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第3章 死線の抱擁
3-10.復讐の円舞曲(ロンド)
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数日後。
オーストラリア、ケアンズ。
熱帯の夜風がパームツリーを揺らす街の中心街、最高級ホテルの最上階ペントハウスでは、ポール・白石が主催する華やかなパーティーが催されていた。
シャンデリアの眩い光が、磨き抜かれた大理石の床に反射し、高級香水とシャンパンの香りが空間に充満している。
地元の名士やセレブリティたちが談笑する中、会場の空気を一変させる一人の女性が現れた。
黒髪のショートカット。
耳元で切り揃えられた潔いラインが、うなじの白さを強調している。
知的な黒縁の眼鏡越しに覗く瞳は、深く、冷徹なまでの光を湛えていた。
彼女の纏う漆黒のシルクドレスは、無駄のない筋肉のラインをなぞり、動くたびに濡れたような光沢を放つ。
白石の秘書、エリザベスが冷ややかな視線で彼女を値踏みしながら、部屋の奥に鎮座する主人の元へと案内した。
「始めまして、白石さん」
女の声は、低く、鼓膜を心地よく震わせるハスキーな響きを持っていた。
「ほう……。君のような知的な美人が、私のパーティーに潜り込んでいたとは。お名前を伺っても?」
白石は手にしていたクリスタルグラスを揺らし、琥珀色の液体越しに彼女を凝視した。
「名前など、水面(みなも)に消える泡のようなものです。……それよりも白石さん。あなたの噂はかねがね。海を愛し、その深淵に隠された『悦び』を知り尽くしている方だと」
女は一歩、白石に歩み寄った。彼女が放つ、潮騒を思わせる微かな香りが白石の鼻腔をくすぐる。
「ほう、私の『趣味』をご存知か」
白石の目が、獲物を見つけた肉食獣のように細められた。
「ええ。私も、水の中が大好きで……」 女は眼鏡のブリッジを指先で軽く押し上げ、艶やかな唇を歪ませた。 「重力から解放され、冷たい水圧に全身を抱かれるあの感覚。肺の中の空気が熱を帯び、意識が混濁していく中で感じる……水中での官能。それが、私のすべてなんです」
その言葉が発せられた瞬間、白石の脳内に電撃が走った。
彼の理性が、音を立てて崩れ去る。
水中での窒息、拘束、そして極限の快楽。自身のフェティシズムを、これほどまでに解像度高く、そして美しく言語化されたのは初めてだった。
「水中での……官能だと? 君、それは……」
白石の喉が小さく鳴った。
彼の視線は、女のドレス越しに透けて見える強靭な背筋や、水を切り裂くために鍛えられたであろうしなやかな肢体に釘付けになる。
「言葉で語るには、この場所は少し乾きすぎていますわ。もっと……深い場所へ行きたくありませんか?」
女の誘惑的な囁きに、白石は完全に毒された。
「……素晴らしい。今すぐ行こう。私のクルーザーが港で待っている。そこなら、誰にも邪魔されずに『深淵』を語り合える」
意気投合し、高揚感に包まれたまま会場を後にする2人。
その背後で、秘書エリザベスだけが、氷のように冷たい瞳で女の黒髪を見つめていた。
彼女の直感が、その女の「静かなる殺気」を鋭く感知していたが、欲望に目が眩んだ主人の耳に、その警告が届くことはなかった。
夜の港に停泊する、純白の豪華クルーザー。
そこは、楽園への入り口か、あるいは、逃げ場のない水の監獄か。
