小学校のものだ。晴哉の通う学校とは一線を画する、家が裕福で頭もいい子が行く学校。そう思うとなるほど、少女が纏うワンピースは質がよさそうだ。

「ど、どうして泣いてるの? どこか痛いの?」

 放っておくこともできず、晴哉は探り探りそう声をかけた。
 ビクッと肩を震わせて少女が頭を上げる。
 顔はぐしゃぐしゃに泣き腫らしていたが、気の強そうな猫目に、目の下に点々と三つある黒子ほくろが特徴的だった。

「……どこも痛くはないの。お母さんに、塾のテストの点数が悪くて怒られたのが悲しかっただけ」
「テスト?」
「そう。八十五点だったから、怒られた」

 それは十分いい点なのでは? と晴哉はきょとんとする。
 初対面の晴哉を相手に、ぐずぐずと吐き出すように喋る少女の話を聞いていると、どうやら彼女の母親はかなり厳しい『教育ママ』らしい。学校がない休日でも、家庭教師にじゅくにと勉強漬けで、「お友達もできない」と嘆いていた。
 そんな日々に嫌気がさしていたところ、今回の件があり、少女は我慢の限界がきてこっそり家を飛び出したそうだ。

「家はこの近くなの。気付いたら山の中まで来ちゃって……」
「だ、大丈夫なの? お母さんにバレたら怒られない?」
「平気よ。私を怒ったあと、ママ友とのランチに出掛けちゃったもん。しばらく帰ってこないわ。私は家で大人しく勉強でもしてると思ってるんじゃない?」

 話しているうちに少女はいつのまにか泣き止み、今度はふんっとねていた。内面に反して無表情が常な晴哉とは違い、表情がすぐに出る子だ。
 少女のお家事情も気になるが、それよりも晴哉は彼女の「友達がいない」という発言が気になっていた。
 自分と同じだ。
 少女は晴哉の目つきも怖がらないし、普通に接してくれている。
 これはもしかして、お互いの初めての友達になれるのでは……と、晴哉は密かに期待を抱いた。

「そういうあなたは? こんなところでなにしてるの」
「えっと、お、俺は……」

 晴哉も祖母の家が近いことと、ここでよく独りで遊んでいることを伝えた。
 すると少女に、ズバッと「なんだ、あなたもお友達がいないのね」と図星を指されてプチダメージを喰らったが。そのおかげで「それなら私と友達になってよ」と少女から言い出してくれた。

「今日みたいな日曜日のお昼は、お母さんは『ママ友の集会』があるの。今度からも抜け出すつもり。またここに来るから。毎週私と遊んでよ」
「遊んでって……」
「あなたがいつもしてることでいいわよ」

 植物ウォッチングに付き合ってくれるらしい。
 少女は泣いていたときの儚さなど見る影もない、なかなか強引な性格だが、晴哉はふたりで山を歩き回る想像に胸がドキドキしていた。
 それはとってもとっても楽しそうだ。

「そうだ、あなたの名前はなんていうの?」
「は、晴哉」
「ふーん、じゃあハルくんね。私のことは……そうね、オトメって呼んで」
「オトメちゃん?」
「うん。これからよろしくね、ハルくん」

 少女はスッと白い手を差し出し、「それとハルくんは、もっと笑った方がいいわよ」と、まるでお手本のように可愛らしい笑顔を見せた。


 これが晴哉と少女――『オトメちゃん』の出会いであった。


 それからふたりは、山の中で週に一度集まって遊ぶ友達になった。待ち合わせ場所は最初に遭遇した大きな木の下。
『オトメちゃん』は晴哉よりは確実に頭がいいはずだが、植物の知識は皆無なようで、いつも晴哉の植物解説に猫目をキラキラさせていた。そうかと思えば、唐突に「笑顔の練習!」などと言い出して、晴哉の表情筋を鍛えることに精を出したりもした。練習は残念ながら実を結ばなかったが。
 また雨天の日などは、晴哉はかさねの家に『オトメちゃん』を招待した。晴哉が初めて連れてきた友達にかさねは大興奮し、「おやつをいっぱい作ってん。たあんと食べまっし」と、得意のお菓子作りの腕を大いに振るっていた。
 会える日や時間は限られていたが、晴哉にとって『オトメちゃん』はとても大切な存在だった。ずっとずっと、こうしてふたりで遊べると思っていた。
 だけど『別れ』というものは突然、予告もなしにやってくる。


