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第三夜
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夏休みの宿題はそれからずっとやったおかげで半分くらいは終わった。
自慢じゃないけど、去年まではいつも最終日に泣きながらやってた。
だから小学校最後の夏休みくらいは余裕で終わらしておきたいと思い今日やっていたのだ。
自分でも偉いと思う。成長したのだ。
そして、夕方18時半頃
待ちに待った夕食の時間
お腹もぺこぺこだ。
夕食には
僕、お母さん、ばあちゃん、じいちゃんが
食卓を囲む。
気づいたとは思うが世間で言う母子家庭。
僕が小学校に上がるくらいには
お父さんはいなかった。
離婚?というやつらしい。
僕はそんなに気にしてはない。
それでイジメられたりもしなかったから。
お父さんが居なくても不自由ない。
島には僕のことを自分の子供みたいに接してくれる優しいおっちゃん達がたくさんいる。
僕は子供ながらにして
「どうして」「なんで」ってお母さんに聞くのも情けないと思った。
それを聞いたとしてもお互いが辛くなるのでやめようと思ったのだ。
そういった気遣いも小学6年生に上がるまでの間に習得してしまったようだ。
ちょっとは大人になったんだなと子供の僕はしみじみ思うのであった。
席に着くといつも通り食卓には
「魚」「魚」「魚」「野菜」「野菜」「魚」
ばあちゃんが畑で育てた野菜もあるが卓上に並べられているのは魚ばかり。
もう流石に魚は見飽きたし食べ飽きたと言っても過言ではない。
だが、僕はお腹が空いていた為黙々とご飯を食べる。
「優斗、夏休みの宿題は進んどん?」
いきなり鋭い目でばあちゃんは聞いてくる。
「ばあちゃん、もう半分やっとんよ」
ドヤ顔+自慢気に言う僕。
「そうかえ~ 優斗は偉いねえ~」
僕の頭を撫でてくる。
「あ、そういえばあの子には会ったんかね?」と聞いてくる。
嫌な予感がした。
「ん?あの子…?」
「そうよ、お客さんの子供の女の子、見た?」
「まだ…見てないけど…」
「やったら多分もう晩ご飯も食べて部屋におるはずやけん挨拶でもしてきたらいいわ」
ばあちゃんが言うのに合わせ相槌を打つじいちゃんとお母さん。
今は正直
「嫌だなあ。」という気持ちと
「どんな子なんだろう。」という気持ち
半々くらいだ。
「わかったよ…ごちそうさま。」と言い残し部屋に戻るのであった。
自慢じゃないけど、去年まではいつも最終日に泣きながらやってた。
だから小学校最後の夏休みくらいは余裕で終わらしておきたいと思い今日やっていたのだ。
自分でも偉いと思う。成長したのだ。
そして、夕方18時半頃
待ちに待った夕食の時間
お腹もぺこぺこだ。
夕食には
僕、お母さん、ばあちゃん、じいちゃんが
食卓を囲む。
気づいたとは思うが世間で言う母子家庭。
僕が小学校に上がるくらいには
お父さんはいなかった。
離婚?というやつらしい。
僕はそんなに気にしてはない。
それでイジメられたりもしなかったから。
お父さんが居なくても不自由ない。
島には僕のことを自分の子供みたいに接してくれる優しいおっちゃん達がたくさんいる。
僕は子供ながらにして
「どうして」「なんで」ってお母さんに聞くのも情けないと思った。
それを聞いたとしてもお互いが辛くなるのでやめようと思ったのだ。
そういった気遣いも小学6年生に上がるまでの間に習得してしまったようだ。
ちょっとは大人になったんだなと子供の僕はしみじみ思うのであった。
席に着くといつも通り食卓には
「魚」「魚」「魚」「野菜」「野菜」「魚」
ばあちゃんが畑で育てた野菜もあるが卓上に並べられているのは魚ばかり。
もう流石に魚は見飽きたし食べ飽きたと言っても過言ではない。
だが、僕はお腹が空いていた為黙々とご飯を食べる。
「優斗、夏休みの宿題は進んどん?」
いきなり鋭い目でばあちゃんは聞いてくる。
「ばあちゃん、もう半分やっとんよ」
ドヤ顔+自慢気に言う僕。
「そうかえ~ 優斗は偉いねえ~」
僕の頭を撫でてくる。
「あ、そういえばあの子には会ったんかね?」と聞いてくる。
嫌な予感がした。
「ん?あの子…?」
「そうよ、お客さんの子供の女の子、見た?」
「まだ…見てないけど…」
「やったら多分もう晩ご飯も食べて部屋におるはずやけん挨拶でもしてきたらいいわ」
ばあちゃんが言うのに合わせ相槌を打つじいちゃんとお母さん。
今は正直
「嫌だなあ。」という気持ちと
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半々くらいだ。
「わかったよ…ごちそうさま。」と言い残し部屋に戻るのであった。
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