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エクリプス開拓団6
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「こちらとしては統治体制が固まれば王国からも人を受け入れることを考えていましたがそれをこんなに早く契約破りを行うとは信じられませんでした。それとも王国にはそれだけの力があると思いましたか?
そんなに力があるならこんな狭い領地ではないでしょうし貴族や兵士たちももっと多いでしょうね、ですがごらんになればわかりますが兵は精鋭ですが人数はそんなことなど問題にならないほど少ないですよ?
産業もなく技術もなく豊かでもないのにそれが手に入れば蟻のごとく群がり食いつぶそうとするあなたたちは先のことなど見えていません。統治者の地位など捨てて何処かにいかれてはどうですか?それと・・・」
ひたすらに国王たちを攻めるリーヴリル。
(やっぱり雷が落ちましたね。時期尚早だと忠告したのですがここまで早いとは)
(どうしようどうしよう、国を見捨てられたらもう終わりだよ)
王妃たち一部の臣下はこの状況が見えていたが王らは私欲に走り無理矢理押し通そうとした結果だった、いくら最底辺の王国でもここまで貢献されたのならば当然約束を守るべきだったが貴族の子供らが南側の報告を受けるいなや署名を集めて重臣に引き立てて欲しいと押し寄せたのだ。
中にはリーヴリルを追い出して乗っ取ろうと考えた愚か者もいて結局未来が見えていないと断じて雷が落とされるのを待った。火事場の王国の貴族がこれでは未来などない。当主らはそれなりに有能だが子供らは他国と同じように利権などを与えてもらえるのだと思っていたのだろう。
だけど王国にはそんな余裕などない、ダンジョンのおかげでなんとか成り立っていて先行きは暗いのだ。リーヴリルにはもっとも危険で荒廃した南部を任せたのにはそういう状態だからだ。それを再建したから他の場所も開発してもらおうと王妃らは考えたがそれを王らは、
「あれだけ肥沃的に豊かになったのだ。当然人材不足でポストも余ってるだろう。ここで不遇な立場に甘んじている貴族の子供らを臣下に入れてしまおう」
ごり押しして既成事実を作り実効支配してしまうことに賛同した。最悪の判断だ。
普通ならば受け入れることが出来ただろうがリーヴリルの才覚でもそれは問題外なのだ。どうしてもそれをして欲しければ王国のほぼ全域を開発してもらい大公爵にでもするしか方法は無い。だが、大半の者が靡くような好条件でもリーヴリルだと首を縦に振ってくれるのか疑問だ。王妃らは目を掛けている有能な者たちだけでも受け入れてもらえると計算したが貴族の子供らはどこからともなく推薦状を乱造して押しかけた。
南部は爆発的に豊かになったが労働力などはほとんど移民した他種族構成の領地だ。ここにやたら上から目線の貴族の子供らを入れれば内乱は確実だった。制止するよう止めたがほぼすべてが欲に駆られて無視して暴走した。
そうして今の状況になる。
「お怒りの原因はこちらにありますがどうか矛を収めてもらえませんか?」
「おねがいします!」
王妃ら一部の臣たちはひたすらに頭を下げる。国王たちなどこれを画策した者たちは追い払われてこの場にはいない。
「まぁ、あそこにいた人たちはそれなりに立場あるんでしょ?それを外に追いやって交渉するの?王妃様たちはあの王らより政治的判断が上のようだけどどのように謝罪してくれるの?」
年齢は親子ほどに低いが脅しや泣き落としが通じる相手ではないことは分かっている。だが王国を救えるのはこの子だけだ。代用は効かない。
何とかあの手この手の話で謝罪して誘導しようとするがリーヴリルは非常に嫌そうな顔で考えている状態のままだ。
(このままだと見限られてしまうかもしれない!)
(神様~!)
