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Say goodbye to the past
第23話 審議 俺とお前、善か悪か
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人は常に孤独である。いくら仲良くても打ち明けられないものや自分だけの疑問に立ち向かおうとする時、手を差し伸べてくれる仲間も自分から助けを呼ぶ声もその疑問に対して全くというほど存在しない。
「だからサド……もう終わらせよう。何もかも。」
「ほう?まさか君からそのような事を言われるとは……」
「いい加減決着をつけよう。理由はどうあれ君も私と同じ悩みを抱えているだろう。」
サドは目の前にいるもう一人の自分をただただ見つめる。
「……共存はできないのだな。」
腹を括ったその時だった。
「ねむいなぁ。」
クチハがその近くに現れた。
「クチハ!貴様何故ここが……」
「あぁ、ボスか。眠くてウトウトしながら歩いてたらここに来てさぁ……」
と言いながらクチハは慣れた手つきでサドにナイフを突きつける。
「ボス見つけて殺したくなったの。」
「なん……だと……」
「アイツらの中……アップスの中では僕はリーダー。異論も何もそもそもそれがルール、常識、当たり前、事実。」
「……」
「でもね……それじゃ僕は満足しない。会社もそう、学校もそう、何もかもそう。上を殺せば僕が上なんだよ。人間っていうのはお高くとまってる……でも、結局は群れのリーダーを決めるって点は……そこらの生物と一緒じゃないか。」
サドは話を聞きながら息絶えた。
「ホプス……だったかな。これで君の悩みは解決した。でもこれじゃあ僕は満足出来ない……だから」
ホプスは自分のこれからの未来が見えたものの、それを見た途端逃げれないことに気づく。
「僕がみんな殺すんだよ。」
ホプスは己の運命を察して爆散し、争いなんてまるで最初っからなかったかのような残酷な空間を作った。
「サドもホプスもこれで解決したでしょ……お菓子でも買って帰ろうかな。」
なんて言いながらいつも通りののほほんとした顔で帰ろうとするクチハ。
「わ、私は何も……見ていない……」
そんな彼に脅えながら近くでこっそりと見ていたコハナは走り去る。
「去る者は……追わない……」
アトーンマントにて。
「サドが亡くなった……それと同時にホプスさんが亡くなりました……」
翌日、俺達宛にリマさんがサドの死とホプスの死を一緒に伝えた。
「二人とも私にとって良き先輩方でしたがこんなにも早く逝ってしまうなんて……」
「リマさん……、何か妙じゃないか?」
「妙?確かに彼ら二人は魔法少女のような力も何も持っておりませんが……それが二人の死と何か意味が……」
「なんていうか……男同士の喧嘩に引き分けはあっても相討ちはないんじゃないかなぁって思っちゃって。」
「漫画か何かの見すぎですよ、仮にお互いの喧嘩が終わってどちらかが倒れてその後に力尽きた可能性がある場合もありますし……」
「……何も言い返せません」
口論やディベート、あらゆる口のみが武器の戦いでは彼女に勝てるわけが無い。俺は少しばかり自分の弱さを恥ずかしさを持ちながらじっくりと知った。
「いいですか、一之輔さん。世の中のありとあらゆる森羅万象全ての出来事は数学で使用される数式と一緒であると私は思っておりますよ。」
「数式……。」
「あくまで私の考えですが、ありとあらゆる事件は遺体や事件が発生したという結果だけが残りますよね。そして警察官や弁護士、多くの事件の追求者はその結果になるまでの原因を調べて追求する。そこまでの式を間違えて誤答に辿り着いて誤認逮捕が生まれる……。事件というのは式なんです。」
そうか、確かにそう言われると謎解きが不思議と簡単に思えてきた。つまりリマさんはその結果に至るまでの推理を自分の知識や関係者の意見によって答えまでの道筋を描いていて俺はずっと暗算で誤答ばっか……情けなすぎる。
「……悲しくなってきた。まるでこの雲みたいに。」
俺は窓をただただ見つめ、自分の無力さを忘れようとする。空はこんなにも暗くて朝なのに雷や爆発が激しい……ん?異様じゃね?
