【連載】リサイクルは異世界で?転生したら捨てられた悪役令嬢でしたが、そもそも価値が分からない男は不要です

Nekoyama

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過去編_新生キララ

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目の前の透明のスクリーンにいろんな文字が流れていった。

(融合、スキル、最適化、適応、精神安定とか、無事にキララとわたくしと同化したみたいですわ。)

どうやら、キララの精神が幼かったことから、綺羅の人格がかなり強く現れてしまっている。


◆◆

綺羅は、私は、地球で生きていた頃は、いわゆる陰キャ系OLだった。が、それは表の顔。

株式トレードで時価総額10億円を超える資産を持つ隠れ富豪でもあった。

子供の頃の家庭環境が悪くて、

親は仕事もろくにしないくせに、子供にお金をせびる毒親だった。

大学受験のためのバイトして貯めたお金をパチンコに使われた日には、人生の理不尽さを泣いたっけ。

あんなにお金を貯めたのに、この世界に来てしまうなんて、またまたなんて理不尽。

でも、こんな私だからこそ、キララを幸せにすることができるのかもしれない。

これからはこの子を最高に幸せにすることに全力を尽くすわよ!!

◆◆

私の意識の中で転生処理が行われ、意識を失っていたころ、家族が暴走していたらしい。

まずこの食中毒事件の主犯格の侍女、本人だけでなく生家である子爵家の皆様ごとこの国から消えたそうな。

お父様が笑顔でおっしゃっておりました。

次に、実行犯であった複数人の従者、侍女たち。

お母様の自白魔法できちんと特定されたけれど、自白魔法の精神干渉作用が強すぎて、

元の生活は難しくなってしまったそうですの。

お母様がご自宅まで本人とその犯罪の記録をお届けになったとか。

怖すぎません?

さらに、家中の使用人。

何もしていないけれどただ見ていただけの人も同じく悪いと、長男のエヴァンお兄様が両親に直訴。

それが認められてほとんどの使用人が、紹介状なしで解雇されたそうなのですわ。

気持ちはありがたいですければ、

この脳筋家族、明日から使用人なしでどうやって暮らしていくつもりですの!?


◆◆

あの頃から5年間、私は頑張ってきましたわ。

10歳の頃には、マネフォード公爵家を立て直すために、

まず私は家族の生活、我が家の事業の運営体制を立て直していきましたわ。

どうやってですって?

それはあちこちから我が家の事業が滞っているとのお手紙が届いたので、

数字が得意な私が対応していたらそうなってしまいましたの。

我が家の執務を担当していた者の多くは例の事件で追放されてしまっていて、

家族はというと皆さん脳筋。

私しか書類仕事への適性がありませんでしたの。

仕方なく対応していたら、次々に見つかる横領の記録。

追放された家令だけではなく、多くの使用人が、いろいろなところでお金を抜いていたことが発覚してしまい。

「Gは1匹いたら100匹いると思え」とおっしゃっていた前世のことわざのように、出るわ、出るわでしたわ。

うちの家族が代々脳筋であることを理由に、悪い虫がたくさん巣くっていたようで。

もちろん一掃しましたけれど。

どれほど苦労してきたことでしょう。
思い出したくもないほど、過酷な日々でしたわ。私、まだ子供でしたのに。
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