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短編 特使と割り込むエリート(偽)
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ピュアブリングのパーティを受付を担当した受付嬢や職員らはその成果に驚きを隠せなかった。
『回復精神持久の水薬をこんなに…、解毒剤も一杯あるし…』
棚箱に積まれたその数を見て尋常じゃないとしか感想が浮かばない。しかも等級は全部6以上だ。この場所にも薬剤師は数多くいるが6以上を作れるのは領主などのお抱えになることがほとんど。在野にまだこれほど作れる人材が存在しているとは。
さらに彼は「大切な方が危機に陥って緊急な治療が必要だと大変でしょう」さらに等級が高い回復の水薬を15個も渡してくれた。その等級はなんと3でここまで来ると国の重鎮に数えられるだろう。
それを受け取った冒険者ギルドはすぐ様行動を開始する。実は外からやってきた特使様が重傷を負い危篤状態なのだ。身分が身分のため口止めされており神官らが存命させるべく奇跡を使っていたがもうギリギリの状態だ。
すぐさま彼が持ってきた回復の水薬を持っていき飲ませると傷は見る見るうちに回復していく。後はしばらく奇跡と栄養のある食事をとらせれば問題ない状態まで回復した。
回復しつつある特使様は聞いてくる。
「神官の奇跡でも存命させるのが手一杯だったのにこれほどの回復の水薬を用意してくれた人物は何者なんだい」
「申し訳ございませんが出所は言えません」
「実に惜しいね。これほどの物を製作できるなら引く手数多だろうに」
自分たちの国に連れて帰りたいぐらいだと。
「悪い評判でもついているのかな?」
「逆ですね。良い評価ばかりですぐ前にも各種水薬の納品依頼を受けてもらいまして」
「ほうっ。6等級まで作れる人材が複数パーティにいるのか。ますますもって興味が出てきたよ」
最近ここに渡ってきたばかりだが実績は飛びぬけている、前回ヘッドハンター数体の討伐を犠牲者無く達成したことを説明すると特使様は目を輝かせた。
「実に素晴らしいことだよ。アレの存在には我が領地も手を焼いている。ここに来る前の報告では黒鉄色級パーティですら壊滅させられたそうだからね。『討伐実績あり』それだけでも十分な影響力がある。上位のパーティもいるにはいるがいかんせん問題が多すぎて対応が追い付かない」
冒険者ギルドを通じてそのパーティを紹介してもらえないか、特使様は訪ねてくる。幸いにして隣接しているから派遣自体はできるが。
「今現在討伐依頼の難易度の高まりと情報の再審査中でありまして」
「その報告の意味がよく分かっているよ。先んじて送ったパーティが負傷し依頼を回すには彼らが必要不可欠。いや、すまないね。そちらも人材不足だろうし」
では、しばらく様子を見させてもらう。今後彼らに関わることを優先的に情報提供してほしいと。治療薬の代金分は彼らに見えない範囲から返してもいいだろうか。なるほど、今後こちらにやってくる可能性もあるから先に唾付けとこうと。特使様はやり方が上手いと思った。別にそれぐらいなら異存はない。
「では、いささか条件があります」
冒険者ギルドの頭の痛い問題、コネによる無謀で強引なランクアップとその後の言動についての問題について話し合う。
「そうか。あちらこちらからコネを使い乱暴狼藉を働く輩が出没しているがここでも同じか。いくら冒険者の等級が高かろうともその中身までは見えない。被害にあった人々は大勢いるだろうし真面目に冒険者をやっている者からすれば『同類扱い』では堪ったものではないだろう」
「その点に関して特使たちにご助力を頂きたく」
「わかった。コネの全てが悪いわけではないが何もしようとせず横暴ばかりを繰り返すとは犯罪でしかない。早速集まっている人々らを通じて伝えよう。悪い事が出来ないよう躾が足りない犬には首輪を付けておく必要があるからね」
特使様はこの問題について「中央にもしっかりとした報告書を纏める」約束してくれた。実現にはしばらく時間がかかるがこれでようやく大火事について対処できる。
そう安心したその時、
「特使様!ご回復されて何よりです!」
あの偽エリートが部屋に入ってきた。