「リマさん……天気おかしくないか?」
「……えぇ、ここまで来るのに爆発だとかが起きてて少しばかり異様でした。」
「あんた達、そんな冷静だけどニュースとか見てないのかい?」
そんな僕らに対してカヌーレさんが不思議そうな顔をして僕らを見る。
「いえ……見てないですけど。」
「いいから異様な空気を感じたらテレビを見るんだよ」
と言われニュース番組を見ると、異様な光景にアナウンサーやテレビ局職員がパニックになっていた。
「大変です!テレビ局の屋上付近では隕石や爆発が発生しており、街中は危険物で溢れています!皆様!直ちに避難してくだ――」
テレビ局が爆発する瞬間を見届けてしまった。
「やっば……ん、事件に繋がりが……」
「えぇ?そんな偶然……」
「あるんじゃない?ほら、普通に考えたらさ、あんな二人の戦いだけじゃなくてこんな異様な天気……不思議すぎない?」
「一理ありますが……確証は無いです。」
「いやいや確実にそうだから!逆に二大事件が起きるってことはだいたい繋がってるようなもんだよ!……そろそろ誰か来たりして……」
「……誰かいるか!」
案の定、その『誰か』が現れたようだ。俺は入り口の誰かを見ようとした。おっと……その声の主は猫宮だ。そしてその隣には何とも憎ったらしい明神コハナとかいう女だ。そしてもう一人は……空気感が違う男の人だ。
「止めてほしいの……彼を。」
「なんとも偉そうだな……あんだけ暴れてあんだけ女の子殺して止めてほしい助けてほしいだ?……ふざけんなよ。」
「だからやめとけって言ったんだよコハナ……」
「……」
コハナはとても悲しそうな顔をしてる。だが、今更許されるなんて思ってるのだろうか。
「そっちのホプスを殺したのも我々のボスであるサドちゃんを殺したのも……うちのクチハちゃんよ。」
「そうか……」
ホプス……ちょっとムカつく野郎だったけど世話になったし何より今の人生をくれたのはアイツじゃないか。魔法少女の四人も俺のセンキシの力も繋げたのはあいつだ。
「リマさん、敵討ちしてくる。」
「えぇ、分かりました……」
「止めてくれるの?センキシ!」
「勘違いするなよ、誰もお前のためには動かねぇし言ったよな、二度とそのツラ見せるなって。」
「……」
「気が変わんねぇうちに失せろ、お化け女。」
「ちょっと今お化け女って」
「今は喋んない方がいいよ。」
「と、止めないでよ!忍屋!」
「いいから……こういう時は猫宮、君が行ってくれ。」
「ちっ……めんどくせぇ」
例えどんなに相手が強かろうが、恩人の敵討ちなら命懸けでしてやる。
「ムッ、ターゲットの反応……」
「お、敵討ちで目がバッキバキ……」
「あらあら、回復役は必要かしら……」
「まぁリーダーがやる気ならやるしかねぇじゃん」
「あのね、私たち……戦うから。」
「お、お前ら……」
今日は出番ないかと思ったぞお前たち!
「いっちゃん、協力するよ。」
「アイツには一応世話になってるしやってやるよ!」
「倒したら打ち上げでもしようかしらね。」
「やってやるよ……嫌いな奴だったけど。」
「……これが我々の総意です。拒むのであれば容赦しませんよ。」
「……拒むわけないだろ。」
クローンはやっぱり無限の可能性を感じる。
「一応……アイツら代表で俺もいるからな。」
「猫宮……手、貸してくれるんだな。」
「うるせぇ、勘違いすんな返し。……俺は己の為だけに戦うんだよ。」
「それでもいい……」
野郎共、決戦は今だ。俺がこの手で世界を救ってハッピーエンドにしてやる!
つづく
「だからサド……もう終わらせよう。何もかも。」
「ほう?まさか君からそのような事を言われるとは……」
「いい加減決着をつけよう。理由はどうあれ君も私と同じ悩みを抱えているだろう。」
サドは目の前にいるもう一人の自分をただただ見つめる。
「……共存はできないのだな。」
腹を括ったその時だった。
「ねむいなぁ。」
クチハがその近くに現れた。
「クチハ!貴様何故ここが……」
「あぁ、ボスか。眠くてウトウトしながら歩いてたらここに来てさぁ……」
と言いながらクチハは慣れた手つきでサドにナイフを突きつける。
「ボス見つけて殺したくなったの。」
「なん……だと……」
「アイツらの中……アップスの中では僕はリーダー。異論も何もそもそもそれがルール、常識、当たり前、事実。」
「……」
「でもね……それじゃ僕は満足しない。会社もそう、学校もそう、何もかもそう。上を殺せば僕が上なんだよ。人間っていうのはお高くとまってる……でも、結局は群れのリーダーを決めるって点は……そこらの生物と一緒じゃないか。」
サドは話を聞きながら息絶えた。
「ホプス……だったかな。これで君の悩みは解決した。でもこれじゃあ僕は満足出来ない……だから」
ホプスは自分のこれからの未来が見えたものの、それを見た途端逃げれないことに気づく。
「僕がみんな殺すんだよ。」
ホプスは己の運命を察して爆散し、争いなんてまるで最初っからなかったかのような残酷な空間を作った。
「サドもホプスもこれで解決したでしょ……お菓子でも買って帰ろうかな。」
なんて言いながらいつも通りののほほんとした顔で帰ろうとするクチハ。
「わ、私は何も……見ていない……」
そんな彼に脅えながら近くでこっそりと見ていたコハナは走り去る。
「去る者は……追わない……」
アトーンマントにて。
「サドが亡くなった……それと同時にホプスさんが亡くなりました……」
翌日、俺達宛にリマさんがサドの死とホプスの死を一緒に伝えた。
「二人とも私にとって良き先輩方でしたがこんなにも早く逝ってしまうなんて……」
「リマさん……、何か妙じゃないか?」
「妙?確かに彼ら二人は魔法少女のような力も何も持っておりませんが……それが二人の死と何か意味が……」
「なんていうか……男同士の喧嘩に引き分けはあっても相討ちはないんじゃないかなぁって思っちゃって。」
「漫画か何かの見すぎですよ、仮にお互いの喧嘩が終わってどちらかが倒れてその後に力尽きた可能性がある場合もありますし……」
「……何も言い返せません」
口論やディベート、あらゆる口のみが武器の戦いでは彼女に勝てるわけが無い。俺は少しばかり自分の弱さを恥ずかしさを持ちながらじっくりと知った。
「いいですか、一之輔さん。世の中のありとあらゆる森羅万象全ての出来事は数学で使用される数式と一緒であると私は思っておりますよ。」
「数式……。」
「あくまで私の考えですが、ありとあらゆる事件は遺体や事件が発生したという結果だけが残りますよね。そして警察官や弁護士、多くの事件の追求者はその結果になるまでの原因を調べて追求する。そこまでの式を間違えて誤答に辿り着いて誤認逮捕が生まれる……。事件というのは式なんです。」
そうか、確かにそう言われると謎解きが不思議と簡単に思えてきた。つまりリマさんはその結果に至るまでの推理を自分の知識や関係者の意見によって答えまでの道筋を描いていて俺はずっと暗算で誤答ばっか……情けなすぎる。
「……悲しくなってきた。まるでこの雲みたいに。」
俺は窓をただただ見つめ、自分の無力さを忘れようとする。空はこんなにも暗くて朝なのに雷や爆発が激しい……ん?異様じゃね?
