9 / 46
新しい俺は何者なのだろうか
こつこつが実ることもあった
しおりを挟む
学校に着くと簡単な挨拶と説明があり、すぐさまテストがはじまるらしい。生徒数に加え種目も多いので時間がかかるそうだ。
(なんか健康診断みたいだ)
種目ごとに場所が決まっていて指定された順に回っていく。基本クラスごとなので自然と俺、コルア、ショウカで話しながら、一番最初の魔術テストに向かうことになった。
「魔術のテストに使う器具はもしかしてシンガイ商会からだったりしますか?」
「うん、そう」
「うわーほんとになんでもあるな」
「まあ、大きさに見合った仕事をしないとね!」
順番待ちの列の先にある球体を見つめながら談笑をする。列は長いが流れは早かったので、すぐに自分の番が回ってきた。
「はい、ここに手をかざしてー。記録するから紙もらうねー」
「分かりました」
事前に配られた記録用の紙を渡して、言われた通り水晶に手をかざす。すると三色の淡い光を放った、と思ったらすぐにそれは消えていった。
「はい、終わりねー。次ー!」
さっさと列から追い出されて紙を慌てて受け取る。記入された欄を見るとこう書かれていた。
『適性・火、土、闇。素質・平均』
(闇~!)
わかりやすくロマンな属性の適性があったことに盛り上がるが、その次の項目にはこうべを垂れるしかない。魔術での強さはあまり望めなくなってしまった。
どんどん進む列の方に顔を向けると、特設クラスは基本後回しにされるのかコルアの姿が見つからない。辺りを見渡して探していると、ショウカが寄ってきた。
「ねぇ、あんたの弟、コルア。なんかやらかしたのかい? 教師に連れられて行ったんだけど」
「え!? いやいやコルアに限ってそんなこと」
見当たらなかったのはそもそもいなかったかららしい。焦って近くにいた先生に声をかけて訪ねる。
「あ、あの! コルア・タイラのことなんですが」
「ん? あのコルアくんに用かい? 残念だけど彼は特別なテストを受けなくてはいけなくなったから、用事があるなら後にするか言付けておくよ」
「……特別なテスト?」
「詳しくは言えないけれど、ひとまず君はテストをきっちり受けてきなさい。その後には終わっているだろうから」
そう言うとそそくさと立ち去ってしまったので、仕方なくショウカの元に戻る。今聞いた話をそのまま伝えると、心当たりがあるようだった。
「そう言えば、フルーも特別テストを受けるとか言ってたね。もしかしたらコルアはそれに連れていかれたんじゃないかい」
「フルー……誰?」
「アルストーリア家の坊っちゃま。とにかく心配はいらないんじゃない? あたしたちはあたしたちでテストを終わらせた方がいいよ」
坊っちゃまで頭に浮かんだ顔は、同じクラスの主人公ヅラ。おそらく彼がフルーなのだろうとあたりをつける。コルアのことは気になるが、今はショウカの助言に従って次のテストへ向かうことにした。
「次は武器……」
「そう、いろんな武器を試させて貰えるらしいね。これは素質とかスジってよりかは筋力や体格の問題ってところ!」
例に漏れず説明を受けながら移動すると、次は道場のような所に着いた。誘導されるままに様々な武器を手にしていき、記録をして端まで終わるとまたすぐに追い出された。中身を確認すると、またまた平均まみれ。即座に目を逸らして、少し遅れてきたショウカの方に顔を向ける。
「どうだった? 俺は全滅」
「あたしもさ。多少の優劣はあるんだけどね、これといったのはなかったよ」
「そうかぁ……」
またひとつ無双ルートが狭まっていくのを感じつつ、次のテストへ向かった。
「うぉ~……キックボクシング?」
「ん? それがなにかは知らないけど、ここは体術のテストをするんだ。殴ったり蹴ったり、それを受けたりね」
二人で会場に入るとそのままペアにされて、軽い打ち合いをすることになった。防具をつけて、指示された通りのやり取りをしていく。一通り終わると、結果をもらいその場で確認することができた。
「あっ! 見て俺、蹴りの結果いいんだけど!」
「お、良かったね。あたしは……殴りかあ。なんとも言えないねぇ」
「いいじゃん、強くて!」
今回は初めて平均以外の結果をもぎとった。サッカー部の練習の成果だろうか、お遊びレベルでもきちんと取り組んでいて良かったと心底思う。ショウカの方は握力が強いのか、それとも才能なのか分からないが本人は大して嬉しそうではない。