何で入ってこれる?門番や侍女達には厳重に忠告しておいたはずなのに。そうか、こいつ、実家のコネをこんなところでも悪用しているのだろう。こんな奴らのせいで冒険者ギルドが白い目で見られているのだ。その現場に立ち会った職員は激怒する。
「控えろ。特使様は今現在静養中だ」
だが、奴らは止まらなかった。
「今後特使様は我らがお守りする。冒険者ギルドの職員風情が口を挟むな」
ここにいるだけでどれほどの信頼があるのか分からないクズに特使が聞いてきた。
「えーと。君は誰かね?」
「よくぞ聞いてくれました。我々はーーー」
声高に実家と自分の名を宣言する。特使様も「あの家にそんな子がいたかな」程度の認識でしかない。確かに地方では影響力があるが特使クラスになるとその程度の家の子でしかない。普通に考えて特使に会えるような身分ではないのは確かだ。なのにこいつらはここに来ていた。相当悪い手を使ったのだろう。
ギルドの職員が分かりづらいように小声で説明する
(こいつらなんですよ。特使様に使った治療薬を持ってきたパーティに対して馬鹿な引き抜きを行おうとしたのは)
それだけで特使様は状況を理解したようだ。
(こいつらはコネを使い赤彩石プレートに無理矢理上がっただけではなく1年半も依頼を達成しておりません)
(それが本当であるなら冒険者の本質から完全に歪んでいるぞ。軍を不用意に動かすことが出来ない今の状態だからこそ優秀な冒険者を各地で血眼になって探している。民衆からの依頼をそこまで放置するとは信じられない)
軍を動員すれば莫大な金と物資を消耗するし空振りに終わればその損失は容易に埋められない。だからこそ無頼漢である冒険者という商売とそれを管理するため冒険者ギルドが設立されたのだ。それなのにこいつらはその権利を都合のいい部分だけを使っていた。しかも彼らは再審査中の身で黒曜石級プレートの依頼しか受けられない。なのにこいつらは特使様の元にやってきた。
(なんなのだこいつらは。自分らのランクもわきまえずにここに来るとは)
(こいつらのせいでいくつもの依頼が達成できず村々が損害を受けたんです)
職員の説明では緑光石級3人黒鉄色が4人の7人パーティでしかも前者には神官が含まれていて全員クラスチェンジ済み。全員かなり若い世代である説明を受けると特使様も信仰職がそこまで行けてるのなら大変に将来有望であることは明白、しかも若い世代ならなお経験が積める余地が残されている。
彼らが来たならまだしもこいつらがやってきて自分らを守ると。冗談じゃない、自分の役目は世界各地の状況を正確に分析し中央に報告することだ。まだこの地で情報を入手しなければならないしこんな奴らなどいつ裏切るか分からない。
実際護衛がかなりの被害を受けてしまい死傷者も出た。増々彼らを連れて帰りたい願いと共に絶対に許されない方法を使いここにきた連中に対して特使様は言った。
「ーーーすまないが、今は気分を害していてね」
「なら、我らがお慰めしましょう」
これ以上は時間の無駄だと判断して小さなベルを鳴らし衛兵や侍女達を呼ぶ。すぐさま中に入ってくる使用人たち。奴らは何かを声高に叫びながら追い出された。
「まったくもって不愉快だ。中央でも地方でもこの手の輩はいるがここまで馬鹿な行動を見たのは久しぶりだ」
「申し訳ありません」
「そちらの監督不行き届きだけではないな、その制度を決めた中央や諸国も今現在この手の輩を明確に処罰する実行権が不十分で項目に書かれてなかった。いや、書かなかった。それぐらい過去には氏族部族の力が大きかったためだ。こちら側にも責任がある」
過去の時代は戦乱と混乱の時代だ、強さが正義、頼れるのは同じ戦場の仲間だけ。その後も問題は絶えなかったが徐々に全体の人口は増えていき生活も安定してきた。
だけどもまた各地で強いモンスターの出没報告が出てきている。破落戸どもと変わりない冒険者がその対応をしてくる時代に進みつつある。
「彼らをどうしますか」
「特使に対して傲慢無礼な発言をした、それで充分罪に問えるだろうが」
あれはただの破落戸だ、決して人々が求める冒険者ではない。だが、彼の実家のことを考えると強権的に排除するという前例は作りたくはない。冒険者なら冒険者らしい選別方法を取ることにしようと考えた。
「ダンジョンの通行許可を出してもらいたいのだが」
「っ。まさか特使様自ら」