絶望の色を全員が浮かべるが、
「契約破りを見逃す代わりに開発地域の拡大などの条件を受け入れてもらい改めて契約しようか?」
向こうの方から歩み寄ってくれた。
「「もちろんです!さっそく話の内容を決めましょう!」」
王妃らは安堵の息をついた。
契約には領地開発地域を大幅に拡大して北部以外のほぼ全域まで入りエクリプス辺境伯となること、開発地域内の貴族家はリーヴリルの下に入ること、統治などは指名した貴族家で受け持ってもらうが利権の分配権はエクリプス家が持つこと、軍事行動には必ず従うことなど多く書かれた。
南部の移住した人たちを貴族に取り立てたり統治者などの重要なポストに入れさせることも約束されユーフォリア、リースリット、シャナを重臣にして貴族家を立てることなども入れられる。
契約書は王国とリムラル王妃とユラ王妃とリーヴリルが持ちその内容を勝手に直したり足したりしないことが厳命された。正直北部以外は統治しようにも荒れ果てていてまともに暮らせないので実質的には王国最大の領地の貴族になる。
当然、それにあわせてポストの拡大も行われるのでエクリプス家で試験を受けて合格すれば臣下に入れるし能力が認められれば王国に新しい貴族として認められるように援助したり分家を建てたり出来るようにしてもらえる。
唯一の財産であるダンジョンには関与しないと約束したが理不尽な要求を押し通そうとしたら乗っ取るとまで言われた。
無理矢理押しかけた全員に試験を受けさせて合格すれば採用してもらえるという言質もとったが無能な人物を無理矢理採用させようとしたら王国貴族関係からは人を取らないとまで断言される。
最後に国王らの暴走を止められなかった分だけ二人の王女にはより一掃働いてもらうことを約束される、これ以上無理難題を押し付ければ国王らを隠居させろとも。
「こちらの無理を受け入れてもらいありがとうございます」
「娘たちをよろしくね~」
リーヴリルが部屋から出て行って全員が安堵の溜息を出した。
「よかった~、何とか受け入れてもらえました」
「娘たちが新しい貴族家として一人立ちするのも嬉しいよ~」
「とりあえずは新しく生まれた辺境伯を祝いましょう」
こちらに大きく譲歩してくれたがもちろんその代価は重い。裏切るようなら王国を滅亡に追いやることすらためらわない相手だと実感した。
新しい領地だがしばらくは南部のほうにかかりきりになるのでもう少し時間がかかるそうだ。戦争を仕掛けてくるほど外交が悪化していないのも理由だがなるべく早く良くしろとのこと。
王国として領地で産出される品物を大々的に売り出すことを宣伝しろと言われた。もちろんそんなことは当然だ、このまま順調に行けば財政は格段に良くなることは明白だ。
リーヴリルの懐ばかり潤うのが不満に思う貴族が出るだろうが開発しようと思えばそれなりに出来るのだがお金を出し惜しみして経済は平行線のままなのだ。交易をしようにも『自国なのだから優遇しろ』と貴族の子供らが非常識な金額にするので中々品物が入ってこない。対等な関係のはずなのに優位性があると思い込んでいるので始末が悪い。そもそもの原因はそういった人達が金を出さないからなのだ、それを莫大な資金と能力で開発してる方が正しいのだ。結局権力や貴族としての能力はそれで決まる。必要な物を出せるか出せないかだけなのだが。
「二人にもっと距離を縮めるように強く言いましょう。このままでは独立されかねません」
「あの子があと5歳あればすぐさま結婚させるんだけどね」
理想的なのはリーヴリルが王国を継いでくれることだ。そうすれば他国に負けたりなどしない。二人が女として距離を縮めなければ難しいが時間は十分ある。だがシャナという女の存在が出てきて焦り始めていた。
「早く器量のよい相手を探さないといけませんね、他国のほうにも話を通しましょうか」
「面倒だから今すぐ婚約させようか、あの二人も喜んで受け入れると思うけど」
結局男の手綱を握れるのは女だけなのだ。もう完全に一人や二人だけでは足りないためその相手をじっくりと選びながら悩む王妃たちだった。
そんなに力があるならこんな狭い領地ではないでしょうし貴族や兵士たちももっと多いでしょうね、ですがごらんになればわかりますが兵は精鋭ですが人数はそんなことなど問題にならないほど少ないですよ?
産業もなく技術もなく豊かでもないのにそれが手に入れば蟻のごとく群がり食いつぶそうとするあなたたちは先のことなど見えていません。統治者の地位など捨てて何処かにいかれてはどうですか?それと・・・」
ひたすらに国王たちを攻めるリーヴリル。
(やっぱり雷が落ちましたね。時期尚早だと忠告したのですがここまで早いとは)
(どうしようどうしよう、国を見捨てられたらもう終わりだよ)
王妃たち一部の臣下はこの状況が見えていたが王らは私欲に走り無理矢理押し通そうとした結果だった、いくら最底辺の王国でもここまで貢献されたのならば当然約束を守るべきだったが貴族の子供らが南側の報告を受けるいなや署名を集めて重臣に引き立てて欲しいと押し寄せたのだ。
中にはリーヴリルを追い出して乗っ取ろうと考えた愚か者もいて結局未来が見えていないと断じて雷が落とされるのを待った。火事場の王国の貴族がこれでは未来などない。当主らはそれなりに有能だが子供らは他国と同じように利権などを与えてもらえるのだと思っていたのだろう。
だけど王国にはそんな余裕などない、ダンジョンのおかげでなんとか成り立っていて先行きは暗いのだ。リーヴリルにはもっとも危険で荒廃した南部を任せたのにはそういう状態だからだ。それを再建したから他の場所も開発してもらおうと王妃らは考えたがそれを王らは、
「あれだけ肥沃的に豊かになったのだ。当然人材不足でポストも余ってるだろう。ここで不遇な立場に甘んじている貴族の子供らを臣下に入れてしまおう」
ごり押しして既成事実を作り実効支配してしまうことに賛同した。最悪の判断だ。
普通ならば受け入れることが出来ただろうがリーヴリルの才覚でもそれは問題外なのだ。どうしてもそれをして欲しければ王国のほぼ全域を開発してもらい大公爵にでもするしか方法は無い。だが、大半の者が靡くような好条件でもリーヴリルだと首を縦に振ってくれるのか疑問だ。王妃らは目を掛けている有能な者たちだけでも受け入れてもらえると計算したが貴族の子供らはどこからともなく推薦状を乱造して押しかけた。
南部は爆発的に豊かになったが労働力などはほとんど移民した他種族構成の領地だ。ここにやたら上から目線の貴族の子供らを入れれば内乱は確実だった。制止するよう止めたがほぼすべてが欲に駆られて無視して暴走した。
そうして今の状況になる。
「お怒りの原因はこちらにありますがどうか矛を収めてもらえませんか?」
「おねがいします!」
王妃ら一部の臣たちはひたすらに頭を下げる。国王たちなどこれを画策した者たちは追い払われてこの場にはいない。
「まぁ、あそこにいた人たちはそれなりに立場あるんでしょ?それを外に追いやって交渉するの?王妃様たちはあの王らより政治的判断が上のようだけどどのように謝罪してくれるの?」
年齢は親子ほどに低いが脅しや泣き落としが通じる相手ではないことは分かっている。だが王国を救えるのはこの子だけだ。代用は効かない。
何とかあの手この手の話で謝罪して誘導しようとするがリーヴリルは非常に嫌そうな顔で考えている状態のままだ。
(このままだと見限られてしまうかもしれない!)
