嫌われ聖女の世界救済後

菜花

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世界救済の旅

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 とある異世界。
 その田舎の村に住むメリアは姓もない村娘だった。
 両親は村人達から「よそ者」 と言われる移住者で、生まれも育ちもその村のメリアもめでたくその負の遺産を受け継いでよそ者扱いだった。
 父も母もよく「すまない」 とメリアに謝ったが、メリアはどうでも良かった。優しい両親がいてくれればどこでも住めば都だ。
 そう思っていたのに、ひと月ほど前から世界で異常気象と流行り病が猛威を振るっていた。
 食べる物も少なくなり弱った両親は病に倒れ、メリアを置いてあっさりと亡くなってしまった。
 ただでさえよそ者といわれる自分がこの村でやっていける訳がない。親戚もいない。働いていたところも払う金がないと先日クビにされた。明日食べる物にも困っている有り様で生きるなんて無理だ。
 メリアは近くの山に向かうと、管理人の老人に頭を下げてジフェンという丈夫な蔓を持つ植物をもらい受けた。そして首吊り用に編み込んだ縄をじっと見つめたあと、静かに手に取って立ち上がり、自宅の横にある木に縛りつけようとした。
 まさにその時、田舎娘でしかないメリアに女神の神託が下りたのだ。

『私とマナが限りなく似ている少女よ、メリアよ。他でもない貴方がこの世界を救うのです――』



 この世界は女神ヴェリーナが信仰されている。
 女神ヴェリーナは今でこそ天界に住んでいるが、大昔は人間界で人々と共にあったのだという。
 そして一人一人にこれからどうすべきか語りかけて導いていたそうだ。
 ところが当時の人間はそれを「支配されているようで嫌だ」 と拒否。
 人間の自主性を重んじた女神は泣く泣く天界に去ったという。
 女神が去ったのち、当然人間達は困った。それまで女神が予め取り除いておいた不幸や困難がそのまま自分達に降りかかってくる生活になったのだから。
 後悔した当時の人間達は女神を祀り、女神も人間達は我が子も同然であったので見捨てることはせず、普段は距離を取りつつも大きな災害などが近いと警告してくれることもあるという。

 ――そんな子供でも知っている神話。
 ヴェリーナ様がたまに人間達と関わることはあっても、それは王族とか神官とか選ばれた人間達だけだとメリアは思っていた。それなのに、その女神様が自分に語りかけてくる……!
 その優越感はまだ15歳なメリアを有頂天にさせた。
 私が選ばれた人間! 私が、私だけが! これって凄くない? 絶対みんな私にひれ伏すでしょ!

 女神ヴェリーナは姿は見せないまでも、メリアの脳内に窮状を訴え続けている。

『事の発端はある貴族男性――クルトの逆恨みです。クルトは不幸なことに、両親を馬車の事故で、兄を災害で、妹を狼藉者に襲われて……家族全員を短期間で失いました。私としても同情はします。ですが、これらの件を全て女神の私のせいだと思うのはお門違いです。クルトは誰かを恨まなければやっていられない心境だったのでしょうね。全てこの私のせいだと思い込み、また妹を殺した犯人が見つからない腹いせに、世界全体に呪いをかけた。家族を死なせ、自分をこんなに不幸にする世界なぞ滅びてしまえばいいと』
「そんな……あんまりです。多くの人達は無関係じゃありませんか!」

 メリアがそう叫ぶとヴェリーナはその通りですと肯定し、続けた。

『クルトは裕福な貴族でした。だから禁忌の術を使う魔法士などを雇えたし、王都を取り囲むようにして四方におぞましい呪物を設置できた。その効果で、世界がこんなにも荒れているのです』
「そうなんですね……。でも、そんな凄いことしちゃう人相手に私が出来ることって……? 女神様はその呪物に対処出来ないのですか?」
『クルトは賢しい男です。予め天界と人間界の間に結界を張り、私が干渉出来ないようにした。お陰でしばらくは人間界が腐っていくのを見ているだけでした。けれどどうにか対抗手段を見つけました。この私とよく似たマナを持つ人間になら、磁石のように送った神力が届きやすい。私自身が近づけなくても、その人間に呪物を浄化してもらえばいい。そして選ばれたのが貴方です』
「私が……」
『メリア、貴方がこの世界を救うのです』