「リマさん……天気おかしくないか?」
「……えぇ、ここまで来るのに爆発だとかが起きてて少しばかり異様でした。」
「あんた達、そんな冷静だけどニュースとか見てないのかい?」
そんな僕らに対してカヌーレさんが不思議そうな顔をして僕らを見る。
「いえ……見てないですけど。」
「いいから異様な空気を感じたらテレビを見るんだよ」
と言われニュース番組を見ると、異様な光景にアナウンサーやテレビ局職員がパニックになっていた。
「大変です!テレビ局の屋上付近では隕石や爆発が発生しており、街中は危険物で溢れています!皆様!直ちに避難してくだ――」
テレビ局が爆発する瞬間を見届けてしまった。
「やっば……ん、事件に繋がりが……」
「えぇ?そんな偶然……」
「あるんじゃない?ほら、普通に考えたらさ、あんな二人の戦いだけじゃなくてこんな異様な天気……不思議すぎない?」
「一理ありますが……確証は無いです。」
「いやいや確実にそうだから!逆に二大事件が起きるってことはだいたい繋がってるようなもんだよ!……そろそろ誰か来たりして……」
「……誰かいるか!」
案の定、その『誰か』が現れたようだ。俺は入り口の誰かを見ようとした。おっと……その声の主は猫宮だ。そしてその隣には何とも憎ったらしい明神コハナとかいう女だ。そしてもう一人は……空気感が違う男の人だ。
「止めてほしいの……彼を。」
「なんとも偉そうだな……あんだけ暴れてあんだけ女の子殺して止めてほしい助けてほしいだ?……ふざけんなよ。」
「だからやめとけって言ったんだよコハナ……」
「……」
コハナはとても悲しそうな顔をしてる。だが、今更許されるなんて思ってるのだろうか。
「そっちのホプスを殺したのも我々のボスであるサドちゃんを殺したのも……うちのクチハちゃんよ。」
「そうか……」
ホプス……ちょっとムカつく野郎だったけど世話になったし何より今の人生をくれたのはアイツじゃないか。魔法少女の四人も俺のセンキシの力も繋げたのはあいつだ。
「リマさん、敵討ちしてくる。」
「えぇ、分かりました……」
「止めてくれるの?センキシ!」
「勘違いするなよ、誰もお前のためには動かねぇし言ったよな、二度とそのツラ見せるなって。」
「……」
「気が変わんねぇうちに失せろ、お化け女。」
「ちょっと今お化け女って」
「今は喋んない方がいいよ。」
「と、止めないでよ!忍屋!」
「いいから……こういう時は猫宮、君が行ってくれ。」
「ちっ……めんどくせぇ」
例えどんなに相手が強かろうが、恩人の敵討ちなら命懸けでしてやる。
「ムッ、ターゲットの反応……」
「お、敵討ちで目がバッキバキ……」
「あらあら、回復役は必要かしら……」
「まぁリーダーがやる気ならやるしかねぇじゃん」
「あのね、私たち……戦うから。」
「お、お前ら……」
今日は出番ないかと思ったぞお前たち!
「いっちゃん、協力するよ。」
「アイツには一応世話になってるしやってやるよ!」
「倒したら打ち上げでもしようかしらね。」
「やってやるよ……嫌いな奴だったけど。」
「……これが我々の総意です。拒むのであれば容赦しませんよ。」
「……拒むわけないだろ。」
クローンはやっぱり無限の可能性を感じる。
「一応……アイツら代表で俺もいるからな。」
「猫宮……手、貸してくれるんだな。」
「うるせぇ、勘違いすんな返し。……俺は己の為だけに戦うんだよ。」
「それでもいい……」
野郎共、決戦は今だ。俺がこの手で世界を救ってハッピーエンドにしてやる!
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