これが一番手っ取り早いからだ。今現在ダンジョンの中の様子は分からない。どちらにしろ実際に調査が必要になってくる。さて、先に聞いていたパーティを呼んでもらうことにしよう。
『回復精神持久の水薬をこんなに…、解毒剤も一杯あるし…』
棚箱に積まれたその数を見て尋常じゃないとしか感想が浮かばない。しかも等級は全部6以上だ。この場所にも薬剤師は数多くいるが6以上を作れるのは領主などのお抱えになることがほとんど。在野にまだこれほど作れる人材が存在しているとは。
さらに彼は「大切な方が危機に陥って緊急な治療が必要だと大変でしょう」さらに等級が高い回復の水薬を15個も渡してくれた。その等級はなんと3でここまで来ると国の重鎮に数えられるだろう。
それを受け取った冒険者ギルドはすぐ様行動を開始する。実は外からやってきた特使様が重傷を負い危篤状態なのだ。身分が身分のため口止めされており神官らが存命させるべく奇跡を使っていたがもうギリギリの状態だ。
すぐさま彼が持ってきた回復の水薬を持っていき飲ませると傷は見る見るうちに回復していく。後はしばらく奇跡と栄養のある食事をとらせれば問題ない状態まで回復した。
回復しつつある特使様は聞いてくる。
「神官の奇跡でも存命させるのが手一杯だったのにこれほどの回復の水薬を用意してくれた人物は何者なんだい」
「申し訳ございませんが出所は言えません」
「実に惜しいね。これほどの物を製作できるなら引く手数多だろうに」
自分たちの国に連れて帰りたいぐらいだと。
「悪い評判でもついているのかな?」
「逆ですね。良い評価ばかりですぐ前にも各種水薬の納品依頼を受けてもらいまして」
「ほうっ。6等級まで作れる人材が複数パーティにいるのか。ますますもって興味が出てきたよ」
最近ここに渡ってきたばかりだが実績は飛びぬけている、前回ヘッドハンター数体の討伐を犠牲者無く達成したことを説明すると特使様は目を輝かせた。
「実に素晴らしいことだよ。アレの存在には我が領地も手を焼いている。ここに来る前の報告では黒鉄色級パーティですら壊滅させられたそうだからね。『討伐実績あり』それだけでも十分な影響力がある。上位のパーティもいるにはいるがいかんせん問題が多すぎて対応が追い付かない」
冒険者ギルドを通じてそのパーティを紹介してもらえないか、特使様は訪ねてくる。幸いにして隣接しているから派遣自体はできるが。
「今現在討伐依頼の難易度の高まりと情報の再審査中でありまして」
「その報告の意味がよく分かっているよ。先んじて送ったパーティが負傷し依頼を回すには彼らが必要不可欠。いや、すまないね。そちらも人材不足だろうし」
では、しばらく様子を見させてもらう。今後彼らに関わることを優先的に情報提供してほしいと。治療薬の代金分は彼らに見えない範囲から返してもいいだろうか。なるほど、今後こちらにやってくる可能性もあるから先に唾付けとこうと。特使様はやり方が上手いと思った。別にそれぐらいなら異存はない。
「では、いささか条件があります」
冒険者ギルドの頭の痛い問題、コネによる無謀で強引なランクアップとその後の言動についての問題について話し合う。
「そうか。あちらこちらからコネを使い乱暴狼藉を働く輩が出没しているがここでも同じか。いくら冒険者の等級が高かろうともその中身までは見えない。被害にあった人々は大勢いるだろうし真面目に冒険者をやっている者からすれば『同類扱い』では堪ったものではないだろう」
「その点に関して特使たちにご助力を頂きたく」
「わかった。コネの全てが悪いわけではないが何もしようとせず横暴ばかりを繰り返すとは犯罪でしかない。早速集まっている人々らを通じて伝えよう。悪い事が出来ないよう躾が足りない犬には首輪を付けておく必要があるからね」
特使様はこの問題について「中央にもしっかりとした報告書を纏める」約束してくれた。実現にはしばらく時間がかかるがこれでようやく大火事について対処できる。
そう安心したその時、
「特使様!ご回復されて何よりです!」
あの偽エリートが部屋に入ってきた。
何で入ってこれる?門番や侍女達には厳重に忠告しておいたはずなのに。そうか、こいつ、実家のコネをこんなところでも悪用しているのだろう。こんな奴らのせいで冒険者ギルドが白い目で見られているのだ。その現場に立ち会った職員は激怒する。
