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* 死神生活一年目 *
第107話 死神ちゃんとご主人様②
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死神ちゃんは四階の〈アイテム掘りスポット〉へとやって来た。そこで〈担当のパーティー〉と思しき二人組を見つけたのだが、彼らを目撃した途端、死神ちゃんは無意識に踵を返した。己が職務を思い出した死神ちゃんははたと足を止めると、背後から聞こえてくる鞭の音にげんなりとして溜め息をついた。
「ほら、早くしないと宝箱が消えちまうよ! 本当にお前は愚図だね! とっとと宝箱をお開け!」
「そうは言っても、私は君主だからな。そう易々と解錠はできんのだ。爆発でもして、主人が傷を負ったら事だろう。ここは使用人のお前が――」
「誰が口答えをしても良いと言った! ダンジョン内ではどちらが主人なのか、忘れたとでも言うのかい!? 本当に愚図で馬鹿だね! そんな出来損ないはお仕置きだよ!」
乾いた革の弾けるような音とともに、男性君主の嬌声が辺りにこだました。死神ちゃんは盛大に溜め息をつくと、とぼとぼと彼らのもとへと歩み寄った。すると、死神ちゃんの姿に驚いた君主が、手元を狂わせて宝箱の罠を発動させてしまった。
小さな爆発が起きた。幸い、君主達の負った怪我はほんの少しで済んだのだが、しかしながら宝箱の中身もほんの少しだけとなってしまった。落胆した使用人が溜め息を漏らすと、宝箱前に膝をついていた君主はしょげた顔を彼女に向けた。
「いやだって、目の前に死神が現れたから――」
「言い訳をお言いでないよ。これはきついお仕置きが必要だね。――そうだ、愚図、お前、その死神にとり憑かれなさい。〈消滅の恐怖に晒され続ける〉なんていう過剰なストレス、お前にとっては最高のご褒美だろう?」
「あああ、そんな!」
硬いブーツのかかとでぎりぎりと踏みつけられながら、無様に地べたを這いつくばった君主が嬉しそうに相好を崩した。死神ちゃんが心底嫌そうな顔をしてメイドを見上げると、彼女はにっこりと微笑んで〈君主にとり憑くように〉と促すかのように小首を傾げた。
死神ちゃんは嫌々ながら君主に手を伸ばした。しかし、嬉しそうに身悶える君主の気持ち悪さに、死神ちゃんは一旦手を引っ込めた。だが、それも彼にとっては〈ご褒美〉に感じるらしく、彼は甘い吐息の混ざった声で「焦らさないで」と漏らした。死神ちゃんは嫌悪を露わにすると、彼の額を勢い良く引っ叩いた。
嬌声を上げてビクビクと痙攣する彼を、死神ちゃんは生ごみを見るような目で見つめた。すると、メイドが嬉しそうに笑いながら言った。
「こいつ、本当に気持ちが悪いわよね。ほら、あなたにとり憑かれて、こんなにも悦んでいるわ。本当に気持ちが悪い!」
言いながら、彼女は主を蹴飛ばした。主であるはずの彼は、使用人であるはずの彼女の脚に纏わりつきながら「ご主人様、もっと」と切なげに瞳を潤ませた。
貴族の三男坊であるドMな彼は、使用人が冒険者職として実装されたことにより、晴れてお気に入りのメイドを堂々と連れてダンジョン探索が行えるようになった。その様は心底無様で気持ちが悪いと、彼の縁談相手である〈お嬢様〉から死神ちゃんは事前に聞いてはいた。しかしながら、こうもドMをこじらせて悪化させているとは、さすがの死神ちゃんも思ってはいなかった。
「お前、親や他の使用人の目がないからって、羽目を外し過ぎだろう。親の耳にでも入ったらどうするんだ? この前、お前のその酷い有様をお前の縁談相手が目撃したと言っていたんだが」