2人の影は、境界線を越えるように桟橋を渡り、夜の深い闇へと吸い込まれていった。
静まり返った港に、重低音のエンジン音が低く響き渡る。
白石の操るクルーザーは、鏡のような海面を切り裂き、月光の道の上を滑るようにして沖へ向かった。
陸の灯りが遠ざかり、世界のすべてが海と月だけになった場所で、心臓の鼓動を止めるようにエンジンが切られた。
訪れる、完全な静寂。
ただ、船体を叩くリズミカルな潮騒だけが、濃密な夜の気配を運んでくる。
青白く冴えわたる月光のステージ。
白石は彼女の肩を抱き寄せ、その耳元で熱く、独占的な掠れた声を落とした。
「見せてくれ。君という深淵の、すべてを」
白石の促しに、彼女は磁器のような指先でドレスの肩紐を滑らせた。
絹の擦れる微かな音さえ、静寂の中では官能的な調べとなる。
メガネを外し、無防備な素顔を月光に晒した彼女を、白石は逃がさないよう強く抱き寄せた。
まずは、溢れる熱を封じ込めるような深い密命のキス。
白石の唇は、彼女の呼吸を奪ったまま離れようとはしなかった。
濡れた舌先が愛撫の軌跡を描き、唇から顎、そして白く細い喉筋へと、一滴の蜜もこぼさぬよう丹念に吸い降りていく。
彼の愛撫は、重力に従うように、かつ狂おしいほど執拗に下降した。
鎖骨の窪みに溜まった月光を掬い、柔らかな胸の双丘を熱い息吹で包み込む。
彼女が吐き出す熱い吐息が白石の髪を揺らし、部屋の温度を一段引き上げた。
舌先はさらに下へ。
波打つ腹部をなぞり、産毛が逆立つほどの繊細さで下腹部へと這い進む。
だが、その時。
白石の動きが、唐突に止まった。
銀色の月光が、彼女の股の付け根、その右側に刻まれた小さな「点」を鋭く射抜いていたのだ。
その瞬間、白石の脳裏に、網膜に焼き付いて離れない鮮烈な残像がフラッシュバックする。
暗闇の劇場で、あるいは擦り切れるほど再生した映像の中で、彼が信仰にも似た執念で凝視し続けてきた聖痕。
それは、彼にとっての絶対的な真実。
目の前の女が、彼が焦がれ続けた唯一無二の偶像「サラ」であるという、逃れようのない証明だった。
「ん?あ、お前は……サラ・テヴァリエ……!?まさか…、死んだはずじゃ……」
白石が立ち上がるより早く、彼女は自分の頭に手をかけた。
漆黒のウィッグが脱ぎ捨てられ、夜風にさらりと、トレードマークの長い金髪が躍った。
「……海が、私を返してくれたのよ」
サラは白石の首筋に腕を回した。
「あなたの望んだ水中プレイ、最高の深度で味わせてあげる」
サラは白石を抱きかかえたまま、甲板から夜の海へとダイブした。
白石は抵抗しようとしたが、「Abyss Cathedral」で鍛え抜かれたサラの筋力は、成人男性を赤子のように制圧する。
10メートル、15メートル……。
サラは無呼吸のまま、水圧にパニックを起こす白石を逃さず、死の抱擁を解かない。
水深20メートルに達したとき、白石の体から力が抜けた。
サラは白石を抱えて浮上する。
(まあ、今日は懲らしめるのが目的だから)
冷たい水圧が身体を締めつけるなか、彼女は失神した白石を抱え、必死に浮上しようとしていた。
(……これで終わり。二度と私に近づかないで)
そう告げるために。
ここで線を引くために。
だが、腕の中の白石が突然、痙攣するように動いた。
次の瞬間――
白石の右手が懐へと滑り込み、銀色の閃光が水を裂いた。
短刀。
その存在に気づくより早く、彼はサラの胸元へ刃を向けようと腕を振り上げる。
サラの瞳が大きく見開かれた。
(水の中で…そんな――!)