 そんな壮大な出だしで始まったメリアの浄化の旅だが――メリアにとってそれは苦行でしかなかった。

 王都の東に住むメリアはまずその地方に設置された呪物を浄化しようとした。
 どこへ行けばいいのかは女神が教えてくれるし、女神の加護により何も食べなくても睡眠すらしなくても動ける身体になったのでその場所までひとっとびだ。
 その呪物はクルトがわざわざ寄付したという、女神ヴェリーナを模した銅像だった。広場の中央に目立つように配置されている。ヴェリーナは『私の姿をしていれば壊されないと踏んだのでしょうね。私を呪うほど嫌っておきながらよくも……本当に賢しい男』 と憤慨していた。
 昼間は信心深い人間が常にいてその銅像に祈りを捧げているため、迂闊に近づけない。浄化は触るだけでいいそうだが、誰が浄化しているか黒幕に知られても面倒なので人目を避けたほうがいいということで、夜に決行となった。

 早く日が暮れないかとそわそわしているメリアの横を知らない男が通りかかる。
「随分若く見えるが……あんたもあんな女神に縋っているのかい?」
 女神の加護を受けるメリアとしてはその物言いを見過ごす訳にはいかず、つい注意してしまった。
「そんな言い方よくありませんよ。女神様はいつも我々とともにおられます」
 メリアにとっての事実は男にとっても笑い話だった。男はぷっと吹き出すとガハハと笑いだす。
「可哀想に。頭がおかしいんだな。毎日餓死者が出てる現実が見えないとは」
 メリアはその言い草に心を痛めたが、女神側の事情を何一つ知らないのだからと言い返したりはしなかった。まさか自分こそ女神に選ばれた人間ですなんて言えない。

 夜になり、メリアは人通りの絶えた広場の中心で女神像に触れた。すると一瞬静電気のようなものを感じたあと、銅像から光が溢れだした。しばらく光っていたかと思うと光は消え、改めて銅像を見ると今までは感じなかった神々しさがあるような気がした。そして周囲の空気も、今までは澱んだ感じだったのに今は冴え冴えとしている。

『一つ目の浄化が終わりました。よく頑張りましたね。あと三つ……そして、王都の王宮に設置された呪物を含めて四つ、浄化しましょう』
「え、王宮にもあるんですか?」
『ええ。四方の呪物は王宮内の呪物を強化するために置いたと言っても過言ではありません。それが一番重要で、だからこそ簡単に立ち入れない場所にある……』
「ど、どうやって入るのですか? そんな大層な場所」
『……もう少し様子を見ないと何とも。呪物のせいで天界からは人間界の様子が霧に包まれているように見えないのです。でも東の地方は晴れて見えます。貴方のお陰ね。この調子で必ず世界を救いましょう。このままだと滅ぶだけなのですから』

 メリアはヴェリーナの言葉を最もだと思いつつ、その仰せには従うつもりだが、内心不安が抑えられなかった。
 なにせ浄化をする前からいちゃもんをつけられ、浄化しても誰からも評価されない。赤ちゃんみたいに何でも褒めろとは言わないけど、何一つ達成感を得られなくて既に気持ちが萎えていた。もっと敬われると思ったのに……。
 そんな風に感じる自分にハッとなって慌てて首を振る。
 何を甘えたことを考えているの。これは世界を救う行為よ。慢心しては駄目。

