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第一章 リオン幼年期
2.「リオンと山男①」
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落雷の落ちた場所は、大地がえぐりとられ、その中心には予言通り1人の子がうずくまっていた。
男は恐れながらもその子に少しずつ近づいて行った。
近づくにつれ男は妙な恐怖心が膨れ上がっていくのを覚えた。
引き返そうかと何度も思いつつも、不思議と足は子に近づいて行った。
近づくと子は膝をかかえ小さくうずくまっていた。
子は小刻みに震えてる様であった。
さらにその子に近づいてみると、男は異変に気付いた!
「人の子ではない!!」
体は人の形をしているが、頭は明らかに人の形ではなかった。
2本の角が生えその角の真ん中には、内蔵の様に動く物が剥き出しになっていた。
その子(人間の年齢で見ると少年)は、眩しげに男の顔をにらみつけてこう言った。
「ようやく嵐は止んだのか…しかしここは眩し過ぎる、どこか光の届かない場所に連れて行ってくれ」
急に話しかけられた男は、驚きのあまり立ちすくんでしまった。
「頼む、早く連れて行ってくれ、眩しさで頭が割れそうなんだ…」
剥き出しになった臓器は、さきほどの赤色から紫色へと変化し始めていた。
(あの『声』が確かならば、俺はこの少年の命を守らねばならない。オレに本当に出来るのか…)
男は少年の手を取り、慌てて山小屋へと連れて行った。
そして窓や扉を締め切り、なるべく小屋に光が入り込まない様にした。
「助かった」
少年の頭の臓器は、元の赤色へ戻ると角と角の間に隠れてしまった。
「礼を言います、実は光が苦手で明るい所へ行くといつもこうなるのです…」
先程は慌ていたせいか、やや生意気にも感じた少年は、気持ちが落ち着くと知的な雰囲気を漂わせる口調へと変化していた。
「恥ずかしながら以前の記憶がないのです、どこでどの様な生活をしていたか全く… 自分の名前は…」
そう言うと少年は少し自信なさげに言った。
「リオル…ラゴン…?」
そう男に伝えると、少年は急にその場で倒れてしまった。
男は恐れながらもその子に少しずつ近づいて行った。
近づくにつれ男は妙な恐怖心が膨れ上がっていくのを覚えた。
引き返そうかと何度も思いつつも、不思議と足は子に近づいて行った。
近づくと子は膝をかかえ小さくうずくまっていた。
子は小刻みに震えてる様であった。
さらにその子に近づいてみると、男は異変に気付いた!
「人の子ではない!!」
体は人の形をしているが、頭は明らかに人の形ではなかった。
2本の角が生えその角の真ん中には、内蔵の様に動く物が剥き出しになっていた。
その子(人間の年齢で見ると少年)は、眩しげに男の顔をにらみつけてこう言った。
「ようやく嵐は止んだのか…しかしここは眩し過ぎる、どこか光の届かない場所に連れて行ってくれ」
急に話しかけられた男は、驚きのあまり立ちすくんでしまった。
「頼む、早く連れて行ってくれ、眩しさで頭が割れそうなんだ…」
剥き出しになった臓器は、さきほどの赤色から紫色へと変化し始めていた。
(あの『声』が確かならば、俺はこの少年の命を守らねばならない。オレに本当に出来るのか…)
男は少年の手を取り、慌てて山小屋へと連れて行った。
そして窓や扉を締め切り、なるべく小屋に光が入り込まない様にした。
「助かった」
少年の頭の臓器は、元の赤色へ戻ると角と角の間に隠れてしまった。
「礼を言います、実は光が苦手で明るい所へ行くといつもこうなるのです…」
先程は慌ていたせいか、やや生意気にも感じた少年は、気持ちが落ち着くと知的な雰囲気を漂わせる口調へと変化していた。
「恥ずかしながら以前の記憶がないのです、どこでどの様な生活をしていたか全く… 自分の名前は…」
そう言うと少年は少し自信なさげに言った。
「リオル…ラゴン…?」
そう男に伝えると、少年は急にその場で倒れてしまった。
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