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第8話 体育の授業って体操着だけなのによく試合の相手間違えないよね
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第8話 体育の授業って体操着だけなのによく試合の相手間違えないよね
サッカーの試合……未だに同点のまま試合は続いている。
そんな中で一は思わず、このカオスな試合に困惑しながらも参加していた。
「どうしてマジでなにゆえこんな事になったんだか……」
「がんばれー粼さーん。」
「……うん、頑張るけども……。」
(そもそもどうやって決着つけるんだか。)
「ちょっと考えすぎじゃないかい……」
「猪原……いやそりゃ考えるだろ。」
「一つ策を思いついたんだ……」
なんて言うと猪原は突然、増井の方にボールをだす。
「うおおおおおおおおおおおお」
まさかの増井が大声で叫びだし、ボールを相手のゴールにシュートし出す。
「超……エゴイスト……」
決まったァァァ!!!相手のゴールにボールがしっかりと入り、得点は2-1になった。
「な?だから言ったろ?」
「もうめちゃくちゃだってばよ……」
なんて言ってるうちに前半戦が終了したと笛が鳴った。
ロッカールームでは増井の奇行で話が盛り上がっていた。
「もうキーパーあんな暴れたら元も子もねーよ。」
「むちゃくちゃすぎるっつーの。」
みんな笑いながらさっきの話を繰り返す。
「いやぁ陸遜のやつがあんな提案するからさぁ……。」
思わず増井も笑い出す。
「けどあそこまでめちゃくちゃやったら次は何やる?」
「趣旨間違えてんだろ……」
思わずそんな会話まで出てくる。
「けど……ここまで来たらこのままお前ら二人、サッカーやろうぜ?」
「丁重にお断りさせていただきます……そもそも生徒会の仕事があるし。」
一は断る。
「んじゃ大本命の増井!おめぇは?」
「……考えてもいいが、俺そもそもバド部だし。」
「は?え?バド部?」
「そうだよ、俺バド部だよ」
増井の部活に一斉に驚くメンバー。
「んまぁでも……そうだよな、増井にも増井のやりたいことがあるしな。」
「つーか梅宮お前、俺とバド部一緒にやってただろ。」
「あー、そうだったね。」
梅宮は異常な量の部活に所属しているから忘れました……なんて言い、てへっと笑った。
試合は後半、ボールは岩田の元にある。
「さて……どうっすかな。」
岩田はとりあえず相手の方にボールを運ぶも相手にぶつかってしまう。
「あ、ごめん……ぶつかっちゃった。」
相手でありながら謝りながらボールを譲ってしまった。
「岩田虎太郎……彼はこの性格故に優しさで相手にボールを譲ってしまう選手だ。」
「優しすぎる!」
中学同級生二人組が思わずそう声を荒らげた。
「手なわけであいつの所に選手が来る前にパス貰って仕事するのが!」
と言いながら相手チームのボールを奪って猪原は梅宮にボールパスを行う。
「俺達のやるべき事なわけ!」
「了解!猪原!」
ボールを受け止めそのまま真っ直ぐに進む梅宮。
余裕だと思ったその瞬間、戊部がそれを止めて真っ直ぐと増井が守護するゴールへとボールを飛ばす。
「させるか!」
増井は各末の力で止めようとするもボールが増井の手を貫通しようとする。
「止めてやるよ……こんなへボールはよォ!」
「どうかな……てめぇはこのへボールですら止めれねぇど素人なんだよ下手くそど素人は引っ込んどけや!」
「急に口悪すぎだぞ泣くぞ!」
思わず岩田がツッコミ始めた。
そしてボールは増井の腕から離れ結局ゴールに入ってしまった。
「また同点か……」
思わず疲れからかいつも冷静な一もそんな反応である。
「ったくなんだよこれ……監獄から出た怪物達のサッカー?それともなんかみんな技でも唱え始めるの?なんにせよ……化け物すぎるだろ。」