「ああ、彼女、私のことを心底蔑んでいたな。あの〈汚らしい物を見る目〉で、私は何度絶頂に――ああああ、申し訳ございません、ご主人様! 私はご主人様の下僕! だのに他のメスにうつつを抜かして、本当に申し訳ございません!」
ぎりぎりと踏みつけられながら、彼は嬉しそうにメイドに謝罪した。死神ちゃんは〈付き合いきれない〉と言いたげに顔を歪めると、もう帰りたいと独り言ちた。
嫌々ながら、死神ちゃんは彼らに「何をしているところだったんだ」と尋ねた。すると、探しものをしているという回答を得た。
何でも、名に〈聖なる〉と冠しているにもかかわらず呪われているというアイテムがあるのだそうだ。それはクロークという僧侶や魔法使いが身に付ける衣服なのだそうだが、ひとたび身に着けるとまるで紐にでも縛り上げられたかのように身体が硬直してしまうという呪いがかけられているのだとか。
「実際に着用した者の話によると、裏地からするするとロープが伸びてきて亀甲縛りされるとか何とか。その締め付けが何とも素晴らしく、思わず身震いしてしまい動けなくなるほどなのだとか」
「それは麻痺とか石化の呪いがかかっているっていうだけなんじゃないのか」
「何でそんな夢のないことを言うのだね! 一般人には、たしかにただの〈呪われた装備〉でしかないかもしれん。しかし、我々の界隈ではそれは紛うことなく〈聖なる装備〉であると、真しやかに囁かれているのだ!」
「ていうか、それ、後衛職装備なんだろ? だったら、お前、着られないだろうが」
死神ちゃんがじっとりと目を細めると、彼は「転職も辞さない」と言って拳を握った。死神ちゃんは面倒臭そうに顔をしかめると、ハンと息をついて彼から視線を外した。
とにもかくにも、死神ちゃんは早く帰りたかった。この変態に、一秒でも長く付き合わされるのはご免だと心の底から思っていた。しかしながら、彼は死神ちゃんが「早く死んで」と声をかけるたびに、ご褒美を頂いたとでも言うかのような艶のある笑みを見せる。だから死神ちゃんは今にも泣きそうな表情を作ると、切々と訴えるように言った。
「生きて! 頼むから! 絶対に死なないで!」
すると、どうだろう。M奴隷な彼は、たとえ戦闘で傷ついても回復魔法を使用しなくなった。自分の存在を貶められ、否定されることで快感を得ていた彼は〈生きて〉という肯定の言葉に反発心を抱いたのか、彼は死に瀕することでバランスを保とうとしたのだ。
その様子を見て、メイドは顔を青ざめさせ馬鹿だの何だのと彼を罵った。それは〈彼を心の底から心配してのこと〉だったのだが、彼にはいつも通りの〈ご褒美〉にしか聞こえなかったのだろう。彼は血の気のない顔を嬉しそうに綻ばせていた。
メイドの心配通り、彼は案の定そのまま散った。散り際、彼は〈これ、クセになりそう〉という感じの至福の笑みを浮かべていた。
死神ちゃんは降り積もるそれを表情もなく眺めながら、ポツリとこぼした。
「俺、正直、こんなにも〈虚しい〉と思ったことは無いんだが。――お前、そんな泣くくらいなら、もう少し自分に都合のいいように調教したら?」
**********
「……とまあ、そんなことがこの前あってさ」
「あー、私の転生前の部下にもいたなあ、そういう馬鹿。個々人の性癖に文句は言わないけど、周りに迷惑はかけるなっつーね」
顔をしかめながら、ケイティーがトリュフを口に放り込んだ。
先日、バレンタインだからということでサーシャがチョコを配り歩いた。そのお返しを兼ねて死神ちゃんも〈友チョコ〉を作ったので、ケイティーにそれを渡すべく死神ちゃんは〈第一〉にお邪魔していた。
