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1章
凄まじい少女に出会いを
しおりを挟む《タツヤ》:「さてと……準備もできたし、行くか!」
道具屋で必要な物を買い、ダンジョンの塔に向かいだす。
街を出てダンジョンの塔を行くために、この草原を抜けないと向こうには行けない。
場所移動用アイテム《転送》を使ったら移動できる。場所移動用アイテムを持っているけどダンジョンの塔には、行けない。
なぜなら、場所移動用アイテムは、行く場所に設置をしないと行けない。
ダンジョンの塔を行ったのは1年前で、その時には設置をしなくそのまま街に戻った。
ダンジョンの塔を着いたら、始めに場所移動用アイテム《転送》を設置をして、次に行く時に歩かなくてもアイテムで一瞬で行けるようになる。
街の東側に広がるフィールドに、足を踏み入れる。
東側に歩いたら、目的の場所に着く。
広がるフィールドには、沢山のモンスターが生息。
広がるフィールドに足を踏み入れ、数分歩いたら、何もない場所にモンスターが現れる。
俺の目の前に現れたのは、赤と黒の混ざった狼だった。正式名「ブルーウルフ」はレベル1の雑魚モンスター、冒険者の初心者が始めて狩る雑魚モンスター。
《タツヤ》:「お、懐かしいね!初めて狩った雑魚モンスターじゃないか。ようし、今の俺の強さを確かめるか」
直後、雑魚モンスターのブルーウルフが俺の方に向け、走り出した。小さい体だけど、スピードがやけに速く、一瞬で目の前に現れた。
200メートルぐらい離れていたのに、凄い速さで走り出し一瞬で目の前に現れた。
すごい速さで目の前に現れ、俺は思わず笑い声を上げた。
《タツヤ》:「ははは…、始めの時もこんなに速かったな!だが、あの時の俺は違うぞ」
そう言いつつ、背中に乗せてる剣を取り出し雑魚モンスターの方に向け、走り出した。
ブルーウルフが先に襲いかかってきて、俺は左足を思い切り地面を蹴った。
ブルーウルフより速く走り、突進に入りかけていたブルーウルフの顔に直撃に命中し、ブルーウルフのHPを吹き飛ばした。
ガゥゥ!と哀れな鳴き声をだし、黒い煙が体全体に出し、姿が見えなくなった。
倒した後、目の前に白色のフォントが現れ経験値の数値が浮かび上がった。
《タツヤ》:「まぁ、今の俺の強さはこんなもんか!ようし、行くか」
両手に持っている剣を背中に再び乗せ、目的の方に再び歩き出す。
しばらく歩き、いろんなモンスターと遭遇して戦い、あれこれ戦っていたらフィールドを抜けた。
街の東側に広がるフィールドを出たら、次のフィールドが現れた。
次のフィールドは、先ほどのモンスターより強いモンスターがうじゃうじゃ現れる。
大体30~40の中級ぐらいのモンスターが居り、このフィールドに入るプレイヤーはそこそこ居ない。
そこそこ入らないフィールドに俺は足を踏み入れ、また再び歩き出す。
歩き出したら、西の方向から凄い轟音がこっちまで響き届いた。
《タツヤ》:「な…なんだ、この凄い轟音は。向こうの方から聞こえたな。一応行って見るか」
俺は凄い轟音が鳴りだした方向に走りだした。
ここまで凄い轟音が出すのは、魔法を使った技と思う。
剣の場合なら、《ソードスキル》と言うのがあるけど、こんなに凄い轟音がだす《ソードスキル》は無い。
それなら結果、魔法を使った技と考える。
先ほどの凄い轟音が鳴る方向に走り出し、モンスターが現れ、倒して、また再び現れ、倒してそれを何回も続きいつの間にかレベルアップになってしまった。
何回もモンスターと出会っていて、それから走り出したらフィールドの向こうに誰かが倒れていて、モンスターに囲まれていた。
《タツヤ》:「な…あれは、プレイヤーか!危ない、モンスターに囲まれている。助けないと」
プレイヤーがフィールドに寝転んでる女子をモンスターが襲いかかっている風景。
絶対絶命の風景を見れ、俺は走りだし背中に背よってる武器を取り出し、寝転んでるプレイヤーを囲まってるモンスターを後ろから切りだし、全員のモンスターをあっという間に倒してしまう。
《タツヤ》:「おい、君!大丈夫か。怪我はないか」
心配な顔になり、寝転んでる少女に喋りかけたら、少女から小さな声が聞こえる。
《?》:「………か。」
《タツヤ》:「え…な、なんて言った?小さすぎな声で聞こえなかった。もう一度言ってくれ」
小さな声で喋りだし、全く聞こえなくてもう一度言ってくれと言う。
《?》:「す、すいませんが…魔法を放っで…身動き取れませんので、手を…かしてくれませんか」
《タツヤ》:「…え?あ、あぁ良いよ」
魔法を放って、疲れた少女の手を貸し俺の肩に手を置く。
魔法を放って疲れている少女の視界左上に固定表示されている細い横線(ライン)の横に名前が出されて見る。
《タツヤ》:「サヤカ…か!」
俺は思わず、勝手に声が出てしまう。
《サヤカ》:「なんですか!私の名前を言いだして、まさか助けたお礼にへんなプレイをお願いしようとしてるんですか」
名前が呼ばれ、サヤカはこっちを見て喋りだす。
…ってその前に何故かアイテム泥棒と名付けられた。
《タツヤ》:「な、へんなプレイって…そんなんじゃないって!ただ名前が何かなぁと思ってみていたら、声が出てしまっただけで、へんなプレイのお願いはしてないよ」
慌てて、思わずへんな声になってしまう。
すると、倒れかけの少女がこっちも見て喋りだす。
《サヤカ》:「そうですか、ならよかったです!それより、君はなぜこのフィールドにいるんですか?
他のプレイヤーは、このフィールドに足を踏み入れるとモンスターに殺されると思い、来ないのによくきましたね、君は」
心配の顔をして、俺の顔を見る。
《タツヤ》:「あ、あぁ俺はダンジョンの塔を行こうとしてる最中だよ。君こそ、か弱い体でなぜこのフィールドに?」
《サヤカ》:「聞きたいですか、聞きたいですか。では、教えましょう。私は、爆絶魔法の練習でここに来ました。」
魔法の練習で、フィールドに出てしまったと聞いた。
それでも魔法の練習で、ここまで遠いフィールドに出るとは、不思議。
魔法の練習なら始めのフィールドでも良かったのに、なぜわざわざ強いモンスターが居るこのフィールドに来たか不思議だった。
それを《サヤカ》に聞いてみた。
《タツヤ》:「なぁ、魔法の練習なら始めのフィールドにしなかったのか?わざわざ強いモンスターが居るこのフィールドに練習って…なんかここに思い出もあるのか」
《サヤカ》:「始めのフィールドは、ダメです。始めは、魔法の練習で撃ちましたけど怒られてしまったので!それでモンスターが沢山いる場所に撃とうと思いここにきたんです」
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