「まぁ、無いよりはマシだね。で、次はどうする? あたしはここで終わりだけど、アールは?」
「次って確か、生産職希望の人だけやるんだよな?」
「そう。あたしは実家が商売してるからそこ継ぐつもりだし、必要ないんだけど。アールは特に決まってないなら参考に行ってくるといいよ」
「そっか、分かった。ありがとな!」
紙に記載された予定を確認して行動を決める。ショウカとはここで戻ると言うので、一人で会場に向かうことになった。
(俺の家は農家だし、行っといて損は無いな)
歩きながら用紙で細かいところを確認すると、生産職は種類が多いのでいくつかのカテゴリーに分けてテストをするそうだ。選んで受けてもいいし、全部受けてもいいし、基本自由。せっかくなので全部受けていくことにした。
「全部ね。じゃあ今はあそこが空いてるからそこに行ってくれるかな」
指示された場所に移動して用意された課題をこなしていく。中身は家庭科や図工、生活でやるようなことだった。
「はい、お疲れ様でした。最後はあそこですね」
四つをこなし、残り一つの場所へ行くとそこでは縫い物をしていた。空いてる場所に座ると右前の少女と目が合うが、気にせず作業に移行する。
(うわー……俺これ苦手じゃん)
始めてすぐにわかったことがこれだ。まともな形に縫えないし、先程から指先がチクチクする。多分刺さっている。それでもめげずに進めていると、前の方から声が掛かる。
「あの、それ危ないです……」
「え? あ、俺?」
「そうです、貴方です。すいません口出ししてしまって。でも本当に危ないです」
そう言うと席を移して俺の目の前にやってくる。アドバイスをしながら身振り手振りで丁寧に教えてくれた。
「針の下に指を置いていたら刺さります。これを付けてこんな風に、私の真似をしてやってみて下さい」
「こんな感じ?」
「そうです。それならさっきよりは刺さらないと思います」
「おぉー! ほんとだ」
言われた通りに真似をしていくと本当に上手くいくようになる。そうして残りを終えることが出来た。
「ありがとう」
「いえ……怪我した指、大丈夫ですか? 血が出てます」
下を見ると、確かに血が出ていた。何個か穴が出来ているので普通に気持ち悪い。
「あー……痛くはないな。大丈夫でもないけど」
「保健室の場所、わかりますか? 血を出しっぱなしにするのは良くないですから、行った方がいいですよ」
「あ、ここにも保健室はあるんだ」
「……私が案内します。すぐに済むので時間の心配はいりませんよ」
「あ、悪い……ありがとう」
少女の申し出を有難く受けて頭を下げると、素早く先生に話をつけてくれて直ぐに保健室へ連れていってくれた。
「あの、同じクラスの方ですよね」
「……そ、そうだね」
「覚えていらっしゃらないかも知れませんが、エイテム・ハーラといいます」
「エイテムさん、俺はアール・タイラです。案内してくれてありがとう」
「いえ案内をしただけなので、気になさらないでください。タイラさん」
「あ、弟もタイラだからアールで頼むよ」
「分かりました、アールさん。ではお大事に」
「ほんとにありがとう! エイテムさん」
綺麗にお辞儀をして去っていく背中に声をかけると、丁寧に振り返って反応をくれた。それを見届けると、俺は保健室に入って穴だらけの指をどうにかしてもらうことにする。
(なんか健康診断みたいだ)
種目ごとに場所が決まっていて指定された順に回っていく。基本クラスごとなので自然と俺、コルア、ショウカで話しながら、一番最初の魔術テストに向かうことになった。
「魔術のテストに使う器具はもしかしてシンガイ商会からだったりしますか?」
「うん、そう」
「うわーほんとになんでもあるな」
「まあ、大きさに見合った仕事をしないとね!」
順番待ちの列の先にある球体を見つめながら談笑をする。列は長いが流れは早かったので、すぐに自分の番が回ってきた。
「はい、ここに手をかざしてー。記録するから紙もらうねー」
「分かりました」
事前に配られた記録用の紙を渡して、言われた通り水晶に手をかざす。すると三色の淡い光を放った、と思ったらすぐにそれは消えていった。
「はい、終わりねー。次ー!」
さっさと列から追い出されて紙を慌てて受け取る。記入された欄を見るとこう書かれていた。
『適性・火、土、闇。素質・平均』
(闇~!)
