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* 死神生活ニ年目 *
第202話 死神ちゃんとばあちゃん②
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死神ちゃんは小さな森にやって来た。少し拓けた場所の腰を掛けるのにちょうどよい切り株に、ご老人がちょこんと腰を掛けていた。彼女はちょうどおにぎりを頬張ろうとしているところだった。死神ちゃんが物陰から様子を窺っていると、ご老人の体がおにぎりを口に含んだ途端に盛り過ぎマッチョ体に変化した。
思わず死神ちゃんが声を上げると、それに気がついたご老人が明るい笑顔で手招きしてきた。
「あらあら、お嬢ちゃん。久しぶりだねえ。ほら、こっちにおいで。干し柿でもあげようかえ? それとも、りんごを剥こうかい?」
「いやいやいや、ばあちゃん! 体に変化が起きたこと、気にならないのかよ!?」
「え? ――ああ、おもしろいと思うよ。ダンジョンの中でこんなできたてホヤホヤのおにぎりが食べられるってだけでもありがたいのに、なんだかとても魅力的になっちまうんだから」
朗らかに笑うご老人――孫のたかしに会いたくて、死体回収業を行いながらダンジョンを徘徊しているばあちゃんに、死神ちゃんは頬を引きつらせた。そんな死神ちゃんのことなどお構いなしに、ばあちゃんはポーチの中から干し柿を取り出した。
「さ、お食べ。ばあちゃんの手作りだ。たかしも、この干し柿が大好きでねえ」
「そうだ、ばあちゃん! もう、たかしに会えたか!?」
死神ちゃんは干し柿を受け取りながら、ばあちゃんを必死に見つめた。しかしばあちゃんは問いかけに答えること無く、ゆっくりとお茶をすすった。そしてひと息つくと、「それがねえ」と言って嬉しそうに頬を緩ませた。
「ついこの前、もしかしたらたかしから手紙が来ているかもと思って、一度村に帰ったんだ。そしたら、思っていた通り、手紙が来ていたんだよ! まだまだ、ばあちゃんの〈女の勘〉は健在なんだねえ。女として、枯れていないってことは良いことだ」
「ああ、うん。そりゃあ〈めんこい、若い男子〉に抱きつきまくってたら、女性ホルモンもドバドバだろうな」
「ホルモン? 何だい、急にお肉の話なんてして」
死神ちゃんが困ったように苦笑いを浮かべると、ばあちゃんは気を取り直して手紙の内容について話しだした。それによると、たかしは現在ダンジョンを四階まで攻略していて、とても順調にお金も稼げているという。そして〈もうすぐ、まとまった仕送りを送るから楽しみにしていて欲しい〉との言葉を添えて、ダンジョンで手に入れた品を送ってきたそうだ。
「これがそうだよ。指を通す穴が四つもある指輪だなんて、おもしろいねえ。たかしからの初めてのプレゼントだからね、ばあちゃん、とても嬉しくて。肌身離さず持ち歩いているんだよ」
思わず、死神ちゃんは口をあんぐりとさせた。それはどう見ても、先日たかしが二階で死にそうになりながら入手したメリケンサックだった。そしてさらに、たかしが凄まじく話を盛って手紙を書いていたことにも驚いた。
彼はつい一ヶ月前、簡単な算数の問題が解けずに二階で足止めを食らっていた。それが急に解けて先に進めるようになったとは考えづらいし、仮に下階に降りることができたとしても、友人のサポート有りでも二階で死にかけているような彼が四階で活躍できるはずがない。――死神ちゃんは、とてもモヤモヤとした気持ちを抱えた。真実を告げれば、ばあちゃんを悲しませることになり、たかしの〈ばあちゃんを安心させたい〉という思いをへし折ることにもなる。もしかしたら、それだけでは済まず、信じてもらえずに嘘つき呼ばわりされてしまうかもしれない。
死神ちゃんが額に汗を浮かせて挙動不審気味におろおろとしていると、ばあちゃんは不思議そうに首を傾げた。しかし、彼女はそのまま自分の話を続けた。
「実はついこの前、ばあちゃんも似たようなもんを拾ったんだ。――ほら、金ピカで綺麗な石がゴテゴテとついているんだよ。でも、こっちじゃあなくて、たかしからもらったものを使っているよ。やっぱり、孫からのプレゼントに勝るものはないからねえ」