ケイティーはもくもくと顎を動かしながら不思議そうに首を傾げた。
「これ、マッコイに手伝ってもらったの?」
「いいや、俺一人で作ったよ。俺、あいつほどじゃあないけど、一応料理は一通りできるし。――ほら、諜報員時代、目標に近づくために、料理ができたほうがいいこともあったから」
誰かさんの顔が頭をよぎったのだろう、ケイティーは虚ろな目をして口の端だけで笑うと呻くように嗚呼と言った。そして気を取り直すかのように、一転してうっとりとした表情を浮かべると、ほうと息をついた。
「それにしても、これ、本当に美味しい。可愛いのが作った美味しいチョコレート、至福……」
ケイティーの横にいたうさ吉は彼女の幸せそうな様子を見て嫉妬にぷるぷると震えると、死神ちゃんめがけて突進した。しかし死神ちゃんに到達する前に、うさ吉はケイティーに捕獲され頭を小突かれた。
「何であんたはそうやっていつもいつも小花に突っかかっていくんだよ」
「だってケイティーちゃん。この悪魔、もしかしたらチョコに毒を盛ってるかもしれないよ!?」
「んなわけないだろう」
目くじらを立てて、ケイティーは再びうさ吉に怒りの鉄拳を振り下ろした。ひどいよケイティーちゃん、と涙声で言いながらも、うさ吉は構ってもらえるのが嬉しいのか、とても幸せそうだった。死神ちゃんは呆れ眼でケイティー達を見つめると、溜め息まじりに言った。
「どこの女王様も、下僕の調教には苦慮しているんだな……」
「はあ!? ちょっと、小花、どういうことなのそれは!」
声を荒げるケイティーに肩を竦めて首を横に振ると、死神ちゃんは半笑いを浮かべて「お邪魔しました」と挨拶した。ペコリとお辞儀をしたあと、ヘッと薄ら笑いを浮かべながら去っていく死神ちゃんに文句を垂れたのもつかの間、ケイティーは「天狐ちゃんのところに行くなら私も!」と言って慌てて死神ちゃんを追いかけたのだった。
――――下僕であれ部下であれペットであれ。対象が何であれ、〈しつけ〉というものは難しいDEATHよね。
「ほら、早くしないと宝箱が消えちまうよ! 本当にお前は愚図だね! とっとと宝箱をお開け!」
「そうは言っても、私は君主だからな。そう易々と解錠はできんのだ。爆発でもして、主人が傷を負ったら事だろう。ここは使用人のお前が――」
「誰が口答えをしても良いと言った! ダンジョン内ではどちらが主人なのか、忘れたとでも言うのかい!? 本当に愚図で馬鹿だね! そんな出来損ないはお仕置きだよ!」
乾いた革の弾けるような音とともに、男性君主の嬌声が辺りにこだました。死神ちゃんは盛大に溜め息をつくと、とぼとぼと彼らのもとへと歩み寄った。すると、死神ちゃんの姿に驚いた君主が、手元を狂わせて宝箱の罠を発動させてしまった。
小さな爆発が起きた。幸い、君主達の負った怪我はほんの少しで済んだのだが、しかしながら宝箱の中身もほんの少しだけとなってしまった。落胆した使用人が溜め息を漏らすと、宝箱前に膝をついていた君主はしょげた顔を彼女に向けた。
「いやだって、目の前に死神が現れたから――」
「言い訳をお言いでないよ。これはきついお仕置きが必要だね。――そうだ、愚図、お前、その死神にとり憑かれなさい。〈消滅の恐怖に晒され続ける〉なんていう過剰なストレス、お前にとっては最高のご褒美だろう?」
「あああ、そんな!」
硬いブーツのかかとでぎりぎりと踏みつけられながら、無様に地べたを這いつくばった君主が嬉しそうに相好を崩した。死神ちゃんが心底嫌そうな顔をしてメイドを見上げると、彼女はにっこりと微笑んで〈君主にとり憑くように〉と促すかのように小首を傾げた。