わかりやすくロマンな属性の適性があったことに盛り上がるが、その次の項目にはこうべを垂れるしかない。魔術での強さはあまり望めなくなってしまった。
どんどん進む列の方に顔を向けると、特設クラスは基本後回しにされるのかコルアの姿が見つからない。辺りを見渡して探していると、ショウカが寄ってきた。
「ねぇ、あんたの弟、コルア。なんかやらかしたのかい? 教師に連れられて行ったんだけど」
「え!? いやいやコルアに限ってそんなこと」
見当たらなかったのはそもそもいなかったかららしい。焦って近くにいた先生に声をかけて訪ねる。
「あ、あの! コルア・タイラのことなんですが」
「ん? あのコルアくんに用かい? 残念だけど彼は特別なテストを受けなくてはいけなくなったから、用事があるなら後にするか言付けておくよ」
「……特別なテスト?」
「詳しくは言えないけれど、ひとまず君はテストをきっちり受けてきなさい。その後には終わっているだろうから」
そう言うとそそくさと立ち去ってしまったので、仕方なくショウカの元に戻る。今聞いた話をそのまま伝えると、心当たりがあるようだった。
「そう言えば、フルーも特別テストを受けるとか言ってたね。もしかしたらコルアはそれに連れていかれたんじゃないかい」
「フルー……誰?」
「アルストーリア家の坊っちゃま。とにかく心配はいらないんじゃない? あたしたちはあたしたちでテストを終わらせた方がいいよ」
坊っちゃまで頭に浮かんだ顔は、同じクラスの主人公ヅラ。おそらく彼がフルーなのだろうとあたりをつける。コルアのことは気になるが、今はショウカの助言に従って次のテストへ向かうことにした。
「次は武器……」
「そう、いろんな武器を試させて貰えるらしいね。これは素質とかスジってよりかは筋力や体格の問題ってところ!」
例に漏れず説明を受けながら移動すると、次は道場のような所に着いた。誘導されるままに様々な武器を手にしていき、記録をして端まで終わるとまたすぐに追い出された。中身を確認すると、またまた平均まみれ。即座に目を逸らして、少し遅れてきたショウカの方に顔を向ける。
「どうだった? 俺は全滅」
「あたしもさ。多少の優劣はあるんだけどね、これといったのはなかったよ」
「そうかぁ……」
またひとつ無双ルートが狭まっていくのを感じつつ、次のテストへ向かった。
「うぉ~……キックボクシング?」
「ん? それがなにかは知らないけど、ここは体術のテストをするんだ。殴ったり蹴ったり、それを受けたりね」
二人で会場に入るとそのままペアにされて、軽い打ち合いをすることになった。防具をつけて、指示された通りのやり取りをしていく。一通り終わると、結果をもらいその場で確認することができた。
「あっ! 見て俺、蹴りの結果いいんだけど!」
「お、良かったね。あたしは……殴りかあ。なんとも言えないねぇ」
「いいじゃん、強くて!」
今回は初めて平均以外の結果をもぎとった。サッカー部の練習の成果だろうか、お遊びレベルでもきちんと取り組んでいて良かったと心底思う。ショウカの方は握力が強いのか、それとも才能なのか分からないが本人は大して嬉しそうではない。
「まぁ、無いよりはマシだね。で、次はどうする? あたしはここで終わりだけど、アールは?」
「次って確か、生産職希望の人だけやるんだよな?」
「そう。あたしは実家が商売してるからそこ継ぐつもりだし、必要ないんだけど。アールは特に決まってないなら参考に行ってくるといいよ」
「そっか、分かった。ありがとな!」
紙に記載された予定を確認して行動を決める。ショウカとはここで戻ると言うので、一人で会場に向かうことになった。
(俺の家は農家だし、行っといて損は無いな)
歩きながら用紙で細かいところを確認すると、生産職は種類が多いのでいくつかのカテゴリーに分けてテストをするそうだ。選んで受けてもいいし、全部受けてもいいし、基本自由。せっかくなので全部受けていくことにした。
「全部ね。じゃあ今はあそこが空いてるからそこに行ってくれるかな」
指示された場所に移動して用意された課題をこなしていく。中身は家庭科や図工、生活でやるようなことだった。
「はい、お疲れ様でした。最後はあそこですね」
四つをこなし、残り一つの場所へ行くとそこでは縫い物をしていた。空いてる場所に座ると右前の少女と目が合うが、気にせず作業に移行する。
(うわー……俺これ苦手じゃん)
始めてすぐにわかったことがこれだ。まともな形に縫えないし、先程から指先がチクチクする。多分刺さっている。それでもめげずに進めていると、前の方から声が掛かる。