死神ちゃんは、ポーチから取り出された豪華なメリケンサックを見てぎょっとした。ばあちゃんが言う〈綺麗な石〉というのは明らかに宝石の類で、売りに出せば当分生活には困らなそうな代物だった。
「俺、思うんですけど、ばあちゃんはたかしよりも冒険者に向いていると思うんです。むしろ、すでに一財産築いていますよね……」
死神ちゃんはやっとの思いで、くぐもり声でそう言った。するとばあちゃんは「そんなわけ無いだろう」と言って笑い飛ばした。
気を取り直して、死神ちゃんはばあちゃんに〈本日の目的〉について尋ねた。どうやら、たかしは手紙に住み込み先を書かなかったらしい。ばあちゃんはアルバイトが働いていそうな店を訪ね歩いたそうなのだが、たかしを見つけることができなかったそうで、〈では、たかしが活動中だという四階をメインに探索を続けよう〉と思ったのだという。
「手紙をもらって〈元気にしている〉ということは分かったけれども、せっかくばあちゃんも〈冒険者でびゅー〉したからね。たかしを驚かせようと思ってねえ」
「絶対、驚くと思います……」
死神ちゃんはそう答えて、ばあちゃんを頭から足の先まで舐めるように見た。彼女は全身、金をかけて性能の高い装備を整えていた。むしろ、前回会ったときよりも装備の質が向上していた。つまり、ばあちゃんはダンジョン探索と死体回収業で稼いだ金で、しっかりと装備を整えているのだ。もちろん、それらは今のたかしではローンでも組まねば入手が不可能な代物ばかりだった。――死神ちゃんが固まる頬をなんとか持ち上げて控えめに笑うと、ばあちゃんは嬉しそうに「そうかえ」と言って微笑み返した。
ばあちゃんは休憩を終えると、森の中を探索して回った。まるで絵本の中から飛び出してきたようなファンシーな光景に、彼女は「昔、たかしに読んでやったねえ」と言いながら目尻を下げた。そして、懐古に満ちた温かみのある笑顔を浮かべたまま、遭遇したモンスターを出会い頭に即殺していた。
死神ちゃんはそんな強靭なばあちゃんの背中を見つめながら、ふとマンマのことを思い浮かべた。そして「どうして〈母〉というものを経験した者は、こんなにも恐ろしい生き物なんだろう」と心の中で呟きながら、心なしか身震いしたのだった。
しばらく森の中を見て回ったばあちゃんは、おもむろに立ち止まると、フウと大きく息をついた。たかしも死体も、どちらも影も形も見当たらなかったのだ。ばあちゃんは死神ちゃんを見下ろすと、帰ろうと言って微笑んだ。そして森の入口方面へと体を向けてすぐ、ばあちゃんは背後に気配を感じて勢い良く振り返った。――そこには、とても手強そうな大型のモンスターが静かに立っていた。
敵が一手を繰り出すのと同時に、ばあちゃんは臨戦態勢を取った。しかし、彼女は攻撃を避けきることができなかった。だが――
「おやまあ、あのおにぎり効果かねえ。ちっとも、痛くも痒くもないよ」
ばあちゃんは額に拳を受けていたが、びくともしていなかった。ばあちゃんはニヤリと笑うと、いまだ額に打ち添えられている敵の拳を払い除けた。瞬間、ばあちゃんの体は元のサイズに戻った。
「年寄りは頭の硬いのが多いからねえ。あのくらい、大したことないねえ」
「それ、意味が違うだろう!」
「いやだよう、ただの冗談じゃあないか」
思わず死神ちゃんがツッコミを入れると、ばあちゃんはカラカラと笑いながら敵の攻撃を身軽に避けた。そしてばあちゃんは敵の懐に飛び込んでいくと、気合いの篭った一発をお見舞した。
地鳴りのような音を立てて倒れ伏した敵を見下ろしながら、ばあちゃんはフンと鼻を鳴らした。
「まったく、年寄りは大切にしなさいと、親に習わなかったのかい?」
やれやれと言いたげに肩を竦めたばあちゃんは、モンスターの残したアイテム袋を拾い上げた。中には、指輪がひとつ入っていた。ばあちゃんは目を輝かせると、まるで乙女のような笑みを浮かべてうっとりとした声で言った。
「おやおやおや! これは〈すうぃ~とてんだいやもんど〉というヤツじゃないかい!? あの人が長生きしていたら、あたしもこういうのをもらえたんだろうかねえ。でも、貴族様でもなきゃあ買えない代物だからねえ。まさか、この年になってそんなすごいもんを手に入れるだなんて」