「……オトメちゃん、いないの? オトメちゃん?」

 出会ってからもうすぐ一年に差し掛かる頃。
 その日は小雨が降っていたので、晴哉はカッパを着て、慣れた調子で待ち合わせ場所まで来ていた。しかしいくら待ってみても、いっこうに『オトメちゃん』は現れない。
 だがそのときは、晴哉はそこまで気にしなかった。急に塾の模試が入ったとか、お母さんの『ママ友の集会』が中止になったとかで、『オトメちゃん』が来ない日は過去に何度かあったからだ。
 しかし次の週も、また次の週も、またまた次の週も……『オトメちゃん』は現れなかった。
 それでも諦めずに、晴哉は待ち合わせ場所に通い続けた。
 一年近く一緒にいたというのに、晴哉は『オトメちゃん』の連絡先も家の場所も、本名だって知らない。学校はわかるがそこまで押し掛けるのは躊躇ためらわれた。
 そんな晴哉にできるのは、再び『オトメちゃん』が来てくれることを信じて木の下でただ待つことだけだ。
 だからたとえ……酷い大雨が降りしきる中でさえ、約束の日曜日が来たなら、山に行かなくてはいけない。
 かさねから「行ってはいけない」と釘を刺されていたが、危険をかえりみずに向かった。そうしたら案の定、転んで怪我をして動けなくなり、晴哉はあわや死ぬのではないかという目に遭った。助かったのは奇跡と言ってもいい。
 ……ただこの日のことに関しては、晴哉の記憶は途中から曖昧あいまいだ。
 どうやって助かったのかはわからず、気付けばかさねの家の布団の上で眠っていた。かさねに聞いてもはぐらかされ、答えの代わりにきついお説教を喰らう羽目になった。
 何度も「心配かけてごめんなさい」と繰り返しながら、そこで晴哉はようやく悟ったのだ。


 自分はもう、『オトメちゃん』には会えない。
 彼女はいなくなってしまったのだ――と。


 そしてこの大雨の日の事件以来、晴哉はたくさんの思い出が詰まった裏山にすら、二度と立ち入ることをしなくなったのであった。


         *


「そのときに諦めたつもりだったんです……でもあれから何年も経ったのに、いまだにふとした瞬間に彼女のことを思い出してしまって。いま元気にしているかどうかだけでも、会って確かめたいんです」

 つたないながらも語り終えて、晴哉はうつむく。
 教室でこの茶房の噂を聞いてから、実はずっと『オトメちゃん』の姿が脳裏を離れなくて困っていたのだ。あまりにもいきなり離れ離れになってしまったので、本音を言えば未練なんてありまくりだ。
 たたずんだまま話を聞いていたアマヤは、空色の瞳を細めて「わかったよ」と微笑む。

「まずはお茶セットの準備をしてくるから、少し待っていて。エン、ウイ、手伝ってくれる?」
「おう」
「はい!」

 藍色の裾と白髪をひるがえして、アマヤが暖簾の向こうに消えていく。エンとウイもそれに続いた。
 騒々しい双子がいなくなると、静かな店内に満ちるのは外の雨音だけ。
 雨はいまだ降り続いているらしい。
 残されて手持無沙汰になった晴哉は、そわそわと落ち着かない気持ちに耐えかねて、スクールバッグからスマホを取り出した。メッセのやり取りをする友人などは皆無なので、ニュースでもチェックしようかなと思ったのだ。
 しかしどうしたことか、勝手に電源が落ちている。
 試行錯誤してもまったくつかない。

「マジか……」

 ここに来るまでは問題なく機能していたし、充電切れなんて事態でもないはずだ。ただ壊れただけとも考えられるが、晴哉にはこの茶房にいることこそが、原因な気がしてならなかった。
 そこで改めて、この奇妙な空間について考えてみる。
 ツバメに誘われて店に着く前、見知らぬ異次元に紛れ込んだのでは……と案じたことは、おそらく間違いではない。ここは金沢の『ひがし茶屋街』であって『ひがし茶屋街』ではない異次元なのだ。
 そんなここで働くアマヤも双子も、下手をしたら人間ではない可能性がある。むしろ人間じゃない方がしっくりくるくらいだ。
 だが怖がりな晴哉にしては不思議と、この状況を怖いとは感じなかった。
 それはエンが人懐っこいせいか、ウイが単純に可愛いせいか。もしくは茶房の主人であるアマヤが、スルリと人の心の内側に違和感なく収まるような、独特の雰囲気を持っているせいか。
 そう、それに。

「あの瞳の空色、どこかで見たような……」
「空がどうしたんだい?」
「うわっ!」

 いつのまに現れたのか。存外近い距離にアマヤがいて、晴哉は椅子の上で飛び上がらんばかりに驚いた。
 慌ててスマホをバッグに仕舞う。

「驚かせちゃってごめんね」
「い、いえ……」

 ひとりで戻ってきたアマヤは、片手に朱色のお盆をたずさえていた。それに載せて運んできたものに、晴哉の意識が吸い寄せられる。

「これは……あんころ餅?」

 四角い白磁の器に、ころころと鎮座ちんざするふたつの丸い茶色の和菓子。
 餅があんこの衣を纏っていることから、『あんころ餅』という名が付いたこの菓子は、金沢では定番のお茶請ちゃうけだ。

「甘いものは好き?」
「わ、わりと……祖母がよく作ってくれたので。俺にはその、似合わないでしょうけど」
「好きなものに似合う、似合わないがあるのかい? 好きなら好きでいいじゃないか」

 ごもっともな意見だ。
 晴哉は卑屈なことを言ってしまったことを小さく反省する。
 それに金沢は『菓子処』としても有名であり、全国的にも金沢の人は、一番お菓子を食べる県民であるという統計も出ている。
 開き直って、晴哉が「本当はわりとじゃなくて、大好きなんです」と言い直せば、アマヤは嬉しそうに器をテーブルに置いた。


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