驚愕のあまり、サラは抱えていた身体を反射的に離してしまった。
白石は、ふっと浮かぶようにサラから離れた。
水中で無音のまま吐き出される最後の息が、泡となって上へと昇っていく。
そして――彼は笑った。
光の届かない深淵に沈みながら、どこか穏やかな、諦めにも似た微笑だった。
その笑みの奥には、黒崎へのわずかな悔恨の色があったのかもしれない。
守れなかったこと。
裏切ったこと。
もしくは、償いのつもりだったのか。
刃がゆっくりとその手から離れ、水の中を回転しながら落ちていく。
白石自身もまた、抵抗することなく暗い底へと沈んでいった。
サラは――その姿に手を伸ばすことができなかった。
伸ばせば届く距離だったのに。
もう彼を止める言葉も、捕まえるための力も、持ってはいなかった。
やがて白石の姿は闇に飲まれ、完全に消えた。
水面から差し込む光だけが、静かに揺れていた。
サラが水面へと浮上すると、少し離れた場所で一点の灯を灯した黒崎のヨットが、静かに彼女を待っていた。
(……どうしよう、エドワード)
サラは力強いストロークで、自分の帰るべき場所へと泳ぎ始めた。
死の淵から自分を救い出し、このウソの復讐劇を演出した男の元へ。
しかし――、殺してしまった。
オーストラリア、ケアンズ。
熱帯の夜風がパームツリーを揺らす街の中心街、最高級ホテルの最上階ペントハウスでは、ポール・白石が主催する華やかなパーティーが催されていた。
シャンデリアの眩い光が、磨き抜かれた大理石の床に反射し、高級香水とシャンパンの香りが空間に充満している。
地元の名士やセレブリティたちが談笑する中、会場の空気を一変させる一人の女性が現れた。
黒髪のショートカット。
耳元で切り揃えられた潔いラインが、うなじの白さを強調している。
知的な黒縁の眼鏡越しに覗く瞳は、深く、冷徹なまでの光を湛えていた。
彼女の纏う漆黒のシルクドレスは、無駄のない筋肉のラインをなぞり、動くたびに濡れたような光沢を放つ。
白石の秘書、エリザベスが冷ややかな視線で彼女を値踏みしながら、部屋の奥に鎮座する主人の元へと案内した。
「始めまして、白石さん」
女の声は、低く、鼓膜を心地よく震わせるハスキーな響きを持っていた。
「ほう……。君のような知的な美人が、私のパーティーに潜り込んでいたとは。お名前を伺っても?」
白石は手にしていたクリスタルグラスを揺らし、琥珀色の液体越しに彼女を凝視した。
「名前など、水面(みなも)に消える泡のようなものです。……それよりも白石さん。あなたの噂はかねがね。海を愛し、その深淵に隠された『悦び』を知り尽くしている方だと」
女は一歩、白石に歩み寄った。彼女が放つ、潮騒を思わせる微かな香りが白石の鼻腔をくすぐる。
「ほう、私の『趣味』をご存知か」
白石の目が、獲物を見つけた肉食獣のように細められた。
「ええ。私も、水の中が大好きで……」 女は眼鏡のブリッジを指先で軽く押し上げ、艶やかな唇を歪ませた。 「重力から解放され、冷たい水圧に全身を抱かれるあの感覚。肺の中の空気が熱を帯び、意識が混濁していく中で感じる……水中での官能。それが、私のすべてなんです」
その言葉が発せられた瞬間、白石の脳内に電撃が走った。
彼の理性が、音を立てて崩れ去る。
水中での窒息、拘束、そして極限の快楽。自身のフェティシズムを、これほどまでに解像度高く、そして美しく言語化されたのは初めてだった。
「水中での……官能だと? 君、それは……」
白石の喉が小さく鳴った。
彼の視線は、女のドレス越しに透けて見える強靭な背筋や、水を切り裂くために鍛えられたであろうしなやかな肢体に釘付けになる。
「言葉で語るには、この場所は少し乾きすぎていますわ。もっと……深い場所へ行きたくありませんか?」
女の誘惑的な囁きに、白石は完全に毒された。
「……素晴らしい。今すぐ行こう。私のクルーザーが港で待っている。そこなら、誰にも邪魔されずに『深淵』を語り合える」
意気投合し、高揚感に包まれたまま会場を後にする2人。
その背後で、秘書エリザベスだけが、氷のように冷たい瞳で女の黒髪を見つめていた。
彼女の直感が、その女の「静かなる殺気」を鋭く感知していたが、欲望に目が眩んだ主人の耳に、その警告が届くことはなかった。
夜の港に停泊する、純白の豪華クルーザー。
そこは、楽園への入り口か、あるいは、逃げ場のない水の監獄か。
2人の影は、境界線を越えるように桟橋を渡り、夜の深い闇へと吸い込まれていった。
静まり返った港に、重低音のエンジン音が低く響き渡る。
白石の操るクルーザーは、鏡のような海面を切り裂き、月光の道の上を滑るようにして沖へ向かった。