「何言ってんだ岩田おめぇ……やるぞ。」
「……こうなったらあれやるよね。」
岩田は猪原の反応を確認してある技の準備を始める。
足の裏を合わせ初め、このタイミングでやれる技はただ一つである。
「「せーのっ……スカイラ〇ハ…」」
「おいもうやめろ!何を考えてるんだ!」
思わず一はツッコミを入れるが岩田はこれに魂をかけ、相手のゴール目掛けてボールを飛ばす。
ボールはそのまま相手のゴールまで進むも途中で戊部に止められてしまう。
「何してるんですかァァァァァ!!!!!」
「もう別競技のネタだよ!!!!!」
こんなめちゃくちゃなサッカーがあっていいのだろうか。ツッコミを入れながら息を切らしつつある一。
「……正直ツッコミだけで誰かに変わってもらいたいんだけど。もう……疲れが。」
「……一ももう限界だぞ!これもう戊部止めるだけでも苦労するのによォ!」
これはまずい……そう思ったその時だった。
「なら……次っしょ!」
梅宮は自分のところに来たボールをもう一度、飛ばす。
「オラァ!次だよ次!」
梅宮は相手に跳ね返されそうが気にしないぐらい元気にプレイを続ける。
「ほら、次!」
次とかいうのいいからさっさと決めてくれ。チームはみんなそう思い始めた。
「御託いいからさ……決めるなら決めよう……なっ!」
ボールは真っ直ぐキーパーの増井の所まで飛んでいく。
「させねぇ……って!言ってんだろ!」
増井も負けじと本気を出している。
「オラァ!もう一回やるからな!」
増井がまた暴走する……そう見せかけて増井は岩田にボールを飛ばした。
「そこの優しそうなお前!決めてやれ!」
「お、おう!……ってそもそも俺敵チームなんだけどなぁ!!!」
怒りに身を任せたシュートは相手ゴールにそのまま入る。
それと同時に試合終了の笛が鳴った。
勝ったと大喜びする歓声が聞こえるうちに一は各末を刀で斬った。
「……これにて今日の仕事おーわり。」
「いいのか?別に今回の各末は人に危害加えてる訳じゃ」
一に疑問を抱く増井。
「いや……よく見ろよ。」
増井は一の指を指した方向を見る。
「ありゃボブデェスとその親そのものが各末で、シンプルに戊部一家が自分達の不幸を信じれなかった……って感じの悲劇だよ。」
消滅してく家族を見て増井は納得した。
「それに各末なんて使ったらスポーツマンシップなんて元も子もねえしそれどころか不正に負けたヤツらに顔向けなんて出来ねえ。」
増井は彼らを気の毒な顔をしながら見つめる。
一方その頃、アサナシアは取引場所にされている場所を歩いていた。
「おい……」
「初対面からおいとは何事かね……って、君か。」
「俺の作品を各末として販売していたのはてめぇか。」
商人はその迫力に思わず名刺を落とす。名刺には狭間忠義と書いており、その名刺を拾い落ち着かせようとする。
「失礼、アサナシアくん……決して君の作品に文句があるとかそういうのじゃなく」
「うるせぇよ……おい、さっき狭間なんて名前の男の名刺が見えたけど……なんか関係あるのか?」
「あ、いや別に……しかし君も災難だな。作家を辞めたのに君はその作品に縛られ」
商人がそう言った途端、アサナシアは顔面をぶん殴る。
「てめぇがそうしたんだろうがよォォォォォ!」
そしてさらに蹴り出す。
「てめぇが!そうやって!俺を仕向けて!災難に!したんだろうがよォォォォォ!!!!!」
商人は思いっきり蹴られ気絶した。
「ちっ……」
名刺を無理やりはぎ取る。
「狭間ねぇ……ったく、どこにいるかと思えば……。」
名刺のとこに着いている職場を確認するや意外そうな顔をする。
「税理士事務所だなんて……誰が想像つくんだよ。そりゃ……どこの会社とか探しても見つかるわけねぇよな!」