「ばあちゃん、絶対にもう一財産築いてるよ、やっぱり……」
死神ちゃんが唖然としてそう言うと、ばあちゃんは再び「そんなわけ無いだろう」と言ってカラカラと笑ったのだった。
――――なお、今回もこの孫と祖母はニアミスしたそうで、死神ちゃんは「気づいて!」と心の中で叫びながら地団駄を踏んだそうDEATH。
思わず死神ちゃんが声を上げると、それに気がついたご老人が明るい笑顔で手招きしてきた。
「あらあら、お嬢ちゃん。久しぶりだねえ。ほら、こっちにおいで。干し柿でもあげようかえ? それとも、りんごを剥こうかい?」
「いやいやいや、ばあちゃん! 体に変化が起きたこと、気にならないのかよ!?」
「え? ――ああ、おもしろいと思うよ。ダンジョンの中でこんなできたてホヤホヤのおにぎりが食べられるってだけでもありがたいのに、なんだかとても魅力的になっちまうんだから」
朗らかに笑うご老人――孫のたかしに会いたくて、死体回収業を行いながらダンジョンを徘徊しているばあちゃんに、死神ちゃんは頬を引きつらせた。そんな死神ちゃんのことなどお構いなしに、ばあちゃんはポーチの中から干し柿を取り出した。
「さ、お食べ。ばあちゃんの手作りだ。たかしも、この干し柿が大好きでねえ」
「そうだ、ばあちゃん! もう、たかしに会えたか!?」
死神ちゃんは干し柿を受け取りながら、ばあちゃんを必死に見つめた。しかしばあちゃんは問いかけに答えること無く、ゆっくりとお茶をすすった。そしてひと息つくと、「それがねえ」と言って嬉しそうに頬を緩ませた。
「ついこの前、もしかしたらたかしから手紙が来ているかもと思って、一度村に帰ったんだ。そしたら、思っていた通り、手紙が来ていたんだよ! まだまだ、ばあちゃんの〈女の勘〉は健在なんだねえ。女として、枯れていないってことは良いことだ」
「ああ、うん。そりゃあ〈めんこい、若い男子〉に抱きつきまくってたら、女性ホルモンもドバドバだろうな」
「ホルモン? 何だい、急にお肉の話なんてして」
死神ちゃんが困ったように苦笑いを浮かべると、ばあちゃんは気を取り直して手紙の内容について話しだした。それによると、たかしは現在ダンジョンを四階まで攻略していて、とても順調にお金も稼げているという。そして〈もうすぐ、まとまった仕送りを送るから楽しみにしていて欲しい〉との言葉を添えて、ダンジョンで手に入れた品を送ってきたそうだ。
「これがそうだよ。指を通す穴が四つもある指輪だなんて、おもしろいねえ。たかしからの初めてのプレゼントだからね、ばあちゃん、とても嬉しくて。肌身離さず持ち歩いているんだよ」
思わず、死神ちゃんは口をあんぐりとさせた。それはどう見ても、先日たかしが二階で死にそうになりながら入手したメリケンサックだった。そしてさらに、たかしが凄まじく話を盛って手紙を書いていたことにも驚いた。
彼はつい一ヶ月前、簡単な算数の問題が解けずに二階で足止めを食らっていた。それが急に解けて先に進めるようになったとは考えづらいし、仮に下階に降りることができたとしても、友人のサポート有りでも二階で死にかけているような彼が四階で活躍できるはずがない。――死神ちゃんは、とてもモヤモヤとした気持ちを抱えた。真実を告げれば、ばあちゃんを悲しませることになり、たかしの〈ばあちゃんを安心させたい〉という思いをへし折ることにもなる。もしかしたら、それだけでは済まず、信じてもらえずに嘘つき呼ばわりされてしまうかもしれない。
死神ちゃんが額に汗を浮かせて挙動不審気味におろおろとしていると、ばあちゃんは不思議そうに首を傾げた。しかし、彼女はそのまま自分の話を続けた。
「実はついこの前、ばあちゃんも似たようなもんを拾ったんだ。――ほら、金ピカで綺麗な石がゴテゴテとついているんだよ。でも、こっちじゃあなくて、たかしからもらったものを使っているよ。やっぱり、孫からのプレゼントに勝るものはないからねえ」
死神ちゃんは、ポーチから取り出された豪華なメリケンサックを見てぎょっとした。ばあちゃんが言う〈綺麗な石〉というのは明らかに宝石の類で、売りに出せば当分生活には困らなそうな代物だった。
「俺、思うんですけど、ばあちゃんはたかしよりも冒険者に向いていると思うんです。むしろ、すでに一財産築いていますよね……」