「控えろ。特使様は今現在静養中だ」
だが、奴らは止まらなかった。
「今後特使様は我らがお守りする。冒険者ギルドの職員風情が口を挟むな」
ここにいるだけでどれほどの信頼があるのか分からないクズに特使が聞いてきた。
「えーと。君は誰かね?」
「よくぞ聞いてくれました。我々はーーー」
声高に実家と自分の名を宣言する。特使様も「あの家にそんな子がいたかな」程度の認識でしかない。確かに地方では影響力があるが特使クラスになるとその程度の家の子でしかない。普通に考えて特使に会えるような身分ではないのは確かだ。なのにこいつらはここに来ていた。相当悪い手を使ったのだろう。
ギルドの職員が分かりづらいように小声で説明する
(こいつらなんですよ。特使様に使った治療薬を持ってきたパーティに対して馬鹿な引き抜きを行おうとしたのは)
それだけで特使様は状況を理解したようだ。
(こいつらはコネを使い赤彩石プレートに無理矢理上がっただけではなく1年半も依頼を達成しておりません)
(それが本当であるなら冒険者の本質から完全に歪んでいるぞ。軍を不用意に動かすことが出来ない今の状態だからこそ優秀な冒険者を各地で血眼になって探している。民衆からの依頼をそこまで放置するとは信じられない)
軍を動員すれば莫大な金と物資を消耗するし空振りに終わればその損失は容易に埋められない。だからこそ無頼漢である冒険者という商売とそれを管理するため冒険者ギルドが設立されたのだ。それなのにこいつらはその権利を都合のいい部分だけを使っていた。しかも彼らは再審査中の身で黒曜石級プレートの依頼しか受けられない。なのにこいつらは特使様の元にやってきた。
(なんなのだこいつらは。自分らのランクもわきまえずにここに来るとは)
(こいつらのせいでいくつもの依頼が達成できず村々が損害を受けたんです)
職員の説明では緑光石級3人黒鉄色が4人の7人パーティでしかも前者には神官が含まれていて全員クラスチェンジ済み。全員かなり若い世代である説明を受けると特使様も信仰職がそこまで行けてるのなら大変に将来有望であることは明白、しかも若い世代ならなお経験が積める余地が残されている。
彼らが来たならまだしもこいつらがやってきて自分らを守ると。冗談じゃない、自分の役目は世界各地の状況を正確に分析し中央に報告することだ。まだこの地で情報を入手しなければならないしこんな奴らなどいつ裏切るか分からない。
実際護衛がかなりの被害を受けてしまい死傷者も出た。増々彼らを連れて帰りたい願いと共に絶対に許されない方法を使いここにきた連中に対して特使様は言った。
「ーーーすまないが、今は気分を害していてね」
「なら、我らがお慰めしましょう」
これ以上は時間の無駄だと判断して小さなベルを鳴らし衛兵や侍女達を呼ぶ。すぐさま中に入ってくる使用人たち。奴らは何かを声高に叫びながら追い出された。
「まったくもって不愉快だ。中央でも地方でもこの手の輩はいるがここまで馬鹿な行動を見たのは久しぶりだ」
「申し訳ありません」
「そちらの監督不行き届きだけではないな、その制度を決めた中央や諸国も今現在この手の輩を明確に処罰する実行権が不十分で項目に書かれてなかった。いや、書かなかった。それぐらい過去には氏族部族の力が大きかったためだ。こちら側にも責任がある」
過去の時代は戦乱と混乱の時代だ、強さが正義、頼れるのは同じ戦場の仲間だけ。その後も問題は絶えなかったが徐々に全体の人口は増えていき生活も安定してきた。
だけどもまた各地で強いモンスターの出没報告が出てきている。破落戸どもと変わりない冒険者がその対応をしてくる時代に進みつつある。
「彼らをどうしますか」
「特使に対して傲慢無礼な発言をした、それで充分罪に問えるだろうが」
あれはただの破落戸だ、決して人々が求める冒険者ではない。だが、彼の実家のことを考えると強権的に排除するという前例は作りたくはない。冒険者なら冒険者らしい選別方法を取ることにしようと考えた。
「ダンジョンの通行許可を出してもらいたいのだが」
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追記:2025/09/20
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