アサナシアはそう言うと、商人の頭を思いっきり手で押し潰して、ゆっくり歩き出した。
翌日、更新された行方不明者のリストにあの商人の顔が追加されたのはこの街で新しいニュースである。
……が、誰も探そうともしないのは現実でも普通だ。
つづく
サッカーの試合……未だに同点のまま試合は続いている。
そんな中で一は思わず、このカオスな試合に困惑しながらも参加していた。
「どうしてマジでなにゆえこんな事になったんだか……」
「がんばれー粼さーん。」
「……うん、頑張るけども……。」
(そもそもどうやって決着つけるんだか。)
「ちょっと考えすぎじゃないかい……」
「猪原……いやそりゃ考えるだろ。」
「一つ策を思いついたんだ……」
なんて言うと猪原は突然、増井の方にボールをだす。
「うおおおおおおおおおおおお」
まさかの増井が大声で叫びだし、ボールを相手のゴールにシュートし出す。
「超……エゴイスト……」
決まったァァァ!!!相手のゴールにボールがしっかりと入り、得点は2-1になった。
「な?だから言ったろ?」
「もうめちゃくちゃだってばよ……」
なんて言ってるうちに前半戦が終了したと笛が鳴った。
ロッカールームでは増井の奇行で話が盛り上がっていた。
「もうキーパーあんな暴れたら元も子もねーよ。」
「むちゃくちゃすぎるっつーの。」
みんな笑いながらさっきの話を繰り返す。
「いやぁ陸遜のやつがあんな提案するからさぁ……。」
思わず増井も笑い出す。
「けどあそこまでめちゃくちゃやったら次は何やる?」
「趣旨間違えてんだろ……」
思わずそんな会話まで出てくる。
「けど……ここまで来たらこのままお前ら二人、サッカーやろうぜ?」
「丁重にお断りさせていただきます……そもそも生徒会の仕事があるし。」
一は断る。
「んじゃ大本命の増井!おめぇは?」
「……考えてもいいが、俺そもそもバド部だし。」
「は?え?バド部?」
「そうだよ、俺バド部だよ」
増井の部活に一斉に驚くメンバー。
「んまぁでも……そうだよな、増井にも増井のやりたいことがあるしな。」
「つーか梅宮お前、俺とバド部一緒にやってただろ。」
「あー、そうだったね。」
梅宮は異常な量の部活に所属しているから忘れました……なんて言い、てへっと笑った。
試合は後半、ボールは岩田の元にある。
「さて……どうっすかな。」
岩田はとりあえず相手の方にボールを運ぶも相手にぶつかってしまう。
「あ、ごめん……ぶつかっちゃった。」
相手でありながら謝りながらボールを譲ってしまった。
「岩田虎太郎……彼はこの性格故に優しさで相手にボールを譲ってしまう選手だ。」
「優しすぎる!」
中学同級生二人組が思わずそう声を荒らげた。
「手なわけであいつの所に選手が来る前にパス貰って仕事するのが!」
と言いながら相手チームのボールを奪って猪原は梅宮にボールパスを行う。
「俺達のやるべき事なわけ!」
「了解!猪原!」
ボールを受け止めそのまま真っ直ぐに進む梅宮。
余裕だと思ったその瞬間、戊部がそれを止めて真っ直ぐと増井が守護するゴールへとボールを飛ばす。
「させるか!」
増井は各末の力で止めようとするもボールが増井の手を貫通しようとする。
「止めてやるよ……こんなへボールはよォ!」
「どうかな……てめぇはこのへボールですら止めれねぇど素人なんだよ下手くそど素人は引っ込んどけや!」
「急に口悪すぎだぞ泣くぞ!」
思わず岩田がツッコミ始めた。
そしてボールは増井の腕から離れ結局ゴールに入ってしまった。
「また同点か……」
思わず疲れからかいつも冷静な一もそんな反応である。
「ったくなんだよこれ……監獄から出た怪物達のサッカー?それともなんかみんな技でも唱え始めるの?なんにせよ……化け物すぎるだろ。」
「何言ってんだ岩田おめぇ……やるぞ。」
「……こうなったらあれやるよね。」
