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Headed for the truth
第5話 悪意 この男、狂気につき
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都会の中にある路地裏、立ち入り禁止としか書かれていない看板が興味を引き寄せる。
「なんだここ?立ち入り禁止?」
「あー前から言われてるとこな、先輩」
見るからに不用心な男と先輩にタメ口を使う礼儀知らずの男がその看板に注目する。
「どうする?行っちゃう?」
「やべぇよ先輩、それもう怖ぇよ。」
などと言いながらも足は蟻が蟻地獄に入る勢いで引き寄せられる。
「立ち…入り…禁止……」
そう言うと中に入ってた男は持ってた鍬で二人の首目掛けて切り刻む。不用心な男も礼儀知らずの男も即死だ。
「んな事も知らねぇで勝手に入ってきたのかコイツら。」
そう呟いていると無関心に拍手する仮面をつけた男がゆっくりとこの男の目の前に現れる。
「素晴らしい人間性ですね。……強化人間第四号。」
「なんだお前。俺をパッと見ただけで何故そこまで情報を持ってる。」
「……さぁ、何故でしょうね。本名猫宮かおるさん……。」
「本名はNGだろうがよォ!」
そう言うと持っていた鍬で首を狙おうとする猫宮。しかし間一髪で避ける仮面の男。
「仕事をしましょう、猫宮くん。」
「あ?俺は今の社会が気に食わねえから路地裏でのらりくらり生きてるんだが。」
「それもまた一興……ですが、違います。魔法少女狩りなんてものはどうでしょうか。」
「魔法少女狩り……?」
「えぇ、巷で人気の魔法少女を一人始末する事になんと百万円!良い商売だとは思いませんか……?」
賑やかな都会の中で静けさすら起こす虚無感。
「……やる」
「契約成立!愉快だ愉快!」
この夜、路地裏で卑劣な高笑いが町中に響いた。
「……とこのように魔法少女には敵がいます。」
翌日、喫茶店『アトーンマント』にて。俺は土曜日、彼女らとともに喫茶店の隅っこでホプスから説明を受けていた。
「んで少し私と似ているのが四天王の一人、営業のサド。」
営業のサド……顔と名前は覚えておこう。比較的仮面なのもあってわかりやすいはず。
「結論だけ言ってくれよおっさん。」
「おっさん!?この紫髪魔法少女口悪すぎ!んまぁ長くてもあれだから……結論としてまず、魔法少女には対抗する敵組織がいてその名前が……」
「シカミカク……だろ?」
土曜日なのに勉強だとか不服ではあるが、んまぁ文句言っても話にならんのでとりあえず授業は聞いてる。
それにしても魔法少女の敵組織とか言っていたシカミカク……彼等と争う理由なんてあるのだろうか。ホプスさんの話は敵がいるから気をつけろ!ってだけで何もねえ。歌詞の内容が薄い歌を聴いている気分だ。
「そうそう一之輔くんさすが現役高校生分かってる!」
「いや内容聞いてたら小学生でもわかるよ……悪の組織がいるってなら目的とかそういうのないの?」
「……」
なんだろう、何も知らないで彼は営業を続けているのだろうか。かつて何かのドラマで営業部に「分かりませんは無い」とか言っていたはずなんだが……まさか。
「まさか分からない訳……ないですよね?」
「……。」
どういうことだろうか。ここに来て俺に言えないほどのシリアスな展開は予測していなかった。そんな言われ方したら気になって夜しか眠れないだろ!