 そうは言っても、続く北の地方と西の地方、南方の地方の呪物浄化もメリアにはただただ苦痛でしかなかった。
 北の地方の銅像なんて個人の自宅の庭に配置されており、女神が表に出ない以上、派手な行動も出来ないのでやむなくこそ泥のように忍び込んで浄化を行うしか無かった。それが終わった瞬間「泥棒!」 と叫ぶ声が耳に届き、まるで悪いことをした人間かのように慌てて逃げると、メリアの後頭部に石が激突した。家人の者が投げたのだ。幸いにも身体強化はしていたから、軽く血が出る程度で済んだ。

 仕方ない。だって呪物なんて誰も思わない。全てが終われば女神様が弁解してくださるはず。
 そう自分を納得させていたが、善行をしているはずの自分が周囲から憎まれ恨まれる。このギャップはそのままメリアの心を引き裂く傷となった。

 西の地方の銅像は自分の地方にあった物と同じように公園に置かれていた。北より楽に終わりそうだと思っていたが、夜になると浮浪者のたまり場になると聞いて困惑した。
 徐々に力を取り戻しつつある女神の加護により、気配を極限まで消して浄化を試みる。浄化は問題なく終わったが、終わる時の光の放出で嫌でもばれてしまう。
 浮浪者達はメリアを銅像にいたずらする不届き者と思ったのか、一斉に手を伸ばして懲らしめようとした。あわよくば慰み者にしようとしたのかもしれない。
 身体能力を強化しているメリアは簡単に逃げ出すことが出来て、誰も居ない場所で一息ついた。
 だがその心のうちでは激しい葛藤があった。世界のために動いているのに、その世界の人間達が牙を向ける――と。どうしてこんな世界のために自分一人が頑張らないといけないのかと暗い考えまで湧いてきてしまう。
 しかしメリアは慌てて首を振って自分を叱咤した。
 自分がやらなければ世界が滅ぶ。自分だって死ぬ。やるしかないんだ。例えどんなにつらくても……。

 南の地方の女神の銅像は役所の前にあった。浮浪者もいなくて他より楽だろうと思っていたのだが、浄化が終わると放たれる光でばれるのはどうしようもなかった。
 慌てて逃げるメリアの後方から怒号が飛ぶ。
「薄汚い女め! お前のような醜女が触っていいものではないんだぞ! 貴族から贈られた物だというのに!」
 逃亡するメリアの背後から石だの矢だのが飛んでくる。完全にメリアが悪者だ。

 メリアは市民達の怒声を背中で聞きながら、心の中で泣いた。
 女神の命令なのに。そもそもその貴族が天変地異を起こしてるのに。
 ヴェリーナは「貴方の功績が世界に認められたあかつきには、あの者達を処罰しましょう。貴方の好きにしていいのよ」 と慰めてくれるが、メリアの心は段々すり切れていった。いつかじゃなくて今認められたい。無理だと頭では解っているけれど……。
 浄化を終えるたびにどこかしら傷つく身体。それを見るたび、昔は両親が手当てしてくれたのになと思うメリアがいた。

 心の中で悲鳴をあげながらメリアは王宮にたどり着いた。その侵入手段は――やはりこそ泥のようにして入ることだった。
 女神に祈ると体が薄くなり、眠そうな警備兵の横を潜り抜けて宝物庫に行く。扉の鍵はメリアが触れるだけで勝手に解かれてしまった。

 王宮内に置かれた呪物はこれまでの像とは違い手のひらサイズに作られていた。だから見つけるのに時間がかかった。
 呪物の気配を探りつつ、これではない、それでもないと灯りの少ない中で目当ての物を探し続ける。
 メリアは音を立てないようにしていたつもりであったが、ガサコソという音は思った以上に外にまで届いていた。侍女が聞きつけて「鼠でもいるのでは」 と時の王太子、王の第三子であるハーゲンに訴える。
 ハーゲンは焦っていた。第三王子として生まれ王位とは無縁だと思っていたのだが、このところの天変地異によって兄二人が同時に亡くなったことにより急遽王太子となった。兄達に比べて威厳もなければ学もないという自覚があった。だから宝物庫にこそ泥がいるらしいという話は絶好の機会に思えた。