岩田は猪原の反応を確認してある技の準備を始める。
足の裏を合わせ初め、このタイミングでやれる技はただ一つである。
「「せーのっ……スカイラ〇ハ…」」
「おいもうやめろ!何を考えてるんだ!」
思わず一はツッコミを入れるが岩田はこれに魂をかけ、相手のゴール目掛けてボールを飛ばす。
ボールはそのまま相手のゴールまで進むも途中で戊部に止められてしまう。
「何してるんですかァァァァァ!!!!!」
「もう別競技のネタだよ!!!!!」
こんなめちゃくちゃなサッカーがあっていいのだろうか。ツッコミを入れながら息を切らしつつある一。
「……正直ツッコミだけで誰かに変わってもらいたいんだけど。もう……疲れが。」
「……一ももう限界だぞ!これもう戊部止めるだけでも苦労するのによォ!」
これはまずい……そう思ったその時だった。
「なら……次っしょ!」
梅宮は自分のところに来たボールをもう一度、飛ばす。
「オラァ!次だよ次!」
梅宮は相手に跳ね返されそうが気にしないぐらい元気にプレイを続ける。
「ほら、次!」
次とかいうのいいからさっさと決めてくれ。チームはみんなそう思い始めた。
「御託いいからさ……決めるなら決めよう……なっ!」
ボールは真っ直ぐキーパーの増井の所まで飛んでいく。
「させねぇ……って!言ってんだろ!」
増井も負けじと本気を出している。
「オラァ!もう一回やるからな!」
増井がまた暴走する……そう見せかけて増井は岩田にボールを飛ばした。
「そこの優しそうなお前!決めてやれ!」
「お、おう!……ってそもそも俺敵チームなんだけどなぁ!!!」
怒りに身を任せたシュートは相手ゴールにそのまま入る。
それと同時に試合終了の笛が鳴った。
勝ったと大喜びする歓声が聞こえるうちに一は各末を刀で斬った。
「……これにて今日の仕事おーわり。」
「いいのか?別に今回の各末は人に危害加えてる訳じゃ」
一に疑問を抱く増井。
「いや……よく見ろよ。」
増井は一の指を指した方向を見る。
「ありゃボブデェスとその親そのものが各末で、シンプルに戊部一家が自分達の不幸を信じれなかった……って感じの悲劇だよ。」
消滅してく家族を見て増井は納得した。
「それに各末なんて使ったらスポーツマンシップなんて元も子もねえしそれどころか不正に負けたヤツらに顔向けなんて出来ねえ。」
増井は彼らを気の毒な顔をしながら見つめる。
一方その頃、アサナシアは取引場所にされている場所を歩いていた。
「おい……」
「初対面からおいとは何事かね……って、君か。」
「俺の作品を各末として販売していたのはてめぇか。」
商人はその迫力に思わず名刺を落とす。名刺には狭間忠義と書いており、その名刺を拾い落ち着かせようとする。
「失礼、アサナシアくん……決して君の作品に文句があるとかそういうのじゃなく」
「うるせぇよ……おい、さっき狭間なんて名前の男の名刺が見えたけど……なんか関係あるのか?」
「あ、いや別に……しかし君も災難だな。作家を辞めたのに君はその作品に縛られ」
商人がそう言った途端、アサナシアは顔面をぶん殴る。
「てめぇがそうしたんだろうがよォォォォォ!」
そしてさらに蹴り出す。
「てめぇが!そうやって!俺を仕向けて!災難に!したんだろうがよォォォォォ!!!!!」
商人は思いっきり蹴られ気絶した。
「ちっ……」
名刺を無理やりはぎ取る。
「狭間ねぇ……ったく、どこにいるかと思えば……。」
名刺のとこに着いている職場を確認するや意外そうな顔をする。
「税理士事務所だなんて……誰が想像つくんだよ。そりゃ……どこの会社とか探しても見つかるわけねぇよな!」
アサナシアはそう言うと、商人の頭を思いっきり手で押し潰して、ゆっくり歩き出した。
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