「あ、あの……どういう事なんですか?」
「……端的に言えば彼の父が関係する。」
サーディの質問にそう返答するホプスは少し仮面の中で困り顔をしていた。はっきりと分かりやすく。
「正直問題が山ほど存在していてな……今の彼に持ち堪えれる程の精神があれば良いんだが。」
勉強が仕事の高校生にどれほどのメンタルがあるか何もかも分からない彼にとって余程の問題があるのだろうか。まるで置物のように彼は動じなくなった。
「……俺、親父のこと知りたいです。失踪してから何してるのか今どこでどうしてるのか……知りたいです。」
「……本気か?」
「明日でも今日でも……会って話したいんだよ。」
「……そうか。」
そう言うとゆっくりとその場を去ろうとするホプス。
「……明日の朝開店前にここで会おう。真実を見せてやる。」
翌日の早朝、俺はいつも以上早くに起きた。クローン達はまだ寝ているのでゆっくりと外に出て、店の前で待つ。
ホプスはまだ来てないのだろうか?俺は店の中に入るために店に入ろうとした。扉に触れて開いてあることに気づく。カヌーレさんに後で言っておこう。
「……」
「……やぁ」
まるで毎日いるかのようにホプスが店の中にいた。
「真実……それを見せれば良いんだな」
ホプスはそう言うと一枚の写真の裏面を見せる。
「覚悟は……あるか?」
「くどいっすよ、さっさと見せてくださいよ」
「……そうだな」
俺は急かしてしまった。そんな事も気に取らず写真をめくるホプス。写真には研究者が多くいた。
「知り合いはいるか?」
「……!?」
衝撃が走った。写真には俺の親父だけでなく母も存在しており、それどころかやけにクローンである彼女たちに似た女性も存在する。仮面の男が二人いる……ホプスさんと、この人は……昨日あんだけ教えられたシカミカクの人か。
「ちょうど50人で研究を進めていた。魔法少女を作るためにはどうするべきか。我々はその為だけに実験していた。」
「まさかアンタ達が協力してたなんてな。」
「あぁ……だが、はっきり言ってこれが悪夢の始まりだったのかもしれないって思えてきた。」
「悪夢の始まり……?」
「まもなく5年になる。研究が始まってそう遠くない時に二つの派閥に別れてしまった。」
「派閥……」
「魔法少女を絶対に作り街に貢献できるという福瀬派と魔法少女は後に世界の敵になると思い一刻も阻止する不知火派に別れてしまったのだ。」
不知火?どっかのゲームのキャラのような苗字だが……何もんだろうか何故か聞いたような覚えすらある。
「だから我々福瀬派は魔法少女のシステムに安心感や理解を得るために欲を持たないクローンの作成や、制御システムの構築何もかもを作った!」
「……!?」
「だが企画自体が倒れてからは何もかもやらなくなった。」
「なぁクローンってもしかして……」
「そのまさかってな。彼女達だよ。」
「……」
「功さんはクローンを制作することによって欲のない魔法少女を作り出す事が出来た。そしてそのクローンに魔法少女の素質を与えた。途中で実験に失敗するやつも現れたが、代償として完璧な彼女たちが生まれた。」
その一人、この間銀行強盗してたんだが。
「……個性はあれだがそれは二の次。企画がなくなりゃそもそも彼女達は……役には立たない。」
「それで父親は俺の世話係のクローンにしたってことか?」
「まぁ……そうなるね。迷惑をかけたくない一心で妻にも負担をかけさせないクローンを作り出した。」
なるほど……と言いたいけどなんか気に食わないな。
「失踪したのは……」
「恐らく君達家族に迷惑をかけたくなかったから。」
「……ぇんだよ。」
「……」