 メリアはやっと呪物を見つけ出し、浄化に取り掛かる。
 やっと……やっと最後の呪物が浄化できる。
 これさえ終わればきっと今まで自分を悪く言った人達も私を見直してくれる。よそ者と疎ましがられた故郷の人達だってきっと評価してくれる。そうしたら……亡くなった両親だって報われる。女神様がお力を取り戻してくれたらもう一度会うことももしかしたら……。
 祈りを込めて浄化に当たっているその時、宝物庫の扉が開かれて第三王子ハーゲンが兵士を引き連れて入ってきた。
 まずい。
 最後の呪物だと思って気が緩み、メリアは気配を消していなかった。でもあと少しで終わるから、そうしたらあの高貴そうな人も……。
 そう希望を持っていたメリアの心を深く抉るような言葉をハーゲンはぶつけた。

 ハーゲンからしたら薄汚い村娘が神聖な王宮の奥深くに入り込んで泥棒を働いている状態だ。加えて昨今の治安の荒れ具合に、それを上手く治められていないという自分の評判がよろしくないことへのストレス。
 そして村娘が持っているのがよりにもよって深く信仰している女神ヴェリーナの像。よくもあんな汚い手でべたべたと……。
 こんな罪を犯す下等な少女には見せしめに暴言を吐いてやろうとハーゲンは判断した。

「おい見ろ、泥棒女だ! それにしても何と卑しい容貌か、心根の醜さが顔に出ているぞ!」
 主であるハーゲン自ら言ったその言葉に、周りの兵士達はどっと笑った。上手いことを言ったという意味で。

 メリアの心はその時折れた。と同時に、全ての呪物の浄化が済み、光が放たれ天上から女神が降臨した。

「え……」
 呆気にとられるハーゲンの姿は第三者がいたらいっそ笑えるほど間抜けだったかもしれない。泥棒を馬鹿にしたら泥棒の上から敬愛する女神が降って来たこと。その事実に理解が追いついていないとはいえ。

『私は女神ヴェリーナ。この少女は私の忠実なるしもべであるメリア。今ここに全ての呪物がメリアの手により祓われました』

 ヴェリーナは口を動かしてはいない。全ての脳内に入ってくるのだ。おまけに今までずっと荒れていたはずの空が急に明るくなった。更に窓の近くに生えていた枯れ木がヴェリーナ降臨と同時に花を咲かせたのだ。その人知を超えた御業に誰もが女神だと認めざるを得なかった。

『アッシュベルト侯爵家のクルトという男を捕らえなさい。彼が全ての元凶です』
「は、ははーっ」
『それともう一つ。メリアは私の愛する子。この世界を救った聖女に他なりません。彼女を世界で一番幸せにしなさい。これは命令です』
「は……はい! 仰せの通りに……」


 メリアは目の前で起こっている光景は確かに見えているのに、何故か壁一枚隔てたような遠くの光景を見ているようにに感じていた。
 こうなることをずっと願っていたはずなのに。今までこそ泥のようにしか見えなかった世界救済の名誉は回復されて、女神の強い言葉によってこれからの生活が保障されて、この先待っているのは薔薇色の人生だ。

 そう頭では解っているが、今のメリアには何故かそれがとても空虚なものに思えて仕方なかった。

 暴言を吐いたことで青くなっている兵士一同。対応を間違えて下手したら自分の首が飛びかねないことに青を通り越して白くなっている王子ハーゲン。その後ろでは騒ぎを聞きつけてきた城の侍女達がメリアをあれが次に仕える主になるのかと品定めするような目で見ている。

 世界を救うって、実際はこんなものなのか。
 そうメリアは思った。
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