陸の灯りが遠ざかり、世界のすべてが海と月だけになった場所で、心臓の鼓動を止めるようにエンジンが切られた。
訪れる、完全な静寂。
ただ、船体を叩くリズミカルな潮騒だけが、濃密な夜の気配を運んでくる。
青白く冴えわたる月光のステージ。
白石は彼女の肩を抱き寄せ、その耳元で熱く、独占的な掠れた声を落とした。
「見せてくれ。君という深淵の、すべてを」
白石の促しに、彼女は磁器のような指先でドレスの肩紐を滑らせた。
絹の擦れる微かな音さえ、静寂の中では官能的な調べとなる。
メガネを外し、無防備な素顔を月光に晒した彼女を、白石は逃がさないよう強く抱き寄せた。
まずは、溢れる熱を封じ込めるような深い密命のキス。
白石の唇は、彼女の呼吸を奪ったまま離れようとはしなかった。
濡れた舌先が愛撫の軌跡を描き、唇から顎、そして白く細い喉筋へと、一滴の蜜もこぼさぬよう丹念に吸い降りていく。
彼の愛撫は、重力に従うように、かつ狂おしいほど執拗に下降した。
鎖骨の窪みに溜まった月光を掬い、柔らかな胸の双丘を熱い息吹で包み込む。
彼女が吐き出す熱い吐息が白石の髪を揺らし、部屋の温度を一段引き上げた。
舌先はさらに下へ。
波打つ腹部をなぞり、産毛が逆立つほどの繊細さで下腹部へと這い進む。
だが、その時。
白石の動きが、唐突に止まった。
銀色の月光が、彼女の股の付け根、その右側に刻まれた小さな「点」を鋭く射抜いていたのだ。
その瞬間、白石の脳裏に、網膜に焼き付いて離れない鮮烈な残像がフラッシュバックする。
暗闇の劇場で、あるいは擦り切れるほど再生した映像の中で、彼が信仰にも似た執念で凝視し続けてきた聖痕。
それは、彼にとっての絶対的な真実。
目の前の女が、彼が焦がれ続けた唯一無二の偶像「サラ」であるという、逃れようのない証明だった。
「ん?あ、お前は……サラ・テヴァリエ……!?まさか…、死んだはずじゃ……」
白石が立ち上がるより早く、彼女は自分の頭に手をかけた。
漆黒のウィッグが脱ぎ捨てられ、夜風にさらりと、トレードマークの長い金髪が躍った。
「……海が、私を返してくれたのよ」
サラは白石の首筋に腕を回した。
「あなたの望んだ水中プレイ、最高の深度で味わせてあげる」
サラは白石を抱きかかえたまま、甲板から夜の海へとダイブした。
白石は抵抗しようとしたが、「Abyss Cathedral」で鍛え抜かれたサラの筋力は、成人男性を赤子のように制圧する。
10メートル、15メートル……。
サラは無呼吸のまま、水圧にパニックを起こす白石を逃さず、死の抱擁を解かない。
水深20メートルに達したとき、白石の体から力が抜けた。
サラは白石を抱えて浮上する。
(まあ、今日は懲らしめるのが目的だから)
冷たい水圧が身体を締めつけるなか、彼女は失神した白石を抱え、必死に浮上しようとしていた。
(……これで終わり。二度と私に近づかないで)
そう告げるために。
ここで線を引くために。
だが、腕の中の白石が突然、痙攣するように動いた。
次の瞬間――
白石の右手が懐へと滑り込み、銀色の閃光が水を裂いた。
短刀。
その存在に気づくより早く、彼はサラの胸元へ刃を向けようと腕を振り上げる。
サラの瞳が大きく見開かれた。
(水の中で…そんな――!)
驚愕のあまり、サラは抱えていた身体を反射的に離してしまった。
白石は、ふっと浮かぶようにサラから離れた。
水中で無音のまま吐き出される最後の息が、泡となって上へと昇っていく。
そして――彼は笑った。
光の届かない深淵に沈みながら、どこか穏やかな、諦めにも似た微笑だった。
その笑みの奥には、黒崎へのわずかな悔恨の色があったのかもしれない。
守れなかったこと。
裏切ったこと。
もしくは、償いのつもりだったのか。
刃がゆっくりとその手から離れ、水の中を回転しながら落ちていく。
白石自身もまた、抵抗することなく暗い底へと沈んでいった。
サラは――その姿に手を伸ばすことができなかった。
伸ばせば届く距離だったのに。
もう彼を止める言葉も、捕まえるための力も、持ってはいなかった。
やがて白石の姿は闇に飲まれ、完全に消えた。
水面から差し込む光だけが、静かに揺れていた。
サラが水面へと浮上すると、少し離れた場所で一点の灯を灯した黒崎のヨットが、静かに彼女を待っていた。
(……どうしよう、エドワード)
サラは力強いストロークで、自分の帰るべき場所へと泳ぎ始めた。
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しかし――、殺してしまった。
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