「遅せぇんだよ!俺は学校で虐められるし毎日孤独な日々を過ごしてた!母さんに至っては……自殺した!それで何が迷惑をかけない?言ってみろよ!あぁ!?」
ホプスさんには申し訳ないがこの時の俺は少しばかり誰も止められないぐらいに暴走していた。
「……き、君の言いたいことも分かる。だが、当時の彼にはそれしか無かったんだ。」
「……ちっ。」
クローンが生まれた理由とか何もかも分かったけどこれが正しかったのだろうかなんて言われたら正直答えは無いのだろう。俺は父さんから貰った日記を久しぶりに開いてそう書くことにした。怒りに身を任せながら。
つづく。
「なんだここ?立ち入り禁止?」
「あー前から言われてるとこな、先輩」
見るからに不用心な男と先輩にタメ口を使う礼儀知らずの男がその看板に注目する。
「どうする?行っちゃう?」
「やべぇよ先輩、それもう怖ぇよ。」
などと言いながらも足は蟻が蟻地獄に入る勢いで引き寄せられる。
「立ち…入り…禁止……」
そう言うと中に入ってた男は持ってた鍬で二人の首目掛けて切り刻む。不用心な男も礼儀知らずの男も即死だ。
「んな事も知らねぇで勝手に入ってきたのかコイツら。」
そう呟いていると無関心に拍手する仮面をつけた男がゆっくりとこの男の目の前に現れる。
「素晴らしい人間性ですね。……強化人間第四号。」
「なんだお前。俺をパッと見ただけで何故そこまで情報を持ってる。」
「……さぁ、何故でしょうね。本名猫宮かおるさん……。」
「本名はNGだろうがよォ!」
そう言うと持っていた鍬で首を狙おうとする猫宮。しかし間一髪で避ける仮面の男。
「仕事をしましょう、猫宮くん。」
「あ?俺は今の社会が気に食わねえから路地裏でのらりくらり生きてるんだが。」
「それもまた一興……ですが、違います。魔法少女狩りなんてものはどうでしょうか。」
「魔法少女狩り……?」
「えぇ、巷で人気の魔法少女を一人始末する事になんと百万円!良い商売だとは思いませんか……?」
賑やかな都会の中で静けさすら起こす虚無感。
「……やる」
「契約成立!愉快だ愉快!」
この夜、路地裏で卑劣な高笑いが町中に響いた。
「……とこのように魔法少女には敵がいます。」
翌日、喫茶店『アトーンマント』にて。俺は土曜日、彼女らとともに喫茶店の隅っこでホプスから説明を受けていた。
「んで少し私と似ているのが四天王の一人、営業のサド。」
営業のサド……顔と名前は覚えておこう。比較的仮面なのもあってわかりやすいはず。
「結論だけ言ってくれよおっさん。」
「おっさん!?この紫髪魔法少女口悪すぎ!んまぁ長くてもあれだから……結論としてまず、魔法少女には対抗する敵組織がいてその名前が……」
「シカミカク……だろ?」
土曜日なのに勉強だとか不服ではあるが、んまぁ文句言っても話にならんのでとりあえず授業は聞いてる。
それにしても魔法少女の敵組織とか言っていたシカミカク……彼等と争う理由なんてあるのだろうか。ホプスさんの話は敵がいるから気をつけろ!ってだけで何もねえ。歌詞の内容が薄い歌を聴いている気分だ。
「そうそう一之輔くんさすが現役高校生分かってる!」
「いや内容聞いてたら小学生でもわかるよ……悪の組織がいるってなら目的とかそういうのないの?」
「……」
なんだろう、何も知らないで彼は営業を続けているのだろうか。かつて何かのドラマで営業部に「分かりませんは無い」とか言っていたはずなんだが……まさか。
「まさか分からない訳……ないですよね?」
「……。」
どういうことだろうか。ここに来て俺に言えないほどのシリアスな展開は予測していなかった。そんな言われ方したら気になって夜しか眠れないだろ!