(神様~!)
絶望の色を全員が浮かべるが、
「契約破りを見逃す代わりに開発地域の拡大などの条件を受け入れてもらい改めて契約しようか?」
向こうの方から歩み寄ってくれた。
「「もちろんです!さっそく話の内容を決めましょう!」」
王妃らは安堵の息をついた。
契約には領地開発地域を大幅に拡大して北部以外のほぼ全域まで入りエクリプス辺境伯となること、開発地域内の貴族家はリーヴリルの下に入ること、統治などは指名した貴族家で受け持ってもらうが利権の分配権はエクリプス家が持つこと、軍事行動には必ず従うことなど多く書かれた。
南部の移住した人たちを貴族に取り立てたり統治者などの重要なポストに入れさせることも約束されユーフォリア、リースリット、シャナを重臣にして貴族家を立てることなども入れられる。
契約書は王国とリムラル王妃とユラ王妃とリーヴリルが持ちその内容を勝手に直したり足したりしないことが厳命された。正直北部以外は統治しようにも荒れ果てていてまともに暮らせないので実質的には王国最大の領地の貴族になる。
当然、それにあわせてポストの拡大も行われるのでエクリプス家で試験を受けて合格すれば臣下に入れるし能力が認められれば王国に新しい貴族として認められるように援助したり分家を建てたり出来るようにしてもらえる。
唯一の財産であるダンジョンには関与しないと約束したが理不尽な要求を押し通そうとしたら乗っ取るとまで言われた。
無理矢理押しかけた全員に試験を受けさせて合格すれば採用してもらえるという言質もとったが無能な人物を無理矢理採用させようとしたら王国貴族関係からは人を取らないとまで断言される。
最後に国王らの暴走を止められなかった分だけ二人の王女にはより一掃働いてもらうことを約束される、これ以上無理難題を押し付ければ国王らを隠居させろとも。
「こちらの無理を受け入れてもらいありがとうございます」
「娘たちをよろしくね~」
リーヴリルが部屋から出て行って全員が安堵の溜息を出した。
「よかった~、何とか受け入れてもらえました」
「娘たちが新しい貴族家として一人立ちするのも嬉しいよ~」
「とりあえずは新しく生まれた辺境伯を祝いましょう」
こちらに大きく譲歩してくれたがもちろんその代価は重い。裏切るようなら王国を滅亡に追いやることすらためらわない相手だと実感した。
新しい領地だがしばらくは南部のほうにかかりきりになるのでもう少し時間がかかるそうだ。戦争を仕掛けてくるほど外交が悪化していないのも理由だがなるべく早く良くしろとのこと。
王国として領地で産出される品物を大々的に売り出すことを宣伝しろと言われた。もちろんそんなことは当然だ、このまま順調に行けば財政は格段に良くなることは明白だ。
リーヴリルの懐ばかり潤うのが不満に思う貴族が出るだろうが開発しようと思えばそれなりに出来るのだがお金を出し惜しみして経済は平行線のままなのだ。交易をしようにも『自国なのだから優遇しろ』と貴族の子供らが非常識な金額にするので中々品物が入ってこない。対等な関係のはずなのに優位性があると思い込んでいるので始末が悪い。そもそもの原因はそういった人達が金を出さないからなのだ、それを莫大な資金と能力で開発してる方が正しいのだ。結局権力や貴族としての能力はそれで決まる。必要な物を出せるか出せないかだけなのだが。
「二人にもっと距離を縮めるように強く言いましょう。このままでは独立されかねません」
「あの子があと5歳あればすぐさま結婚させるんだけどね」
理想的なのはリーヴリルが王国を継いでくれることだ。そうすれば他国に負けたりなどしない。二人が女として距離を縮めなければ難しいが時間は十分ある。だがシャナという女の存在が出てきて焦り始めていた。
「早く器量のよい相手を探さないといけませんね、他国のほうにも話を通しましょうか」
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