死神ちゃんは嫌々ながら君主に手を伸ばした。しかし、嬉しそうに身悶える君主の気持ち悪さに、死神ちゃんは一旦手を引っ込めた。だが、それも彼にとっては〈ご褒美〉に感じるらしく、彼は甘い吐息の混ざった声で「焦らさないで」と漏らした。死神ちゃんは嫌悪を露わにすると、彼の額を勢い良く引っ叩いた。
嬌声を上げてビクビクと痙攣する彼を、死神ちゃんは生ごみを見るような目で見つめた。すると、メイドが嬉しそうに笑いながら言った。
「こいつ、本当に気持ちが悪いわよね。ほら、あなたにとり憑かれて、こんなにも悦んでいるわ。本当に気持ちが悪い!」
言いながら、彼女は主を蹴飛ばした。主であるはずの彼は、使用人であるはずの彼女の脚に纏わりつきながら「ご主人様、もっと」と切なげに瞳を潤ませた。
貴族の三男坊であるドMな彼は、使用人が冒険者職として実装されたことにより、晴れてお気に入りのメイドを堂々と連れてダンジョン探索が行えるようになった。その様は心底無様で気持ちが悪いと、彼の縁談相手である〈お嬢様〉から死神ちゃんは事前に聞いてはいた。しかしながら、こうもドMをこじらせて悪化させているとは、さすがの死神ちゃんも思ってはいなかった。
「お前、親や他の使用人の目がないからって、羽目を外し過ぎだろう。親の耳にでも入ったらどうするんだ? この前、お前のその酷い有様をお前の縁談相手が目撃したと言っていたんだが」
「ああ、彼女、私のことを心底蔑んでいたな。あの〈汚らしい物を見る目〉で、私は何度絶頂に――ああああ、申し訳ございません、ご主人様! 私はご主人様の下僕! だのに他のメスにうつつを抜かして、本当に申し訳ございません!」
ぎりぎりと踏みつけられながら、彼は嬉しそうにメイドに謝罪した。死神ちゃんは〈付き合いきれない〉と言いたげに顔を歪めると、もう帰りたいと独り言ちた。
嫌々ながら、死神ちゃんは彼らに「何をしているところだったんだ」と尋ねた。すると、探しものをしているという回答を得た。
何でも、名に〈聖なる〉と冠しているにもかかわらず呪われているというアイテムがあるのだそうだ。それはクロークという僧侶や魔法使いが身に付ける衣服なのだそうだが、ひとたび身に着けるとまるで紐にでも縛り上げられたかのように身体が硬直してしまうという呪いがかけられているのだとか。
「実際に着用した者の話によると、裏地からするするとロープが伸びてきて亀甲縛りされるとか何とか。その締め付けが何とも素晴らしく、思わず身震いしてしまい動けなくなるほどなのだとか」
「それは麻痺とか石化の呪いがかかっているっていうだけなんじゃないのか」
「何でそんな夢のないことを言うのだね! 一般人には、たしかにただの〈呪われた装備〉でしかないかもしれん。しかし、我々の界隈ではそれは紛うことなく〈聖なる装備〉であると、真しやかに囁かれているのだ!」
「ていうか、それ、後衛職装備なんだろ? だったら、お前、着られないだろうが」
死神ちゃんがじっとりと目を細めると、彼は「転職も辞さない」と言って拳を握った。死神ちゃんは面倒臭そうに顔をしかめると、ハンと息をついて彼から視線を外した。
とにもかくにも、死神ちゃんは早く帰りたかった。この変態に、一秒でも長く付き合わされるのはご免だと心の底から思っていた。しかしながら、彼は死神ちゃんが「早く死んで」と声をかけるたびに、ご褒美を頂いたとでも言うかのような艶のある笑みを見せる。だから死神ちゃんは今にも泣きそうな表情を作ると、切々と訴えるように言った。