死神ちゃんはやっとの思いで、くぐもり声でそう言った。するとばあちゃんは「そんなわけ無いだろう」と言って笑い飛ばした。
気を取り直して、死神ちゃんはばあちゃんに〈本日の目的〉について尋ねた。どうやら、たかしは手紙に住み込み先を書かなかったらしい。ばあちゃんはアルバイトが働いていそうな店を訪ね歩いたそうなのだが、たかしを見つけることができなかったそうで、〈では、たかしが活動中だという四階をメインに探索を続けよう〉と思ったのだという。
「手紙をもらって〈元気にしている〉ということは分かったけれども、せっかくばあちゃんも〈冒険者でびゅー〉したからね。たかしを驚かせようと思ってねえ」
「絶対、驚くと思います……」
死神ちゃんはそう答えて、ばあちゃんを頭から足の先まで舐めるように見た。彼女は全身、金をかけて性能の高い装備を整えていた。むしろ、前回会ったときよりも装備の質が向上していた。つまり、ばあちゃんはダンジョン探索と死体回収業で稼いだ金で、しっかりと装備を整えているのだ。もちろん、それらは今のたかしではローンでも組まねば入手が不可能な代物ばかりだった。――死神ちゃんが固まる頬をなんとか持ち上げて控えめに笑うと、ばあちゃんは嬉しそうに「そうかえ」と言って微笑み返した。
ばあちゃんは休憩を終えると、森の中を探索して回った。まるで絵本の中から飛び出してきたようなファンシーな光景に、彼女は「昔、たかしに読んでやったねえ」と言いながら目尻を下げた。そして、懐古に満ちた温かみのある笑顔を浮かべたまま、遭遇したモンスターを出会い頭に即殺していた。
死神ちゃんはそんな強靭なばあちゃんの背中を見つめながら、ふとマンマのことを思い浮かべた。そして「どうして〈母〉というものを経験した者は、こんなにも恐ろしい生き物なんだろう」と心の中で呟きながら、心なしか身震いしたのだった。
しばらく森の中を見て回ったばあちゃんは、おもむろに立ち止まると、フウと大きく息をついた。たかしも死体も、どちらも影も形も見当たらなかったのだ。ばあちゃんは死神ちゃんを見下ろすと、帰ろうと言って微笑んだ。そして森の入口方面へと体を向けてすぐ、ばあちゃんは背後に気配を感じて勢い良く振り返った。――そこには、とても手強そうな大型のモンスターが静かに立っていた。
敵が一手を繰り出すのと同時に、ばあちゃんは臨戦態勢を取った。しかし、彼女は攻撃を避けきることができなかった。だが――
「おやまあ、あのおにぎり効果かねえ。ちっとも、痛くも痒くもないよ」
ばあちゃんは額に拳を受けていたが、びくともしていなかった。ばあちゃんはニヤリと笑うと、いまだ額に打ち添えられている敵の拳を払い除けた。瞬間、ばあちゃんの体は元のサイズに戻った。
「年寄りは頭の硬いのが多いからねえ。あのくらい、大したことないねえ」
「それ、意味が違うだろう!」
「いやだよう、ただの冗談じゃあないか」
思わず死神ちゃんがツッコミを入れると、ばあちゃんはカラカラと笑いながら敵の攻撃を身軽に避けた。そしてばあちゃんは敵の懐に飛び込んでいくと、気合いの篭った一発をお見舞した。
地鳴りのような音を立てて倒れ伏した敵を見下ろしながら、ばあちゃんはフンと鼻を鳴らした。
「まったく、年寄りは大切にしなさいと、親に習わなかったのかい?」
やれやれと言いたげに肩を竦めたばあちゃんは、モンスターの残したアイテム袋を拾い上げた。中には、指輪がひとつ入っていた。ばあちゃんは目を輝かせると、まるで乙女のような笑みを浮かべてうっとりとした声で言った。
「おやおやおや! これは〈すうぃ~とてんだいやもんど〉というヤツじゃないかい!? あの人が長生きしていたら、あたしもこういうのをもらえたんだろうかねえ。でも、貴族様でもなきゃあ買えない代物だからねえ。まさか、この年になってそんなすごいもんを手に入れるだなんて」
「ばあちゃん、絶対にもう一財産築いてるよ、やっぱり……」
死神ちゃんが唖然としてそう言うと、ばあちゃんは再び「そんなわけ無いだろう」と言ってカラカラと笑ったのだった。
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