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わくわく ドキドキ バレンタインウィーク
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2月に入ると、
街はすっかりバレンタインモード一色だ。
夜ともなれば色とりどりのイルミネーションが
通りを華やかに彩る。
今までは手作りチョコがどうとか、
プレゼントがなんだと浮かれた連中を見ては、
理解できないと小馬鹿にしてきた。
それが真剣に気になる人が現れた途端、
こうしてウキウキした気分になっているのだから、
まったくもって現金なものだと自分でも思う。
*階の廊下で窓の外を見ながら黄昏ため息をつく、
そんな綱吉の背中を誰かがバシッと叩いた。
「つっ ―― !」
こんな無遠慮な痛みに思い当たるのは奴しかいない。
振り返るとやはり予測通り**年来の親友・あつし
だった。
「何だよぉー、
しけた顔して溜息なんかついちゃってぇ」
「ほんと少しは加減しろよ。いつも言ってるだろ?
マジ痛いの、お前の平手」
そう言ってあつしを怪訝な顔で見ると、
じとーっと黙ってこちらを見ている。
「な……なに?」
「ツナさ……男、出来たろ」
「はい?」
「もしくは気になる奴が出来たとか?」
ドクンっと胸の奥が鳴った。
(気になる……奴?)
真っ先に、手嶌の顔が頭に浮かぶ。
「な ―― なにを根拠にそんな話を……」
「あ~っ、ほ~ら、赤くなった。
なんか艶っぽいんだよなぁ? 最近のツナ」
「えっ?」
(つ、艶ってなに?)
赤くなる綱吉をじーっと見つめあつしは確信した。
「変に色気出してないで。
俺にも友達でいいから紹介しろよー」
「ちが ―― そんなんじゃない、もん」
(おれ……そんなに違う?)
「あ、そうそう、今夜、合コン付き合えよ」
「えーっ」
「って言っても、男女混合チームだから
気ぃ使わないで済むし。
7時・アクエリオンに集合ね」
そう言うとあつしはさっさと階段を降りて行った。
「あ、あつしぃ ――」
(ってか、まだ進級も確定してないのに……)
目前の合コン、来月に控える進級試験に思いを馳せ、
再び重苦しいため息をつく綱吉だった。
街はすっかりバレンタインモード一色だ。
夜ともなれば色とりどりのイルミネーションが
通りを華やかに彩る。
今までは手作りチョコがどうとか、
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理解できないと小馬鹿にしてきた。
それが真剣に気になる人が現れた途端、
こうしてウキウキした気分になっているのだから、
まったくもって現金なものだと自分でも思う。
*階の廊下で窓の外を見ながら黄昏ため息をつく、
そんな綱吉の背中を誰かがバシッと叩いた。
「つっ ―― !」
こんな無遠慮な痛みに思い当たるのは奴しかいない。
振り返るとやはり予測通り**年来の親友・あつし
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「何だよぉー、
しけた顔して溜息なんかついちゃってぇ」
「ほんと少しは加減しろよ。いつも言ってるだろ?
マジ痛いの、お前の平手」
そう言ってあつしを怪訝な顔で見ると、
じとーっと黙ってこちらを見ている。
「な……なに?」
「ツナさ……男、出来たろ」
「はい?」
「もしくは気になる奴が出来たとか?」
ドクンっと胸の奥が鳴った。
(気になる……奴?)
真っ先に、手嶌の顔が頭に浮かぶ。
「な ―― なにを根拠にそんな話を……」
「あ~っ、ほ~ら、赤くなった。
なんか艶っぽいんだよなぁ? 最近のツナ」
「えっ?」
(つ、艶ってなに?)
赤くなる綱吉をじーっと見つめあつしは確信した。
「変に色気出してないで。
俺にも友達でいいから紹介しろよー」
「ちが ―― そんなんじゃない、もん」
(おれ……そんなに違う?)
「あ、そうそう、今夜、合コン付き合えよ」
「えーっ」
「って言っても、男女混合チームだから
気ぃ使わないで済むし。
7時・アクエリオンに集合ね」
そう言うとあつしはさっさと階段を降りて行った。
「あ、あつしぃ ――」
(ってか、まだ進級も確定してないのに……)
目前の合コン、来月に控える進級試験に思いを馳せ、
再び重苦しいため息をつく綱吉だった。
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