「生きて! 頼むから! 絶対に死なないで!」
すると、どうだろう。M奴隷な彼は、たとえ戦闘で傷ついても回復魔法を使用しなくなった。自分の存在を貶められ、否定されることで快感を得ていた彼は〈生きて〉という肯定の言葉に反発心を抱いたのか、彼は死に瀕することでバランスを保とうとしたのだ。
その様子を見て、メイドは顔を青ざめさせ馬鹿だの何だのと彼を罵った。それは〈彼を心の底から心配してのこと〉だったのだが、彼にはいつも通りの〈ご褒美〉にしか聞こえなかったのだろう。彼は血の気のない顔を嬉しそうに綻ばせていた。
メイドの心配通り、彼は案の定そのまま散った。散り際、彼は〈これ、クセになりそう〉という感じの至福の笑みを浮かべていた。
死神ちゃんは降り積もるそれを表情もなく眺めながら、ポツリとこぼした。
「俺、正直、こんなにも〈虚しい〉と思ったことは無いんだが。――お前、そんな泣くくらいなら、もう少し自分に都合のいいように調教したら?」
**********
「……とまあ、そんなことがこの前あってさ」
「あー、私の転生前の部下にもいたなあ、そういう馬鹿。個々人の性癖に文句は言わないけど、周りに迷惑はかけるなっつーね」
顔をしかめながら、ケイティーがトリュフを口に放り込んだ。
先日、バレンタインだからということでサーシャがチョコを配り歩いた。そのお返しを兼ねて死神ちゃんも〈友チョコ〉を作ったので、ケイティーにそれを渡すべく死神ちゃんは〈第一〉にお邪魔していた。
ケイティーはもくもくと顎を動かしながら不思議そうに首を傾げた。
「これ、マッコイに手伝ってもらったの?」
「いいや、俺一人で作ったよ。俺、あいつほどじゃあないけど、一応料理は一通りできるし。――ほら、諜報員時代、目標に近づくために、料理ができたほうがいいこともあったから」
誰かさんの顔が頭をよぎったのだろう、ケイティーは虚ろな目をして口の端だけで笑うと呻くように嗚呼と言った。そして気を取り直すかのように、一転してうっとりとした表情を浮かべると、ほうと息をついた。
「それにしても、これ、本当に美味しい。可愛いのが作った美味しいチョコレート、至福……」
ケイティーの横にいたうさ吉は彼女の幸せそうな様子を見て嫉妬にぷるぷると震えると、死神ちゃんめがけて突進した。しかし死神ちゃんに到達する前に、うさ吉はケイティーに捕獲され頭を小突かれた。
「何であんたはそうやっていつもいつも小花に突っかかっていくんだよ」
「だってケイティーちゃん。この悪魔、もしかしたらチョコに毒を盛ってるかもしれないよ!?」
「んなわけないだろう」
目くじらを立てて、ケイティーは再びうさ吉に怒りの鉄拳を振り下ろした。ひどいよケイティーちゃん、と涙声で言いながらも、うさ吉は構ってもらえるのが嬉しいのか、とても幸せそうだった。死神ちゃんは呆れ眼でケイティー達を見つめると、溜め息まじりに言った。
「どこの女王様も、下僕の調教には苦慮しているんだな……」
「はあ!? ちょっと、小花、どういうことなのそれは!」
声を荒げるケイティーに肩を竦めて首を横に振ると、死神ちゃんは半笑いを浮かべて「お邪魔しました」と挨拶した。ペコリとお辞儀をしたあと、ヘッと薄ら笑いを浮かべながら去っていく死神ちゃんに文句を垂れたのもつかの間、ケイティーは「天狐ちゃんのところに行くなら私も!」と言って慌てて死神ちゃんを追いかけたのだった。
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