「あ、あの……どういう事なんですか?」
「……端的に言えば彼の父が関係する。」
サーディの質問にそう返答するホプスは少し仮面の中で困り顔をしていた。はっきりと分かりやすく。
「正直問題が山ほど存在していてな……今の彼に持ち堪えれる程の精神があれば良いんだが。」
勉強が仕事の高校生にどれほどのメンタルがあるか何もかも分からない彼にとって余程の問題があるのだろうか。まるで置物のように彼は動じなくなった。
「……俺、親父のこと知りたいです。失踪してから何してるのか今どこでどうしてるのか……知りたいです。」
「……本気か?」
「明日でも今日でも……会って話したいんだよ。」
「……そうか。」
そう言うとゆっくりとその場を去ろうとするホプス。
「……明日の朝開店前にここで会おう。真実を見せてやる。」
翌日の早朝、俺はいつも以上早くに起きた。クローン達はまだ寝ているのでゆっくりと外に出て、店の前で待つ。
ホプスはまだ来てないのだろうか?俺は店の中に入るために店に入ろうとした。扉に触れて開いてあることに気づく。カヌーレさんに後で言っておこう。
「……」
「……やぁ」
まるで毎日いるかのようにホプスが店の中にいた。
「真実……それを見せれば良いんだな」
ホプスはそう言うと一枚の写真の裏面を見せる。
「覚悟は……あるか?」
「くどいっすよ、さっさと見せてくださいよ」
「……そうだな」
俺は急かしてしまった。そんな事も気に取らず写真をめくるホプス。写真には研究者が多くいた。
「知り合いはいるか?」
「……!?」
衝撃が走った。写真には俺の親父だけでなく母も存在しており、それどころかやけにクローンである彼女たちに似た女性も存在する。仮面の男が二人いる……ホプスさんと、この人は……昨日あんだけ教えられたシカミカクの人か。
「ちょうど50人で研究を進めていた。魔法少女を作るためにはどうするべきか。我々はその為だけに実験していた。」
「まさかアンタ達が協力してたなんてな。」
「あぁ……だが、はっきり言ってこれが悪夢の始まりだったのかもしれないって思えてきた。」
「悪夢の始まり……?」
「まもなく5年になる。研究が始まってそう遠くない時に二つの派閥に別れてしまった。」
「派閥……」
「魔法少女を絶対に作り街に貢献できるという福瀬派と魔法少女は後に世界の敵になると思い一刻も阻止する不知火派に別れてしまったのだ。」
不知火?どっかのゲームのキャラのような苗字だが……何もんだろうか何故か聞いたような覚えすらある。
「だから我々福瀬派は魔法少女のシステムに安心感や理解を得るために欲を持たないクローンの作成や、制御システムの構築何もかもを作った!」
「……!?」
「だが企画自体が倒れてからは何もかもやらなくなった。」
「なぁクローンってもしかして……」
「そのまさかってな。彼女達だよ。」
「……」
「功さんはクローンを制作することによって欲のない魔法少女を作り出す事が出来た。そしてそのクローンに魔法少女の素質を与えた。途中で実験に失敗するやつも現れたが、代償として完璧な彼女たちが生まれた。」
その一人、この間銀行強盗してたんだが。
「……個性はあれだがそれは二の次。企画がなくなりゃそもそも彼女達は……役には立たない。」
「それで父親は俺の世話係のクローンにしたってことか?」
「まぁ……そうなるね。迷惑をかけたくない一心で妻にも負担をかけさせないクローンを作り出した。」
なるほど……と言いたいけどなんか気に食わないな。
「失踪したのは……」
「恐らく君達家族に迷惑をかけたくなかったから。」
「……ぇんだよ。」
「……」
「遅せぇんだよ!俺は学校で虐められるし毎日孤独な日々を過ごしてた!母さんに至っては……自殺した!それで何が迷惑をかけない?言ってみろよ!あぁ!?」
ホプスさんには申し訳ないがこの時の俺は少しばかり誰も止められないぐらいに暴走していた。
「……き、君の言いたいことも分かる。だが、当時の彼にはそれしか無かったんだ。」
「……ちっ。」
クローンが生まれた理由とか何もかも分かったけどこれが正しかったのだろうかなんて言われたら正直答えは無いのだろう。俺は父さんから貰った日記を久しぶりに開いてそう書くことにした。怒りに身を任せながら。
つづく。
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