「あの、それ危ないです……」
「え? あ、俺?」
「そうです、貴方です。すいません口出ししてしまって。でも本当に危ないです」
そう言うと席を移して俺の目の前にやってくる。アドバイスをしながら身振り手振りで丁寧に教えてくれた。
「針の下に指を置いていたら刺さります。これを付けてこんな風に、私の真似をしてやってみて下さい」
「こんな感じ?」
「そうです。それならさっきよりは刺さらないと思います」
「おぉー! ほんとだ」
言われた通りに真似をしていくと本当に上手くいくようになる。そうして残りを終えることが出来た。
「ありがとう」
「いえ……怪我した指、大丈夫ですか? 血が出てます」
下を見ると、確かに血が出ていた。何個か穴が出来ているので普通に気持ち悪い。
「あー……痛くはないな。大丈夫でもないけど」
「保健室の場所、わかりますか? 血を出しっぱなしにするのは良くないですから、行った方がいいですよ」
「あ、ここにも保健室はあるんだ」
「……私が案内します。すぐに済むので時間の心配はいりませんよ」
「あ、悪い……ありがとう」
少女の申し出を有難く受けて頭を下げると、素早く先生に話をつけてくれて直ぐに保健室へ連れていってくれた。
「あの、同じクラスの方ですよね」
「……そ、そうだね」
「覚えていらっしゃらないかも知れませんが、エイテム・ハーラといいます」
「エイテムさん、俺はアール・タイラです。案内してくれてありがとう」
「いえ案内をしただけなので、気になさらないでください。タイラさん」
「あ、弟もタイラだからアールで頼むよ」
「分かりました、アールさん。ではお大事に」
「ほんとにありがとう! エイテムさん」
綺麗にお辞儀をして去っていく背中に声をかけると、丁寧に振り返って反応をくれた。それを見届けると、俺は保健室に入って穴だらけの指をどうにかしてもらうことにする。
0
あなたにおすすめの小説
転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流
犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。
しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。
遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。
彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。
転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。
そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。
人は、娯楽で癒されます。
動物や従魔たちには、何もありません。
私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
おいでよ!死にゲーの森~異世界転生したら地獄のような死にゲーファンタジー世界だったが俺のステータスとスキルだけがスローライフゲーム仕様
あけちともあき
ファンタジー
上澄タマルは過労死した。
死に際にスローライフを夢見た彼が目覚めた時、そこはファンタジー世界だった。
「異世界転生……!? 俺のスローライフの夢が叶うのか!」
だが、その世界はダークファンタジーばりばり。
人々が争い、魔が跳梁跋扈し、天はかき曇り地は荒れ果て、死と滅びがすぐ隣りにあるような地獄だった。
こんな世界でタマルが手にしたスキルは、スローライフ。
あらゆる環境でスローライフを敢行するためのスキルである。
ダンジョンを採掘して素材を得、毒沼を干拓して畑にし、モンスターを捕獲して飼いならす。
死にゲー世界よ、これがほんわかスローライフの力だ!
タマルを異世界に呼び込んだ謎の神ヌキチータ。
様々な道具を売ってくれ、何でも買い取ってくれる怪しい双子の魔人が経営する店。
世界の異形をコレクションし、タマルのゲットしたモンスターやアイテムたちを寄付できる博物館。
地獄のような世界をスローライフで侵食しながら、タマルのドキドキワクワクの日常が始まる。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる