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【外伝】Episode-α 氷華の女王 第1章 沈黙の海
1-10.蒼き氷流の結合
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次の休日、2人はアレクセイのSUVで郊外の未開の海岸へと向かった。
灰色の空の下、凍結した海面に穿たれた天然のプールが、命を拒むような濃紺の瞳で2人を見つめている。
車内で防寒着を脱ぎ捨てたコナミの肉体は、マイナス11度の外気に触れた瞬間、防衛本能で全ての毛穴を閉じ、産毛を立たせた。
35歳にして極限まで絞り込まれたその肢体は、大胸筋から腹斜筋にかけて、酸素を効率よく取り込むための機能的なうねりを見せている。
アレクセイは、股間部分だけを露出させた特注のウェットスーツにアクアラングの重装備を纏い、氷の淵に立つコナミの横でストップウォッチをセットした。
「……潜るわ」
コナミは一言だけ告げると、指先から水面を切り裂くような、一切の飛沫を上げない完璧なフォームで飛び込んだ。
2人は音もなく、暗黒の深淵へと滑り込んだ。
水深10メートル。
光が消え、静寂がすべてを支配する。
コナミの肺は半分に圧縮され、血液は脳と心臓へ集中する「血液シフト」を完遂。
末梢神経は冷たさを麻痺させ、意識は純粋な生存本能へと研ぎ澄まされる。
水深20メートル。
潜水反射により、彼女の心拍数は毎分25回まで低下。
血管は収縮し、皮膚はゴムのような弾力を持ち始める。
後を追うアレクセイは、その驚異的な生命力の塊に目を奪われた。
水深30メートル。
中性浮力により、2人の体は重力から完全に解放され、濃密な水の抱擁の中に漂った。
アレクセイは、コナミのしなやかな腰を背後から引き寄せた。
極寒の海。
周囲は氷点下に近い。
しかし、彼がその熱をコナミの深淵へと突き立てた瞬間、アレクセイは驚愕に目を見開いた。
「……熱い」
それは、冷徹な氷の女王のイメージを覆す、猛烈な「生の熱」だった。
水圧によって極限まで締め付けられたコナミの膣腔は、内臓を保護するために集中した血液の熱を蓄え、まるで溶岩のようにうごめいている。
シンクロで培われた強靭な骨盤底筋が、侵入者を逃さぬよう、意志とは無関係にアレクセイの熱を絞り上げた。
コナミは、肺が潰れそうな圧力の中で、初めての感覚に身を震わせた。
冷たい水と、内側から突き上げられる熱い衝撃。
彼女の腹斜筋は、水圧に耐える鎧から、快楽を増幅させるバネへと変貌する。
酸素の欠乏が脳を陶酔させ、心拍がわずかに跳ね上がる。
それは、死に最も近い場所で味わう、爆発的な「生」の証明だった。
アレクセイは、彼女の首筋に歯を立てながら、野生を解放した。
極限の環境が、彼の中の加虐性を、彼女と溶け合いたいという純粋な結合欲へと塗り替えていく。
2人の肉体が激しく重なり合うたび、凍てつく水中に小さな渦が生まれ、銀色の気泡が真珠のように舞い上がった。
限界が訪れる。
アレクセイは、コナミの熱い胎内の最深部へ、己のすべてを叩きつけた。
放出された精液が、彼女の内部で火花を散らす。
コナミは、声にならない叫びを気泡とともに吐き出し、アレクセイの腕の中で弓なりに反り返った。
灰色の空の下、凍結した海面に穿たれた天然のプールが、命を拒むような濃紺の瞳で2人を見つめている。
車内で防寒着を脱ぎ捨てたコナミの肉体は、マイナス11度の外気に触れた瞬間、防衛本能で全ての毛穴を閉じ、産毛を立たせた。
35歳にして極限まで絞り込まれたその肢体は、大胸筋から腹斜筋にかけて、酸素を効率よく取り込むための機能的なうねりを見せている。
アレクセイは、股間部分だけを露出させた特注のウェットスーツにアクアラングの重装備を纏い、氷の淵に立つコナミの横でストップウォッチをセットした。
「……潜るわ」
コナミは一言だけ告げると、指先から水面を切り裂くような、一切の飛沫を上げない完璧なフォームで飛び込んだ。
2人は音もなく、暗黒の深淵へと滑り込んだ。
水深10メートル。
光が消え、静寂がすべてを支配する。
コナミの肺は半分に圧縮され、血液は脳と心臓へ集中する「血液シフト」を完遂。
末梢神経は冷たさを麻痺させ、意識は純粋な生存本能へと研ぎ澄まされる。
水深20メートル。
潜水反射により、彼女の心拍数は毎分25回まで低下。
血管は収縮し、皮膚はゴムのような弾力を持ち始める。
後を追うアレクセイは、その驚異的な生命力の塊に目を奪われた。
水深30メートル。
中性浮力により、2人の体は重力から完全に解放され、濃密な水の抱擁の中に漂った。
アレクセイは、コナミのしなやかな腰を背後から引き寄せた。
極寒の海。
周囲は氷点下に近い。
しかし、彼がその熱をコナミの深淵へと突き立てた瞬間、アレクセイは驚愕に目を見開いた。
「……熱い」
それは、冷徹な氷の女王のイメージを覆す、猛烈な「生の熱」だった。
水圧によって極限まで締め付けられたコナミの膣腔は、内臓を保護するために集中した血液の熱を蓄え、まるで溶岩のようにうごめいている。
シンクロで培われた強靭な骨盤底筋が、侵入者を逃さぬよう、意志とは無関係にアレクセイの熱を絞り上げた。
コナミは、肺が潰れそうな圧力の中で、初めての感覚に身を震わせた。
冷たい水と、内側から突き上げられる熱い衝撃。
彼女の腹斜筋は、水圧に耐える鎧から、快楽を増幅させるバネへと変貌する。
酸素の欠乏が脳を陶酔させ、心拍がわずかに跳ね上がる。
それは、死に最も近い場所で味わう、爆発的な「生」の証明だった。
アレクセイは、彼女の首筋に歯を立てながら、野生を解放した。
極限の環境が、彼の中の加虐性を、彼女と溶け合いたいという純粋な結合欲へと塗り替えていく。
2人の肉体が激しく重なり合うたび、凍てつく水中に小さな渦が生まれ、銀色の気泡が真珠のように舞い上がった。
限界が訪れる。
アレクセイは、コナミの熱い胎内の最深部へ、己のすべてを叩きつけた。
放出された精液が、彼女の内部で火花を散らす。
コナミは、声にならない叫びを気泡とともに吐き出し、アレクセイの腕の中で弓なりに反り返った。
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